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小さなお店に大きなフレンチ~ワイン食堂がっと


目を惹くシェフの大きな写真


グルメの聖地「神泉(円山町)」を行く!シリーズの最終回。

四谷にある岩井食堂、その岩井シェフが佐藤オーナーとともに円山町でやっていらっしゃるのが「がっと」です。佐藤さんの出身地新潟の言葉で「勢いよく」とか「すごい」という意味のようです。以前出来た当初はランチでのカレーのイメージが強かったように記憶しますが、最近リニューアルし、本格的なビストロとして再出発されたようです。

岩井シェフはテレビでご存じの方もいらっしゃるでしょう。我々、そんなことはつゆ知らず、ただ単に「円山町に住まう(!)プロジェクト」(と勝手に名付けています)で、短期の神泉暮らしをしてこのお店の前を通るたびに気になっていました。昨年とちがって、お店にはフランス国旗を彩ったのれんが下がっています。

今回、1度目に行こうとしたときは満席。2度目に行こうとしたときは休業日。そして「3度目こそは絶対に正直!」ということで電話予約。

で、お店に行く前には「予習」。ネットの色々なサイトで情報を仕入れます。その多くが必ず話しているのが岩井シェフの「個性」。相当にユニークなようです。幸い、人見知りするKAY2と違い、人当たりが良く内弁慶の(失礼!)KAY1がいますから、彼女に岩井シェフの担当となってもらうこととします。(笑)

さて、時間ぴったりにお店に着きました。すでに常連さんとおぼしき2人連れが。そして我々の直後に3人連れとカップル。もうすでにお店の席は2/3が埋まったことになります。BGMにはジャズがかかっています。お店の中は狭いながらも清潔で居心地は良さそうです。4月にリニューアルされたそうです。ただし、狭さは相当。後に触れますが、シェフが何度も客席を廻りますが、その際には少し椅子を引き気味にしてあげるとシェフも身軽に動けそうです。

お店の仕切りは基本(としておきます!理由はすぐに…(笑))店長さんともう一人の女性。まず佐藤オーナーの方にまず飲み物の注文をしたのですが、ここでまず元気一杯のシェフが厨房から弾丸のように飛び出てきたかと思うと料理の説明を怒濤のごとく開始!おお、これがあの有名な「シェフの乱入」!と事前準備で知っていたので思わず笑みがこぼれてしまいます。また、お話、楽しい!今日のおすすめはなにか、そして、何故おすすめなのかをしっかりと身振り手振りで、さらには素材を厨房から出してきて、説明をしてくださいます。きわめて正直な説明です。「あ、こっちの料理はね、今日でなくても別の日に食べればいいからネ」なんて具合。

で、このお店の料理は基本がプリフィックス。前菜と主菜で2550円というものです。ワインはグラスが赤、白ともに数種類味わえますが、ボトルも2500円と3500円が基本になっており、安価に提供しようというお店の意気込みが感じられます。

シェフのおすすめもあり、すぐにメニューを決めてお願いします。KAY1は前菜に自家製パンチェッタとレンズ豆、メインは鴨のグリル バルサミコソース。KAY2は砂肝と鶏コンフィのサラダに豚肉の生姜焼き。生姜焼きなんていうと定食を思い出しますが、このお店ではさにあらず…。

gatto3wm.jpg
これが生姜焼き…ね、想像を超えています…。
そして左には皮付きの丸ごと玉葱。この美味しいこと!



シェフ、厨房に戻り料理をしていたのですが、我々の会話から「!」となるとすぐに厨房を飛び出し、我々の所に来て説明をしてくださいます。とにかくサービス精神旺盛。生姜焼きを頼んだのでその豚肉の塊を持ってきてくださり、「こういうふうに塩にして、寝かせておくと美味しくなるんだよ!見て!この肉質!」と解説。さらに、他のお客さんのところにも調理のコツなどをお話。

そして、まるでいたずらっ子のように「ね、これ、何が入っていると思う?もしも当たったら僕、シェフの熱烈なるキスをプレゼントするよっ!」

そう言われても…(笑)。一生懸命に当たらないように想像して答えます。

「う~ん、おそらく和の調味料ですよね。多分、お出汁に関係している…」

一瞬、シェフ、「あっ!」という表情を見せましたが、さすが。「うーん、半分あたってる。キスしましょうか?」

「いえ、結構です!」(ピシャリ)

