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一生に一度はお伊勢参り… (下)

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内宮入口です



一生に一度のお伊勢参り。今年の「大阪リゾート化構想」で大阪滞在中に敢行。前回の記事(こちら)は外宮を参拝したお話でした。今回はいよいよ内宮へ。

さて、外宮の入口まで戻ってくると、ちょうどタイミング良く内宮行きのバスが止まっていたのでそれに乗り込みます。バスには「臨時バス」と書かれています。通常は10分に1本程度の運行ですが、おそらく先ほどの団体さんなどに対応されているのかもしれません。

そこからは430円の料金ということで、結構な距離を走ります。

20分弱で、内宮に。こちらにもすでに数百人規模の団体のお客さんが集まっています。

まず宇治橋を渡りますが、周囲は山。見るとすでに紅葉が始まっている部分もあり色とりどりです。いいところですねぇ…。

川の水で手を清め、そして正宮「皇大神宮」に。ここでもコワモテの方々が目をひきます。

あちらこちらでボランティアガイドさんの姿を目にします。本当は予約が必要ですが、勝手についていってその説明に耳を傾けるとオモシロイ情報がいろいろとはいってきます。例えば、宇治橋を渡ってしばらく進むとお供えの食事を用意する場所があるのですが、なぜかアワビだけはそこではなく、この正宮の前にある「御贄調舎(みにえのちょうしゃ)」という場所で調理するという説明です。天照大神さんはアワビに大変なコダワりがあったのでしょうか。ここで調理したアワビは「天照大神さんのこだわりアワビ」などという超人気メニューに今ならなっていたかもしれませんね。

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あわびだけはこちらで調理されます


さて、ここでも別宮を荒祭り、風日祈宮と訪ねます。そして、そこから戻る途中の橋で、パチっと上の方で音がしたかと思うと、上から何か落ちてきて足下を転がります。何だろうとビックリしますが、よく見るとドングリです!へぇ。「ドングリコロコロ」という歌がありますが、ホントにコロコロと転がる姿を生まれて初めて見ちゃいました。(おもわず動画もとっちゃいました!)しかも、あんな風に大きな音がして弾けて落ちるんですねぇ。驚きました。

さぁて、参拝を終え、いよいよKAYSの本領発揮、食事どきぃぃぃぃぃぃっ!

内宮を出ると、その後はおはらい町、おかげ横町を歩きます。おそらく、江戸時代もそうなのでしょうが、伊勢へのお参りといいうのは、民衆にとってとって一大行事。もちろん参拝そのものが主目的だけれど、実際はその後の楽しみが大きかったのではないでしょうか。だって、こうして、飲食店や土産物店を眺めながら歩いていると楽しいもん!

まずKAY1が事前に調べた「豚捨」というお店で串カツとメンチカツをいただいて生ビール。

一応、イートインの形式になっていて、カウンターで商品を受け取ると、それを持って外に出て、ベンチなどで食べる仕組みになっています(室内にも座席有り)。が、この日、実は入り口のすぐ上にどう猛なカラスが一羽。お客さんが、外で食べ始めると上空から舞い降りて奪っていくのです。いや、もうびっくり。人間を全く怖れていません。

お店の方もまるでいつもの光景のごとく、特にあわてることなく、「皆さん、今日はできれば外に出ずに店の奥で食べてくださいねぇ…」と一言。

結構歩いたので、少し汗をかいて喉が渇いたようです。生ビールが喉ごしさわやか!ついついおかわり!と叫びそうになるのを我慢してお店を出ました。

さて、ちょうどお昼時。どんなお店があるのか、いったん、おはらい町を端から端まで歩いてみることにします。

すると、出口ですぐそばに猿田彦神社があることを発見。いや、実は、下調べで、伊勢神宮のお参りの歳には猿田彦神社も…という方が多いので、我々もと思ったのですが、多分、コースの途中でバスを途中下車したりしなければならないと思い込んでいました。ところが、実は、内宮からおはらい町を出るとすぐ目の前!ということで神社に行きます。

我が街である東京都調布市仙川に昨年できた「猿田彦珈琲」。その名前の元になった神様をまつる神社と言うことで行きたかったということもあります。しっかりとお参りし、そして、ふと振り返ると、入口横に、佐瑠女神社が!こちらは芸能の神として信仰されています。芸能とは仕事で多少のかかわりのあるKAY1、これはお参りせねばということで、頭を下げます。ところで、我々がお参りする目の前で、ものすごく時間をかけて礼をしている初老の男性がいました。恰幅よく、なんとなく芸能プロダクション社長という面もち。が、ものすごく深くお辞儀をし、真剣に祈っているその姿からは鬼気迫るものがありました。所属芸能人と契約でもめているとか、あるいは、今年のレコード大賞をぜひうちの**にとか…、と勝手な想像を膨らませるKAYSであります。

さて、おはらい町に戻ります。

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こちらが伊勢角屋麦酒さん


歩いていて気になったお店、幾つかありますが、そのなかでも「伊勢角屋麦酒」の看板。昨今日本のクラフトビール(地ビール)はもの凄い品質向上で人気。中でも、この伊勢角屋麦酒は数々の賞も受賞し、その味は折り紙付き。その直営店の一つがこちら。定食類もありますが、お店の入口付近は角打ちのような雰囲気で、牡蛎フライを串にしたものなどをアテにお店ご自慢のビールを気軽に飲めるのです。中でもビールを6種類の中から自分で4種類選ぶ試飲セットが目を惹きます。

ということで、こちらで昼食ということに。

さっそくビールを選び、テーブルに。

飲んでみると、中でも「神都ビール」、そして、「インペリアルレッドエール」が美味。特に神都ビールは香りが非常に高く、KAY1も「おいしい!」と絶賛。伊勢駅に着いたとき、駅の売店で売っていたのを見かけていたので、これは帰りには絶対に駅で買って帰ろうと堅く心に誓います。

さて、腹もふくれたし、満足満足!

