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連続フレンチ、あの店へ フルムーンパスの旅~16


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一見さんは絶対に入ってこない雰囲気の入口です。


旅の5日目、その夜です。

この日のディナーは大阪最後の夜を飾る食事。となれば奮発しましょう!KAY2母がKAY1に送ってくれた誕生日祝いの軍資金もまだ残っているし!(お母さん、ありがとう!…KAY1談)ということで、1ヶ月前から予約をしていました。「なにわの至宝」ことソムリエの樋口誠さんのお店「そむりえ亭」です。昨年以来1年ぶり。こちらの記事にそのときの記録が…。そう、ブリの料理を出しながら、「久しブリ~」というダジャレの帝王でもある樋口さん。フレンドリーで飾らない人柄ですが、実は最近まで日本ソムリエ協会の副会長という要職についていらっしゃったソムリエ会の重鎮。

このお店の特徴はとにかく、料理にあわせて、一品ずつ、それぞれに素敵なグラスワインを出してくれること。樋口さんのダジャレ連発で、わかりやすい説明を聞きながらの食事は「超楽しいワインスクール」のようなもの。

前回と変わらず、暖かい笑顔で迎え入れてくれる樋口さん。お客さんのこともよく記憶してらして、1年前の来店時、KAYSは隣にいたお客さんとお話ししたのですが、その方がそれからも「KAYSさん来てはります?」と尋ねてくださっているとか、あるいは、このお店を教えてくれた我々夫婦の友人であるYさんのダンナさんが昨夜来ていたとか…そんな話でいきなり盛り上がります。KAY1と同じ、熊本県出身の若いソムリエさんもニコニコと笑顔で話しかけてくださいます。故郷の熊本の話題になり、地震の話になりましたが、幸い彼の家には被害はなかったようです。

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くまモンバッジをつけてみました!


彼の胸にはくまモンのバッチが。これはソムリエ協会が出している熊本地震に義援金を送るための物です。尋ねてみると、今も販売していらっしゃるとのこと。そこで、KAY1と二人分、購入。さっそくジャケットにつけておきました。

さてこの日、アラカルトのチョイスは料理は

・本日の前菜~ハム
・冷たい前菜~鰤、菊菜
・暖かい前菜~フォアグラ、薩摩芋、栗
・魚介料理~本日の魚料理~ちびき
・肉料理~牛、牡蠣、法蓮草


としてみました。相変わらずメニューはユニークで、食べ物の素材名しか書いてありません。それをソムリエさんから詳しく調理法を聞くというスタイルです。すべて予め二人分シェアして出していただくことに。

では、飲み物を…。最初に前回は泡で…ということだったのですが、今回はボジョレーの解禁日の翌日。まだボジョレーヌーボーが残っているということでいただく事にします。

今年のボジョレーヌーボーはいかがですか?と樋口さんに尋ねると、今年は「一言で言えば、バランスが良い…になりますね」とのことで、実際に飲んでみても、かぐわしいベリーの香りと味わいがバランスよく、確かに飲みやすいですねぇ。しかも軽く冷やしてあるので、最初に出てきたアミューズのザクロの実が入った「エクレア」にもぴったりでした。「もう一つオクレヤァ…」と樋口さん、こうしてすぐに出てくるのは、まごう事なきダジャレシャワーや!

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ハムです!その場で削って出してくださいます。


そして前菜のハモン・セラーノが登場。若いソムリエのKさん、「堅いので2~30回は噛んで食べてくださいね。かめばかむほど味わいが出てきます…。」こちらはダジャレではない、真剣なアドバイスです。念のため…(-_-;)

しっかりと噛みますが、そんなに噛まなくとも、すぐに滋味溢れる味わいに。

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久しぶり~のブリと菊菜。


次の前菜は鰤(ブリ)と菊菜。恒例の「お久しブリ」に始まり「そんなこと、いちいち菊菜!」と、ダジャレのシャワーは全開です。

この前菜にはイタリアのピエモンテのワインが登場です。単一種によるものですが、ワインの名前はもともと甘いという意味のイタリア語だそうで、実際に甘いというわけではなく、酸味が弱いためだとのこと。ボジョレーヌーボーの後ではむしろ渋みを感じるでしょうとの説明です。

魚には白ワイン、とよく言われますが、鰤に関しては「血合い」があるということで、実は白ワインはそれに負けてしまい、臭みが出てしまいます。そのため、むしろ赤ワインの方が相性が良いというのは去年説明を受けていましたが、あらためて、赤ワインとの相性に頷きます。お皿への盛りつけ、これも本当にまるで生け花のようなアートです。

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美味しいゲヴェルツトラミネール。


さて、ワイン、今度はアルザスのゲヴェルツトラミネール。昨年はマルセル・ダイス(Marcel Deiss)の名品でしたが、今回はフレデリック・マロ(Frederic mallo)という人気の作り手。世界のマーケットを視野に、エチケット(ラベル)も英語表記です。


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そりゃもう、ゲヴァルツにはフォアグラですがな…。


そのワイン、これが…ウマイ!実に濃厚なライチの香りと上品な味わい。これ、本当にステキです。そして、フォアグラ登場!一度はフォアグラとゲヴェルツをあわせたいと以前から言っていたKAY1。大喜びです。当然、その相性は「最高やねん!」。フォアグラの底にしきつめてあるのは、栗のムース。ああ、これもまたワインと素晴らしき相性!

「美味しいゲヴェルツのあとはどのワインを出したらええのやろ…と悩みます…」というのが、樋口さんの昨年の名言。今年もきっとそうでしょう。でも、今回、次に出てきたサンセールにノックアウト。ものすごく強いかぐわしき青リンゴの香り!サンセールでここまで香りの豊かなものは今まで飲んだことがありませんでした。

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このワインにはノックアウト!


しかも、こんなにキリリっと冷やしてあるのに…、とつぶやくと、樋口さん、「このタイプのワインはね、逆なんです。冷やした方がむしろ香りが立つんです!」

知らなかった。本当に来る度に新しい事を学べます。

そして「ちびき」という魚のポワレが出てきます。そして、ポイントはアオサのソース。

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ちびき~ちび太とチビキはヒビキが似ていますが…。(笑)


「ソーヴィニヨンブランと海草の相性はとてもいいんですよ。」

本当に!

そうそう、そうでした、我がワインの師匠である、Sさんも「ソーヴィニヨンブランとかっぱ巻きが最高です」と常々言っていました。普通ならワインと合わないはずの胡瓜、それが、海苔のおかげで実に見事なマリアージュになるというのは、師匠の教えで体験していました。なるほどと深く、深く頷く二人です。

再び赤ワイン。このように白赤と縦横無尽に突っ走るのが「樋口流」。白の後は赤、そのあとはデザートワインという定番をひっくり返しても素晴らしく美味しい!

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牛肉の赤とほうれん草ソースの緑、
そして、サツマイモの黄色の組み合わせが見事。


今度はフランスからアメリカに飛びます。太平洋岸、ワシントン州で作られるメルロー。アメリカといえども緯度でいえばフランスと同じワシントン州。こちらのメルローはカリフォルニアワインがグラマーな女性に対して、エレガントな女性。深みもあるし、すばらしきワインです。それに会わせる料理が牛肉!薩摩芋との相性は抜群ですし、底にあるのはほうれん草のソース。こちらに、オイスターソースが入っているところがまた、赤ワインとの相性を高めるわけですね…。

とうわけでとんでもなく幸せな2時間でした。

酔い醒ましで、本町まで歩きます。この時点でKAY1意識がなくなっていたそうです。

大阪最後の夜ということで、KAY2は無理矢理KAY1をつれて、「だるま」で串カツとビール。そして閉店時間間際の「赤白(コウハク)」でグラスのシャンパーニュを…。

部屋に入ると同時にKAY1はベッドに倒れ込み寝息を…。

改めて関西の食を満喫した、「すごい」としか言いようのない夜でした。

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やっぱり本日も〆はだるまに…。






KAYSのホームページはこちら http://kays1998.web.fc2.com/


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