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今どきの遺影でイェイ!~写真加工技術の進化


まさか、この家族で飲んでる写真が…!?凄い技術です。


父が亡くなってまもなく4年になります(こちらの記事)。今でも父親を思い出すことがよくありますし、時には夢に出てきてくれることもあります。いつまでもそばにいてくれているような、そんな気持ちになることもあり、亡くなった悲しみも少しずつ癒されているような気がします。

実家に帰省すると仏壇の前に父の遺影があります。その父の遺影、実は、ちょっと自慢なんです。とても暖かい表情で、親戚や知り合いの方々も目にするたびに「いい表情ですねぇ。」「どうやって撮られたんですか?」「いつ、どこで?」と頻繁に質問をされます。

そのたびに嬉しくなるのですが、実は…。今まで明かさなかった秘められた話が…。(って、おおげさ。(笑))

父親が亡くなる少し前、もう回復は絶望的と、本人も私たちもお医者様から聞かされていました。そんな中で、少しでも父親の気持ちを紛らわせたいと、思いついてフォトフレームを買ってプレゼント。病室に置いてもらいました。HPにもそのいきさつを書きました(こちらの記事)。新宿のヨドバシカメラで買い、まず東京の自宅に持ち帰ります。そして、過去の写真から父親と母親、そして家族が写っている写真を片っ端から集めます。主に両親との家族旅行の写真です。幸い、我が家ではデジタルカメラで撮った写真をすべてHDDに、そしてイベントごとにフォルダー分けをしていたので助かりました。関連しそうなフォルダーをどんどん開けて、フォトフレームにぴったりの写真を数百枚選び出します。そして、それをSDカードに入れて、本体に入れ、再び箱に入れてラッピング。そして、病室に届けます。

幸い病室に届けられたフォトフレーム、楽しかった家族旅行の写真を次から次へと見せてくれ、父も母も妹も喜びましたし、やさしく親切にして下さった看護師さんたちも口々に「楽しそうな表情ですね」「うわぁ、これどこですか?」「いろんなところに行かれたんですね」。楽しい会話のきっかけになってくれたようです。

しかし私たちの思いも届かずに、まもなく父は旅立ってしまいました…。まさかその日に亡くなるとは思わず、東京から我々が見舞いに帰って病室に到着した数時間後、急変でした。

悲しむ暇はありません。すぐに現実が目の前に現れます。通夜、葬儀、挨拶回り、市役所の手続き、金融機関の手続きなどなど…めまぐるしく動き始めます。

まず何よりも葬儀の準備です。幸い叔父が紹介してれた葬儀屋さんと相談します。以前も書いたように、実にやさしく親身になってくださる素晴らしい葬儀屋さんだったのですが、まず、出てきた遺影に関してもそうでした。

「どんな写真がいいんでしょう?」

と、まったく事情のわからない自分たちが尋ねます。すると、

「はい、どんな写真でもご家族の方々が希望されるものでしたら何でも。」

「でも、写真館で撮影したような立派なポートレートなんてありませんし、小さく写っているものがほとんどで…」

「大丈夫です。親指くらいの大きさであれば十分遺影になります」

「でも、いまからアルバムを探しても時間が…」

と言いかけてふと思い出しました。そうだ、フォトアルバムのSDカード、あそこには旅行の時の父親の写真がいっぱい入っている。でも、みんな笑っている表情だからなぁ。おそるおそる尋ねてみます。すると、

「最近はにこやかな表情の遺影を希望される方も多いですから大丈夫ですよ」

とのアドバイスを受け、すぐにフォトフレームに差していたSDカードから選び始めます。家族旅行の写真ですから、みんな嬉しそうな表情ばかり。うーん、ま、いいかな…。ということで次々に選び出します。母親、妹、そしてKAY1と4人であーでもない、こーでもないと議論をします。「これ、笑いすぎ」「これ、ちょっと目が笑ってない」「うん、これ口が開いているねぇ」みんな好きな事を言っています。そばで父親が見ていたら「これこれ!おまえ達!勝手なことばかり言うな!」と文句を言われそうです。(笑)

で、結果残った数枚。ここからが大変。自分たちで選べないのです。実は1枚、中でも気になる写真がありました。箱根の風祭にある蒲鉾会社が運営するビア・レストランでジョッキを口にしかけている写真だったんです。笑顔が素敵。きっと美味しいビールに「こりゃ、美味しいのぉ!」と喜んでいたのでしょう。何せ静かで穏やか&にこやかな呑んべぇでしたから(はい、その点、KAY2はしっかり…というより飲む量に関しては輪をかけて父親ゆずりなのです)。でも、そう。この写真、口の前にビールジョッキが。しかも服装もラフ。だから、これは遺影には無理だなぁと思っていましたが、どうしても気になって残していました。

迷ったらプロに聞け。

そこで、翌朝やってきた葬儀屋さんに尋ねてみます。

「ここまで絞ったのですが、選びきれなくて」

と、数枚お見せします。すると彼、なんとビールジョッキの写真を示して「私はこれが好きですね。」

「!?」

だってビールジョッキが…。

「大丈夫です。修正できます」

というわけで、おまかせして翌日、さっそく遺影が出来上がってきました。封筒から出し、見てびっくり!口元にあったジョッキは消え、見事に背広を着こなして、静かに、そして暖かく微笑んでいる父親がいます。

家族全員「ステキすぎる!!!」

というわけで、素晴らしい遺影のできあがりです。きっと父親もどこかからか見てて「これならいい!」と喜んでくれたんじゃないかと思います。

ジョッキを消して、口元を少し修正。そしてネクタイを締めさせ、素敵な色の背広を着せ、そして、小さな写真ですから、引き延ばすとキメが荒くなる。そこも綺麗に修正してくれているようです。さらにはシワも少なめに、髪の毛も整えて、アゴの骨格もややシャープに…。

驚きました。本当にいまどきの写真加工技術って凄いんです。居酒屋で一杯飲んで楽しそうにしている写真でも見事な遺影に化けちゃうんですから…。

あぁ、自慢の遺影、ついにヒミツを明かしちゃった。お父さん、ごめんなさい。

ま、今どきの技術は凄いということと、その技術を見事に使いこなしてくださった遺影担当の方、葬儀屋さんの素晴らしい感性、そして家族の良い写真を探し出そうとした執念。そのおかげでいい写真になったということで良いじゃないですか…。と自己弁護。(笑)


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