スポンサードリンク


秘密の扉が素敵な和食のお店でワインを~みずどり。

mizudori01wm.jpg
うっかりすると通り過ぎてしまうくらい目立たない地下への入口。


8日間滞在して食を満喫するという「大阪リゾート化構想」、2015年版、その8回目。さすがに毎日食い倒れていると、胃袋は疲れてきます。

そうなると胃腸に優しい「和食」を食べたくなるんですねぇ。

Hさんのオススメにはしっかりと和食も。それが「みずどり」さんです。予約も無事にとれました。全面喫煙可というお店ですが、予約の時に「気管支が弱くて…」と説明すると、「煙の流れ込まない席をご用意します」とのこと。嬉しい配慮です。

この日は大阪滞在6日目の金曜日。日曜日から宿泊しているビジネスホテル、金曜日と土曜日は満室で予約がとれませんでした。昨今、大阪はホテルが取りにくいそうです。海外からのお客様が増えたためとか。確かに、我々が宿泊したレム新大阪、海外の方で一杯でした。

そして、その代わりに予約したホテルは…、贅沢しました。昨年泊まった「インターコンチネンタル大阪」。梅田のグランフロントにあります。ここ、ホント贅沢なホテルですが、実はKAY2が某所で1泊分の無料宿泊券をゲットしていたんですよ。エライ!

というわけで、ホテルを移り、しばらく、ゆっくりと過ごしたあと、少し早めにホテルを出ます。1年ぶりのグランフロントをぶらぶらと歩きます。さらに、旧伊勢丹のビルのテナントを見ていたら…あれ?「だるま」が、さらに、あれ、地下には「赤白(コウハク)」が!!

なんと新大阪で狂喜乱舞した両店がこちらにも!これも嬉しいですねぇ。今夜「みずどり」さんの後で立ち寄ろうかな…と思います。あれ?胃袋が疲れたんじゃなかったっけ?(^^;)

さて、地下鉄で心斎橋に向かいます。

大丸の近く、地下へ降りる階段にある白い暖簾と小さなお店の表示を見過ごしてしまうと、通り過ぎてしまうような、自己主張の薄い佇まい。

そして、規模も小さいお店です。カウンターが10席、テーブルが3つで11人。合計20人ちょっとが入るスペースです。

しかし、居心地は良さそうです。木を多用した落ち着いた空間で、非常に清潔。BGMはボサノバの名曲「Waters of March」が流れています。すでに結構な数のお客さんが。実はこのお店、開店が15時ということで早い時間から飲めるんですね。

さて、カウンター席に案内されて、座ります。

mizudori02wm.jpg


まず、2枚の紙に書かれたメニューが非常に印象的です。細かく、きれいな筆致でびっしりと!

1枚目が飲み物、二枚目が食事。飲み物だけでも、日本酒、焼酎とものすごい品ぞろえに驚きます。ワインはシンプルにグラスが白、赤、泡と1種類ずつ書かれた横に、「その他何種類かあります。スタッフまでどうぞ」と書かれ、さらにボトルは「200種類」!とのこと。さらに我々の席のすぐ後ろにはセラーが。というわけで、やっぱりワインに関してこだわりのお店だということが、そのさりげなく書かれた一言でわかります。

そして、オーナーシェフである仲瀬武さんの胸には金のソムリエバッジが輝いています。

ホール担当の奥様はとてもきびきびした雰囲気です。生ビールを入れている姿も、凜として美しさがあります。泡をきちんとスプーンで切って、きれいに入れている生ビールはアサヒの熟撰、

「まず、泡でしょう」ということで最初はスパークリングワインを二人で。シャルル・ド・フェール・ブリュット。軽くすっきりとした味わい。シャルドネ100%。

そして、出てきた付け出しはレンコンのしんじょと、おひたし。このしんじょが最高!とKAY1。

「料理の最初はおつくりでしょう!」と盛り合わせを。少しだけ火を皮にあてた鯛、マグロ、鰆、そして非常に珍しい穴子のお作り。穴子のおつくりなんて、たぶん、初めて食べたはず。少しだけ火に当てているおかげで、香ばしさがあり、ワインと非常に相性がいいのです。いずれも少量ですが、美しく盛られた大皿が印象的な盛り合わせです。

この年齢になると量を多く食べられなくなり残念という気持ちもあるのですが、逆にこうした店では味わいを楽しめて、年をとってよかったという気持ちにもなりますねぇ。

そういえば、結婚してまもなくのころ、まだ30代前半、当時住んでいた東府中の和食店「三松」で食事をしていたとき、隣の老夫婦がほんの僅かな量を召し上がって「うん、十分おいしかったね!」と言ってお会計していたのを見たことがあります。「へぇ、あれだけで十分なんだ!」と驚いたのを覚えています。

今になって、それがよくわかります。ホントに、良い料理を少量、それで満足!と言えるようになってヨカッタと思う二人。ま、経済的にも助かるというのも言えるけど…。(と、いいながら、このところ、相当に食べています。この夜もハシゴになっちゃいましたから…前言撤回ですねぇ(爆))

奥様に次はグラスで白ワイン…と話すと、「重めがいいですか、軽めが…」とのことで、「軽めを」と言うと、ご主人にリレー。料理に忙しいシェフですが、まるで弾けるように我々のところに…。すぐに2本のワインを出してきて説明してくださいます。1本は「フルーティー」なLoveblock。ニュージーランドのマールボロのソーヴィニヨン・ブラン。そしてもう1本はブルゴーニュのシャルドネ。

Loveblockを選んでみました。酸味が上品で、香りが柑橘系で甘く心地よいワインです。これはおいしい!普段飲みで使いたいワインですねぇ。そして、おさしみにもぴったり。

ところで、印象的なことが一つ。

mizudori03wm.jpg
右奥、観音開きのトビラがヒミツの…


ワインを注文するとご主人が棚からワイングラスを取り出してくるのですが、その壁にしつけられた棚、一部が扉で覆われています。その扉の横には和食器や焼酎のボトルが並んでいます。和風のトビラで、それが閉じられていると全体に和料理の雰囲気なのですが、その両扉を開くと、その中に一杯置かれたワイングラスが燦然と輝き、お店全体が別世界の雰囲気になるのです。まるで禁酒法時代か隠れキリシタンか。ワインを注文するたびに、その隠された世界が現れるのが面白くて…。

さぁ、次に料理は旬のものをということで、奈良・吉野のシイタケをポン酢煮したものと、鰆の煮付けを。

出てきたシイタケ、これには二人とも感動。旨すぎて言葉が出ません。椎茸って肉料理だった?と思うような満足感。今までの人生で最高のシイタケかも。これだけのためにこのお店に来ても十分満足!

しいたけに合わせ、ブルゴーニュのシャルドネを。これがまたバニラのような樽香がほどよくチャーミング。ミネラル感も程良く実においしい。ご主人も「最近のブルゴーニュは樽香をバンバン効かせた重いものが多いのですが、これは昔のシャブリを思い出す上品なワインです」。

mizudori04wm.jpg
お肉料理に匹敵するシイタケ


次に出てきたエビとゴボウのかきあげ。香ばしく、肉厚なかき揚げもおいしい。「ワインに合うでしょう」と店主。はい、抜群です!と心で叫びます。

そして、最後に鰆の煮付け。これ、かなり濃い味付けが我々の好み!添えてあるゴボウもおいしいし、肉厚の鰆も良い具合に煮つけてあり、最後にお皿をなめたくなるくらい。

鰆に合うワインをと頼むと「赤ですか、白ですか?」「赤で」…。

南アフリカのカセドラル・セラー、ピノタージュ。南アフリカ生まれの品種で、ピノノワールとサンソーを交配した品種。

凝縮された果実味があり、ピノノワールをもっとパワフルにしたような感じ。確かに、煮付けに合う!さすが。

それにしてもシェフの仲瀬さん、仕事がとても丁寧。もちろん、所作もきびきびして実に心地よいのです。同時に、奥様に対してはキビシイ表情で対応していらっしゃいます。これは、「時分時」のシェフにも共通してみられたことです。身内に厳しいということでしょうか。奥さまは大変かもしれません。古くからのナニワの料理人というイメージ通りではありますが。

「時分時」同様、客層も良いですねぇ。印象的なのは一人で予約してくる人がいるということ。工事の制服を着たおじちゃんもいれば、そして、中年の女性も。このあたり、値段的にはかなり高いお店ですが、おいしい料理を「一人でも食べたいねん…」という気持ちなのかもしれませんね。そして、それをしっかりと受け入れる雰囲気のお店。いいですねぇ。KAYSが住んでいる近所にもこういう店が欲しいところです。


さわらの煮付け、美味しかったです!


素敵なお料理とワインにすっかりと満足した二人。やや千鳥足気味で階段を上ります。奥様が入口まで丁寧に見送りをしてくださいました。

後でフードライター船井香緒里さんのブログ(こちら)を読み、奥様が元CAさんだということを知りました。ですから、英語もOKなので、外国の方を連れて行く場合にも便利なお店のようです。

その後、梅田まで戻って、だるまを覗いてみると長蛇の列!地下におりて「赤白(コウハク)」も長蛇の列!あきらめます。

別のお店に行き…

大阪6日目の夜も…酔っ払って撃沈です。


みずどり。
  ランク:A+
  電話:06ー6241ー7544
  住所:大阪市中央区心斎橋筋1-3-4
  時間:15:00~25:00
  定休:月曜日
  値段:6000円位~
  場所:地下鉄・心斎橋駅から徒歩2分
  地図はこちら
  メニュー例:さわら煮付け 950円
  クレジットカード:可
  HP:http://www.mizu-dori.com/
  その他:


KAYSのホームページはこちら http://kays1998.web.fc2.com/


ENOTECA Online(ワイン通販 エノテカ・オンライン)


コメントの投稿

非公開コメント



スポンサードリンク
プロフィール

KAYS1998

Author:KAYS1998
KAYSとは二人のKAYのこと。
KAY1:くいしんぼなお姉さん
KAY2:自称「炎の料理人」
詳しくはKAYSの
ホームページで!
どうぞよろしく!!






島根県をコッソリ応援!
島根県の公式「裏」サイト
「リメンバ~しまね」です。


京都の旅行情報
京都の旅行情報
KAYSはトリップアドバイザーさんのお勧めブロガーに認定されました!

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索
スポンサードリンク
KAYSホームページの内容
リンク
RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる