スポンサードリンク


都内でおいしい空気の露天風呂が…高尾山温泉


駅のすぐ横というロケーションです。


その日、もの凄く寒い朝を迎えました。今季は暖冬とはいえ、さすがに気温が5度以下に下がると、寒い寒い…。

こんな日には温かい湯船が恋しくなります。仙川の「ゆけむりの里」もいいなぁ…と思っていたのですが、ふと、思い出しました。そーだ、昨年秋にオープンした京王線高尾山口駅横の「極楽湯」があるじゃないか。オープンしたては混雑するから、しばらくして落ち着いたら行こうと思っていたのです。

それに今はまだ午前8時。「ゆけむりの里」は朝10時から。あと2時間待たなければ利用できません。が、極楽湯は8時には開始。

開業からすでに2ヶ月。その日は年末でお休みの会社が多いとはいえ、平日。午前中なら空いているかも…。

というわけで、スポンジとタオルだけをバッグに入れて京王線仙川駅に向かいます。

45分後には温泉の入口に立っていました。


gokurakuyu02wm.jpg
館内にも駅と同じ電光掲示板が



ほぼ駅直結といえる位置にある温泉施設。館内に入ると、まだ新しい木の香りがします。女性スタッフの案内にしたがって、入浴料を。京王パスポートカードをお持ちの方はポイントも貯まります。

入ってすぐに荷物を入れるロッカーもありますが、脱衣所の服を入れるロッカーも結構大きさはありますので、スルーして行きます。下駄箱も脱衣所のロッカーもコインを入れるタイプではないので、小銭の心配がいらないのはありがたいですね。ドライヤーも無料です。

午前10時半。結構人で賑わっていますが、混雑というほどではありません。子連れの若い人もいれば、リタイア組も。中に混じってネクタイ姿の営業マン風も。うー、仕事をサボって温泉を楽しんでいるな…。(^^;)

服を脱いで、お風呂に向かうと…。

ほぉ、まず目の前にはずらっとシャワーが並びます。30以上はありそうです。

そして、左手には小さめの湯船が。黄色く染まった湯は「ゆず湯」のようです(そのときによってお風呂の内容は変わるようです)。まずそこに浸かります。うー。気持ちイイ!身体の血管が開ききる感覚。これですよ。これこれ。冬はこれでなくっちゃ。

そして、十分リラックスしたところで、まずは色々な湯船を試してみることにします。露天へと向かう右手には檜風呂。こちらは湯船が大きく、小さな気泡でクリーム色をしています。うん、これは仙川の湯けむりの里にもありましたが、こちらはずっと大きな湯船。檜の香りも相まって、リラックス効果は抜群です。

さぁ、立ちあがっていよいよ外に。

4種類のお風呂が外にはありました。天然温泉の露天岩風呂が温度で2種類。42度のものと40度前後のもの。そして、背中と足が湯につかる座り湯と炭酸の気泡が身体全体にくっつく石張り風呂。

仙川のゆけむりの里と比べると、特徴的なのはそれぞれの湯船が立体的に配置されていることです。その分、視覚的には、別の湯船に入っている人の姿があまり気にならないという利点があります。一方で、階段の段差があるので、足の不自由な方にはちょっとツライかな。あと、それぞれの湯船は小さいので混雑時はなかなか厳しいものがありそうです。

gokurakuyu03wm.jpg
2つの露天の岩風呂は天然温泉


一つ一つ試してみますが、みな独特の味わいがあり、楽しめます。個人的にはやっぱり天然温泉の42度が「ジス・イズ・ザ・お風呂!」という感じで大好きですが、やっぱり42度。熱いので、長時間楽しめないところは残念。でも、昔の下町銭湯並みのこの熱さは懐かしい!

そして、何よりも気に入ったのは「空気の美味しさ」。

だって、温泉の周囲は山!

排ガスも工場の煙もない。東京都内(一応)にありながら、これだけ空気のおいしい露天風呂(日帰り温泉施設)は他にあまりないのではないでしょうか。

湯船に浸かりながら深呼吸すると、本当に気持ち良いのです。

とにかく、これが一番の魅力!

そして泉質もアルカリ性単純温泉ですから、いわゆる「美人湯」タイプですねぇ…。

あと、良かったのは炭酸石張り風呂です。湯船を出たときの肌のつるつる感は相当に気持ち良いです。

この日夕方、仕事から帰宅したKAY1はKAY2の顔を見た瞬間、「あれ、今日、お肌つるつる。どうしたの?」とKAY2が温泉に行ったと報告する前に言ったほどです。そう、客観的に見ても効果絶大なのです。ちなみに、翌日朝の血圧の低いこと!それも温泉効果だったかもしれません。

さらにサウナ。ドアを開けて驚くのは中の明るさ。へ?と思うと奥に窓が。これはいい。そう、サウナってあの閉塞感がいやなんですよ。こちらなら、外光がしっかりと入ってきて、明るい白木の内装もあり、開放的な気分でサウナを楽しめます。

というわけで、ここまですでに大絶賛のKAY2です。

もう一度すべてのお湯を味わって…。40分ほどでお風呂を出ます。

着替えたら、1Fのお食事処へ。

gokurakuyu04wm.jpg
お食事処からはホームに停まっている京王線ビュー!


座敷とテーブルがありますし、テーブルもお一人様用にカウンター形式になったテーブルもあります。テーブルはそれぞれ距離を保って、余裕の配置。

食券購入ではなく、窓口でオーダーする形式です。

支払いはクレジットカードも交通系カードも使えます。

余談ですが…。交通系カード、関東ではパスモ(私鉄系が発行)やスイカ(JRが発行)を使う方が多いでしょうが、先日JRが経営するNEW DAYSというコンビニを使ったとき、「パスモ使えますか?」と尋ねたら、店員さん、「はい、スイカ使えます」と返され、「いや、パスモなんですが…」と言うと「はい、スイカ使えます」と再び返され、苦笑いしちゃったことがあります。そこまでキビシく店員教育をするんだ…。こちら、京王電鉄の経営ですが逆に「スイカ使えますか?」と尋ねると「はい、使えますよ」と、普通に答が返ってきました。こういう「普通さ」が好きです。(笑)

メニューを見ると定食、丼、カレー、麺類、おつまみと幅広い内容です。おつまみも例えばC&Cがコラボしているので、C&Cのカレー入りコロッケというユニークな一品も。KAY2が個人的に嬉しいのはビールに大ジョッキと特大があること。そして、ホッピーも。うーん、これはいい施設だ。

もちろん、高尾山に来たからには「とろろそば!」という方、ちゃんとご希望に添えます。

gokurakuyu00wm.jpg

これがそのとろろ蕎麦


というわけで、とろろそばにビールの大ジョッキ。

お腹も満たされ、幸せな気分でふと顔を上げると、食事処の入口に駅と全く同じ電車時刻の電光掲示板が。

お、次は7分後に準特急の新宿行きが。ホームまで歩くのに3分も見ておけばいいかな…。

と、ゆっくりと立ちあがって、お盆を返却口に。

1時間後には自宅のソファーでゆっくりと、リラックスした身体を休めていました。

その日の睡眠、深かった!よほど温泉で身体と心がリラックスできたのでしょう。これはクセになります。もう伊豆に行かなくてもいいや…。

あなたも高尾山温泉「極楽湯」、いかがですか?

うーん、今回はまるで宣伝だ!

