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すばらしい理念と創業者 ~ 明治村


ご存じ、旧帝国ホテルの有名な玄関部分。設計はフランク・ロイド・ライト


今回の旅、京都のメインは京都御所でした(その記事はこちら)。そして、名古屋のメインは犬山市にある「明治村」。ご存じ、明治時代を主に古い建物を移築して集めている博物館です。博物館といっても、建物の中にいくつもの建物の一部を移しているなんて「ちんけ」なものではなく、広い敷地内に建物をそのまま移しているのです。もっとも、あまりにも巨大な建物の場合は一部ということもありますが。一種のテーマパークの走りともいえます。

開村は1965年。そして、作ったのは建築家の故谷口吉郎氏と旧制高校時代の同級生であった名鉄の元社長、故土川元夫氏。

高度成長にともない、次々に壊されていく古い建築物をどうにかして救いたいという二人の思いが明治村設立に結実したのです。

すばらしいですねぇ。もっとも、建物を「本来の使い方をせずに保存」することの意義を疑う声も一部にはありますが、最近、東京では東京中央郵便局の建物を壊す壊さないでもめたばかり。結局壊しちまいました。でも、結局、壊してしまうと永遠に失われてしまいます。それならば、残した方がまだ良いと思うのですが…。

ただ、それには、とてつもなくお金が掛かります。

たとえば、帝国ホテル旧館。いまや、明治村のシンボルのような建物の一つです。ガイドさんの説明によると、こちら、移築に11億円かかったそうです。このホテルの移築を巡っては明治村は一旦断りながら、時の首相、佐藤栄作氏のたっての希望で政府から半ば命令のような形で移築となったようですが、政府からの補助金はわずか1千万円程度。ほぼ全額に等しい負担をして移築しています。

そういうわけで、大変なんです。明治村。高度成長の頃は、名鉄の本業などで、うるおったでしょうけれど、昨今は経営が大変じゃないかな。でも、創業者の崇高な理念、これを守って、ぜひがんばって欲しいものです。

明治村も、すでにできて半世紀近くが経ちます。昼食時に我々の隣に座ったご夫婦は昭和41年に一度訪れており、再訪だそうです。当時は道路も土埃がスゴイ状態で展示物もわずか。変貌ぶりにおどろいていらっしゃいました。

保存も、ボランティアのガイドさんたちが詳しく説明をしてくださる建物もいくつかあり、ぜひそうした施設をガイドの時間にあわせて訪れ、説明を聞かれることをおすすめします。説明があるとないとでは見学の成果も大違いです。「へぇ、こんな工夫が!」「へぇ、こんなアイディアが!」と、説明を聞いていると、およそ15秒に「へえ!」が一回。20分のガイドでで80回「へぇ!」をくりかえしちゃいますから…。いや、「半分」ホントです(笑)。ガイドさんはおしなべて情熱的に、そして親切にガイドしてくださいます。

また、村内はとにかく広いし、展示物も「あまた」。そこで、今回訪れたKAYSが結論としておすすめするのは、まず、バスに乗って一番奥の帝国ホテルまで行きます。バスの中で、自動音声による、ある程度のガイド説明があるからです。

そして、奥から入り口に徐々に戻ってくるというコース。ただし、全部は見きれませんから、ガイドさんの案内が付いた施設を中心に絞って回るというものです。

明治村、2度、3度、訪れてもいいじゃないですか。それに絶対にその価値がありますって!!!

それに、展示物によっては寄贈者が愛着を持って、管理していらっしゃるモノもあります。たとえば、北里研究所。最近、内部の展示がリニューアルされた上に、以前は非公開だった二階も公開されるようになりましたが、現在も北里研究所から時折スタッフさんがやってきて展示物の管理をされているようです。

それから、どこを見るかを決めるときに、上記のガイドさんからアドバイスを受けるといいと思います。実は帝国ホテルでガイドしてくださった方が強く勧めてくださったのが「大明寺聖パウロ教会堂」。本当はKAYSの「行くべしリスト」に入っていなかったのです。が、外観の日本建築と内部の教会建築のギャップがすばらしい!との絶賛の言葉に、我々も急遽、ルートを変更することになり訪ねたのですが、本当に驚きました。すばらしい建築物でした。

また、ガイドさんの案内のある西園寺公望邸、東松家住宅も実にすばらしかったですネ。

ところで、この日、村内でドラマのロケが行われていました。明治村、ロケが多いことでも有名です。撮影スタッフに聞いても口が堅く「秘密です」の一点張り。残念。ただ、置いてある機材にはCXとありました。そして、主人公の服装は金田一耕助風。ということで、フジテレビの新春恒例、金田一耕助シリーズでしょうか。(^_^;) 俳優さん達が現れると、遠足に来ていた小学生達が一斉に「きゃー!」と歓声を上げて走り寄っていたことから、主演は…誰でしょう???

あと、明治村へのアクセスですが、名古屋駅から直通のバスが出ていますが、こちらは園内に到着するのが11時頃。すでに開園から1時間経っています。それに帰路は15時過ぎ、まだ閉園には1時間以上あります(冬期をのぞく)。その分、時間が損。一見面倒ですが、名鉄で犬山駅まで行き、そこから路線バスで…というルートであれば、開園から閉園までじっくりと見ることが出来ます。

さらに、園内を歩き回るのは疲れますから、時には園内を走る蒸気機関車や電車、バスも利用したい。そうなると、乗り物混みの入場券をおすすめします。乗り物のスタッフもみなさん、とっても親切。

ということで、若い頃から一度行きたい!と思っていた明治村。やはりすばらしく、近日中に再訪したいと強く思いました。



KAYSのホームページはこちら http://kays1998.web.fc2.com/






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