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懸賞生活…。


少し前、こんな素敵な景品が届きました…。ビールをおいしく飲むためのグラスや洗浄器具などのキットです。ビール好きのKAYSにはたまらない賞品です。


以前このブログで紅白歌合戦の観覧申し込みにハズレた話を書きました(紅白歌合戦 ~応募はがきで一喜一憂~)。

KAYS、紅白歌合戦は全滅ですが、実は他の懸賞はよくあたる方なんです。

とはいえ、あることに気付く以前、10年以上前までは懸賞に応募するも当選とは無縁で、「懸賞=当たらない=自分は運がない」と思いこんでいました。実際KAY1もKAY2も小学生のころから何度も懸賞に応募しても一度たりとも当たったことが無かったのです。

一方、KAY2の通っていた小学校にはやたら懸賞にあたる少年がいました。「先週テレビ番組の懸賞があたったけど、今週は雑誌の懸賞があたったよ」なんて具合。彼の勉強部屋に遊びに行くと、それこそ部屋のすべてが懸賞の当選品。

人間の運不運というのはあるのだなぁと、「悲しい大人の現実」を小学生ながら思い知りました。世の中の人間は二つに分けられる…懸賞に当たる人間と当たらない人間。懸賞に当たらないくらいだから、全体的に自分は運のない人間なんだ…そういうネガティブな思いを常にかかえていました。

ところが…。

10数年前のことです。知り合いでやはり懸賞によく当たる女性がいました。我々の子供の頃の思い出を話し「人間の運・不運云々」と話したら、びっくりしたような顔をして一言。

「KAYSさん、思い違いしてません?」

彼女の話は単純明快。

「懸賞って、計算しなきゃ、当たりませんよ。」

彼女が話してくれた内容、残念ながらここには書けません。というのも、これをご覧になった方々が一斉に同じことをすると、みんな共倒れになる可能性があるので…。あしからず(笑)。「計算」というのは数の計算という意味もありますし、「戦略」「作戦」という意味もあります。

そして、直後にあるビール会社が行っていた懸賞に彼女の教えてくれた教訓を生かして応募してみたら…、見事当選!それからはもう面白いように当選の連続。人生、生まれ変わったような気がしました。いえ、大げさでなく。少なくとも「人間の運」についてそれまでのネガティブ思考がポジティブ思考に変わりました。ある懸賞では人気の一眼レフデジカメまで当たってしまい、本当にいいの?と届いた箱を眺めて怖くもなりました。あまりに怖くなったので(運を使い果たしちゃうのが怖くて)自分で使うのはやめて父親にプレゼントしちゃったくらいです。写真好きの父親が喜んで使ってくれたので、ま、多少の親孝行になったのではないかと思いますが…。

ちょっとしたことで人生観が変わることってあるんですよねぇ。

懸賞で当選するための戦略を練る…。それは大げさにいえば社会の仕組みの一部に目を向けることにもなります。「厳正なる抽選の上」という言葉の真の意味を読み取る…。抽選担当者の気持を想像しなければなりません。その懸賞を行っている会社の雰囲気(社員の気風)などについても情報収集します。日頃の自分の目と違う目で冷静な観察をする…。あ、ちょっと種明かししちゃった(!)。

それを懸賞だけでなく他のことにも応用すれば、もっと色んなことができるかもしれません。

教えてくれた友人に感謝です。

あとは「宝くじ」が当たるといいのですが…こればかりは「見事に」全滅です(笑)。



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見事で、そしてエコな話術 ~ 浜村淳賛歌


本を読んでいても浜村さん独特の声が聞こえてくるようです。


ラジオ好きのKAY2ですが、いつも聞くのは海外の放送主体で国内放送はあまり聞きません。それでも、この人だけは!というラジオ・パーソナリティは二人います。その一人が浜村淳です(もう一人は久米宏です。「久米宏のラジオなんですけど」も絶品!)。

浜村淳を知ったのはずいぶん昔、昭和の頃。NHKが放送していたテレビ番組「ゲーム ホントにホント(http://www.nhk.or.jp/archives-blog/2009/03/post_48.html)」のレギュラー解答者だったときです。おもろいオッサンやなぁ…と思って印象に残ったのですが、関西を中心に活躍する浜村さん、その後東京のメディアではあまり見かけなくなり、東京で生活していると次第に遠い存在に…。

ところがインターネット・ラジオの登場で、大阪の放送が聴けるようになると、まず気になったのは浜村淳です。

というのもラジオの世界では浜村さんといえば伝説的なパーソナリティということを知っていたからです。彼の放送、「ありがとう、浜村淳です」は大阪・毎日放送の30年以上にもわたる長寿番組。

そして、ついにネットで彼の放送を初めて聞いたときの驚き、忘れません。

女声によるタイトル。
「一番に、入れるスイッチなんでしょう。来る日も来る日も毎日放送。いちいちななきゅう。ありがとう浜村淳です!おはようございます。****(アシスタントの名前)です。星の放送局から星の21世紀をお届けします。」

冒頭のせりふから、一気に時代感覚は昭和3、40年代に…。あまりのレトロな出だしに衝撃を受けます。それに、いまどき「星の放送局…、それ、なんですかぁ!?」

そして始まったテーマ局にまた「ずっこけ」ます。

「♪ありがとー、ありがとー、らららんらんららんらん。ありがとー、ありがとー、らららんらんららんらん♪」

コテコテの大阪メディア的音楽やがなぁ…。奥村貢さんという方の曲だそうですが、うーーーーん、強烈に耳に残ります。こう、気恥ずかしいというかなんというか、人前でこんな音楽を聞いているなんてとても言えません。聞いてるところの顔をみられるのも恥ずかしい…。その一方で別の心のささやきが…「あんた、格好つけんでもええがな。思い切って受け入れてみなはれ。楽になりまっせ!」

うーん、それもありかな…。うん、心地よいかも。(この変わり身の早さがKAY2です)

で、肝心の番組の中身ですが、ネットで聞いているので、すべてが聞けるわけではありません。ラジオでは長時間の生放送ですが、そのうち、冒頭の1時間ほどの時事解説部分がオン・ディマンドで聞けるんです。

これが、とにかく秀逸。浜村淳という人はその話芸が高く評価されています。独特の造語や表現をちりばめたトークはいろんな方が分析していらっしゃいます。彼の本を読むと「なるほど!」と思うようなトークのヒントがいっぱい書かれています。特に彼の個性にかかわる核の部分、これは目から鱗です。それを全部ご自分で経験を通して編み出して、今の話芸を作っているわけで、実は大変な人なんです。

中でもKAY2が感心するのは、彼の「普通の人が3秒で話す内容を3分でしゃべる、いや、30分はいけるかも!」という特殊能力です。(くどい!という人もいますが)

たとえば、

「独居老人の家に強盗が入った」

これ、口に出して言うと、2秒です。

これが浜村淳にかかると、(まったくもって私の「創作」なので、でたらめな関西弁です…あしからず、浜村さん、ごめんなさい…とはいえ、浜村さんの関西弁は独特で、標準語に近い語彙を関西イントネーションに乗せるという独特の技術を使います。それが故に標準語を基準にしたがる放送メディアで重宝されてきたという面もあるでしょう…ですから下の文章を見ると一見、標準語とそれほど違わないはずです。関西イントネーションを想像しながら読んでくださいネ。)

「最近はお一人で住んでるお年寄り、増えましたねぇ。ほら、身寄りをなくされて、たったひとりで住んでらっしゃる。奥さんなくして、一人きりです。子供もおりません。こどもは独立したんでしょうねぇ。そうなると一人です。一人っきり。これは淋しいもんです。ねぇ、マキちゃん(アシスタント)、これは淋しいですよぉ。あなたも一人きりになったらさびしいのと違いますか?そんな一人きりで住んでいる家、なかなかお客さんもありません。たまに来るのは回覧板…なんて歌もありましたが、回覧板かて最近はあまり見かけませんねぇ…。さて、ある日、今にも雨の降り出しそうな天気です。今時は寒いですからねぇ。冷たい冷たい雨が降りそうな天気なんです。朝も早い時間です。普段やったらだぁれも来ない時間、そこに一人。はい、一人だけ、お客さんがあったんです。いや、お客さんちゃいます。そんな嬉しいもんやありません。きょろきょろきょろきょろ…不審な男が一人、家の前に立ちました…。」

てな具合に、いくらでも、延ばせそうです。ただ、この伸ばすときの言い回しに独特の優しい人間性を感じさせるところが浜村淳のすごいところ。聞いていて実に「心地良い」んです。延ばせば良いというモノではないのです。たとえば、悪魔的に性格の悪い架空の人物、仮に「刃魔謀羅殉(はまむらじゅん)」さんと名付けましょうか。彼が同じ話を延ばそうとすると…