だって…、本当に良かったんだもん。


注:
今回は比較的空いていましたが、時間によっては混み合うこともあるようで、場合によっては入場制限もあるそうです。混雑している時は公式ホームページに混雑状況が掲載されるようですので、ご覧になることをオススメします。



高尾山温泉 極楽湯
  ランク:A+
  電話:042-663-4126
  住所:東京都八王子市高尾町2229番7
  時間:8:00~23:00(最終入館受付22:00)
  定休:年中無休
  値段:大人1000円(通常期)
  場所:京王線高尾山口駅となり
  地図はこちら
  メニュー例:とろろそば 750円
  クレジットカード:可(交通系カードも可)
  HP:http://www.takaosan-onsen.jp/
  その他:


KAYSのホームページはこちら http://kays1998.web.fc2.com/


ENOTECA Online(ワイン通販 エノテカ・オンライン)




武江シェフの技と伝統を受け継ぐreinetteがオープン


衝撃の告知でした。


この正月、KAYSの二人に衝撃が走りました。

いつものように仙川を散歩していた二人。二人が仙川に引っ越してくる理由になった洋菓子の名店「サロン・ド・シェフ・タケエ」の前に来ると、なにやら張り紙が。

「閉店のお知らせ」

二人で、言葉を失ってしまいます。

なぜ、いつの間に?

すぐにネットで情報を見てみると、すでに年末、閉店のお知らせが出ていたようです。そして、年末一杯31日までの営業で閉店に。理由は書かれていませんでした。

知らなかった!

でもなぜ?

ああ、これからどうしたらいいのでしょう!それに、武江シェフ、どうされたのでしょう。ご病気でしょうか。心配です。

その告知横には1月15日、新たに別の方が同じ場所で洋菓子のお店を開かれるという案内が。また、武江さんの書かれた閉店案内にも「次の世代をになう若きオーナーシェフが引き続き当地にて営業…」と書かれています。

それにしても12月31日に閉店で1月15日には新しいお店がオープン。ずいぶん短期間です。といことは居抜き?実は、表に出さないだけで、長期にわたって、武江さんから次の方へと準備をされていたのかもしれません。

というわけで、開店2日目、お店に伺ってみると…。

あれ?武江さんの奥様がお店のレジに。

そしてお店のショーケースには武江シェフと変わらぬケーキも!

takeeren01wm.jpg
今までと同じケーキ!


新しく「reinette」としてオープンしたこのお店。若いご夫婦がお店を引き継いでやっていらっしゃるのですが、パティシエさんの坂本さんは武江さんのお弟子さんのようです。そこで、武江さんと同じケーキも出せるわけですね!武江さんの奥様は、オープン時は大変なので、最初だけお手伝いに来ていらっしゃるということでした。

さて、持ち帰って実際にいただいてみると…うん、武江シェフの時と変わらぬ、素敵な味です!

良かった!

takeeren02wm.jpg
新しい味わいも!


こうして武江シェフの技と伝統が引き継がれ、さらにそこに坂本シェフの個性が加わり、新しいお店、安心するとともに、本当に楽しみになりました。タケエの名前はないものの、こういう世代の引き継ぎというのもあるのですね。坂本シェフ、期待しています!

でも、まずは武江シェフ、15年間、ありがとうございました!素敵なケーキを仙川で作り続けていただいた事に、KAYSは心から感謝いたします。

そして、今しばらく英気を養われていらっしゃると思いますが、また、復活されることも心から祈っています!

奥様もいつも素敵な笑顔、ありがとうございました。



母手作りの金柑甘露煮でマリアージュを楽しむ


クラッカーにクリームチーズ、そして金柑の甘露煮!
赤ワインにも白ワインにも…シュワシュワにも。


お正月。今年は短いお休みになった方が多いようですね。KAY2は2日から仕事。「超」短い正月でした。

でも、やはり三が日はおせちが食べたいもの。

KAYSの二人は一応、最低限のおせちを用意するのですが、日頃ものぐさでちゃんとした料理を作らないナマケモノ。ついつい、スーパーでは市販のものに目がいってしまいます。

ただ、ものすごくありがたいことに、島根に住む母親が、毎年、黒豆や栗きんとん、牛肉の八幡巻などを作って送ってくれるのです。これがおいしくて!特に八幡巻は二人とも大ファン。

そこに数年前から金柑の甘露煮が加わりました。たしか、数年前、中年になって初めて喘息が始まったKAY2のために、ノドに良いということで作って送ってくれたのが始まりです。

で、この甘露煮。実に美味なんです。

なんといってもワインに合うのが最高!

