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らららで田中要次さんのコメントが凄すぎる件…




…、なぁんて、思わせぶりな雰囲気のタイトルですが…。いや、実際に感動してしまいました。何の事かと言うと…、

NHK、Eテレの番組、「らららクラシック」。

N響アワーの後継番組として注目を浴びてから2年目。さらにリニューアルをして、クラシック初心者向けの番組としての位置づけを鮮明にしています。初心者向けとはいえ、侮れないことも多く、KAYSは必ず録画しています。後日書きますが、クラシックソムリエ検定を受けた関係もあり、トリビア的な知識を仕入れるための活用も。

石田衣良さんと加羽沢美濃さんが司会ですが、 もう一人、この番組では毎回クラシック初心者的なゲストが週替わりで出てきます。この番組を通して、そうした初心者ゲストに視聴者とともにクラシックの魅力を味わってもらおうという、番組制作者の意図のようです。

これまでにゲストは何巡かし、春香クリスティーンさん、石野真子さん、森口博子さんなどなど、ほぼ顔ぶれが固まってきつつあるのですが、中でも、この方、田中要次さんが注目株。味のある俳優さんで、とりわけバイプレーヤーとしての魅力が素晴らしい方ですが、番組の中では比較的おとなしく、静かに短いコメントをされます。クラシックは初心者ということからの遠慮でしょうか。

ところが、番組の中で、進行役の加羽沢美濃さんがしばしばピアノを弾き、音楽の細部を解説する時があり、そのときに発するコメントが短いながらも、もの凄すぎるのです。

たとえば、先日放送の「チゴイナーワイゼン」の回。KAYSの世代では「ツィゴイネルワイゼン」とした方が通りがいいサラサーテの名曲です。番組の中でロマ(ジブシー)音階についての説明が加羽沢さんから。Fが#になるとどう雰囲気が変わるのかの説明。通常の短調音階、そしてこの名曲に用いられるロマ音階を演奏。

感想を求められた田中さん、早くも「なんか妖しげな音階ですね」という言葉がキラリ。うん、その通りだよね。KAYSも感じたことを見事に言葉ししてくれています。

で、今度は加羽沢さん、「およげたいやきくん」のメロディを。さらに、それをロマ音階で弾くと…。

「たいやきくん、なんか、良からぬ事を考えているような…」

人々が感じる言葉にできない感覚を素早く、見事に、そして、我々の想像を超えた言葉で説明してしまう。これは本当に凄いです。さらに、

「イヤになっちゃうよと言いながら、ほくそえんでいるような…」

新しいストーリー、世界が生まれてしまっています。田中さん、凄すぎです。

もしかしたら台本にあるのかもしれませんが、でも、きっと田中さんの感性だと思わせる説得力があるんですねぇ…。これからも彼の回がとても楽しみです。

ところで、この番組の中ではサラサーテのコンプレックスとこの曲の関係も取り上げられていました。サラサーテ、実は手が小さかったのだそうです。当時人気だったパガニーニの曲は手の大きさを必要とした作りになっており、そのため彼はうまく弾けず、大変なコンプレックスでした。で、彼は思いつきます。逆に手が大きな人がうまく弾けず、手の小さな自分が得意なことがあるじゃないか…。各弦の高音部は、同じ音階でも、低音域、中音域と違い、抑える部分の幅が小さく、手の大きな人には音階を定めにくく苦手。そこで、高音域を多用した曲作りで逆に成功したのだそうです。

その話のシメにアレンジャー&作曲家として名高い加羽沢さん。実は彼女も手が小さい。そのため、子供の頃は特にピアノで弾けない曲が多くコンプレックスでした。そこで、思い立って自分で弾けるようにアレンジを始めたのだそうです。原曲の雰囲気をいかに壊さないでアレンジするか…。アレンジの高度な技法をそうして身につけたとか。そう、コンプレックスこそが個性で、そしてそれが魅力、パワーになるというのが彼女の言葉です。いい言葉だなぁ…。KAYSなんてコンプレックスが一杯ありすぎるから、これからそれが魅力になる時代がくるのかなぁ…いつになるやら(笑)。でも、一部、「そうそう!」と自分たちの人生を見返して深く頷けることもあります。ま、その話はいずれ。

番組では素晴らしい演奏家による曲演奏が毎回ありますが、今回はバイオリンが竹澤恭子さん。出だしからスケールの大きな演奏に魅入られます。サポートしている東フィルのバトンは「指揮界のルー大柴」と勝手にKAYSが名付けている素晴らしいマエストロ、大植英次さん。贅沢な番組ですねぇ。そして見事な演奏に、KAY1からリクエストが…「この回、永久保存版にしてね!」

もちろん。

最後におまけを一つ。この回でもクラシックソムリエ検定に出そうなトリビアが冒頭にさりげなく。それをKAY2が問題にしてみると…。

Q.主人公が名バイオリン奏者・サラサーテのファンであり、彼のコンサートに出かける場面が登場する。その小説とは?

 1.トーマス・マン 『トーニオ・クレーガー』
 2.アナトール・フランス 『パリのベルジュレ氏』
 3.コナン・ドイル 『赤毛連盟』
 4.ビオ・バローハ 『水車小屋の兄弟』


はい、答えのわかる方。興味のある方はぜひネットで調べてみてください。すぐに見つかるはずですよ。



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