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函館~大阪まで一気に! フルムーンパスの旅~08




2日目
新函館北斗→(09:31) 東京(14:04) はやぶさ16号 グリーン車
東京(14:33)→新大阪(17:26) ひかり517号 グリーン車



フルムーンパスの旅、2日目となる函館です。

夜中、ものすごい音で目が覚めます。雷です。おそらく、つい近所に落ちたのでしょう。しかし、東京あたりで聞く雷の音と違い、音が反響せずに、拡散していくためか、とても乾いた音がします。しかも、その音の大きさたるや、思わず地球の終わりかと錯覚して飛び起きました。

が、アルコールの力は偉大です。それにもかかわらず再び爆睡。次に目が覚めたのは午前7時ごろでした。KAY1は先に一足先に起きてお風呂に向かいます。中国の方お二人が先客。「おはようございます!」と挨拶するとあちらも何やら中国語で返してくれたそうで、短い国際交流を楽しみます。

食事はビュッフェスタイル。広大な体育館のようなホールですが、窓の外には駒ヶ岳。幸い、夜に降った雨も止み、頂上こそ望めませんが、その雄大な山体は眺めることができました。

また、入口にはコーヒーマシンが置いてあり、紙コップに入れて、お部屋に持ち帰ることもできます。我々のような珈琲飲みにはとても良いサービスですね!


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お部屋からの眺めはまさに北海道の大自然!


部屋に帰り、荷造り。そして、起き出してきたKAY2が食事。そして、二人でフロントに向かい精算します。

ホテルの前にやってきた新函館北斗に向かう大沼交通のバス、今回は完全貸し切りでした。

駅に到着したら、まず弁当確保。今日はグランクラスではなくグリーン車です。本来のフルムーンパスの利用法。ですから、自分たちで食事を確保する必要があります。向かったのは昨日「あたり」をつけておいた「BENTO CAFE 41°GARDEN」です。平熱36.4°のKAY2にはちょっと熱すぎるサービスですが(シツコイ?(笑))、豚丼、ウニ&イクラ丼、それにサラダのセットを一つの箱に入れてもらいます。笑顔のないスタッフさんですが、こちらからボケをかまながら話しかけると、やがて素敵な笑顔に。こちらもプリンスホテル仕様(!)のようです。(^^;)

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これが新幹線

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そして、これが掃除機


駅の構内を掃除しているおばちゃん、床を磨く大きな機械にも北海道新幹線の配色が…。おもわずカメラを向けると、大サービスで、身体が写らないようにと、後ずさり。「あ、ありがとうございます!」と思わずこちらでもお話ししてしまいます。

ホームのサッポロ寄りから先を眺めると、線路が途中でとぎれて行き止まり。この先を旅するときはいつになるのかなぁ…などと感慨に耽ります。

列車は始発ということで、09:31発車の20分前には乗り込めます。東京の時のような、出発時のあわただしさがないのはありがたいですね。昨日は大枚はたいてのグランクラスでしたが、今日はグリーン車。さすがにファーストクラスのような座席ではありませんが、それでも、足はシッカリと伸ばせて、十分な空間です。自由にグリーンが使えるフルムーンパスのありがたさです。

まずは読書。しばらく読みたくても仕事が忙しくてつんどくになっていた本を旅行前、一気に自炊して電子書籍化したので、iPad miniで読み始めます。食堂のおばちゃんで有名な山口恵似子さんの「おばちゃん街道」は傑作。なんだか元気が出てくる本です。

読み終えたところで、本日も昼前からお酒。車内販売で「とれたてホップ」と、モンデの白ワインを購入。このワイン、こちらはカップもついており便利ですねぇ。甲州のきりっとしたワインです。そして、先ほど買い込んだ弁当の登場!

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お弁当、美味しかった!


これがね…、すごくおいしいのです!

ポテトサラダが大人の味付けでお酒が進みますねぇ。そして、贅沢なイクラとウニの寿司ですが、ゆずの香りが高く、これまたおいしい!

これ、今後も新函館北斗を利用するのであれば「リピあり」ですね!こうして、気に入った弁当を食べていれば案外、食事が決まっているグランクラスよりも、むしろグリーン車や普通車の方が楽しいかもしれません。そう、食事を選べる楽しさも旅行においては大きいのです。

それと、一つ気づいたのですが、車内販売でビールを買い求める際のポイント。北海道新幹線直通の東北新幹線、時間あたりの本数が少ないこともあり、結構な混雑です。車内販売の需要も高いのでしょう、いったん、10号車のベースを出たら1号車まで行き、再びグリーン車に戻ってくるまでに相当な時間がかかります。するとビールなどは冷えが悪くなってきます。したがって、ビールを買い求めるのは、まずベースを出た直後にした方が良いようです。

あと、盛岡で連結のために停車時間が結構あります。その時にホームの売店で買い求めるというのも。売店、ホームに数カ所にあるので、便利です。もちろん、グリーン車のすぐそばにも。

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車窓からの眺めは飽きることがありません…。


車窓は紅葉の山並みが広がります。気づくともうすでに東北を通り抜け、関東に。

そして地下トンネルに入り、上野、東京終点と、4時間半にわたる旅の前半は今回もあっという間です。14:04到着。いったん改札を出ます。フルムーンパス、必ず有人の改札を出なければならないのだけは面倒です。時間に余裕をもって行動するようにしましょうね。

グランスタでさらにお酒のつまみを…。今度は「鳥麻」で高級な地鶏を3本買い求めます。これだけでさきほどの弁当に匹敵するお値段ですから、これまた超贅沢なおつまみ。そして、お酒は、先日場所を移動した「長谷川酒店」で、缶のスパークリングとハーフのピノノワール。これで次の車内飲み会も完璧です!

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このところ「のぞみ」ばかりで、
「ひかり」に乗るのは久し振り!


東海道新幹線は「のぞみ号」が使えないというルールがありますから、「ひかり号」です。新大阪までのひかり、本数が少ないので、時間や行動がやや制限されます。さらに、停車駅が多く、時間もかかります。それでもまぁ、何と言ってもグリーン車利用ですから。より長い時間乗っていたいという我々にとっては好都合。ちなみに、名古屋から先はすべての駅に止まります。

14:33発車。北海道、東北新幹線に比べると、随分と振動を感じます。さすがに半世紀以上もたつ路線ですから。歴史ですね…。

そして乗り込むと、安心感が。帰省にもよく使う東海道新幹線はホームグランドという雰囲気です。やっぱりそれにくらべると東北、北海道新幹線はKAYSにとってはまだまだアウェー感がありました。

再び読書&お酒ざんまい。空も暗くなり始めます。

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超高級な焼き鳥と安いスパークリングのマリアージュ。


新大阪駅には17:26到着です。ホームからエスカレーターで降りるお客さんの列。右側に立って並んでいる姿を見て、大阪に来たなぁ…と実感します。

ところで新幹線、通路を挟んだ隣は、中年のカップルでした。スラリとした長身できりっとした顔立ちの美人女性と、竹中直人風の男性。男性は英語の論文を読み込んだりしています。会話は少な目。長年つれそった夫婦なのかなぁ…と思っていたのですが、なんと、京都に到着すると、わざわざ二人で車両の別方向の出口から降りていきます。ふーむ、不倫カップル?そういえば、東京から京都の移動で「のぞみ」ではなく、あえて「ひかり」というのもアヤシイかも。学会かなにかで、京都に行き、そこに不倫の相手を連れていった。で、当然、京都では仲間などもいる可能性があるので、あえて、分かれて出て行った…と、こんな筋書きが浮かんできます。KAYSの二人はあーでもない、こーでもないと、どんどんストーリーを膨らませていきます。人を見るだけでも、色々なドラマが想像できて楽しいですよね。だから、旅行はやめられないのです。

さて、今回、宿に選んだのは新大阪駅直結の「レム新大阪」です。駅の改札を出てすぐ。雨に濡れずに駅と行き来できる直結の便利な宿で、我々の昨年の大阪旅行でも利用しました。人気があるらしく、今回、数ヶ月前の予約でしたがその時点ですでに金曜日だけは満室。旅行が決まったら、早めの予約が必要です。

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ホテルの外観です。新大阪駅直結!


コンパクトな機能的なデザインのお部屋は好き嫌いが分かれると思いますが、我々にとっては居心地がよくて、好みのホテルです。

荷解きをしたらすぐにまたエレベーターで駅に向かいます。実は、KAYSが大阪に来たときにはまず儀式のようにはしごするお店が、新大阪駅構内にあるのです。それは「だるま」と「赤白(コウハク)」。いずれも、過去の記事(こちら)をごらんの方はおなじみでしょう。串カツ「だるま」は新世界の人気店。それが数年前に新大阪の改札内にできて人気。さらに、昨年、新大阪駅の飲食街にももう1店舗進出したのです。ここでビールと串カツはマスト。そして、「赤白」はワインの立ち飲み屋さん。グラスワインが豊富な種類あり、しかも、立ち飲みとはいうにはもったいない料理も出てきます。梅田のホワイティのお店ですが、こちらにも昨年開店。店舗の数も次第に増えてきているようです。

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そして、いつもの「だるま」に…。(笑)


「だるま」でビールを2杯とアツアツの串カツをはふはふ…。そして、「赤白」でワインを3杯と洋風おでんをいただき、さらにマックでチーズバーガーとナゲットをお持ち帰りでホテルに…。気がついたら、再び撃沈でした。あぁ、毎日同じ終わり方だ…。(笑)









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来たぞ、北海道! フルムーンパスの旅~07

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こちらが現在の終点、新函館北斗駅です。


フルムーンパスの旅、1日目の続きです。

酔っぱらって爆睡しているあいだにあっけなく着いてしまった新函館北斗です。

宿泊する予定のプリンスホテル、ウェルカムカウンターが駅構内にあります。そして、そこでバスのチケットが購入できますから、あらかじめ買っておき、ゆっくりと駅の構内を散歩します。

明日の上りの新幹線はさすがにグランクラスではないので、食事は車内販売か、事前に駅で弁当を購入することになります。そこで下調べとして弁当を物色。新函館北斗の駅構内、残念ながら弁当売場が充実していないという評価がネットなどでは多いようです。改札内外に2カ所のKIOSKがあり、そこの小さな1画に弁当が。確かに幅広いセレクションというわけにはいきませんし、人が集中すれば、すぐに売り切れそうです。

が、実はもう1カ所、おしゃれな弁当屋さんが構内2階に。「BENTO CAFE 41° GARDEN」というお店です。カフェスタイルで、店内で食べることもできますし、持ち帰りも。ここ、非常におしゃれなお店で、お弁当も、少々割高ながら、小さなポーションを2~3個組み合わせる、斬新なスタイルとなっています。ウニ弁をちょっと、それにロースとビーフ丼をちょっと、さらにサラダをちょっとという具合に選んでいきます。これはオツマミにも最適ですねぇ!41°というのは体温にしては熱すぎないか…と、ボケたつっこみをしてしまうKAY2です。「本当ねぇ」とKAY1。むろん正解は函館の緯度から来ています。北緯41度46分。

駅の外に出てみます。駅前の温度計は12度。数日前には雪が北海道で広範囲に降ったのですが、今日は東京と変わりない温度で安心します。

やがて大沼交通のバスがやってきて乗り込みます。ほとんど貸し切り状態のハイデッカー車。一番前の席に座り観光気分です。惜しむらくはガラス窓がなぜか、網の目のようなシート張りになっており、景色がさほど楽しめなくなっていること。これは防寒のためでしょうか?せっかくなのに、残念です。それでもその網目越しに大沼を見ることができました。そして先のとがった火山も。「おお、羊蹄山だねぇ」と思わず口にしたKAY2に「そんなわけないでしょ。あれは駒ヶ岳」と冷静なKAY1です。

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ホテルの部屋からも駒ヶ岳が。


20分ほどで大沼プリンスホテルに到着。数年前にリニューアルしたとかで、とてもきれいな内装です。プリンス独特の雰囲気で、スタッフのみなさん、笑顔が「ない」のが特徴的&印象的。労働環境が厳しいのでしょう。でも、みなさん、こちらから話しかけると素敵な笑顔になるのです。これ、全国のプリンス共通の特徴。ですから、プリンスホテルを利用するときは最初にこちらから積極的に話しかけると滞在が楽しくなります。みなさんもぜひ!

お部屋もきれいで清潔。そして、窓に広がる羊蹄山、じゃなかった、駒ヶ岳の雄大さに息をのみます。荷物を整理してすぐ外に。ホテルの周辺を散策。白樺林を見て、北海道を感じます。

館内の売店にはアルコール類も置いてありますし、電子レンジも。重宝する方もいらっしゃるでしょう。

夕食の予約をしておき、お風呂に…。お風呂は自然の池を利用して、外の露天風呂はその池に直接面する形となっています。KAY2が入った時は貸し切り状態。湯船に使って澄んだ空気を吸い込みます。深呼吸をすると気持ちイイ~~~!

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貸し切り状態の露天風呂。
池の向こうには駒ヶ岳。湯気で景色がかすみます…。


透明な温泉はKAY2の故郷、有福温泉と同じタイプのアルカリ温泉でしょうか?肌にも優しい、いわゆる美人湯のようです。

サウナなどの施設はありませんが、そのぶん、直球勝負。湯船に使ってゆったりと。ああ幸せですねぇ…。

部屋に戻り一休みしたら、いよいよ食事です。今日はKAY1の誕生日。そして、KAY2母からはお祝いにと金一封をもらっています。ありがとう、お母さん!ということで、それを軍資金にホテルのメインダイニングでコース料理をいただくことになりました。

しかも、実は、このホテルのワインリストを事前にHPで見ていたのですが、シャンパンがオトクなのです。一つは「ルイ・ロデレール・ブリュット・プルミエ」、酒屋さんでの販売価格は通常6,800円となります。すると普通にホテルのレストランで頼むと、通常3倍くらいになりますから、1本2万円前後になります。とても我々が飲めるものではありません。

が、このレストランでは1本9,800円で提供しているのです。そう半額!さらにいえば、北海道のセイコーマートが独自輸入している格安シャンパーニュである「モントーブレ・ブリュット」も提供。ただしこちらは店舗での販売価格は2,350円という激安!それがこちらのレストランでは8,500円。うーん、こっちは3倍以上の値付けだ…。それなら1,300円の差で通称「ルイロデ」が飲めるのなら、そっちが絶対オトク!というわけです。

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本当に久し振りにこれが飲める~!


コースは「シェフセレクト膳」という5,500円のものにしました。

最初に我々のテーブルについてくれた若い男性はまだ、新人さんなのか、気の毒になるほど緊張されており、シャンパンのコトもあまりよく分かっていない様子。途中で、別の方に代わったら、おそらくワイン好きなのでしょう…語る語る!ワイン好きは全国共通、本当に雄弁です。うれしくなって、こちらも一緒になって語る語る…(笑)。

まず、一の膳として「秋刀魚の燻製カルパッチョ仕立て グリーンマスタードソース」、「海の幸お造り(イカソーメン造りと増毛産甘海老の盛り合わせ)」が出てきます。サンマのソース、美味しい!さすが、外していませんねぇ。燻製のさんまの香りも高く、秋の味覚が味わえます。

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秋の味覚、サンマ!


そして、二の膳では「蝦夷アワビの昆布醤油バター焼き」、「牛ロースのポアレ 和風オニオンソース」。さすがに我が田舎の大ぶりの鮑とはにつかぬかわいらしさですが、身は締まっており、噛めば噛むほどうまみが口に広がります。牛ロースも可愛い大きさ!

その後、「ヅケマグロとイクラのこぼれ寿司」に椀、そして、デザート。

料理は決して分量は多くありません。若い頃の我々なら、このあとラーメン!と叫んでいたでしょう。が、年相応。この分量で十分…となります。

ルイ・ロデレール本当においしかった!

グラスワインも追加して、この日再びしこたま酔っぱらったKAYS、帰る途中の売店でついついポテトチップス二袋とビールを買い込み、部屋にもどって宴会。空を見上げると、雲の合間にスーパームーンがしっかりと見えます。

21時過ぎに撃沈したようで記憶がありません。いつものことですね!(笑)

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この日はスーパームーンでした…。






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グランクラスに乗車! フルムーンパスの旅~06


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このロゴです!


ご注意:
今回の記事、グランクラスについては、フルムーンパスでの利用は対象外です。従って、グランクラスの料金だけでなく、特急料金も必要となります。さらにグランクラスはJRの会社を2社にまたがるとその分、別々に料金が発生します。従って、非常に割高になります。その点、皆さんもご注意下さいネ。(JR、分割しない方が良かったのに…と、こういう時に思います)



グランクラス、以前1度だけ乗ったことがあります。でもそのときは仙台から東京まで、ごく短時間だったので「もっと乗っていたい!新幹線が函館までのびたら絶対!」と思っていましたから、今回はその念願がかなうことになります。(車内の詳しい様子は数年前に書いたこちらの記事をお読み下さい)

ホームに上がると、20番線にはすでに新幹線「はやぶさ」が到着し、折り返しの清掃中です。

自由席の前には長蛇の列が出来ていますが、グランクラスの前は人もまばら。列を作るでもなく、みなさん所在なげに立っていらっしゃいます。ただ、特徴的なのは、巨漢の会社社長という雰囲気の人や、マネージャーがあれこれと世話をしている芸能人さんとか、普通ではないお客さんが多い事。これは独特の雰囲気ですね。その中にフツーの人である我々は違和感を感じ、萎縮してしまいます。まぁ、一生に何度もあることではにし…、と自分を納得させます。

折り返しで忙しい新幹線ダイヤ。ドアが開き、乗り込むと発車まで3分ほど。荷物を棚に上げたりしていると、すぐに発車です。旅の期待に胸躍らせて、発車の瞬間を楽しむ余裕もなく、気づくと動いている車窓に、「あ、もう出発している!」あわてて、腰を下ろします。新幹線、揺れないので、ホント発車に気づきません。でも、この出発の慌ただしさだけは、掃除のスタッフの皆さんのミラクルな頑張りがあっても、構造上解決できないので残念ですね。


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飛行機の上級クラスの椅子のようですよね!


10時20分、定刻の発車です。

ふと後ろを見ると、例のマネージャーさんつきの年輩の女性タレントさんとおぼしき方。もの凄くビッグな雰囲気です。自分自身は座ったままで、無言のままで、男性に靴を脱がせてもらったり、DVDプレーヤーをセットしてもらったり。本当にもの凄いお世話ぶりです。終始無言と思いきや、時折、男性を厳しく叱る言葉が…。珍しい光景を見せてもらいました。

その方、なぜか出発時から、すでにグランクラスでサービスされる和軽食を食べ始めています。我々はこれから食事の案内があるのですが…。どんな有名人なんだろうと興味津々。疎いKAY2はまったくわかりませんでしたが、その後彼女の鞄の中身がちらっと見え、3~4冊のドラマ台本と思われるものが入っていました。あ、名前が見えちゃった!なんと、あの有名なタレントさんでした。メガネを外せば確かにあの顔だ!この方の所属する芸能プロダクション、上下関係が厳しいことで知られています。そして彼女はそのトップクラスの存在。だからここまでマネージャーさんは文字通り「奴隷」のような働き方をする…。これが日常なんですね。


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飲み放題のビール。
グラスにもしかりとグランクラスのロゴ。


いずれにしても、彼女の食べている姿を見ていると、おなかが空いてきました。残念なことに我々の座席は後ろより。アテンダントさんは前から順々にお客さんにリクエストを丁寧に聞いていきますから、我々のところに来るのは相当先になりそうです。お客さんの状況に応じていろいろな希望に答えてくださるようで、我々の前の女性二人は「軽食は11時半ごろに持ってきてくれる?」というリクエストにも笑顔で答えていました。件の女性も実は途中駅下車で時間が限られるために早めの食事をマネージャーさんがリクエストしてあげたようです。

我々は和・洋それぞれの軽食をリクエスト。おかきとパウンドケーキも!全部持ってきて!というあさましさです。(笑)

飲み物はビールとシードル。運ばれてきたビールはエビス。うーん、高級志向ですねぇ!発車して25分。ついに食事が運ばれてきます。二人で乾杯の写真を自撮棒で…。昨年買った自撮棒、本当に便利ですねぇ!


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和軽食です。


和軽食は「NRE大増」と製造者が書かれています。「日本ばし大増」ですね。全体に上品な味わいです。寿司もおいしいし、煮物も美味。これはお酒が進む!対してサンドイッチ主体の洋軽食、今一つ高級感が足りずに一般の評判は和軽食には劣るのですが、実際に口にするとおいしい!とくに、岩手産のハムを使ったサンドイッチはメチャおいしくて、たぶんKAY2がいままでウン十年の人生で食べた中で、最高においしいサンドイッチの一つだったかも。アテンダントさんに尋ねてみると、製造はNREでグランクラス専用に作られたものだそうです。したがって、他では食べられないのが残念!


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サンドイッチとワイン。
このサンドイッチが秀逸!


飲み物は五一の白ワイン(セーベル種)、井筒の赤ワイン(マスカットベイリーA種)と進みます。このあと、KAY2はさらにビールに戻り、トータルで6缶は飲んだでしょうか?もうほとんどベロベロです。気がつくと、青函トンネルを走っています。

新幹線の中、長時間の旅なのであれもしたい、これもしたい…と思っていたのですが、タダ酒ほどカラダに&脳にキくものはありませんねぇ(グランクラスではアルコールも含め、飲み物はおかわり自由なのです)。結局飲んだくれて爆睡といういつものKAYSらしい展開となりました。一度だけ、盛岡での「こまち」との切り離し時、ホームに降りて、酔いを覚ましましたが、また飲んでしまい…。

それにしてもグランクラス、革張りのイスの心地よさもさることながら、防音もかなりのもので、他の車両にくらべると圧倒的に静かです。この静寂が疲れを軽減させてもいるのでしょう。


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新函館北斗のホームから札幌方面を見たところ。
この先を新幹線が走るのは2031年の予定です。





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乗車前のグランクラスの特権 フルムーンパスの旅~05


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待ち時間をこんな余裕の空間で!


さて、前回は旅の始まりに通勤電車を避け、新宿から東京までの僅かな距離を特急のグリーンでという、フルムーンパス利用ならではの、ものすごい贅沢を紹介しましたが、この後、もう一つ、これまた贅沢な楽しみが。

中央線の混雑を避けたいがために、特急のグリーンで豪勢に!ということでしたが、残念なことに、この時間、新宿~東京間を走る列車、本数がきわめて少ないのです。すると、我々が予約している北海道新幹線直通「はやぶさ」の時間まで、2時間近い待ち時間が東京駅でできます。それを決してマイナスととらえずに、なにか活用する方法は?とネットで情報収集していたら、あることに気づきます。

我々、フルムーンパスだけでなく、今回、差額を払って、行き帰りだけ、グランクラスを利用します。すると、実は、東京駅から利用する場合に一つ特権があるのです。

ビューラウンジ!

へ?それなぁに?と思った人、KAYSと一緒ですね。

我々も知りませんでした。ほら、飛行機に乗る人で、ファーストクラスやビジネスクラスとかだと、空港の特別なラウンジ(休憩室)が利用出来るじゃないですか。

実はJRにもあったんです。本来はJRのクレジットカード、「ビューカード」のゴールドクラス(年会費が1万円以上します!)の会員でグリーン車を当日利用する人のみが利用できるものなのです。つまり、使用できる人は非常に制限されます。ところが、東京駅発のグランクラス利用者にかぎり、カード会員でなくても使えるのです。出発時間の90分前からの利用。ソフトドリンクが楽しめて、ソファーでゆっくり。そして、雑誌類も置いてあり、これは実に優雅!本来のカード会員もグリーン車利用でないと利用できないというプレミアムな場所なのです。


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入口はひっそりと、知る人だけが知るヒミツの場所。


東京駅の八重洲中央口を出てすぐ。向かいにひっそりとたたずんでいます。気づかないで通り過ぎてしまう人もいるでしょう。

受付で荷物を預けます。若い女性二人に深々と頭を下げられて、ドギマギするKAY2です。こんなに深く頭を下げられた事って、今までの人生あったかな?自分は他人によく下げるけど…、「ごめんなさい!」って謝りながら…(笑)。

そして通されたラウンジは全部で34席ということで、広くはありませんが、ソファにゆったりと座って時間をすごすことができます。なにより、空港も含めて、未だかつて人生で「ラウンジ」などというものを経験したことがないので、ちょっとソワソワ。落ち着かなくて不審な動きをしてしまいます。(笑)

席に着くと暖かいおしぼり。そして飲み物のメニューを渡されます。コーヒーやジュースなど、おかわりも自由。このあたりでやっと気持ちが落ち着き、頂いたペリエにライムを搾って飲みます。

それぞれのテーブルにコンセントもありますし、トイレも綺麗!

いやぁ、快適、快適!

見ていると、最大にお客さんが入った時でも10人程度のものでした。それも、割合、短時間で入れ替わっていきます。

残念ながら道路に面しているため広い窓にはカーテンがかかって、外は眺められませんが、ゆったりとできる環境はありがたいですね。電源もありますし。

ソファでこの記録を書いていたら、あっという間に1時間が過ぎてしまいます。目指す「はやぶさ」発車時刻の20分前、いよいよホームへ向かいます。


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ドリンクと茶菓子です。


追記:

素敵なラウンジですが、ぜひサービス向上をお願いしたい面も2つほど。

・オープン時間が午前8時というのは遅すぎると思います。朝7~8時台の新幹線を利用するビジネスマンや旅行客は多いと思いますが、その人達が利用出来ないのは返す返すも残念。実際、KAYSはその後、7時台にラウンジまで荷物を抱えてきて、「!」と驚き、残念な表情で戻っていく旅行客を何人も見ています。

・スタッフの皆さんはその日ハイヒールでした。歩く音がラウンジに響きます。静かな環境のためには、履き物は配慮した方がいいと思います。





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1日目、旅行に出発! フルムーンパスの旅~04


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新宿駅から東京駅までの「超」贅沢


1日目
新宿(08:02)→東京(8:27) 成田エクスプレス11号 グリーン車
東京(10:20)→新函館北斗(14:37) はやぶさ13号 グランクラス



さて、いよいよ旅行の当日です。5時起床。朝早くに起きてコーヒーを。旅行の日って、結構目が覚めるものですね。

JRは新宿駅の西口を入ります。このとき、フルムーンパスは自動改札が使えません。したがって、必ず有人改札を入ります。それが面倒ではあるのですが、このとき、切符を差し出したところ、係員の男性、笑顔で「お気を付けて行ってらっしゃいませ!」と声をかけてくれます。うれしいものですね。無味乾燥な自動改札ではない有人ならではの素敵な一瞬でした。そして、有人改札でこうした暖かい言葉をかけて下さることを旅行中何度も経験しました。フルムーンパスならではなのでしょうね。

新宿駅の5番線は西口からは結構距離があります。しかし他のホームと違い、向かう人の流れは少なく、それも、ほとんどが大きなキャリーバッグを引きずる外国人旅行者です。そこに混じっての我々。ちょっと違和感がありますが、気分は昂揚気味。だって、昔、飛行機に良く乗って海外旅行に行っていた頃を思い出すじゃないですか。あのワクワク感が戻ってきて、なんだか国内旅行という感じがしないのです。

ところで、実は今回の旅行は相当に時間にゆとりが…いや、普通の人が見たら一見「無駄」と思われる待ち時間があります。新宿では目指す成田エクスプレスの発車時間は08:02。現在はその30分前。何でそんなに早く?というのは京王線で仙川から座れる電車を探すと、これ以外の時間がなかったから…、ということになります。が、実はこの成田エクスプレス、新宿始発。しかも、ホームに到着しており、発車の20分前にはドアが開きます。つまり、車内でゆっくりと座って待つことが出来るわけです。おまけに、今回、グリーン車です。リクライニングでゆったり!

ホームに上がってみると、ねらい通りです。車内に入り、ゆっくりとします。

グリーン車のトイレはめちゃくちゃ広くて、逆に不安を覚えるくらい。我が家のトイレの何倍あるのかな…。そんなことで最初からオドオドしてしまうKAYSです。日頃グリーン車なんて乗り慣れないもので…。


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併走する山手線車内はもちろん、大混雑


湘南新宿ラインは平日朝、遅延が常。湘南新宿ラインと同じルートを走る成田エクスプレスも数分遅れでゆっくりと出発します。気が付くと横に中央線や山手線の電車が併走。ああ、本当だったら、あの電車で人にもまれて過ごすはずだったのだなぁ…と、改めてその贅沢さをかみしめます。

途中、品川では、人であふれるホームを見ながら、車内でゆったり。おまけに、お客さんも我々のほかには3名ほど。広い空間を独占できる気持ちの良さ!

やがて地下に入ると、あっという間に東京駅到着。

あっけないグリーン体験。車掌さんの検札があれば、「え?東京まで?」という驚く顔を見たかったのですが、残念ながらあまりに短い区間のせいかそのチャンスもなく。

地下ホームから新幹線の乗り換え、相当時間がかかるかと思っていましたが、実際には7分程度あれば、急いだら行けるようです。ただし、フルムーンパスは必ず有人改札を通らなければいけません。昨今、有人改札は混み合うので、ご注意を。

グランスタなども覗きましたが、日々進化していて、色々と新しいお店ができているのにビックリです。グランスタの上にある全国の駅弁があつまる「祭」さんも場所を変え、通路が広くなり、買い物が楽になっていました。

それにしても、通常に切符を取れば、二人で6,020円と、タクシーよりも高額。それがタダで乗れるという発想。なんとも贅沢な東京までのフルムーン第1歩でした。





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こんな利用方法が!? フルムーンパスの旅~03


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これ、本当に「あり」なんでしょうか?


KAY1、何か秘密があるような、もったいぶった言い方で話しかけてきます。

「あのね、面白いこと考えちゃった!」

それを聞き、「凄い!よく思いついた!やろうやろう!」とKAY2が飛び上がって喜んだ、フルムーンパスのある利用方法とは…。

あの、これって、本来目的でその列車に乗る方の迷惑になりますので、今回1回限り。読者の皆さんも、頻繁にはされないほうが良いかもしれません…。あと、路線を変えるとか…そのことは後述しますね。

それは…。

KAYSは通常も東海道新幹線をよく利用します。そうなると旅はまず自宅のある京王線仙川駅から新宿まで出て、そして新宿から中央線で東京へ。

ところが、この中央線、始終混んでいますし、しかも、ラッシュ時は殺人的。今回の旅行、ラッシュを外したとはいえ、それでも、午前9時台ということで中央線は劇混みなのが容易に想像できます。そこへ大きな荷物を抱えて乗り込むのは…。

以前の旅行でも、中央線で東京駅に着いたとたん、ヘトヘトになり、新幹線に乗る前から「帰りたい!」と思ってしまったという苦い経験があるのです。

新宿から楽に東京まで行く方法は…、時間によっては東京メトロの丸ノ内線なら新宿始発があるので、座れるのですが…。

そんなとき、ふと、KAY1が思いついたのだそうです。

「今回はフルムーンよね。グリーン車に乗り放題。でも、まず東京駅まで行かないと…。えっと、あれ?もし新宿からグリーンがあれば、普段だったら、超高額なお金を出して乗ったりはしないけど、フルムーンパスなら…タダだから。えっと、新宿から東京までグリーンなんてないよね…。あっ!あるあるあるある!」

このコペルニクス的発想。KAY1、偉い!

新宿~東京間を走る特急と言えば、まず「あずさ」が思い浮かびます。新宿を朝09:14の「あずさ2号」に乗れば東京に09:26到着。これは使える!おまけに「あずさ2号」、旅立ちにふさわしいじゃないですか!「♪あずさ2号でぇ~、私は私はあなたから、旅立ち~ます~♪」と思わず歌ってしまいます。

でも、乗車時間はわずか12分間。うー、グリーン車なのに勿体ない!もっと長く乗っていたい…。

あれ?

あの列車、品川経由で、もっと長く乗れるのでは?


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まさか、新宿~東京間での利用なんて!


そう、成田エクスプレスです!これなら新宿から品川経由で東京も停車。ただ、我々が乗る新幹線にちょうど良い列車がないのです。でも、乗ってみたい!そうなると、そちらの欲求が勝ります。あずさに比べて1時間ほど早くなっちゃいますが、新宿を08:02に出て東京駅には08:27到着。なんと25分間も乗ることができるのです!あずさの倍ですよぉ!

びゅープラザでの発券時、「お客さん、新宿から東京の成田エクスプレスって、何かの間違いでは?」と指摘されるのではないかとヒヤヒヤしましたが、何も言われず…。案外、同じ事を考える人がいるのかもしれません。

というわけで、我々にとっては素敵な旅のスタート、普通の人にはまったく「酔狂」としか映らないでしょうね。

でも、成田エクスプレス、本来は成田空港を利用される方が乗る物。我々が短距離を利用するために本来利用の方が取れなくなってはもうしわけないです。今回のように平日の朝、空いている時なので良いですが。やはりそういう場合は利用者がずっと少ない「あずさ」や「かいじ」の方が良さそうです。





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1ヶ月前の準備 フルムーンパスの旅~02


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これだけ沢山のチケットを持つのは生まれて初めて。
しかもみんなグリーン!


さて、予約の始まる数日前、久しく使っていなかったえきねっとの操作を復習するためにアクセスしてみます。そして、規定の欄をあらためて読み返していみて驚きます。「えきねっと」の場合、なんと1週間前倒しで予約ができることがわかったのです。どうしていままで気付かなかったのだろう!

もちろん予約を確約するものではありません。が、本来予約が始まる旅行日の1ヶ月前、さらにその1週間前から予約受付という形で予約します。すると、当日午前10時に自動で、予約オーダーが発注され、よほどの混雑でない限りとれるわけです。ということは、わざわざ毎日アクセスしなくても、まとめて事前に予約しておくことも可能。もちろん、完璧を期するのなら、1ヶ月と1週間前、それを連日申し込めばさらに間違いはありませんが…。

これって凄いですよね。

数年前まで、JRの指定券を取る際に、1ヶ月前の午前10時に「みどりの窓口」のカウンターに並ぶのが難しい場合は、予めJTBに予約でお願いしておくという手がありました。するとJTBが1ヶ月前の10時に予約をして、取ってくれるというもの。ところが、JTBも大人の事情があったのでしょう。しばらく前から、宿との組み合わせでなく、JRの切符だけの場合こうしたサービスをしてくれなくなりました。

えきねっと、その代替手段となりえる方法です!

ただ、通常の一つだけ1ヶ月前の予約と違うのは予約時にあらかじめ座席の番号が選べる「シートマップ」が利用出来ないこと。それだけが不便ではありますが。

そこで、とりあえず、初日と二日目の北海道新幹線をまず事前予約しておきます。1ヶ月と1週間前が事前予約のスタートですが、その場合、午前10時からではなく、早朝から受付可能です。

さて、実際に事前予約をした切符の予約がとれたかどうかは1ヶ月前の10時過ぎにメールが届きます。今回、ありがいことにすべて無事に取れました!

ということで、同じようにして、ついに、行き帰りの全ての切符の予約が成立!

全部で14列車。凄い数ですねぇ。今までの人生、こんなにまとめて指定券の予約を取ったことはありません。しかも全部グリーン!

いや、正直話しちゃうと、実は行きの東京~新函館北斗と帰りの金沢~東京は、高額の差額を払うこと前提にグランクラスを予約してしまったのです。だって、こんなことでもないかぎり、グランクラスなんて乗るチャンスはないですから…。グランクラスはフルムーンパスの対象外ですから、特急券も含めて料金を払わなければならず、相当な出費となりました。

しかし、当初心配していた切符の予約が、こんな風に自宅のPCですべてできてしまうことに感動です。

そして旅行の1週間前、びゅープラザに出かけます。

午後の早い時間はたまたま空いていました。番号札を受け取るとほどなく呼ばれます。

パソコンで打ち出した予約のリストを取り出し、「フルムーンパスで」と告げると、すぐに、発券作業をはじめてくれます。分量の多さに少しは驚かれると思ったのですが、慣れたような感じで、ちょっと肩すかし気味のKAY2です。それでも、最後に「お客様、鉄道三昧ですね!」と声はかけてくれました。心の中では驚いていらっしゃったのかもしれません。

さすがに打ち出すと相当な厚さになります。これが全部グリーン特急券かと思うと、なんだか、信じられない思いです。「ただ」とはいえ、超贅沢!まさかこんな日がこようとは…。

というわけで無事に発券も終わり、あとは旅行の当日を指折り数えるだけとなりました。

最後に今回、最初に予定したルートです。

1日目
新宿(08:02)→東京(8:27) 成田エクスプレス11号 グリーン車
東京(10:20)→新函館北斗(14:37) はやぶさ13号 グランクラス

2日目
新函館北斗→(09:31) 東京(14:04) はやぶさ16号 グリーン車
東京(14:33)→新大阪(17:26) ひかり517号 グリーン車

3日目
新大阪(08:04)→鹿児島中央(12:13) さくら547号 グリーン車
鹿児島中央(14:34)→新大阪(18:42) さくら560号 グリーン車

4日目
新大阪(09:04)→城崎温泉(11:52) こうのとり3号 グリーン車
城崎温泉(14:35)→新大阪(17:26) こうのとり18号 グリーン車

5日目
新大阪(07:33)→紀伊勝浦(11:33) くろしお1号 グリーン車
紀伊勝浦(12:24)→名古屋(16:10) 南紀6号 グリーン車
名古屋(17:11)→新大阪(18:03) ひかり477号 グリーン車

6日目
新大阪(10:46)→(13:17)金沢 サンダーバード17号 グリーン車

7日目
金沢(13:56)→東京(16:52) はくたか566号 グランクラス
東京(17:23)→新宿(17:45) 成田エクスプレス36号 グリーン車






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きっかけと準備 フルムーンパスの旅~01

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この本が背中を押してくれました。


フルムーンパス、ご存じでしょうか?JRが発行するお得な切符です。正式には「フルムーン夫婦グリーンパス」と言います。

以前、国鉄だったころにはテレビでもよく宣伝していましたが、JRとなり、分割されてからは以前ほど目にすることがなくなったような気がします。しかし、サービスは今も続いています。

5日間用(82,800円)、7日間用(102,750円 )、10日間用(127,950円 )の3種類のパスがありますが、いずれも、全国のJR路線のグリーン車(一部を除く)が乗り放題という切符です。ただし、使用できる期間は10月~6月に限られます。

条件ははただ一つ。利用はカップルで、二人の年齢が合計で88歳に達していること。ですから、二人とも44歳であれば、利用出来ますし、夫が60歳、妻が28歳という夫婦でも利用できるのです!なお、申し込みに年齢や二人の関係を示す証明書等は必要ありません(少なくともKAY2は求められませんでした)。名前と年齢を自分で申込書に書けばそれでOKなのです。ですから、正式に夫婦でなくても大丈夫…な、はず。

実はKAY2の両親が昔はこの切符を利用してよく上京してきました。息子と娘に会いに来るのに、せっかくの機会だからと、遠回りをし、全国行脚して遊びに来てくれたのです。

そのころ、我々夫婦もそんな両親をいいなぁ…と思い、いつかフルムーンパスを利用したいねと話していました。

最近になって、ふと気付きました。

あれ?二人とも年齢を会わせると、もうとっくの昔に88歳を越えているじゃん。

そうでした!いや、もう100歳も越えてしまっています。そろそろ使わなきゃ…。

そう思っていたある日、高校で同級生だった友人のH君が我が家に遊びに来てくれたのですが、お土産代わりに本を一冊持ってきてくれました。これが実にKAYSの琴線に触れる本。「特別席で列車旅」(ジパング倶楽部)。

その本、フルムーンを利用しての旅行プランが幾つか書かれていたのです。

もう、いてもたってもいられなくなりました。3ヶ月後に予定していた年に1度の1週間の旅行、「フルムーンパスを使わなきゃ!」となりました。(H君、背中を押してくれてありがとう!)

さらに、昨年までの大好きな「大阪で過ごす1週間」プロジェクトとの合わせ技とします。つまり、新大阪駅を拠点にし、駅直結の宿をとり、そこから、北は北海道から南は九州まで全国をグリーン車で旅しようという、勝手な「大型プロジェクト」(笑)です。

そこで、11月に狙いを定め、まずは時刻表とにらめっこ…って、本ではなくネットなのが時代の変化を感じますねぇ。「YAHOO路線」と「えきから時刻表」とにらめっこです。7日間の日程で、北は新函館北斗、南は鹿児島中央まで全国を移動するプランをたてます。さらに、新大阪直結の宿を確保。そこから、城崎方面、そして、南紀方面にも足を伸ばし、最後は金沢に移動して、日本海の幸を堪能し、東京に戻るというプラン。

でも、待てよ…。これ、みどりの窓口やビュープラザで一枚一枚予約するのは大変だぞぉ。しかも、人気の列車もあるので、各列車とも、ぴったり1ヶ月前の10時発売に窓口に並んだ方がいいなぁ。すると、1週間分ということは1ヶ月前の1週間、毎日、午前10時にみどりの窓口に通って並ぶのか…。そりゃ大変だ!

というわけで、具体的に、どう行動したらよいのか、9月某日、KAY1が新宿のびゅープラザに説明を聞きにいきます。

対応してくださったのは若い男性です。後ろに中年の男性が立っており、どうやら、若い彼氏、まだ見習い段階のようです。こちらの話を聞き、なるほど…と頷いてくれます。さて、肝心のグリーン券の取り方はやはり1ヶ月前に…という彼の説明になったのですが、KAY1が「えきねっとのような形でネットで予約できないですかねぇ…」…という一言を発した途端、後ろの男性が、さえぎるようにして説明を始めます。

「お客さん、それがいいですっっっ!えきねっとを利用されているのなら、裏技のような便利な方法があります!」

そこで説明してくださった方法は確かに合理的で便利でした。先輩の男性、さすが!

その方法とは…。

一旦えきねっとで予約を全部する。その際、請求額がそれぞれに発生して表示されるが、気にしない。発券までは引き落としはされないので。

その上で、予約番号を持って、びゅープラザなり、みどりの窓口に行き、「フルムーンパスを購入したい。さらに乗りたい列車のグリーン指定券はえきねっとで予約している」といえば、すべて、その場で、予約の請求額を無料に変更して、フルムーンパスと一緒に一度にまとめて発券してくれるというものでした。

駅に行かなくてもいいんだぁ…とほっとします。ただ、1週間、午前10時に毎日パソコンに向かうのか…と、それも多少の負担ではありますが…。(と、その面倒さも回避できるとその後わかったのです!)

と、これから20回ほどにわたって、今回の我々の旅行記を掲載します。もともと自分たち用のメモ書きなので、皆さんにとっては興味を持たれない内容が殆どかもしれません。が、こんな「アホ」みたいな酔狂な旅行者もいるんだなぁ…ということで笑って読んでいただければ幸いです。

それでは、出発進行!





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京王線のグリーン車!?

京王線で「グリーン車」と言えば、何が頭に思い浮かぶでしょう?

グリーン車と一般に言えばJRの有料座席車両。単なる指定席ではなく、ワンクラス上のシートのお金持ちが乗る物…というイメージです。

今を去ること数十年前。実は、京王線で「グリーン車」と言えば、古い製造の、冷房もついていない通勤電車を指していました。車両全体がグリーンに塗装されていたからなんです。実はいまでこそ、ピカピカの金属に京王カラーを施した車両が走っている京王線ですが、1980年代初頭までは緑色の電車が走っていたんですねぇ…。床が木で独特の油の匂いがしたり、あるいは、床下から「グワーン」という盛大なモーター音がしたり…。いにしえの時代です。

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これが当時のグリーン車!


通勤や通学で待っていて、他の新しい車両じゃなく、これが来たときには「あぁあ、グリーン車が来ちゃったよ」という感じでため息をつく。

ちょうどJRでいえば、国鉄の時代、南武線などで、「あぁあ、チョコレート色の電車が来ちゃったよぉ!」と言ったのと同様。

つまり、ガッカリした気分をまぎらわせるために、わざと揶揄的に名前だけをカッコ良く呼ぶという感じで…。

だから、昨年秋に、広告として全体を緑色に塗られた電車が登場したときにはぶったまげました…。もちろん、古い電車の復活ではなく、現在走っている電車に塗装を施した物ですが、横から見た姿は似てもにつかないはずなのに、意外と往時の「グリーン車」を思い出させるのです。なんだか懐かしくて、何度か写真もとっちゃいました。

このグリーン車は高尾山観光のためで、山の「緑」をイメージした塗装のようです。ですから、おそらくかつてのグリーン車をイメージしたのではないとは思うのですが、それでも、我々の世代には郷愁をさそうような感じがあったようです。

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ところで、もはや旧聞に属する話ではありますが、揶揄ではなく本当の意味での「グリーン車的」なサービスを持つ車両が2018年には登場するようですね。小田急や東武、西武にあって、京王になかったもの…。そう、有料で乗る特急です。今年春に具体的な話が出てきて話題になった通りです(こちら~京王の正式文書)。横並びのロングシートではない、ゆったりしたクロスシートでの通勤や通学ができる新しい車両。

ま、他社に比べて営業路線が短いので、そういうニーズがそれほど強くはなかったということなのでしょうが、今まではなんとなく寂しい感じがしていました。が、いよいよ京王も導入。ちまたの噂ではJRが中央線にグリーン車を導入するのに対抗して…という意味もありそうです。ただ、車両としては、東武のTJライナーのように、ロングとクロスを転換させる方式のようですし、当初は新宿から夜間の下りだけの運用だそうですから、休日に高尾山へクロスシートで!ということにはならいのは残念ですが、日常的に京王を使っているものとしては何となく心躍ります。

「京王線のグリーン車」と言ったときに頭に浮かぶイメージ、かつての「緑電車」の時代がさらにはるかかなたに遠のく気がします。オッサンのつぶやきでした…。(笑)





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電車書斎は温泉付きに~「和泉」(箱根湯本)

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ああ、温泉!


ロマンスカーで電車書斎。前回の記事は箱根湯本に到着するまでを書きました(こちら

せっかく箱根湯本まで来たのです。温泉に入らない手はありません。もちろん宿泊で立派なホテルや旅館に泊まるのもいいのでしょうが、それはまた別の機会に。

今回は仕事をかねての電車書斎(電車書斎とは何か?についてはこちら)。日帰りです。日帰りの入浴施設をネットで探してみます。すると、すぐに4~5件見つかるのですが、駅からバスやクルマなどを利用するところが多いのです。そうでなく、徒歩で10分程度ということで探すと2件ヒットします。

いずれ両方出かけることになるとは思うのですが、今回はその一つ「和泉」さんにおじゃますることにしました。

公式ホームページがあり、そこを見てみるとお湯自慢の日帰り施設。ただ、相当に古い印象を受けます。(間違っても若いに女性に人気のおしゃれな温泉というイメージではありません…と思い込んでいたのですが、これが後ほど間違いだとわかります。帰る頃は次々と若い女性たちが入ってくるのです。時代は変わりましたね!認識を新たにしました。)

が、温泉というのは得てして、そうした古びた施設の方が泉質が良いこともあるという過去の経験もあります。

そこで、訪れてみることに。

駅からは本当に徒歩5分。ただし、狭い歩道は観光客で相当に混み、なかなか前に進めません。そこで、少し裏道に入ってみます。三味線の音の聞こえる、風情のある裏通り、ストレスなく歩けます。

旭橋という橋を渡るとすぐなのですが、途中に別の橋があり、そちらを渡ってしまうと面倒になります。KAY2は間違ってそちらを渡り、迷ってしまいました。みなさんはお気をつけくださいね。

さて、入り口に立ってみると、想像以上に古い建物で一瞬ひるんでしまいます。

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建物の古さは否めませんが…。


大丈夫かな…。

iPadの画面に割引券を表示させ、館内に入ります。

入り口を入るとすぐにロビーなのですが、これが昭和のたたずまい。他にだれもお客さんもみあたらず、まるで、時間が止まっているかのようです。

受付カウンターに男性が。クーポンを見せて平日割引、1050円で入浴です。男性の言葉に従い、奥に進み、右に曲がったところで大浴場への入り口が見えます。途中にある休憩所もまた、古さがにじみ出ていますが、全般にきれいに掃除されており、不快な感じは全くありません。温泉って、古びていても清潔さが重要ですよね。

2つの浴場があり、早雲の湯、そして権現の湯が男女で入れ替わるようです。

脱衣所に入って気づきましたが、なんと貸し切り状態です。時間は12時半。駅にはあれほど人があふれていたのに…。おそらく昼食時ということで一番人がこない時間なのかもしれません。

服を脱いで浴場に入ってみます。中もやっぱり貸し切り状態です。うれしいですね!屋内の「美肌の湯」に全身をのばしてくつろぎます。

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狭いけれど、泉質は抜群!


アルカリ性の温泉ですから、美人湯。故郷の有福温泉と同じような泉質です。しかも、表示によると、すべて掛け流し。シャワーのお湯も源泉からとのこと。これはすばらしいですね!よく湯船につかった後、効果がなくなると思いながらも、ついついシャワーを浴びてしまうことがありますが、シャワーそのものも温泉だと効果が失われないわけです。

お湯はそれほど熱くはありませんがじゅうぶんに身体を暖めてくれます。それと湯に肌が当たったときの感覚がやわらかです。本当に泉質が良いのでしょう。もちろん、カルキの臭いなんて無縁です。

「本当にいい湯だナァ…」と思わず口をついて独り言が出てしまいます。

やがて汗をうっすらとかいた頃、外に出てみます。広くはありませんが、檜の風呂と泡風呂があります。

そこにつかりながら深呼吸。せまくて眺めはありませんが、これほどお湯が良いと、そんなことも全く気にならなくなります。

適宜休憩をはさみながら、何度か湯船につかり、ポカポカとした身体で着替えをすませます。このころにはお客さんが増え、4人くらいになりました。

まだ帰りの電車までは40分ほどあります。

さきほどのぞいた休憩所に行くと、団扇が置いてあります。ありがたいですね!扇風機などはよく独占しちゃう困った人もいますが、団扇がたくさんおいてあるのは、そいういう心配もなく身体を涼ませることができます。

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休憩所も快適。


そこでまた読書を続けたり、書き物をしたりして、時間を過ごします。やがて、予定の20分前になったので、腰を上げて入り口に向かいます。若い女性グループ2組とすれちがいます。うーん、やっぱり女性にも人気なのか…。自分の最初の印象を改めます。

これ、本当にいいです。やみつきになりそう。

ただ、それほど大きな施設ではありませんし、浴槽もそうです。ですから、今回のように空いている時間を考えて利用されるといいと思います。

帰りにはKAY1へのみやげに温泉饅頭を買い求め再びロマンスカーに。今度の車両はEXEです。帰路の車上でも読書と書き物、そして音楽を…。

自宅を出て戻るまで8時間ほどの電車書斎の旅。今回は素敵な「温泉付き」でした!


和泉(早雲足洗の湯~箱根湯本)
  ランク:A+
  電話:0460-85-5361
  住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本657
  時間:11:00~21:00(土日祝は10:00~)
     土日祝のみ上記に加え、17:00~20:00(LO)
  定休:火曜日、および12月31日、1月1日
  但し月によっては月曜日が休館日になったり火曜日が営業日
  になる場合があります。HPにはその月の営業についてのお知
  らせがありますので、ぜひご確認ください。

  値段:大人 1250円(HPのクーポン利用で1050円)
  場所:
  地図はこちら
  公式HP:こちら
  その他:


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