柑橘類は全般にワインとの相性がいいのですが、この金柑の甘露煮は泡、白、赤ともに合うのが「エライ」のです。

実は金柑は豚肉に始まり、鴨肉やフォアグラなど、かなり濃いめのお肉にソースとして使われることもあります。お肉の濃い味を中和して、さわやかにしてくれる効果があるのです。金柑ってやっぱり「エライ」!

でも、それを教えてくれた母にも感謝&感謝。

いつも「私、食べる人」と標榜するKAY1(妻)、ニコニコしながらKAY2(夫)に「お願いだから豚ロースのソテー、金柑甘露煮ソース添えをぜひ作ってね!」とやさしくキョーハクしています。

ま、料理が嫌いではないKAY2にとっては、まぁ、それなりに嬉しい脅迫です。また、母に作って送ってもらわねば!


KAYSのホームページはこちら http://kays1998.web.fc2.com/


ENOTECA Online(ワイン通販 エノテカ・オンライン)


ビストロジョナサンに感心!

bistrojon20 wm
特別メニューにワクワク!


ジョナサン、ご存じですよね。すかいらーく系列でのファミレスで、調理は工場でというセントラルキッチンの方式です。店舗での調理が基本のロイヤルホストが大好きなKAYSはあまり利用するチェーンとはいえません。とはいえ、野菜の鮮度は悪くないですし、味もそこそこ。何よりも煮魚の定食などもあるのが、ありがたかったりして、年に1、2度は利用するかなぁという感じです。

さらに、最近になってハッピーアワーを開始。他の外食チェーンで「チョイ呑み」が始まったために、ジョナサンも競争に加わったようです。サントリーのプレミアムモルツがなんと299円で飲めてしまうのですから、これは堪えられない幸せ…ということで、ここしばらくは結構な頻度で通い始めました。おまけに仙川店の場合、自宅がすぐそばなので…「ただいまぁ…!」とKAY1に声をかける直前に「♪ちょいと一杯のつもりで呑んで♪」という感じで酔っちゃうことも。

でも、このところ嬉しいのは「ビストロフェア」がまた始まったこと。

このフェア、普段は置いていない高級食材を使ったメニューが登場します。2012年にフォアグラが登場して話題になりましたよね。今年もフォアグラ、登場していますし、それ以外にも、色々と。くわしくはこちら(報道発表より)

朝、仕事に向かうKAY1を見送る際、「今夜何食べる?」と尋ねられたKAY2。「うん、ジョナサン行きたい…」と答えます。すると「え?なんでジョナサン?もっとちゃんとしたもの食べようよ」という答え。

ふふふ、君は知らなんだ。ジョナサン、ものすごく進化する時期があるのだよ…。

そしてその夕方、居住まい正して訪れたジョナサン仙川店。入口にはビストロジョナサンの旗が。そして、案内されたテーブルにはビストロジョナサンのメニューが…。

はやる気持ちをおさえて、まずは水を一杯。そしてメニューを開き…、

bistrojon21wm.jpg
こんな一皿も!


まずは前菜!

えええ?ムール貝のワイン蒸しがあるの?えええ?チーズフォンデュも!フライドポテトはトリュフ塩でいただくの!?

いやぁ、いきなり前菜からノックアウトです。

もちろん、怒濤のように注文!

出てきたものは、まぁ小ぶりですが、前菜ですから…。

ふむ。ムール貝、さすがに、ちょっと硬めで、新鮮とはいえないけど、それでも味はしっかりとガーリックがきいて、おいしい!

さらにメイン。

bistrojon00wm.jpg
ジャーン!見よ、フォラグラのこの厚み!


フランス産フォアグラ!おお、心なしか、昔より大きいぞ!それに以前のように、焼きすぎということもなく、いい具合に進化。やはり、回数を重ねると試行錯誤、良くなるものですねぇ!

そして、お肉のソースも、フォアグラとの相性は抜群!

フランス産豚肉のポルチーニクリームソースもおいしい!

これはワインがすすまないわけないじゃないですか。ワインも、いつものメンバーではなく、フランスもの。テーブルワインクラスですが、それでも、フルーティーな甘口ではなく、しっかりと本格派の味わい。

というわけで大満足ですが、こうなるとワインにこだわりたい!

その意味で一つ残念だったのは、赤ワインがギンギンに冷やされていたこと。

うーん、これはロイヤルホストでもそうだし、何か業務上の理由があるのかな。いっそ、自分の好きなワインを持ち込みで…なんてできないかな…。ジョナサンの情報をネットで捜したら、昨今は一部店舗のスタッフにワインの研修をさせたりして(上記報道発表参照)、ワインに力を入れているとのこと。じゃ、話がわかるかも…と思ったところで、ジョナサンにメールを書いてみました。赤ワインで、冷やさないものも用意していただけないかということ。そして、持ち込みを抜栓料を払うので、認めてもらえないかと言うこと。以上をビストロジョナサンの企画の素晴らしさを讃えたあとで書いてみました。

bistrojon22wm.jpg
ワインもPays d'Ocですが、悪くないです!


まもなく返事が届きましたが、残念なことにメールの返事は大変素っ気なく…。

1.冷蔵庫で冷やした物を提供しております。

2.持ち込みはお断りしております。


問い合わせ対応、こちらの情熱に比して、短く、そっけないメールだったので、少々へこみました。もう少し工夫をしたほうがファンが増えると思いますが…、あ、よけいなお節介かな。それにこうした大規模のチェーンでは1日に届くメールの数も物凄い数でしょうから、これが精一杯の対応なのかもしれませんね。

ただ、お店によっては冷やしていないワインを出してくれるところもあるようです。「冷えてないのでお願いします!」と言ってみると、案外快く出してくれる場合もあります。

また、一部店舗(こちら)で、ボトルワインの種類を増やしているところもあるそうです。KAYSが気軽に行けそうなお店で言うと新宿西口大ガード店がそれにあたります。

つまり本社の企画側はかなりやる気満々、お客様対応がそれに追いついていない…という大企業によくあるパターンかもしれません。

新宿西口大ガード店、行ってみようかな…。

あ、一つご注意を。上記のように怒涛の勢いで注文しちゃうと、支払いの段階でレシートを見て酔いが一発で覚めます。まるでロイホなみ。それだけは覚悟を…。(笑)

今回のビストロフェア、2月中旬ころまで続くお店もあるようです。



KAYSのホームページはこちら http://kays1998.web.fc2.com/


ENOTECA Online(ワイン通販 エノテカ・オンライン)


大阪、最後の夜はそむりえ亭で最高のマリアージュ!

sommeliertei01wm.jpg
雑居ビルの通路の奥…まるで秘密の場所のよう


皆様、明けましておめでとうございます。2016年、みなさんにとって素敵な年になりますように。

本年もKAYSをどうぞよろしくおねがいいたします。

さて、新年第1弾は大阪シリーズをもう一話。

大阪リゾート化計画。今回は最終夜の話を。実はこの日、奇しくもKAY1の誕生日でした!

誕生日のお祝いも兼ねて豪勢に…と考えます。ま、昨日までも豪勢でしたが…。しかも、KAY2母からは「KAY1さんの誕生日祝いに」と軍資金ももらっています。そうなると、今回の訪問の最後を飾るあのお店へ…。

去年、行きたかったのですが、スケジュールの都合であきらめた、なにわの「名宝」と呼ばれるお店。

「そむりえ亭」です

この名前にピンとくれば貴方はワインに詳しい方。日本ソムリエ協会の副会長さんという要職についておられる樋口誠さんのお店で、ワイン通に親しまれているお店です。大阪の師匠(と勝手に呼んでいます)Hさんから今年いただいた「オススメのお店」メモに書かれていた4軒の一つです。そして、友人のYちゃんからは前回の大阪訪問時、強く勧められていたにも関わらず行けなかったのです。

というわけで、しっかりと予約をとって、この日を迎えます。

心斎橋の駅を降りて、大丸の総菜売り場やワイン売り場を少し冷やかしてからお店に向かいます。

目立たず、わかりにくい場所にあるという情報を聞いていたので、目を皿にして歩きます。ややあって、雑居ビルの入り口に小さく「そむりえ亭」の表示が…。うん、これは通り過ぎるでしょう…。この自己主張しない佇まいがお店の自信を感じさせますねぇ。

ドアをあけて中に入ると非常に明るい店内。うん、これは老眼に優しい。そう、実際にお客さんがエチケットを見たりするのに明るい方が良いということで、明るめに調光されているようです。お客さんの年齢層も比較的高いのでしょうね。

開店時間ちょうどの到着でしたが、すでに店内にはお客さんがいらっしゃるようです。

sommeliertei02 wm
カウンターの向こうには用意されたボトルの数々が…


オーナーソムリエの樋口誠さん、笑顔で迎えてくださいます。顔かたち&声までKAY2の仕事の師匠のY口さんにそっくりな樋口さんを目の前にすると、緊張してしまったKAY2ですが、樋口さんの巧みなトークにやがて緊張がほぐれ…そして、噂の****(今はまだ伏せ字)が炸裂するまでそうは時間がかかりませんでした。

それぞれの出身が熊本、島根だと話すと、「おーい!」と樋口さん。ホール担当は他にお二人若い方がいらっしゃるのですが、わざわざ呼んでいらっしゃいます。樋口さんによると、なんと、一人の若いソムリエさんが熊本市出身。そして、もうお一方は山口出身でお母さんが島根県益田市出身。そんなこんなで話が盛り上がります。

「まず何しましょ。シュワシュワいきいます?」

もちろん!

と、軽快な会話が大阪ですねぇ…。

まず樋口さんが出してきたスパークリング、ボトルのエチケットはシンプルに「700」と書かれています。

「さ、何で700なんでしょ?」、樋口さん、いきなり謎かけです。

「ボトルが700円というわけではないですね…」とKAY1。ふむ、良い調子だぞ。

「はははっ、残念でした。実はこのワインは…」と説明が。ふむふむ。なるほど!(興味のある方は調べてみて下さいね)

そして、注いで頂いたスパークリングはとっても美味。

さて、メニューの説明。このメニューがとってもユニークなんです。一見、実に素っ気ない表示なんです。

たとえば冷たい前菜と記されたところに4つの選択肢。それが「鰤、大根」「牛、柑橘」という具合。これでは何がなんだかわからないので、直接説明をしてくださいます。「鰤、大根とあるのは、よくある煮物でなくて、何種類かの大根をスライスして軽くマリネしたものに、鰤の刺身を…。」なんて感じで、表示の素っ気なさと対照的に、手の込んだ料理の説明です。

しかも、「こちらは魚でも赤ワインが合います。血合いがありますし、白ワインでは負けてしまいます」という説明。さらに、暖かい前菜で、「フォアグラ、柿、サツマイモ」はパイ包みで、こちらはフォアグラと言っても、白ワインが合うとのこと。順番的に、赤からはじめて、白に移るのもOK。

実はこのお店、ワインのマリアージュを提案してくださるのがとっても得意なお店なのです。しかも、さすがトップクラスのソムリエさん(実は川島なお美さんの本にもイニシャルでご登場!)です。実に縦横無尽に食事とワインの驚くようなマリアージュを提案。

さて、さきほどの「伏せ字」。実はこの樋口さん、大変なダジャレ好きで有名。

Yちゃんから勧められたときも「ただし、もの凄いダジャレが降ってきますから、体力のあるときに行った方がいいですよ」と言われていました。最終夜だけど、おいしい食事の毎日のおかげで体力は満々。

sommeliertei03wm.jpg
これが「鰤、大根」というシンプルな名の一皿


まず、鰤(ぶり)が出てきます。「最近食べました?」と樋口さん。

来た!