内宮の入り口に再び戻り、バスに乗り込みます。バスは五十鈴川の駅も止まり、その後、近鉄の宇治山田駅へ。駅が見えてくると、その駅の大きさ、壮麗さに驚きます。また、壁の装飾などを見ても、これはただ者ではありません。これほど贅沢な作りなのは何か目的があるはず…ということで、前述のように、天皇の参拝に利用される駅だということをその場でネット検索し、理解しました。

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実に立派な近鉄の宇治山田駅です


駅の中は大変に余裕のある作り。面白いのは近鉄のジオラマ運転まであるんですよ。自称鉄ちゃんで、自宅にも鉄道模型を数多く所有して走らせているKAY2、KAY1にお金をねだってゲーム形式のジオラマ運転に挑戦。いやぁ、もう酔っぱらっているので惨敗。ついつい、100円を無駄にしてしまいます。

さて、帰りですが、特急券は予めネットのチケットレスで取っています。予定の時間よりもだいぶ早く駅に戻ってきました。そこで、列車を1時間早くすることにして調べてみると、その時間の近鉄難波行き特急は「伊勢志摩ライナー」という特別な車両のようで、往路にはなかったデラックスシートが併設されているそうです。320円の価格差。これは乗ってみたい!ということでそちらを選びます。

それでもまだ1時間近く時間があるので、駅を出て散歩しているうちに、意外な事にもう目の前に来たときに降りた伊勢駅が。なぁんだ、宇治山田駅と伊勢駅、こんなに近かったんですね!地図では結構距離があるように思ったのですが、歩いてみると、それほど遠くではありませんでした。

それにしても近鉄側の駅舎、この小ささには驚く。駅舎というよりは小さな小屋という雰囲気です。

さて、JR側の駅舎に戻り、心に誓った買い物を…。そう神都ビールです。そして、乗車券を買ってJR改札を通り、近鉄側へ戻ります。

近鉄のホームでは高校生の集団を見かけます。少し早い下校の時間なんですね。そこに混じってビールを持った中年夫婦、なんとなく罪悪感を感じてしまうKAYSです。

さて、到着した伊勢志摩ライナー。デラックスシート車両は難波方向先頭です。車内は予想以上に大きなシートが3列で並んでいます。思わず大興奮のKAY2。これは相当に贅沢なインテリア。座席にはコンセントまで。壁には真珠の飾りまで!これで差額が320円。うーん、これはいいなぁ…。ついでに覗いてみた隣の車両はグループ用のサロンシートでした。2人用もあり、こちらは窓が天井近くまであり、開放感にあふれています。うん、こちらもよかったね!近鉄、良い車両を走らせていますね。もっとも予約がとれないことで有名な「しまかぜ」もぜひいつか乗ってみたいと思っていますが…。

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近鉄車内で神都ビールを!


買ってきた神都ビールのタブをあけ、眺めを楽しみます。やがて、車窓は山の中へ。忍者のふるさと、伊賀上野を通り、奈良に入ると、再び厚い雲が覆い始めます。不思議。あれだけ伊勢ではドピーカンだったのに…。まるで、二人がお参りするときだけ天気を良くしてれたのかな…といつものごとく常に自分たちに都合良い解釈&勘違いする二人です。この悪い癖だけは、伊勢神宮にお参りしたけど治らないでしょうねぇ…。(笑)

到着した大阪難波からは地下鉄で。そして、この日の夕食は先日書いた「時分時」さんでした。ああ、何という贅沢!!!

さて、2015年もあと数時間で終わりです。

今年一年、KAYSを覗いて下さったみなさん、ありがとうございました。

来年もこのペースでゆっくりと更新していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

そして、皆さんにとって幸多い、素敵な年になりますように。

KAY1&KAY2 拝



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一生に一度はお伊勢参り… (上)

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こちらが外宮の入口


大阪リゾート構想2015、1週間を大阪で、過ごし飲めや食えやの大宴会の毎日という企画。実は今年の最大のイベントは、大阪を一旦離れます。そして、一路近鉄特急に…。

その目的、実は、タイトルにあるように「お伊勢参り」。

宗教を持たないKAYSの二人ですが、日本人ならば一度は体験したかったお伊勢参り。思想的なバックグラウンドはゼロ。お祭り好きの二人、単にイベントを作りたがる、おめでたいだけの神社訪問です。ま、言ってみれば、江戸時代に60年に一度起きた「おかげまいり」を二人でやっているようなものでして…。(笑)

とはいえ、行く前に勉強をしなきゃ!と思い立ち、古事記をひもときます。それも青空文庫で…(ケチィと声が聞こえそう)。

改めて読んでみると古事記って、すさまじい書ですねぇ。神様同士、簡単に殺したり殺されたり…やや殺伐とした気持ちになり、読み終えます。ふー、読後感想文を子供の頃に書かされたような記憶もありますが、当時はそんな大人の事情はわからず、きっと有名な天岩戸の話とか、黄泉の国の話あたりで、当たりさわりのな感想を書いていたのでしょう。

さて、大阪滞在の3日目。朝5時半に起床です。気合い、入っています。

こういう時のために駅直結のホテルを選んだようなもの。身繕いをすると、6時19分には地下鉄車上の人に。

御堂筋線を難波で降り、近鉄の大阪難波へ。エキナカ(改札内)には目の前で握って下さるおにぎり屋さんもあります。そして、ファミマもあるので、飲み物も便利ですねぇ。ちなみに、このエキナカ、立ち飲みもあり、帰りに覗いてみましたが、昼間っからダメになっているおっちゃん達が飲んでいるのが印象的でした。いいなぁ。

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さて、近鉄特急。外見のデザインはイマイチ無骨ですが、内部はかゆいところに手が届き、とても良い印象です。先頭の行き先表示板には「賢島」の表示が。これ、子供の頃「のりもの図鑑」で見たときに「けんとう!」と大声で呼んでいた記憶が…(笑)。「かしこじま」と正しく読めるようになったのは、その後ずいぶん時間がたってから…いや、最近です、正直に告白すると…(爆)。来年はサミットもあるので、繰り返しメディアに地名が登場し、子供さんでも読めるようになるでしょう!

この特急は別に特急料金が必要な有料。さすがに、他の無料特急とは違い、ゆったりとリクライニングの背もたれを倒していると、とても快適です。

今日もいまにも雨が降り出しそうな天気…というよりは、早朝雨が降ったようで、地面は濡れています。

そこでクイズです。鉄道の旅好きの人はこんな曇りの天気を喜びます。なぜでしょう?

答は…眺めが良い。

ん、なぜ?

晴れているとまぶしくて他のお客さんが窓のカーテンをおろしてしまい、眺めが楽しめなくなるからです。しかもいったんカーテンをおろすと、その後曇りになっても、まずあげてくれないのですよ。

というわけで、この日の天気に感謝。

最初は都会をぬうように走っていた電車ですが、ほどなくすると、目の前には山が現れ、そして山の中を走るとあっという間に奈良県内です。香芝市あたりではため池の多さが印象的です。ちょうど手に持っていたグーグルマップで現在位置を見てみます。すると地図はおびただしい数のため池で、まるで虫食いの古文書のよう。

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歴史の教科書で知った場所もどんどん目の前に現れてきます。


そして、さらに緑が深くなってくるともう三重県内に入ります。大阪から、近いんですねぇ…。

電車の中は平日なので、ビジネスマンもいれば、女子会、老人会と客層は様々です。

そして、いよいよ近鉄特急は紀伊半島を横断したらしく、遠くに海が見えてきます。この頃、雲は消えていき、ついにはドピーカンに。そろそろ他のお客さん達が窓のカーテンを引きはじめます。

