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見応えある「上を向いて歩こう展」~世田谷文学館


京王線芦花公園駅から徒歩5分。


ある日、何気なくFMのダイヤルを回してみたら、聞き覚えのある声が…。永六輔さんと遠藤泰子さん。おや、なぜFMにTBSラジオの二人が…?と不思議に思います。ダイヤルは83.4MHz。ということは「せたがやFM」です。

二人は坂本九さんの歌で1960年代に世界的にヒットした「上を向いて歩こう」の思い出を話しています。うわぁ、なつかしいなぁ…と思いながら聞いていると今まで聞いたことのない色々な裏話が…。

そこでせたがやFMのホームページを見てみると、「世田谷文学館」で行われた公開録音を放送しているようでした。会場では現在「上を向いて歩こう展」が開かれているとのこと。上を向いて歩こうが全米ナンバーワンという快挙をなしとげて50年という節目の年での開催です。同時に特別番組もせたがやFMの開局15周年ということでの放送のようです。

それにしてもTBSラジオの「顔」のようなお二人がそのまませたがやFMに…。TBSも全面的な協力をしているのでしょう。いつもはAMで聞こえるお二人ですが、FMで聞くとまた新鮮ですねぇ。永さんは長らく難病(パーキンソン病だそうです)を患っていらっしゃるため話づらさが感じられますが、話される中身は相変わらず鋭く、ユーモアも満載で永さんらしさ全開です。

聞いているうちにいてもたってもいられなくなりました。「上を向いて歩こう」は子どもの頃から大好きな曲。その曲をテーマにした展示会があるというのは驚きです。これは行かなきゃ!

というわけで先日念願かなって世田谷文学館に。場所は京王線の芦花公園駅から歩いて5分。以前一度だけふらっと立ち寄ったことがありますが、もうそれから何年も経ちます。

700円の入館料を払って2Fの特別展会場へ。平日の午前中だというのに、お客さん、入っています。さすがにテーマがテーマだけに年齢的には60代~70代の方が多いですね…。場所柄か、テーマ柄なのか、とても上品な物腰の方が多く、また、元業界関係者と思われる、おしゃれな方が多いのも特徴。

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こうした公的な施設での図録とは思えないユニークなデザイン。
次のURLで購入もできます。

http://www.setabun.or.jp/shop/pictrecord.html

入り口に表示されている展覧会の案内ビデオからすでにシッカリと見てしまいます。KAY2、以前何度も書いたように昭和歌謡が大好きですし、特に60年代の流行歌は自分にとって元気の源。その時代の映像も大好きです。

まずは「上を向いて歩こう」が「SUKIYAKI」となって全米ナンバーワンになるまで、そしてそれからの歴史が記されています。続いて、「六・八・九」トリオ(作詞の永六輔、作曲の中村八大、そして歌の坂本九の名前から一文字ずつとっています)のそれぞれの歩みなど、興味深い展示が続きます。

これがおもしろい!

特に八大さんは思わず立ち止まって見入ってしまいます。「ビッグ4」でのジャズピアニストのイメージも強いのですが、クラシックが基本にあり、作曲、編曲と才能豊かなマルチな音楽家でもあったんですね…。

若い頃のメモ書きが展示してありました。ノートの切れ端のような紙にに書いた言葉…、自分の将来に向けての決意表明のようなものです。みなさんも若かかりし頃、書いたことあるでしょ?KAY2もそうです。でも、こんな天才も同じことをするんだぁ…とうれしくなっちゃいました。

そして、永さんに関しては、何よりも大量にNHKで放送されていた「夢であいましょう(この歌がヒットするきっかけになった番組)」の台本を製本して保存している「まめ」さ!凄いですねぇ。ガリ版刷りとおぼしき台本、何冊も広げてあり、それをゆっくりと見ていきます。出演者とセリフ。読んでいるとまるで目の前に渥美清さんが、黒柳徹子さんがいて会話しているように、生き生きと情景が思い浮かびます。文字からたちどころに映像が浮かび上がる!永さん、改めて言っちゃいます。本当に素晴らしい放送作家だったんですねぇ!!ちなみにこの膨大な台本、永さんが保管していたことがこの展示会に合わせて分かったそうで、そのときには、新聞各紙のニュースになっています。というのも、「夢であいましょう」が放送されていた当時、台本は放送後に破棄されるのが一般的で(映像もそうですが)、残っているのは非常に珍しいのだそうです。ということで、台本、今回の展示の目玉の一つでもあるんです。

九ちゃんも、幼年期からの環境が音楽的な才能にどう結実していったのかが良くわかる展示になっています。それにしても、有名な出だしの歌い方。「ウヘッフォームフーフィテ、アハールコーフホフホフホフ」というアレです。録音の時に「日本語を大切にしていない!」と永さんが激怒したという話ですが、九ちゃんの責任ではなく、八大さんが九ちゃんの声と歌の特性を活かして、わざと細かく九ちゃんに指示していたというのは、面白いですねぇ。しかも、それを永さんに打ち明けず、ず~っと九ちゃんがワルモノになっていたというのも。九ちゃんの人柄の良さも感じます。

三人だけではありません。当時、日本の音楽を世界に売り込もうと、世界を飛び回った東芝レコードの石坂範一郎氏のこと。展示会に行くまでは全く知りませんでした。さには日本人で初めてのメジャーリーガーである村上雅則とSUKIYAKIの関係、さらには忌野清志郎も…。

一つの「とてつもない」ヒット曲をめぐる、時代の息吹を感じさせる素敵な展示会。6月30日まで開催されています。あと二週間、どうぞお見逃しなく!

それにしても、こんなに素晴らしい展示会を企画してくださった世田谷文学館、大きな拍手を送りたいと思います!


世田谷文学館「上を向いて歩こう展」
  期間:4月20日(土)~6月30日(日)
  電話:03-5378-9111
  場所:世田谷区南烏山1-10-10
     世田谷文学館2F展示室
  時間:10:00~18:00
     (入館は17:30まで)
  定休:月曜日
  入館料:一般は700円
  場所:駅 徒歩5分
  HP:http://www.setabun.or.jp/index.html


CDシングルはこちら


アメリカ公演を含む貴重な映像集


丹念な取材のノンフィクション




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