二人そろって「久し鰤!」

答えると満面の笑顔で「さすが!お見事。東京出身の人だとこの答えが返ってきませんから」。

さて、この同じ質問、しばらくして我々のすぐ後ろにいた地元のお客さんにぶつけていましたが、ぶつけたところ答えが返ってこず!

樋口さん、我々のところにやって来てささやきます。「お客さん、大阪の人に勝ちましたわ…。あっぱれや!」。

後ろは年輩のご夫婦と娘さんとおぼしき3人連れ。開店の時間前にすでにいらっしゃったのはこの方たちでした。ワインのおいしい南アフリカでお仕事をされていたこともあるそうです。あとでデザートにロウソクがたてられていて、結婚40周年のお祝いだったようです。そう、そういう記念日にとっても良いお店なのです。

さて、ぶりにはメルロー。Cusumanoの2014年。メルローなのだけれど、まるでガメイのようなベリー系の華やかな香りを感じさせてくれるワインです。悪くない組み合わせですねぇ。ちなみに大根をかんだときに出てくるエキスも濃いので、これがまた赤ワインに合うとのこと。なぁるほど。マリアージュという点に徹底的にこだわるのですが、それはソムリエ氏自身が日頃から色々と試して探求しなければできないこと。その労力の結果だけを我々は頂いているわけで…。ありがたいですねぇ。

メルローを飲み干して、次に出てきたワイン、エチケットが見えた瞬間にうれしくなります。

「マルセル・ダイス!」と、樋口さんと声を合わせてしまいました。しかも、KAY1が大好きなゲヴァルツトラミネール。

sommeliertei04wm.jpg
わーい、みんな大好き、マルセル・ダイスだ!


「マルセル・ダイス自身は一つのブドウの名前だけのワインは作りたくないのかも知れませんがね。それはアルザスの神髄じゃないって。でも、おいしいですよ!」と、我々もちょっとだけアルザスワインの特徴を知っていることを見越して、さりげなく一言。本当においしいんです!それに、人気でなかなか手に入らないワインなんです。

合わせるべき次の料理が出てくる前に全部飲んじゃうのじゃないかと心配したけれど(それぐらい我々のピッチが速かったのです)、どうにか、香りをしっかりと楽しみ、次の料理まで持ってくれました。

その料理が、フォアグラを入れたコロッケのようなパイ!しかも、サツマイモのホクホクした甘さに、ゲヴァルツトラミネールがぴったりと寄り添います。うん、このマリアージュ、最高!

sommeliertei05wm.jpg
ほー、パイが胡座をかいて座っているぞ。
フォー、アグラだ。いや、フォアグラが…!(爆)


ここまでが、前菜。

「いやぁ、ゲヴァルツとフォアグラのあとはどんなワインのマリアージュを出してもインパクトに欠けますから、困りますなぁ。ここ、頑張りポイント」と樋口さん。

次のメインはまず、真鯛のポワレです。そして、そのソースは裏ごししたクラムチャウダーという手の込みよう。まずいワケがないという料理です。

sommeliertei06wm.jpg
ポワレ!ポワレ!ポワレ!
そしてクラムチャウダーソース。
ん?貝が入っていないから、こらもうチャウで~ソース?
いやいや、しっかり裏ごししたエキスが入っています。


そしてワインはムルソーの2001年。シュヴァリエ・クレルジェ(Chevalier Clerget)のもの。14年前の白ワインですよ!途中、何度か同じワインの空きボトルに移し替えてデキャンタをしていきます。これは、空気に触れさせるだけでなく、温度を適度に上げるためでもあるそうです。ベストな温度を知っているソムリエさんならではの作業。こうして最高の状態でいただけるわけです。

グラスに注ぐと、確かに古色蒼然となった色合いですが、口に含むと、実に上品に洗練されて年を経た感じです。きれいに歳をとりました。ミネラル感もありながら、全体にふくよかで膨らみのあるワイン。おいしい!