やがて、小さな川を渡ります。川の表示を見ると、「雲出川」。ん?出雲の逆?何か関係ある?もしや、国譲りをしたから出雲を逆さにした?さらに、「櫛田川」。うーん、櫛名田姫からきているのかな…と、古事記を思わせる地名表示が続々出てくと、なんとなく神話の世界に近づいているような実感があります。

そもそも伊勢と津に挟まれているのが雲出川、そして「伊勢津彦」という神様を連想させる上に、「伊勢津彦」は元の名を「出雲建子」であるというのも、某サイとの説明。ふーむ。これこそ何かありそーじゃ、あーりませんか。

ところで、事前に伊勢参りを予習していたときに、どの駅を利用すればいいのかがよくわからない部分がありました。一般的に言われるのですが、伊勢参りそのものは、まず外宮を訪れて、そして内宮をという順序が普通なのだそうです。そして、外宮にはJRと近鉄の両方が乗り入れている「伊勢市」駅を利用すれば、歩いてすぐ。そして、外宮をお参りした後はバスで内宮へ。そして内宮をお参りしたとは再びバスで、今度は近鉄の「宇治山田」にというのが標準という話です。

つまり、我々の場合、
近鉄で伊勢市着、徒歩で内宮へ。
内宮のお参り後、内宮の入り口に戻り、バスで外宮へ。
外宮のお参り後、外宮の入り口に戻り、バスで近鉄の宇治山田へ。
というルートに。

が、一方で、ブログなどで様々な方が書かれた旅行記を書かれたJRを使いたいという人はバスで「伊勢市」に戻るという話も合れば、近鉄でも「五十鈴川」に戻るというのもあるのです。

結局、上記の方法で正解でした。

ところで、伊勢市、五十鈴川、宇治山田、と3つの駅を実際に見てみたのですが、圧倒的に宇治山田が駅としては大きく、豪華なんですね。伊勢市はJR側は味のある駅ながら、ずっと小振りで、しかも、近鉄線に至っては小屋のような小ささ。また、五十鈴川駅も小さい駅でした。

おそらく、皇室の伊勢参拝が実は宇治山田駅利用だということがあるんじゃないでしょうか。貴賓室もあるそうですし。ちなみに、天皇家の移動は人気の「しまかぜ」車両を使うそうです。その際には三種の神器の剣と玉を一両に運ぶとか…。やっぱり、皇室の歴史を感じる伊勢志摩ですね。

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こちらがJR側の駅舎


さて、伊勢駅で降り立つと、上記のように、思いの外小さな駅舎に驚きます。これだけ由緒ある場所なのに…。JRの駅舎なのですが、考えてみれば、伊勢駅のあるJR参宮線は一時間に1~2本程度しか運行していません。輸送の実績を考えると、確かに駅の規模はこのくらいで十分なのでしょうね。出雲大社のある出雲市駅の大きさとついつい比べちゃいます。ちなみに近鉄側はまるで山小屋のような小さな可愛らしい駅舎。

駅の前にはすぐに外宮への参道がのびています。車も行き来する広くとられた参道は、道沿いにならばお店の多くにきれいに彩られた花籠が目を楽しませてくれます。

外宮の入り口についてみると、団体さんも多く、早い時間ですが大変な賑わいです。

何度も礼をしながらいくつも鳥居をくぐり、やがて、外宮の正宮に行く途中に、注連縄で囲まれた石が。周囲に何人も集まって手をかざしている。「どうしたんですか?」と声をかけると「手をかざすと熱を感じるんです」とのこと。

調べてみると、「三ツ石」といい、近年パワースポットとして話題の場所なのだそうです。特にA元総理のパフォーマンスがあったそうで、とても有名になったとか。一方で、神社としてはそういう説明はないようです。必ず式年遷宮の際には、ここで必ずお祓いをするということは確かだそうですが、それ以上の説明はなし。その無視ぶりが謎を呼ぶという面もあるかもしれないですね。

ただ、基本的にはしめ縄がはってあるということは、「そこには入らないでね」ということでしょうし、あるサイとでは完全に神社側が迷惑しているという話になっていました。正式なガイドも一切説明をしないそうですから、この辺が案外本当の事情かもしれません。

外宮の正宮では、一目で強面の方達のグループが神官に導かれてお参りをしていた。KAY1が「ねぇねぇ、あの人達みんな白塗りのベンツだよ」というので、思わず「へぇ、ベンツ社の日本支社かなにかの経営陣?」とトンチンカンなことを言ってしまい、笑われてしまいました。

ま、いずれにしても、おそらく、その方面の「神社大好き」の方達なのでしょう。(^^;)

さて、入口は団体客の待ち合わせも有り、賑やかでしたが、奥まで来ると、さすがに朝なのでまだ人はそれほど多くありません。ゆったりと歩けるのがいいですね。

さて、目の前に正宮「豊受大神宮」が現れます。えっと、どういう風に参拝すればいいんだっけ?肝心の事を調べてこなかったKAYSです。

えっと、出雲大社は「二礼四拍手一礼」

そばにいた警備の方に尋ねてみると「二礼二拍手一礼」です…と厳かに説明が返ってきました。

2列ほど待って、自分たちの番。KAY2がしばらくあれやこれやとお忙しくお願いばかりのお祈りをしていると(ケシカランと神様には怒られそうですが…ついつい凡人なものですから…)祈っていると、最後に一陣の風が吹きました。「神様が『OKだよぉん』と言ってくれたみたいだよ」とKAY1に言ったら笑われちゃいました。「神様がOKだよぉんって言うわけないじゃん」ま、「そのたの願いはききとげられたぞ」の現代語訳なんだけど…。(笑)

このほかに別宮である多賀宮、土宮、風宮を尋ねて、再び入り口(第一鳥居)に戻ります。

さて、KAYSのお伊勢参り、次回に続きます。


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秘密の扉が素敵な和食のお店でワインを~みずどり。

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うっかりすると通り過ぎてしまうくらい目立たない地下への入口。


8日間滞在して食を満喫するという「大阪リゾート化構想」、2015年版、その8回目。さすがに毎日食い倒れていると、胃袋は疲れてきます。

そうなると胃腸に優しい「和食」を食べたくなるんですねぇ。

Hさんのオススメにはしっかりと和食も。それが「みずどり」さんです。予約も無事にとれました。全面喫煙可というお店ですが、予約の時に「気管支が弱くて…」と説明すると、「煙の流れ込まない席をご用意します」とのこと。嬉しい配慮です。

この日は大阪滞在6日目の金曜日。日曜日から宿泊しているビジネスホテル、金曜日と土曜日は満室で予約がとれませんでした。昨今、大阪はホテルが取りにくいそうです。海外からのお客様が増えたためとか。確かに、我々が宿泊したレム新大阪、海外の方で一杯でした。

そして、その代わりに予約したホテルは…、贅沢しました。昨年泊まった「インターコンチネンタル大阪」。梅田のグランフロントにあります。ここ、ホント贅沢なホテルですが、実はKAY2が某所で1泊分の無料宿泊券をゲットしていたんですよ。エライ!

というわけで、ホテルを移り、しばらく、ゆっくりと過ごしたあと、少し早めにホテルを出ます。1年ぶりのグランフロントをぶらぶらと歩きます。さらに、旧伊勢丹のビルのテナントを見ていたら…あれ?「だるま」が、さらに、あれ、地下には「赤白(コウハク)」が!!

なんと新大阪で狂喜乱舞した両店がこちらにも!これも嬉しいですねぇ。今夜「みずどり」さんの後で立ち寄ろうかな…と思います。あれ?胃袋が疲れたんじゃなかったっけ?(^^;)

さて、地下鉄で心斎橋に向かいます。

大丸の近く、地下へ降りる階段にある白い暖簾と小さなお店の表示を見過ごしてしまうと、通り過ぎてしまうような、自己主張の薄い佇まい。

そして、規模も小さいお店です。カウンターが10席、テーブルが3つで11人。合計20人ちょっとが入るスペースです。

しかし、居心地は良さそうです。木を多用した落ち着いた空間で、非常に清潔。BGMはボサノバの名曲「Waters of March」が流れています。すでに結構な数のお客さんが。実はこのお店、開店が15時ということで早い時間から飲めるんですね。

さて、カウンター席に案内されて、座ります。

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まず、2枚の紙に書かれたメニューが非常に印象的です。細かく、きれいな筆致でびっしりと!

1枚目が飲み物、二枚目が食事。飲み物だけでも、日本酒、焼酎とものすごい品ぞろえに驚きます。ワインはシンプルにグラスが白、赤、泡と1種類ずつ書かれた横に、「その他何種類かあります。スタッフまでどうぞ」と書かれ、さらにボトルは「200種類」!とのこと。さらに我々の席のすぐ後ろにはセラーが。というわけで、やっぱりワインに関してこだわりのお店だということが、そのさりげなく書かれた一言でわかります。

そして、オーナーシェフである仲瀬武さんの胸には金のソムリエバッジが輝いています。

ホール担当の奥様はとてもきびきびした雰囲気です。生ビールを入れている姿も、凜として美しさがあります。泡をきちんとスプーンで切って、きれいに入れている生ビールはアサヒの熟撰、

「まず、泡でしょう」ということで最初はスパークリングワインを二人で。シャルル・ド・フェール・ブリュット。軽くすっきりとした味わい。シャルドネ100%。

そして、出てきた付け出しはレンコンのしんじょと、おひたし。このしんじょが最高!とKAY1。

「料理の最初はおつくりでしょう!」と盛り合わせを。少しだけ火を皮にあてた鯛、マグロ、鰆、そして非常に珍しい穴子のお作り。穴子のおつくりなんて、たぶん、初めて食べたはず。少しだけ火に当てているおかげで、香ばしさがあり、ワインと非常に相性がいいのです。いずれも少量ですが、美しく盛られた大皿が印象的な盛り合わせです。

この年齢になると量を多く食べられなくなり残念という気持ちもあるのですが、逆にこうした店では味わいを楽しめて、年をとってよかったという気持ちにもなりますねぇ。

そういえば、結婚してまもなくのころ、まだ30代前半、当時住んでいた東府中の和食店「三松」で食事をしていたとき、隣の老夫婦がほんの僅かな量を召し上がって「うん、十分おいしかったね!」と言ってお会計していたのを見たことがあります。「へぇ、あれだけで十分なんだ!」と驚いたのを覚えています。

今になって、それがよくわかります。ホントに、良い料理を少量、それで満足!と言えるようになってヨカッタと思う二人。ま、経済的にも助かるというのも言えるけど…。(と、いいながら、このところ、相当に食べています。この夜もハシゴになっちゃいましたから…前言撤回ですねぇ(爆))

奥様に次はグラスで白ワイン…と話すと、「重めがいいですか、軽めが…」とのことで、「軽めを」と言うと、ご主人にリレー。料理に忙しいシェフですが、まるで弾けるように我々のところに…。すぐに2本のワインを出してきて説明してくださいます。1本は「フルーティー」なLoveblock。ニュージーランドのマールボロのソーヴィニヨン・ブラン。そしてもう1本はブルゴーニュのシャルドネ。

Loveblockを選んでみました。酸味が上品で、香りが柑橘系で甘く心地よいワインです。これはおいしい!普段飲みで使いたいワインですねぇ。そして、おさしみにもぴったり。

ところで、印象的なことが一つ。

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右奥、観音開きのトビラがヒミツの…


ワインを注文するとご主人が棚からワイングラスを取り出してくるのですが、その壁にしつけられた棚、一部が扉で覆われています。その扉の横には和食器や焼酎のボトルが並んでいます。和風のトビラで、それが閉じられていると全体に和料理の雰囲気なのですが、その両扉を開くと、その中に一杯置かれたワイングラスが燦然と輝き、お店全体が別世界の雰囲気になるのです。まるで禁酒法時代か隠れキリシタンか。ワインを注文するたびに、その隠された世界が現れるのが面白くて…。

さぁ、次に料理は旬のものをということで、奈良・吉野のシイタケをポン酢煮したものと、鰆の煮付けを。

出てきたシイタケ、これには二人とも感動。旨すぎて言葉が出ません。椎茸って肉料理だった?と思うような満足感。今までの人生で最高のシイタケかも。これだけのためにこのお店に来ても十分満足!

しいたけに合わせ、ブルゴーニュのシャルドネを。これがまたバニラのような樽香がほどよくチャーミング。ミネラル感も程良く実においしい。ご主人も「最近のブルゴーニュは樽香をバンバン効かせた重いものが多いのですが、これは昔のシャブリを思い出す上品なワインです」。

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お肉料理に匹敵するシイタケ


次に出てきたエビとゴボウのかきあげ。香ばしく、肉厚なかき揚げもおいしい。「ワインに合うでしょう」と店主。はい、抜群です!と心で叫びます。

そして、最後に鰆の煮付け。これ、かなり濃い味付けが我々の好み!添えてあるゴボウもおいしいし、肉厚の鰆も良い具合に煮つけてあり、最後にお皿をなめたくなるくらい。

鰆に合うワインをと頼むと「赤ですか、白ですか?」「赤で」…。

南アフリカのカセドラル・セラー、ピノタージュ。南アフリカ生まれの品種で、ピノノワールとサンソーを交配した品種。

凝縮された果実味があり、ピノノワールをもっとパワフルにしたような感じ。確かに、煮付けに合う!さすが。

それにしてもシェフの仲瀬さん、仕事がとても丁寧。もちろん、所作もきびきびして実に心地よいのです。同時に、奥様に対してはキビシイ表情で対応していらっしゃいます。これは、「時分時」のシェフにも共通してみられたことです。身内に厳しいということでしょうか。奥さまは大変かもしれません。古くからのナニワの料理人というイメージ通りではありますが。

「時分時」同様、客層も良いですねぇ。印象的なのは一人で予約してくる人がいるということ。工事の制服を着たおじちゃんもいれば、そして、中年の女性も。このあたり、値段的にはかなり高いお店ですが、おいしい料理を「一人でも食べたいねん…」という気持ちなのかもしれませんね。そして、それをしっかりと受け入れる雰囲気のお店。いいですねぇ。KAYSが住んでいる近所にもこういう店が欲しいところです。


さわらの煮付け、美味しかったです!


素敵なお料理とワインにすっかりと満足した二人。やや千鳥足気味で階段を上ります。奥様が入口まで丁寧に見送りをしてくださいました。

後でフードライター船井香緒里さんのブログ(こちら)を読み、奥様が元CAさんだということを知りました。ですから、英語もOKなので、外国の方を連れて行く場合にも便利なお店のようです。

その後、梅田まで戻って、だるまを覗いてみると長蛇の列!地下におりて「赤白(コウハク)」も長蛇の列!あきらめます。

別のお店に行き…

大阪6日目の夜も…酔っ払って撃沈です。


みずどり。
  ランク:A+
  電話:06ー6241ー7544
  住所:大阪市中央区心斎橋筋1-3-4
  時間:15:00~25:00
  定休:月曜日
  値段:6000円位~
  場所:地下鉄・心斎橋駅から徒歩2分
  地図はこちら
  メニュー例:さわら煮付け 950円
  クレジットカード:可
  HP:http://www.mizu-dori.com/
  その他:


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所作の美しさでも魅せる「時分時(じぶんどき)」

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大阪シリーズの7回目。

今回はワインエキスパートでもある我が友人のMちゃん、そしてソムリエ界の重鎮、Hさんの両方がオススメのお店。

もちろん、お二人のオススメということはワインの抜群においしいお店です。でも、実は、「業態」で言えば、「お好み焼き」のお店という不思議。

「時分時(じぶんどき)」さんです。

もう、名前だけで「あの名店!」とグルメの人は唸るそうですが、我々は今回の旅行で初めて知りました。大阪に旅行すると聞き、Mちゃんがわざわざメモを書いてくれたのです。

「KAY2さん、何はともあれ、このお店だけはまず行ってください!でも、予約を必ずね。私、このところ3回予約取ろうとして、毎回満席で行けなかったくらいだから…」

我々が電話をかけたときも「その日は予約で一杯で…」とおっしゃったのですが、「開店から8時まででしたらお二人さまご用意できますが…」とのこと。開店から2時間半です。お、それなら大丈夫!ということで、予約をしました。

当日はお伊勢参りの帰り。近鉄を降りて、難波から散歩も兼ねて歩きます。懐かしい薄茶色のタイルが張られたライオンズマンションの1F。

5時半、オープンとともにお店にと向かうと先客がいらっしゃいます。外から様子をうかがい、意を決してお店の中にはいっていく男性の一人客。ブロガーかレビューアーの雰囲気ですねぇ。

そして続いて我々も。

いきなりとびきりの笑顔でご夫婦が迎えてくださいます。抜群の接客とウワサには聞いていましたが、まず、その笑顔に驚きです。

そして、料理とワインの説明をご主人と奥様から。

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ワインはかなりの種類が黒板に書かれています。これ、みなグラスでいただけるもの。この日は泡も含めて17種類も!!

そして、ワインの名前の前に番号が書かれています。うん、これ合理的!KAYSは酔っ払ってろれつが回らなくなり、ワインの注文に難渋することがあります。「ゲヴュルツトラミネール」と舌を噛みそうな名前を頑張って言わなくても、「8番!」と言えばいいのですから。これなら何杯飲んでても大丈夫…、いや、飲み過ぎは注意しましょう。(-_-;)

さらに番号がふっていない「おすすめ」のワインというのが赤白ともに1種類あります。実はこのオススメワインはグラスが大ぶり。特別サービスですねぇ…。

さてさて、冒頭にこのお店の業種を「お好み焼き」屋さんと書きました。

でも、実はピカピカに磨かれたカウンターの鉄板で焼く串焼きを初めとして、実に多彩な料理が自慢。そう、普通のお好み焼き屋さんとはずいぶん違う印象です。

そういうワケで、我々、まずは名物のエビパンと串焼きの5種類盛り合わせを頼んでみました。

やわらかいエビパンに白ワインのソーヴィニヨン・ブランが優しく寄り添います。そうそう、ソーヴィニヨンブランもグラスでは2種類。どちらもフランスのものでしたたが、さわやかすっきりタイプと味わいの濃いものか、選べるところがまた嬉しいじゃないですか!

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そして串焼き盛り合わせは二人でシェアすることを意識してか、串に刺さず、皿に綺麗に盛りつけてあります。これが美しい!「和」の世界ですねぇ。

美しいといえば、ご主人、その調理を鉄板のカウンター越しに見ていると、所作の美しいこと美しいこと!これは間違いなく和食の修行経験のある人でしょう。そして、美しいだけでなく食材に対する愛情を感じさせる所作も。野菜をいつくしむように扱ったり。みなさんも、素敵な料理とワインを楽しむ以前に、まず、調理の様子を味わうことをオススメします!

そして添えるソースを作るのも、またすばらしいの一言。卵を割り、素早く熱をいれてソースを…。鉄板でのソース作り、こんなの初めて見たぞ!

串焼き、すべてがおいしかったのですが、KAY1が気に入ったのはタコ。タコのホンの少しだけ火を通した味わいが絶品。甘い!これは本当に良い素材を使っている証拠ですねぇ。ホタテに乗ったマスタードも一工夫ある味わいだし、見た目の美しさもあり、これはもはや芸術品と呼べそうな素晴らしさです。

ワインはスパークリング、白と進んできましたが、次は赤。これも、たとえばブルゴーニュがグラスで2種類から選べたりします。そして白でもう一杯というKAY1は大好きなピノグリを。

料理は次にこの日のおすすめからネギ焼き。鉄板に置かれた下仁田ネギの太さにびっくりします。しかし、これでも、幾重も皮をむいた結果だそうで、一体どれだけ太いネギだったのやら!

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そして、それを大切に大切に我が子のように扱いながら、熱をゆっくりと通します。さらに移し、例の卵のソースを添えてできあがり。香ばしいネギの香りに酔いしれます。

そして、いよいよお肉!ということで、この日は淡路牛のカイノミステーキ。こちらは長い時間かけて余熱を利用します。そして添えられたニンニクが5~6個。おお、明日匂うかなとドキッとするものの、ニンニクは牛乳(だったかな…)で下処理をしてあり、においがさほどしないとのこと。こんなところにも芸の細かさが光りますねぇ。

出てきたお肉。うーん、美しい!塩、もしくはマスタードでいただきますが、期待どおり、やわらかで繊細な味わいです。

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それにあわせていただくのはコート・デュ・ローヌ、そして本日のおすすめ赤ワイン、フィリッポ・プリミティーヴォ・ディマンドゥリア2011。コクの深さ、味わいの力強さにエレガントさをも兼ね備えた素敵なワイン。

独特の形の瓶が出てきた時に、カウンターの向こうから、「おお、プリミティーヴォや…」との声が飛んできます。途中から予約で入ってきた品のよさそうなおじいちゃんです。就活中の孫娘をつれて「久しぶりですなぁ」と元常連さんの趣です。それまでなんとなく会話が耳に入ってきていたのですが、若い頃はヨーロッパをずいぶん放浪したとか…。そして、孫娘が子供の時には一緒にイタリア旅行も。成長した孫娘を優しげに見守る上品なおじいちゃん。いったいどんな仕事をしてた人なんだろうと興味津々です。

「プリミティーヴォはおいしいからね!」と笑顔で話しかけてくれます。

いいなぁ、こんな風にお客さん同士で話ができる雰囲気があるんですよね。

7時になると、ほぼお店は満席に。それにしても客層が良いのです。楽しげな笑い声と笑顔がお店を満たしています。ご主人と奥様の笑顔がお客さんにそのまま伝わっているかのようです。こういういいお客さんに支えられているというのも、このお店の人気の秘訣かもしれませんね。

「良いお店に良いお客がつく」ということを言いますが、まさにその言葉がぴったりのお店だと思います。ま、KAYSは良い客かどうかはアヤシイですが。

ところで、最初に我々の直前に入った一人客さん、かなり食通のようで、いろいろと一人で注文し、そして、どんどん平らげていきます。見ててあっぱれ!というくらいに。お店のご主人が驚いて、「よく召し上がられますねぇ」「いや、本当はもっといけるんだけど」なんて会話が。ただ、興味深いのは、この方、一皿料理が終わるたびに必ずトイレに行くのです。おそらく、想像するに、メモを書いているのでないかなと思います。やっぱりレビューアーかもしれませんね。最近記憶が怪しいKAY2もそうすれば、もっともっと料理について書けるのに…。今度からそうしようかな…。(^^;)

さて、本日のメインディッシュ、カウンターの奥で奥様が担当していたお好み焼きがついに登場します。

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実はその翌々日、我々が大阪の師匠と呼んでいるHさんのお店に行ったとき、Hさん恒例「大阪ではこの店にぜひ!」リストをもらうことになり、「時分時に行ったんですよ」と話すと、
「ああ、行かはったんですか。まさにオススメしようとおもってたんですよ」とのこと。さらに
「あそこのお好み焼きはキャベツは1晩寝かせて水分をとばしているんです。そんなふうにいろんな工夫のあるお店でねぇ。」
「ご主人の所作が美しくて」
「そうそう、ホントに美しいですね。彼はねぇ、本当に人柄がすばらしいんですよ。」
「Hさんと同じですね!」
と、もう絶賛でした。

そのお好み焼き、本当に焼き具合といい、ソースといい、非の打ち所のない素敵な料理でした。

そして、焼きそばも頼んだのですが、これがまた絶品!ちょっとだけ火が通った新鮮なイカ。ほんの僅かに火が入るという絶妙な加減がイカの美味しさを極限まで引き出します。そして麺の食感がまた…。

7時過ぎにはお店を後にして、ホントに幸せな気分に。もの凄くいいお店です。大阪の至宝です。予約が取れないのもうなづけますが、また大阪に来たら必ず訪れたいお店。

その後は散歩。梅田まで歩き、地下鉄で新大阪へ。KAY1は駅の構内「御座候」で大判焼きを。KAY2はまたもや「だるま」で串カツの8本セットを持ち帰り…。

またもやこの日も撃沈です。(笑)


時分時
  ランク:AA
  電話:06ー6253ー1661
  住所:大阪市中央区南久宝寺4-5-11
  時間:17:30~24:00
  定休:日・祝・第三月曜日
  値段:6000円位~
  場所:地下鉄・本町駅から徒歩7分
  地図はこちら
  メニュー例:円
  クレジットカード:不可
  HP:http://michelvinjaponais.com/
  その他:完全禁煙


KAYSのホームページはこちら http://kays1998.web.fc2.com/


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駿河屋さんの「わらびもち」と「里志ぐれ」



「大阪シリーズ2015」は6回目。今回は小さな旅のおみやげを。

滞在中の大阪から電車書斎で京都まで出かけたKAY2(こちら)。

阪急の終点、河原町で降りて、しばらく散歩します。先斗町は大好きな場所。20年前に見つけて何度かおじゃましたお店がまだ元気で頑張っている姿を見て嬉しくなったり、新しい店を見て「へぇ、こんなお店もあるんだぁ」と感心したり。結構キョロキョロと忙しい散歩です。

あるお店で足を止めます。

和菓子屋さんです。

「駿河屋」と書かれています。なかなか古いお店のようです。

どうして今まで気付かなかったのだろう?

そうそう、前回までの先斗町散歩は「どこで飲もうか?」というのが目的の訪問。お菓子のお店はそのために目に入らなかったのでしょう。

ところが今回はそぞろ歩き。無目的なので、いろいろなお店が目に入ってくるというわけです。

それにしても古いながら清潔なお店の佇まいはもの凄く気になります。

KAY1の買い物に付き合わずに出てきたこともあり、手土産の一つでも買わないと後が怖いということもあり…(笑)。

お店の中に入っていきます。

こんにちはと声をかけると奥から目力のある若くて美しい女性の職人さんが出てきます。その姿にまずどぎまぎしてしまうKAY2であります。

色々なお菓子が並べられているのですが、正面のショーケース、一番目立つ場所には「わらび餅」が。小さなサイズで「ひと口わらび」とあります。

へぇ!意外と地味。わらび餅が売りだなんて。

さらに、このわらび餅、様々な大きさの箱入りでショーケースの一番上を全部占有しているのです。

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相当な「イチオシ」商品なのでしょう。おそらく季節により変わるのでしょうが、ひと口わらびだけの箱、そして、「くり餅」との組み合わせのセットも。

うーん、これは気になる。

ということで、ショーケースを改めて見てみます。くり餅と3個ずつ入った一番小さな箱の値段を見て驚きます。1,456円!

うーん、これは何という値段!だって、1個あたり240円強です。

しかも、その日のうちに…とあります。賞味期限は1~2日程度なのでしょう。ですから、遠方へのお土産には難しいお菓子。

ところが、そこにお客さんが…。お着物姿の中年のご婦人です。舞妓さんから「お姉さん」と呼ばれそうな雰囲気。いや、多分、そうでしょう。

「お願いしていた**(名前)です。」

すると、職人さん、奥から大きな袋を抱えてきます。電話かなにかで予約してあったのでしょう。

中身の確認をするのですが、袋にたくさん入った箱、なんと全部「ひと口わらび」。

お姉さん、お客さんに配るのでしょうか?

これは本物だ!その瞬間、気持ちが固まりました。

これは買わねば。

というわけで、初めて入ったお店で迷うことなく購入した「ひと口わらび」。

大阪のホテルに持ち帰り、KAY1に「おみやげだよ」と渡します。

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すぐにお茶をいれ、箱を開けます。

「ふーん、わらび餅なんだ」と反応はいたって普通。

ところが食べてみると…。「KAY2、よくやった!」

お褒めにあずかりました。(笑)

いや、本当に美味しいのです。

つるんとした食感の生地が実に良いのです。また、沢山入ったこし餡の感じも上品で。うわ、これは良いぞ!しかも両者がとてもなめらかな口溶けを見せてくれます。香りの良いきな粉とも相まって三者のハーモニーは見事。

こんな食感のお菓子はあまり記憶にありません。実に美味しく、あっという間に箱は空っぽに。

あまりに気に入ったので、翌日、KAY1とともに再び京阪電車で京都へ…となってしまったのでありました。

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ちなみに翌日は去年の旅行でお世話になったHさんのお店を訪問することになっていたので、ちょうどよい手土産となりました。そしてお店でもう一つ気になっていた「栗しぐれ」、1個400円!こちらはさらに、高級です。

簡単に言うと、栗が一個まるごと入った一口大の羊羹。それが本物の竹筒に入っている、そんな実に贅沢なお菓子です。うーん、これは超贅沢なお菓子。お腹も決してふくれません。でも、この美しさ、大胆さはいいですねぇ。日常のお菓子にはなり得ませんが、こうした旅先での非日常、大いにハマリました。

これを帰りの京阪電車の中で食べたのは、多分、今回の大阪旅行の中でも特に大きな「幸せ」でした。


先斗町駿河屋
  ランク:A+
  電話:075-221-5210
  住所: 京都府京都市中京区材木町185-9
  時間:10:00~18:00
  定休:火曜日
  値段:
  場所:阪急京都線・河原町から徒歩10分
  地図はこちら
  メニュー例:
  クレジットカード:
  HP:http://www.pontocho-surugaya.com/
  その他:


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電車書斎は関西が豪華!


阪急電車、イメージキャラクターは「おけいはん」…。
音の似た二人のKAY(けい)は親しみを感じます。(笑)


「大阪シリーズ2015」も5回目になりました。

列車書斎、あるいは電車書斎…、以前、このブログで書いた記事(こちら)で作った言葉です。

自称「炎の料理人」のKAY2ですが、書き物をすることが多い生活をしています。下手すると一日中パソコンに向かってキーボードを打つ生活。我が家の物置兼書斎に籠もって、パラパラとキーボードを打ち続けます。一応、窓の外の眺めが目を楽しませてくれ、気晴らしにはなるのですが、そんな生活を毎日続けていると、時には飽きてくることも。

そうなると「電車書斎」の登場です。以前記事に書いたときには読書が目的でしたが、ポメラが一台あれば、しっかりと出先で文章を打つのも自由自在。そこで、ポメラを片手に電車書斎ということになります。

東京の場合は安価な私鉄特急で…ということで、小田急だったり、西武や東武ということになります。通常の運賃に数百円をプラスする有料特急で大きな窓の車窓の眺めを楽しみつつ、文章を書くという楽しみがあります。

しかし、有料じゃなくて、普通の料金で立派なシートの特急が走る関西ではこれが実にオトクにできてしまうというのが魅力。しかも、関東とは違い、競合路線が多いのです。例えば、大阪と京都で考えれば、JRの他に、阪急電車、京阪電車、そして遠回りで良ければ近鉄も使えます。つまり、行きと帰りで別路線が利用出来る!

というわけで、電車書斎、関西バージョンを体験!

ちょうど大阪旅行の「なか日」です。この日はKAY1か買い物を兼ねて散歩の日。女性の買い物に付き合うのが苦手のKAY2、別行動をKAY1が許可。「だって、あなたと買い物行くと、つまらなさそうな表情をしているから、私もつまらなくなるから…」

うん。わかってらっしゃる。(^^;)

ということで、今回の大阪旅行記を書こうと一人で電車書斎へGO!

地下鉄御堂筋線に乗って梅田へ。そして、電車で京都に向かうのに久々の阪急京都線を利用します。

10時50分発。特急系不要の片道400円で43分間の旅。もちろん、クロスシート!(あの、横並びじゃないシートのことです)

梅田駅のひろ~いホームに上がります。ホームから見渡すと阪急カラーであるマルーン色の電車がいくつも並ぶ様は壮観!いつ見ても凄い風景です。こればっかりは東京にはないなぁ…。いつも利用している京王線の新宿駅は比較にならないくらいに狭いですから…。。

発車の綺麗な音楽とともにドアが閉まり、動き始めた電車はぐんぐん加速していきます。十三に向かって3つの電車が併走する姿はこれも圧巻。関西私鉄の雄、凄いですねぇ。

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重厚感を持つインテリアの阪急電車で


さてさて、室内はとても落ち着く色合いです。木目調の壁と、そして、座席は深緑のモケット。

この日は良く晴れており、青空が眩しいくらい。それでも、車窓の眺めを楽しみつつ、ポメラを打つ手が軽い軽い!あっという間に記事が1本書けてしまいます。いいなぁ…電車書斎。

わずか43分で終点、河原町です。

そこからは先斗町をぶらぶらと歩きます。気になる和菓子屋さんを覗いてみたり、鴨川縁のお店を眺めたり…。

そして、三条、さらに出町柳へ。

そこから始発の京阪電車です。

京阪電車、阪急よりも少し運賃が高く470円。しかし乗車している時間は15分多い58分!

乗車時間が長ければ長いほど喜ぶ電車書斎。

しかも乗車時間で計算すると阪急は1分あたりの料金が9.3円だったのに対して京阪は8.1円。オトクだなぁ…。うれしいなぁ。(「やっていることが、何か違うゾ…」、KAY1談)

やってきたのは、8000系と呼ばれる一部がダブルデッカー(二階建て)の特急。もちろんこれも特急料金不要。この車内のシートは阪急よりも豪華。

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このシートが心地良い!


到着後はすぐには乗り込めません。車内の点検があり、やがて、自動的に一斉にシートが逆方向に転換。これ、見物です。思わず動画で撮っちゃったくらい。(笑)

始発駅ですが、意外とお客さんは多く乗り込みます。ちょうど紅葉シーズンを前にして、出町柳は叡山電車との乗り換え駅ですから、それで混むのかもしれません。もっとも、10分待てば次の特急が来ますから、慌てる必要はありません。

さて、二階部分に乗り込み、再び電車書斎に…。13時4分発。淀屋橋には14時2分到着。

乗り心地の良さでは阪急よりも京阪に軍配が上がるなぁ…なんて感想を独りごち、心地良い揺れに身を任せつつ、再び今回の大阪旅行記を書きます。筆が、いや、ポメラがすすみます。

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ちなみに一番先頭に乗ると、運転台越しに展望が楽しめます。別の日に逆方向でもう一度乗った時は、3000系というダブルデッカーではない車両で残念だったのですが、代わりに先頭車両で眺めを楽しみました。最初はカーテンがおろされているものの天満橋を出ると上がり、景色が楽しめました。しばらく複々線が続き、速度も100Kmくらい出して、快調に進む電車の車窓を堪能できます。

そうそう、運転台を眺めているとハイテクぶりに驚嘆。モニターには各車両の混雑状況がパーセンテージで表示されるんですよ。凄いですねぇ。重さで測っているのでしょうか。

というわけで、往復2時間、途中1時間の散歩がついた電車書斎、合計870円でこれほど楽しめる…。

喫茶店よりもオトク感を持ってしまうのはKAY2だけでしょうか?(「そうそう。あんただけや…」、KAY1談)





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FM補完放送が首都圏でまもなく開始!


宝の持ち腐れだったFMのワイドバンド、再び役に立つ日が…。


今回は「大阪シリーズ」が中休み。久しぶりにラジオネタです。

首都圏のラジオ事情が久し振りに大きく変化する出来事が、来週、12月7日月曜日に…。

「FM補完放送」の開始です。

初めてこの言葉をお聞きの方にご説明すると、簡単に言えば、AMで放送されている放送をそのままFMでも中継するというもので、今回、TBS(90.5MHz)、文化放送(91.6MHz)、ニッポン放送(93.0MHz)の3局がAMと同時にFMでも放送を始めることになったのです。「ワイドFM」という名称も与えられています。すでに連日24時間の試験電波を出しているのを受信することができます。(KAYS的にはずっと音楽を流しっぱなしにするこの試験放送が大好き。担当者の音楽センスが見えてきます。(^^;))

いままでFMの周波数は76MHz~90MHzが中心。今回の補完放送はいずれも90MHz以上が割り当てられていますから、ラジオがその周波数に対応している必要があります。現在市場に出ているラジオのかなりが対応していますし、今後も対応機種が増えるでしょう。さらにいえば、BCLなどで短波ラジオを持っている場合、もともと海外のFMバンドである108MHzまでが受信できる機種をお持ちの方も多いでしょう。あるいは昔、アナログテレビの3chまで音声がきけるラジオがありましたよね。あれならば大丈夫。

登場した当初は日本海側などの地方で海外からの放送電波による混信でAM放送が受信できないという場合に認められてきた補完放送ですが、昨今は都市部の生活ノイズがAM放送の大敵になり、また、災害時にはFM放送のメリットもありますので(送信所がコンパクト、出力が小さくてすむ、混信に強いなど)その意義は大きいといえますし、実際にそうした理由で導入が進んで来ています。

また、それに加えてFMはAMに比べて音質が良いという特徴もありますから、いままでAMは…と魅力を感じていなかった人も取り込むきっかけになるかもしれません。そう、放送局にとっても大きなビジネスチャンスです。

さて、KAYS的にも、FM補完放送の登場はありがたい面がかなりあります。

KAY1、TBSラジオのファンです。平日朝はオメカシしながら森本毅郎さんを聞き、休日は朝から昼にかけて土曜ワイドを聞いています。ただ、一つ問題が。生活ノイズ。普段はよく聞こえていますが、KAY2が同じ電源でエネループなどの充電を始めたりするとノイズで全く聞こえなくなってしまい、「こら、KAY2、充電やめて!」と叫ぶことがしばしば…。FMになれば、それほど影響を受けずにすむわけです。しかも、モノラルでなくステレオになるので、これもうれしい。

もっとも、昨今は携帯端末やPCでラジオを聴く「radiko.jp」もありますから、良い音で聞けると方法は他にもありますが、それにしてもWiFiなどのネット環境が必要だし、いい音で聞こうとすれば、携帯端末などをオーディオ装置につないだりして、一つ手間がかかります。さらに高齢の方はスマホを扱うのが苦手な方も多い。

それがFMラジオなら、FMラジオのスイッチを入れるだけで楽しめるのですから…。

「オールナイトニッポン」もFMで、そうそう、「走れ!歌謡曲」もFMで!!

というわけで12月7日を心待ちにしています。

朝聞いている洗面台の小型ラジオもFMのワイドバンド対応。これからはTBSをFMのハイファイ音声で聞くことになります。

ただ、休日にゆったりとした気分で聞いている音質の良いTivoli Audio のラジオ(Model One)はKAYSの持っている機種が一世代まえのものなのでのFMは上限がきっちり90MHz。そう、90.5MHzのTBSが聞けないのです。それだけは残念。

この際、FM補完放送に対応しているModel One BTという新しい機種、もしくはBOSEのWave Radio に買い換えたら?と密かに欲しかったKAY2が何気なく提案したら「そんなお金、あるわけないでしょ!」とKAY1からパンチが飛んできました。あくまで冷静な人だ…とほほ。

でも、ちょっと嬉しいことが。
数年前買ったインターネットラジオのTangent Quattro。良い音で世界各国のネットラジオを聴くことができます。実はこのラジオ、FMチューナーも入っているのですが、周波数が88MHz以上の完全な海外製品。いままで日本のFMはほとんど聞くことができなかったのです。が、最近Inter FMが周波数を変えて受信できるようになりましたが、今回のFM補完放送のおかげで、このラジオのFM機能が活かせる時が来たようです!よかった。

ああ、また一つ良い時代になりました。(でも、もちろんAMのメリットも一杯あるんですよ。一部の国のようにAM廃止の動きとならないで欲しいですねぇ。)

追記:
本編とは関係ないですが、BCLの「英語放送周波数一覧」をアップデートしておきました。どうぞご利用ください。





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Author:KAYS1998
KAYSとは二人のKAYのこと。
KAY1:くいしんぼなお姉さん
KAY2:自称「炎の料理人」
詳しくはKAYSの
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どうぞよろしく!!






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