「あのね、答えは白味噌。それにバターを合わせたの。」

うわ、そういうわけですか!白味噌!でも、こんなに素材の独特の癖を感じさせないと言うことは相当良い味噌でしょ?と尋ねると、

「うん。京都の味噌で、かなりこだわりがあるんだよ。」

「でも、配合なんてきっと企業秘密ですよね」

「いえいえ、ウチの店のレシピに秘密はありません。白味噌を*にバターは*の割合で!」と答えが返ってきます。岩井シェフ、本当に開けっぴろげです。きっと料理を愛するあまり、一人でも多くの人に自宅でも幸せになってもらいたいという思いなのでしょう。すばらしい。

しかし、岩井シェフのお仕事は料理を作ること。さきほどからすっかり我々との会話で料理が滞りがち。そこで絶妙の佐藤オーナーによる「いなし」が入ります。このあたりがまるでベテラン夫婦のような(男性と男性ですが)かけあいです。そう、このお店は岩井さんと佐藤さんのコンビが実に良いバランスを作り、また、スパイスとなっているような感があります。

料理への愛情といえば、このお店では野菜は埼玉県の花里農場から送られてくる無農薬のものを使っています。そのままでド~ンと美味しい素材。メインディッシュに添えられた玉葱は皮付きのままオーブンでまるごと1時間あたためたもの。これが実に甘くて美味!素材の良さならではのものでしょう。そして、そうした素材をまるで我が子のように、料理前に見せてくださいます。さきほどの豚肉もそうでしたが、その素材に注ぐ視線は本当に我が子を慈しむよう。

とにかくシェフとのコミュニケーションがこれほど楽しいお店は他にないでしょう。岩井さんの個性のおかげです。もっとも、そうした会話が苦手な方や、ゆっくりとした静かなデートに…という場合は、予約を入れる前に少し考えた方がいいかも。(^^;)

当初岩井さんとの会話対応をKAY1としていましたが、実はある事で大盛り上がりとなってしまいました。ここでは内緒。(笑)

さて、肝心の料理について一つ。

とにかく凄い量です。大サービスを誇る分量。たとえば前菜のパンチェッタ。普通はこうしたレンズ豆とパンチェッタといえば、パンチェッタは小さく切った物を混ぜて…というのが普通。ところがこのお店、下の写真のように、厚く大きなパンチェッタがそのまま2枚出てくるのです。この瞬間に「!!!」と衝撃を受けた二人です。

gatto2wm.jpg
パンチェッタ!なんとこの大きさ!!


もちろん、メインもそう。上記の通り、生姜焼きも大変な迫力でした。

若いときならOKでしたが、中年の今、少し多すぎとなってしまいます。それでも美味しいので結局食べてしまいましたが、あとで後悔(!)。食べ過ぎました。我々の場合は、おそらく前菜とメイン1品ずつをシェアするので十分。それで足りなければ、追加でタパスを頼めばいいでしょう。

それでいて値段が2250円!ワインもあわせ、今回は二人で9千円でしたが、我々中年夫婦に適正な分量をオーダーすれば、次回からは6~7千円ですみそうです。もちろん、ボトルワインを入れて…。ということはファミレスとそう変わりないお値段!

そう、このお店、ものすごいコストパフォーマンス。若い人たちを連れて行くのには最高のフレンチですよね。

もうひとつつけ加えると、実はボトルワイン、1000円で持ち込み可です。これも嬉しいサービスですよね。で、それだけじゃなくて、なんと食材まで持ち込み可なんです。知り合いから今日釣ったばかりの魚をもらったから!とか、美味しいお肉を買ったからなんてときにも…。

凄すぎです。こんなお店があるなんて…。KAYSはとにかく目が点になりっぱなしの体験でした。


ワイン食堂 がっと
  ランク:A+
  電話:03-3464-5568
  住所:渋谷区円山町17-2
  時間:
   月~金:11:30~14:30
       17:30~24:00
   土   17:30~24:00
   日   17:30~23:00(LO22:00)
  定休:不定休 日、もしくは月のことが多いようです
     (お店に確認した方が良いです)
  値段:3~5000円
  場所:駅 徒歩2分
  地図はこちら
  メニュー例:プリフィックス(前菜+主菜) 2550円
  クレジットカード:可
  HP:http://gatto-wine.com/



実際にお店で味わえるレシピ満載!


KAYSのホームページはこちら http://kays1998.web.fc2.com/

ENOTECA Online(ワイン通販 エノテカ・オンライン)


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