そして、いよいよお肉、牛肉と豆鼓(とうち)ソースにあわせてトレス・ピコス・ガルナッチャ(Tres Picos Garnacha 2013)、スペインのボルサオ(Borsao)のもの。グルナッシュらしく、パワーあふれる味わいで、パワフルな味が大好きのロバート・パーカーが絶賛(2014年にはGreatest Value No.1)というのも頷けます。料理にかかったソースの味が非常に強いので、それに負けないワインということで、このパワフルなワインになったようですが、納得!

sommeliertei07wm.jpg
くー、このお肉の見事な色!
そして、ぴったり寄り添う豆鼓(とうち)ソース。
すぐに食べようか、とーちようか…?


いやはや、完全にノックアウトされつつも、しっかりと最後にデザートもいただきました。

樋口さん、お店の外まで見送っていただきました。ごちそうさまでした。絶対、また来ます!

さて、それにしても樋口さん、おそるべしです。もちろん、ワインと料理のマリアージュ提案、どれもが素晴らしいもので、最高の環境で味わわせてもらいました。

でも、それ以上に我々が感動したのは、彼の部下への接し方です。厳しいんだけど、愛情に溢れていることが手に取るようにわかるんです。ここで働く人たちは当然、樋口さんの素晴らしい才能を知って、学ぼうと思ってきているはず。そう、将来はソムリエになり(あるいはすでにソムリエさんですが)、そして店を持とうという夢にあふれた若者。彼らを「育てよう」という意識がもの凄く感じられました。教育者としての樋口さんの深い思いがそこかしこに感じられたのです。

そのことだけでも、このお店に来て良かったと感じました。KAYSの二人はホテルへの帰りのみちすがら、そんな感動を口々にしていました。

さて、ホテルに戻って、最後の夜、やっぱりアソコに行きたくなるじゃないですか!

ということで、バルチカに行ってみると、ああ、まだまだ「赤白(コウハク)」は長蛇の列。10Fの「だるま」も。

そこで、電車に乗って一駅、新大阪駅へ。こちらは行列も短い!少し待って「だるま」で串カツパクパク。そして、斜め前の「赤白(コウハク)」を覗くとこちらは一杯。そこで、再び梅田に戻り、そろそろ行列も短くなったかなと「赤白」に行くと、その通り!

シメのシャンパンとフォアグラ茶碗蒸しで満足してホテルへ。

最後の夜も、その後意識がなくなり撃沈でした。

ああ、幸せ。

あ、忘れていた。KAY1、お誕生日おめでとう!(遅いがな…KAY1談)


注:
上記写真のキャプションに記されたワケのわからないダジャレはみなKAY2の創作です。樋口さんではないので、ご注意を。樋口さんの名誉のためにも!(^^;)



追記:
ネットで調べていたら、樋口さんのお人柄や雰囲気がよくわかる素敵なブログ記事を見つけました。勝手にリンクしちゃいます。若女将さん、ごめなさい。「若女将の四季折々日記」です。



ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭
  ランク:AA
  電話:06ー6484-0530
  住所:大阪市中央区西心斎橋2-10-14
  時間:18:00~26:00(LO:25:30)
  定休:第1&3火曜日
  値段:10000円位~
  場所:地下鉄・心斎橋駅から徒歩6分
  地図はこちら
  メニュー例:鰤、大根 1200円
  クレジットカード:可
  HP:http://blog.goo.ne.jp/sommelier-tei2008
  その他:


KAYSのホームページはこちら http://kays1998.web.fc2.com/


ENOTECA Online(ワイン通販 エノテカ・オンライン)




スポンサードリンク
プロフィール

KAYS1998

Author:KAYS1998
KAYSとは二人のKAYのこと。
KAY1:くいしんぼなお姉さん
KAY2:自称「炎の料理人」
詳しくはKAYSの
ホームページで!
どうぞよろしく!!






島根県をコッソリ応援!
島根県の公式「裏」サイト
「リメンバ~しまね」です。


京都の旅行情報
京都の旅行情報
KAYSはトリップアドバイザーさんのお勧めブロガーに認定されました!

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索
スポンサードリンク
KAYSホームページの内容
リンク
RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる