スポンサードリンク


何と島根県江津市にクラフトビールが!(石見麦酒)


こちらが、その石見麦酒さんの工場!


先月のことです。我が家に届く「エスポアたびら」さんの「通信」を読んでいたKAY1、「あっ!」と声をあげます。

「ねぇねぇ、江津にスゴイものができてるよ。何だと思う?」

「江津にすごいもの…、ビジネス・ホテルはこの前出来ているし、うーん、スタバでもできた?」

「もっとスゴイんだよ。なんと地ビール、今風に言えばクラフトビール!」

「へっ?…(絶句)」

まさか、まさかまさかまさか…

あのぉ、人口3万人を切る江津市でビールが作られているってことですか?

驚きのニュースでした。

調べてみると、江津の「ビジネスプランコンテスト」が元のようです。過去にユニークなプランが出され、手厚い起業支援もあり、素敵なお店の開店につながっていることで知られ、最近は県外からの応募も。

そのコンテスト、2014年度の大賞になったのが「目指せオクトーバーフェスト!!町全体がブルーワリー」というクラフトビール開発のプランでした。提案者は神奈川県出身の山口梓さん。

そして、その後、コンテスト主催者の支援をうけ、ご夫婦で作られたのが、この「石見麦酒」というわけです。

ビール好きなKAY2としては、これは絶対に味わわなければいけません。そして、ビール工場訪問好きのKAY2としては、絶対に訪問せねばなりません。

幸い、例の講演会での帰省がすぐ…ということで、行ってきました、石見麦酒!

ところが、なかなかスケジュール的にタイトな帰省だったので、機会がうかがえず…。

幸い買い物が早く済んだ日、時間が空きます。そこで、手持ちの端末で住所を調べます。あれ?嘉久志町?すぐそばだ!ラッキー。

ところが、あれれ?住所は地場産業振興センターになっている。このブログをお読みの方は昨年パンケーキのお店「Cafe桜co..」さんをご紹介しましたが、あの場所です。

おかしいなぁ。あそこにビール工場があるって?隣の公園あたりをつぶして工場にしたのかな。それに、昨日、横を通ったけど、新しい工場やタンクなどは見かけなかったぞ…。

しかし、行って見ればきっと見つかると思い、母を連れての買い物の帰り、地場センターに。しかし、ビール工場のような新しい建物やステンレスタンクなどは見あたりません。

うーむ。

意を決して、館内の売店に。あ、石見麦酒が置いてある。そこで係の人に尋ねてみたら…。

「ここです。向かいの建物…」

え?向かいの建物って、昔からある小さな建物じゃない?

きつねにつままれたような感じでいったん外に出て見ると…。

あああ、確かに。壁に「石見麦酒」の小さな看板が…。

お忙しそうになさっている工場長の山口さんに声をかけてみます。

「すみません、見学させていただいてよろしいですか?」

笑顔で、「もちろん、いいですよ!」と快諾していただきます。

「すみませんね、狭いんで。これが工場のすべて。9坪ほどのスペースです。」

iwamibakushu2wm.jpg
こちらで美味しい地ビールが作られるのです。


さらに驚きました。本当に普通の小部屋。なるほど!これはまるで普通の家の納屋を思わせる狭さです。そして、その中には居酒屋で見かけるビールのケグ、そして、なにやら大きいプラスチックのボックスなどなど…、まさに所狭しと並べられています。

山口さん、お忙しいのに、熱心に説明してくださいます。こちらのビール好きを感じ取ってくださったのかもしれません。

もともと広島に住んでおられたそうですが、江津のビジネスモデルコンテストを知り、応募。

アピールのポイントとして、江津の地酒を造りたいということがあったそうです。そう、実は江津には数年前まで「都錦」さんという有名な酒蔵がありました。それが残念ながら休業。KAYSが子供の頃にはもっと沢山酒蔵があったのに…。それから江津には地酒がないという状態だったのです。そこにビールを持って、新たな地酒を!というアピールは相当にインパクトがあったのではないかと思います。少なくとも我々KAYSはその言葉に強く惹かれました。

また、「江津麦酒」ではなく「石見麦酒」とされている点。これは、江津を拠点としながらも、浜田や益田など、石見各所の様々な産物を使ってビール造りをしたいという強い思いの表れのようです。ちなみにご夫婦は現在浜田市在住です。

「石見麦酒」は酒税法におけるビールではなく発泡酒です。ええ?発泡酒かぁ…とガッカリした方、誤解なきように。最近はビール通の方が増えたのでご存じの方も多いのですが、この分類、あくまで日本の分類であって、たとえば、ベルギービールのような伝統のあるビールも原材料の分類上、日本では発泡酒になってしまいます。

石見の様々な食材を使おうと思えば、自然、ビールではなく発泡酒になってしまいます。その点を始めから「良し」としている点、お見事です。

狭いながらも置かれた様々な設備には新しい試みがいくつも。例えば、KAYSが最初に探していたステンレスタンクがどこにもありませんが、これは室内のプラスチックの大きな箱(冷蔵庫のよう)がその代わりを果たしています。箱は定温管理ができるようになっています。そして、実は発酵タンクのかわりにこのプラスチック箱の中はビニールの透明袋が入っているのです。コストは安く、しかも使い捨てですから、洗浄し、殺菌するための大量の水とアルコールを必要としません。つまり、環境に優しいのです。この方式は全国でもここだけのユニークな試みです。

もちろん、小さな小さなスペースから作り出されるビールです。一度に出来る量は限られます。実際、居酒屋さんでみかける樽があると言いましたが、実はこれが最終的に出来る分量。つまり、20リットル弱程度のケグが数本ということです。

でも、その小回りの効き方が素晴らしいのです。ラベルも含めて自分たちで全部作ってしまう。あとは、直接全国のお客さんに宅急便で配送するだけ!

そのおかげでしょうか。一般論を言えば、クラフトビールっていうのは値段的にはどうしても大手よりも割高になります。500mlで800円位の値段で販売している所が多いと思うのですが、こちら、石見麦酒さんはなんと500円(税別)!

お財布にも優しい地ビールなのです。800円だとさすがに観光客相手という感じになりますが、500ml(ロング缶相当)で500円ならば、大手ビールの倍以下ですから、地元の人も「飲んでみようか!」となりますよね。このあたりも嬉しいポイント。

iwamibakushu3wm.jpg
こちらが現在主力の三種類。


そしてネットと流通の威力も。

地元だけでなく、全国からビールファンが注文を。しかも、今日こんなビールを販売しますよ!とFacebookで宣伝すれば、直後に注文が。この日も朝売り出したビールが夕方までに60本完売という凄さ。いまの、この時代だからこそできる事ですよね。

ところで、石見麦酒、夢はどんどん広がります。山口さんによると、以前住んでおられた広島にも江津の醸造キットを持ち込んで工場を造る予定。さらに、島根県内にももう1箇所…と着々と次のステップを計画していらっしゃいます。

いやぁ…楽しみですね!

そして、実家に戻り、グリーンモールの酒店で購入した石見麦酒を飲んでみました。

「ベルジャンホワイト」

ベルギーのホワイトビールが大好きなKAY2。やはり、まずこれを!となりました。オレンジピールを入れているのがベルギー風だとすれば、こちらは石見風。川本産の柚子が入っています。そのため、香りはやや和風を感じさせるものの、しっかりとしたホップの苦みもあり、通もうならせるようなビールとなっています。

これから初夏に向かい、外で、そよ風に吹かれながら飲みたいビール!

ベルギーの白ビールはそんなイメージがあります。若い頃KAYSの二人はブリュッセルの屋外カフェで飲んだ記憶、あるいはナミュールという街の丘の上で、緑に囲まれて飲んだ記憶が蘇ります。なんとそれに匹敵する体験が江津のビールで味わえるとは!

本当に驚きました。

ああ、いい時代になりました。

石見麦酒(いわみばくしゅ)
  電話:0855-25-5740
  住所:島根県江津市嘉久志町イ405 地場産業振興センター内
  稼働日:水~土曜日(08:30~16:30)
  商品例:ベルジャンホワイト301 500円(税別)
  HP:http://www.iwami-bakushu.com/
  facebook:https://www.facebook.com/iwamibeer/
  その他:

KAYSのホームページはこちら http://kays1998.web.fc2.com/


ENOTECA Online(ワイン通販 エノテカ・オンライン)

コメントの投稿

非公開コメント



スポンサードリンク
プロフィール

KAYS1998

Author:KAYS1998
KAYSとは二人のKAYのこと。
KAY1:くいしんぼなお姉さん
KAY2:自称「炎の料理人」
詳しくはKAYSの
ホームページで!
どうぞよろしく!!






島根県をコッソリ応援!
島根県の公式「裏」サイト
「リメンバ~しまね」です。


京都の旅行情報
京都の旅行情報
KAYSはトリップアドバイザーさんのお勧めブロガーに認定されました!

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索
スポンサードリンク
KAYSホームページの内容
リンク
RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる