ウスターソース~肉まんとのマリアージュ
それまでは何もつけないで食べるのが当たり前だと思っていました…。
肉まんです。5個パックの肉まんが冷凍常備される我が家。ちょっと小腹が空いたときの救世主。水にくぐらせてラップして電子レンジでチンすればいつでも食べられます。たまぁに1個おまけで6個パックになってたら大量に買ってしまうくらい。はい、貧乏性です(笑)。
で、お茶と一緒に味わうのですが、我が家では何もつけずにそのままいただいていました。島根に暮らす小学生の頃からそうです。
ま、中華街のようなところで酢醤油でいただく人もいるというのを目にし、ふーん、本格的な中華だと酢醤油なのかなぁ…と思ったことがあるくらい。それほど感心はなかったのです。
ところが、先日、NHKのテレビ番組「うまいっ!」を見ていたら、物凄い絶品ソースが登場。これについてはまた後日書くかもしれません。その番組の中で、ソース好きの大阪文化について詳しいリポートがありました。そして、その日の食材ハンター(リポーター)である清水良太郎さんが「僕が一番意外だったのが、肉まんにソースという組み合わせ…」と説明されているのを聞き、試してみたくなりました。子供の頃に通った駄菓子屋さんの思い出がよみがえる…とのこと。
以前このブログに書いた通り、KAYSの二人は数年前から関西が大好きになり、特にその食文化の豊かさにノックアウトされています。そう、関西は食べ物に関して本能の赴くまま。妥協を許さず、容赦ないのです!素敵!(例えばこちらに過去の関連記事これ以外にもありますので、どうぞブログ右上の「ブログ内検索」で大阪や関西と入れて検索してみてください)
そのとき番組で清水さんがつけていたのはウスターソースのような雰囲気です。そう、ウスターソース!島根にいる頃はソースの王者という感じでしたが、東京ではなんとなく影が薄い。むしろ中濃ソースやトンカツソースが幅をきかせているのでなかなか買いづらいのです。が、今回は目的遂行のためにはKAY1も説得。「ぜっっっっったい美味しいから!」と、ブルドッグの小型ウスターソースを購入。この「目的のはっきりした買い物」って楽しいですよね。心躍ります。
で、自宅に戻り、肉まんを温め(今回はちょっと贅沢してクイーンズ伊勢丹特製!)、ウスターソースをごく僅かにつけていただくと。
ほぉ、物凄く甘みが増します!しかも、豚肉と果実味たっぷりのウスターソース、抜群に合うんですねぇ。肉まん、そのままでもおいしいけれど、ウスターソースをつけると、それは別の美味しさ。ただし、くれぐれもつけすぎに注意。ほんの僅か、具の部分につけるだけくらいが一番美味しいんです。
そうでした!ウスターソースよ、あなたの存在をほぼ忘れかけていたKAY2を許しておくれ。こんなに美味しい君と東京に出てから疎遠になっていたなんて。ごめんね。
翌日仕事場の食堂ではカレーライスにしっかりとウスターソースをかけていただいたKAY2です。周囲の好奇の目に耐えながら。(笑)
今度は「焼きめし」を作って、それにかけよう!これは子供時代の我が家の想い出の定番。今は亡き父親の得意料理でした。
KAYSのホームページはこちら http://kays1998.web.fc2.com/