「最近は、ほら、ひとりぼっちで、たった一人で、淋しく、むなしく生きてる年寄り、いるやん。ほら、連れ合いも死んで、子供も作ったかどうかわからんけど、おらんで。あ、死んだんかもしれへんなぁ。癌とか交通事故とか。ま、ええわ。とにかく一人や。一人っきりや。淋しいでぇ。なぁ、マキちゃん、いややろう。独居老人やて。独居やで、あんたも一人で独居老人って呼ばれたらいややろう。で、一人っきりで淋しく、むなしく住んでいる。誰も来んよ。そりゃそーやがな。誰も来たいとおもわんやろ。」(あいかわらず超でたらめな関西弁ですが…すんまへん)

なんて、こんな感じで延ばされたら誰も聞きませんねぇ。

そういうわけで、やっぱり浜村淳は凄いんです。

3秒のネタを3分にも30分にも延ばしてして、それでいて聴き手を惹きつけてしまう。

限りある地球資源をどう有効に活用するかというエコの時代にあって、彼のトークこそまさにエコそのもの…ノーベル賞に推薦してもいいのではと、昨年末にデンマークで行われた地球環境に関する国際会議、COP15でも各国首脳の間で彼の事が大いに話題になったとか。

「はい、これ、ホント!」(ウソだよぉ~ん) 

と、お後がよろしいようで…。(って、これ、わかる人って40代以上ですよね~。浜村さんの出ていた「ゲーム ホントにホント(http://www.nhk.or.jp/archives-blog/2009/03/post_48.html)」での佐野浅夫さんの決め台詞でした)

浜村さんには、ぜひこれからも体を大事にされて、ずっと我々を楽しませて欲しいものです!

浜村さんの話芸を聴いてみたい人、ぜひこのURLにアクセスしてみてください。(月曜日12:00~土曜日12:00までです。)
「ありがとう浜村淳です」 http://www.mbs1179.com/arigato/


追記その1:

浜村さんの本「さてみなさん聞いてください」(西日本文庫 2007年 p.154)では、彼の「浜村節」の成り立ちについて、このように書かれていました。
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(桂)三枝さんが偉いのは、(笑福亭)仁鶴さんの真似をあえてしなかったというところなんです。
「同じ調子で早口でしゃべったら、仁鶴さんの方が絶対に上手い。だったら、自分は反対にわざと間をとってゆっくりしゃべろう」
 と、決めた。それで、ちょっとゆっくり目の柔らかいしゃべりが身について、三枝さんならではの個性が出せるようになったそうなんですよ。
 その話を聞いて、僕はなるほどと思いましてね。土居(まさる)さんのような、とにかくテンポの速い、ざっくばらんなしゃべりが流行ったとしても、自分はそれに流されないようにしよう、と心に堅く決めました。それからは、「クドい」「ダサい」と言われようと。かんでふくめるようにわかりやすくしゃべることに、自信が持てるようになったんですよ。
 しゃべりは確かに、時代とともに変化はしていくもんですが。流行というのは、いつか廃れるんですね。
 注:( )はKAY2が加えました。句読点は「語り下ろし」故に独特のものです。原文のままです。
--------------------------------
まったく同感です。テレビやラジオを聴いていて「しゃべりの流行」というのを感じることがありますが、結局、王道ともいえる正統的(わかりやすく丁寧)なしゃべりが最終的には間違いなく生き残るように思います。


追記その2:

先日の新聞報道によるとついに大手中波ラジオ局数社が本格的にネットでストリーミング配信を始めるそうです。欧米に遅れること数年!嬉しいことに「毎日放送」もその中に入っています。ということは3月からは浜村淳さんのトークを完全な形で、しかもライブで聴くことができるようになるんですね…と思ったのですが、記事をよく読むと、利用者のIPアドレスから地域を類推するとあります。ということは大阪の放送は関西圏でしかやっぱり聞けないということになりそうですね。東京にいるKAYSは残念!これからもオンディマンドで楽しむしかないですね。ま、それでも彼のトークを聞けることはありがたいですが。


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名曲探偵アマデウス ~ ずっと待ち望んでいた番組


チャイコフスキー作曲、ピアノ協奏曲第1番です。昔からスコアをいろいろ買ってはみるのですが、積ん読。この番組のおかげでやっと取っ掛かりができそうです。


KAY2、若い頃は音大進学志望でした。へたくそなフルートを自分で上手と勘違いし(一応、故・ジャン・ピエール・ランパル氏の「うさんくさい」直弟子(?)なんですが、その話はいずれ…)、朝から晩までフルートを吹きまくっていました。そもそも小学生の頃からのクラシック音楽好き。クラシック音楽を聴いていればそれだけでニコニコしてしまうような人間です。

そんな自分もやがて自分の才能のなさを知り、進路を大きく変えて今に至ります。

ただ、一つだけ後悔していることがあります。

音大で音楽のアナリーゼだけは勉強したかった!

アナリーゼは楽曲分析。一つの音楽の構造や音を分析し、その音楽が持つ背景、作曲者の意図を理解していく作業です。

子供の頃から多くのレコード(の時代だったんです…)を聴き、そしてその解説を穴が開くほど読んだKAY2はKAY1に対して「この曲はね、チャイコフスキーがこういう精神状態の時に作ったんだよ」と偉そうにご高説をたれるのが得意ですが、そのくせその曲がどう、チャイコフスキーの精神状態を表しているのか、理屈で理解できません。雰囲気的にはわかるのですが…。音型などから説明できるのだろうなぁ…とは感じているのですが、それ以上にはアナリーゼの経験と知識がなければ不可能なのです。

スコアを買ってみてもそういう分析はちんぷんかんぷん。一人で独学しようと思っていてもいい教材も探せません。

そんな時、このテレビ番組を偶然見てしまいました。NHKです。

最初に見たときの印象はきわめて凡庸でした。「あ、またクサイ芝居の教養番組をNHKが始めたんだぁ…」

この番組、一応、ドラマ仕立てになっており、元天才指揮者の天出臼夫(あまでうすお!)という人物が探偵事務所を開き、音楽にまつわる事件を助手の響カノン(ひびきかのん)とともに解決していくというストーリーになっています。名前のつけかたからしてふざけています。

で、ドラマをはさみ楽曲の解説があり、最後に復習として音楽全体の演奏を聴くという組み立てになっています。

このドラマ部分が、まぁ、見ていて恥ずかしくなるくらいにわざとらしい。というか、そのわざとらしさを「わざ」と制作者も出演者も狙っているようなんです。つまりドラマ部分は徹底して「おふざけ」。

というわけで、最初は目を覆ったんですが…。

解説が実におもしろいのです。音大の先生たち、あるいは演奏者たちが解説をしてくれるのですが、初心者にもわかりやすく、それでいて音型の分析など、まさに「アナリーゼの初歩!」びっくりしました。こんな番組、できたんだ!

まさかと思いました。この年になってこんな勉強ができるとは。もちろん、音大のアナリーゼなんていうのはもっともっと専門的で詳しいのでしょうが、それでも、この番組で紹介される知識の数々はCDのライナーノーツに書かれていないことが多くあります。

若い頃から後悔していたこと、少しだけ解決できました。NHKさんに感謝です。それにしても、こんな番組の企画が通る時代になったということはすごいですねぇ。10年前だったら企画をたてても通らなかったでしょう。それだけ、昨今のブームによってクラシック音楽が世の中に広まってきているということでしょうか。

ところで、先日、以前、このブログでも触れた「都民芸術フェスティバル・オーケストラシリーズ」に行ってきました。1800円でプロのオーケストラ演奏が良いホールで楽しめるというイベントです。東京都交響楽団による組曲「展覧会の絵」。ムソルグスキーのピアノ曲をラヴェルがオーケストラ用にアレンジした名曲です。とても有名な組曲で、特に冒頭のトランペットソロで始まる「プロムナード」はクラシックを聴かないという方もどこかで耳にしたことがあるのではないでしょうか。

その組曲の最後をしめくくる壮大な曲、「キエフの大門」。これを以前この「名曲探偵アマデウス」で取り上げていました。それまではその曲、「うん、壮大な曲で華麗なオーケストーレションだねぇ」くらいの感想で、それほど気に入ってはいませんでした。

ところが番組を見て、その解説を見て、今までの認識を新たにします。

この曲、もともとムソルグスキーの親友で建築家・画家であったハルトマン(番組ではガルトマンとしていました)が若くして亡くなり、その後開かれた作品の展覧会を見た印象を音楽にしたものです。キエフの大門はかつて存在した門の再建計画のためのデザインとして書かれたものだったのですが、実際には再建にいたりませんでした。ハルトマン自身もとても残念だったでしょう。しかし、ムソルグスキーは彼の追悼とも言えるその音楽の中で、最後にそのハルトマンの見果てなかった夢、キエフの大門を音楽の中で建ててしてしまうのです。その細部、たとえば、鐘楼であったり、あるいは、ロシア正教教会風のデザインであったり、そうした部分を見事に音楽で「立体的に」表しています。たとえば、「正教風メロディーの音型」であったり…。この番組ではそうした点を実際にそのメロディーを流しながら、楽譜を表示しながら、きちんと解説してくれているのです。テレビというメディアをまさに生かしきった解説です。

なぁるほど、そういう風にできていたんだ、この曲。しかも、編曲者のラヴェルは、作曲者のムソルグスキーが意図したことを100%どころか120%理解して、オーケストレーションをほどこしている…。わぁ、この楽器を使ってるのか。ピアノ原曲よりももっと効果的に意図が出ているぞ…!なんてこともわかってきます。

この解説を理解した後で音楽会で同じ曲を聴くと、感じ方がまったく違います。

キエフの大門、後半、作曲者自身がその音楽の中で完成した門の中を歩いて行く(という番組での解釈です。通常は門の描かれた絵を見ながら展覧会場を彼が歩いていると解釈するのでしょうが)部分(プロムナードの音型が出てきます)になりました。そのきらびやかな音は、ムソルグスキー自身が門を見渡しながらハルトマンに「どうだい、君の設計した門だよ。素敵じゃないか!」と言っているかのようです。聴きながら、ムソルグスキーの亡き友人への想いが痛いほど伝わってきて、思わず演奏会場で涙があふれてしまいました。

いやぁ、やっぱりいいものですねぇ。作品もいい。ムソルグスキーもすばらしい。ラヴェルもさすが。そしてその解説をわかりやすくしてくれた番組は凄い。でも、何よりもクラシック音楽って最高!

名曲探偵アマデウスのホームページです。http://www.nhk.or.jp/amadeus/index.html
放送は
BShiでは日曜日の20:00~
BS2 では金曜日の20:15~
総合TVでは金曜日の15:15~(休止あり)
となっています。

クラシック音楽は「わかる」「わからない」ではなく、聴いて「好き」か「嫌い」かでいいのだ!とよく言われますが、この番組を見ると、よぉく「わかって」しまいます!クラシックは…と敬遠なさる方もぜひ見てみてください。その日からクラシック・ファンになってしまうこと「うけあい」です。


追記その1:

この番組、現役の演奏家たちが曲の解説をしてくれるのも嬉しいです。それは音楽評論家たちとはまた異なる視点の解説が聞けるからです。そんな中でショパンの「英雄ポロネーズ」を弾きながら解説した仲道郁代さんの回は最高でした。仲道さん、解説がとてもわかりやすく感心したのですが、特に曲の中程、左手和音による16分音符の速いパッセージが34小節にわたって102回、延々と繰り返される部分。そこについて、

「慣れないと、腕がつって動かなくなり、肩も痛くなるんです。で、疲れたなぁと思う頃に、アルペジオの和音の連打があって、そこで一旦腕の筋肉を伸ばすんです。そして、再び左手和音、16分音符の繰り返しに向かう。私の大好きなルービンシュタインはこのアルペジオの部分で腕を高くあげて、格好いいんです。まさにポロネーズの神髄って感じで。でも、実は、あれは、腕をほぐしている…(笑)」

と説明されていました。これなんてのは演奏者でなければ絶対できない貴重な解説です。


追記その2:

さすがにNHKということで、この番組でも、とりあげる演奏はNHK交響楽団によるものが多いのですが、他のオーケストラの演奏も意外と出てきます。ブラームスの交響曲第1番の回ではサイトウキネン・オーケストラだったり、チャイコフスキーのピアノ協奏曲では、アルゲリッチが別府の音楽祭で弾いた懐かしい演奏が出てきました。この時のオケは東京芸術大学の特別オーケストラです。N響と他のピアニストによる同曲の演奏もたくさんライブラリーにはあるでしょうから、あえてこれを選んだというのは、番組制作者の好みによるのでしょう。今回はどんな演奏で?というのも楽しみです。


追記その3:

この番組で解説を担当なさっているお一人、藤井一興先生(ピアニストであり、埼玉にある東邦音楽大学の先生です)。よく仙川でお見かけします。喫茶店のテーブル席で相席になったことも。桐朋学園大学でも教えていらっしゃるのでしょうか。番組を見ているとついつい知り合いのように思えて声をおかけしたくなるのですが…、我慢我慢。


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「おいしい店 in 仙川」を更新しました!


今回加わったお店の一つ、「ラ・マンチーナ」です。


KAYSのホームページ(http://kays1998.web.fc2.com/)にある「おいしい店 in 仙川」、更新しました。今回あらたに加わったお店は、

・繊細で見事な料理と安価なワインが魅力のイタリアン「ラ・マンチーナ」

・ワインとカジュアル・フレンチが抜群においしい「カフェ ル・サンセール」

・おしゃれでモダンな内装のお店で味わう四川料理「楽山」

・鰯料理の数々が堪能できる「こしじ」

・大きくて新鮮なネタが自慢の「びくり寿司 成城店」

・小さいけれど繊細で宝石のような堅焼きパンのお店「ムッシュ・ピエール」

以上6店舗です。いずれもKAYS厳選、こだわりのある素敵なお店です。と偉そうに言っていますが、実は当ブログのコメント欄を通して紹介していただいたお店が一軒、そして仕事の同僚から教わったお店も一軒あります。

KAYSの勝手なランキングで久々にAAをつけた「ラ・マンチーナ」はブログをご覧になっていた mamezou さんからお薦めしていただきました。女性シェフによる繊細な味付けと調理が見事な料理の数々。そして、サーブしてくださる男性のとてもわかりやすいワインの説明…。居心地のいいお店で、長居したくなっちゃいます。でも、ひんぱんにかかる予約電話を見ていると、ほかのお客さんに悪いかなぁと、ほどほどにして席を立つのですが、本当に心残りに思うくらいです。そしてなんといってもC/Pの良さ。初めて行った日、請求額を見て一瞬「本当?」と思っちゃいました。都心の同じレベルのお店と比べれば多分3分の2から半分のお値段で済んでしまうんです。これも嬉しいですねぇ!

ところで、ホームページにも書きましたが、このお店、緑ヶ丘の住宅街にぽつんと飲食店が並ぶ一角があるのですが、その並びはトンカツの名店「さんなすび」とカレーの名店「ガネシャ」です。3店ともとびきり素敵なお店です。それが並んでいる一角というのは…不思議。いい意味でのミステリー・スポットかもしれません。

「カフェ ル・サンセール」は仕事仲間のK君の推薦です。ワインにこだわりのあるお店だろうというのは店名を見ればわかりますが、実際にグラスワインを頼むとお店の方が数種類のボトルを出してきて全部説明してくださいます(上記、ラ・マンチーナもそうですが)。で、好みのモノを選ぶことができるんです。ワイン好きにとってはこれだけでも、このお店が仙川にあって良かった!と思う瞬間です。そして、料理も「カフェ」と名乗っていますが、パテをはじめとしてかなり本格的なものが味わえ、これもワイン好きにはたまらないですねぇ!ただし、店内は狭いですし、常連さんで混み合います。ゆっくりとワインを楽しむには早い時間が良いようです。

若葉町の住宅街にある四川料理の「楽山」はうっかりしていると見過ごしてしまうかもしれない小さなお店です。が、お店はモダンな外&内装で、とても中華料理屋さんとは思えません。若いシェフがやっていらっしゃいますが、その料理は贅沢に食材を投入し満足度の高いものです。そのギャップがおもしろく、KAY1は「毎日通いたい!」というくらいにファンです。仙川駅からは少し離れていますが、ぜひぜひ皆さんも訪れてみてください。

「こしじ」は珍しい鰯専門店。鰯と言えばDHAやEPAが豊富で体によいということで食べていらっしゃる方も多いでしょう。20種類近い調理法で味わえるのがこのお店です。でも、何よりもびっくりしたのは我々の隣にいたサラリーマンのグループ。さっきまで鰯料理でお酒を飲んでいたのにフィニッシュにチャーハンを食べているんです。なんでこのお店でチャーハン???と驚いたらなんと、お隣の中華料理屋さんのメニューがこのお店で注文できるんです。不思議なお店ですねぇ…。

次に「びっくり寿司 成城店」。東京都と神奈川県で店舗を展開するチェーンです。が、新鮮で大ぶりのネタをある程度リーズナブルな価格で味わえるというのはなかなか他にないので、基本的にチェーン店を紹介しないというKAYSですが、このお店は紹介しちゃいました。一品料理も少しあり、お酒を飲むのにも便利です。ただし、ホームページにも書きましたが、とにかくお店の大きさに比して板前さんとスタッフの数が少ない!見ていて可哀想になるくらいです。そのためお寿司を注文すると「現在45分程度かかります…」と申し訳なさそうに言われることもあります。ただ、日頃KAY2が体のことでお世話になっている理学療法士さんが貴重なアドバイスを。「カウンターに座るといいみたいですよ。テーブル席や座敷では紙に書いて注文するでしょ?それは順番に作っていくんですが、カウンターで声をかけるとそれは優先的に握ってくださるみたいです。」

最後に「ムッシュ・ピエール」。小さくてまるでスイーツ?と思うようなパンがいっぱいに置かれたお店です。「楽山」同様、お店自体もとても小さなお店ですから注意しないと通り過ぎちゃいます。KAYSは最初探して右往左往。ふと気づくと目の前でした。あ、それから、オープンしている日が週に4日だけということで、行ってみたいという方は曜日を確認してくださいね。

ということで、KAYS「おいしい店 in 仙川」久々の改訂となりました。(地図表示のリンクミスも直しておきました)

カフェの開店ラッシュ、ピザ店の開店(まもなく)、そして島忠も開店のめどが立つ(この夏開店予定だそうです)などなど、昨今再び賑わいを感じさせる仙川です。あ、そうそう緑ヶ丘の住宅展示場、更地になりましたが、なんと「いなげや」ができるそうです。仙川のスーパー事情、またもや激震が走りますねぇ。

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「食堂かたつむり」特設サイト!映画に登場する料理とワインのマリアージュをご紹介!


風邪は人生の小リセット?


こんなにたくさんお薬が出ました…。


いま、ちまたで「お腹にくる風邪」がはやっているそうです。そんな話をちらほらと仕事仲間としていた先日…。

その日、どうにも寒いのです。「ねぇ、今日なんだかすごく寒いよねぇ…」と仕事をしながら仲間に尋ねると「うん、外はね。でも、中は真夏みたいに暖房効き過ぎだよねぇ…」と言いながら彼が窓を開け始めます。「おいおい、凍えちゃうよぉ」とKAY2の反応に仲間は「???」。

そこで気づきました。これって薬缶(ヤカン)? いえ、悪寒(オカン)です。 (/_・)/

その2~3日前からKAY2は妙にお腹に張りを覚えていました。いわゆる膨満感です。一方でなんとなく胃の周辺部の筋肉がだるいような、ちょうど、腹筋運動をしたあとの筋肉の疲れのようなモノを感じていました。たしかにこのところお風呂で腹筋運動を軽くしていましたが、それが尾を引くくらいに筋力が衰えているのかなぁと少しブルーになっていたところです。

すぐに職場に常備してある体温計を出してきて測ると…「38.7度」。

ただちに上司及び仲間に大声で宣言します。「ただいまKAY2、インフルエンザの疑いが出ました。直ちに私の元から離れてください!」仲間は冷ややかに言いました。「逆、逆!KAY2、あんたが我々から離れなさい!」ということで、部屋の片隅に追いやられ、隔離状態でマスクをして、それでも時間いっぱい仕事をさせられて帰宅です。(自称「炎の料理人(冗談ですからねぇ!)」KAY2が働く仕事場は冷酷無比、過酷な職場です(-_-;))

帰る道すがらお腹の痛みは増してきます。手で押さえながら、時々休みながら駅に向かい、満員電車に揺られ、仙川駅を降りたら、駅のそばにあるかかりつけの病院に。

病院で再び熱を測ります。今度は39度!体温計を渡した受付の女性も顔つきが変わります。すぐに別室に通されインフルエンザの検査となりました。人気のない場所に移され15分待ちます。例の鼻の穴に長ぁい綿棒を入れる検査です。嬉しくない検査ですが、ベテランの看護師さん、上手です。ほとんど痛みもなく終了。で、結果、「陰性」。ほっとします。

さて、先生の診断。「いま流行っているお腹にくる風邪でしょうね。ただね、滅多にないことだけど急性膵炎という場合もあるから、この後、あまりに痛みがひどいようだったら救急に駆け込んでね!あ、それから、インフルエンザの検査も100%完璧じゃないから、一応、警戒してね」と一言。いつも明快な説明をしてくれる先生、最悪の場合も想定して情報を適切に患者に伝えてくれます。

で、薬をもらって帰宅。その後、2日間、ひたすら眠ったら熱も平熱にさがり、ほぼ治ったようで、よかったよかった…。

以上が病気の経緯です。


で、実は自宅でひたすら眠っていた2日間。眠りながらも色々と考えるのですよ。たとえば…

その1 「急性膵炎だったらどうしよう?」

急性膵炎って病気、ご存じです?実はKAY2は先生に言われてから帰宅してネットで調べたんです。で、しらばくPCの前で固まってしまいました。実にこわーい病気なんです。死亡率も20%~30%。しかもその多くが酒に起因する病気です。KAY2は大酒飲みですので、一気にその可能性を考えてしまいます。すると…いままで風邪だと思っていたのが…

「そういえば、仰向けが一番つらい…これって急性膵炎の症状にもぴったり」

「そういえば、数日前から胃の周辺部がずっと痛かった。たまたま熱が出たけど、本当の問題は胃の周辺。まさに胃の裏側の膵臓???」

「そういえば、俺って大酒飲み。ネットに書いてあった大量飲酒の基準の数字に近いぞ」

「そういえば、医療に詳しいKAY1が俺の症状を見て「風邪とは違う感じがする」って言ってたぞ!」

「そういえば、俺ってここ最近ツイていないことばかり。バイオリズムが下がってついに大病?」

と、考えが悪い方に悪い方にと傾いていきます。

極めつけは夜中のトイレ。夕方、普段より濃くなっていた尿を見て「ほほぉ、これは古酒ですなぁ。一生に一度は飲んでみたいシャトー・ディケムぽい!銘酒じゃ!」などとふざける余裕があったのですが、今度は出てきた尿を見てびっくり。ロゼ・ワイン色なのです。「これって、け、け、け、血尿?」

瞬間くらくら来ました。ベッドによろよろと戻り、痛むお腹を押さえながら考えます。

風邪で血尿ってことはないよな。俺、今度は駄目かもしれない。どうしよう。まず、保険はどうなっていたっけ?残されたKAY1はかわいそうに一生働きづめかなぁ。ご飯を食べていけるお金はあるかな?あ、それよりも大事なことが…押し入れにしまってある*木*美ちゃんの写真集、あれ、KAY1に見つかったらやばいよなぁ。あ、引き出しにも*田*子ちゃんの写真集が!苦労して手に入れた「お宝」だから捨てないでほしいんだけど…。あああ、もっとそれよりも大事なことが…

その2 「俺の人生ってこれで良かったの?」

俺、これで死んでいいのだろうか?何か世の中に貢献した?うーーーーーん、何ぁんにもしてない!仕事して、飯食って、KAY1と「うだうだ」して…ああ、いままで何と無駄な人生を歩んできたんだろう。とくにここ数年、飲んだくれてばかりだったじゃないか。ハイチで大勢の人たちが亡くなったのに何もしていない自分。将来は国と国を結ぶ架け橋になりたい!なんて小学生の頃大きな事を言ったくせに、何もできていない自分。あああ、自分の人生、反省だらけじゃないか。

そういえば、さっきからお腹の痛みがひどくなった気が…。

もしもこれで死んだら、俺の人生、短いよなぁ。父親をこの前亡くしたばかりなのに…。残された母親にちゃんと親孝行していないよなぁ。あああああ、いかんいかん。母親に先だったらそれこそ最大の親不孝だ。病気を治さねば。

もしも、もしも、ありがたいことに今度の病気が風邪だったら、治ったら少しはまともな人間らくし生きて、少しでも社会に貢献しよう…。

なぁんて感じで様々な考えが頭をよぎります。いままでの人生の中で、めずらしく一瞬、まともな人間になったような気がします。

が、もちろん…、

結局病気(お医者様の見立て通り風邪でした)が治ってみると…。元の木阿弥。相変わらず自堕落な生活が復活。嗚呼!!!!!

それでも、心の奥底に病気の時に考えたことが澱のようにたまって残っていることは確かです。ふとした折りに「うん、何か社会に貢献?人生の充実?」と考えている自分がいます。

これからの人生、なにか変わるのでしょうか?人生のリセットにほんの少しだけはなったのでしょうか?それがわかるのってきっと何十年もたってからなんでしょうね。


追記:
今度の風邪でちょっと興味深いことを思い出しました。メモしておきますね。

KAY2は子供の頃は病気がちでした。季節の変わり目ごとに風邪をひいていたような気がします。その後、高校時代に毎日自転車で山道を通って学校に行くということから体が強くなり、それほど風邪をひかなくなりましたが、それでも1年に1~2回くらいはひいていました。

そのKAY2が数年間全く風邪をひかなかったことがあります。20代の半ばです。失恋がきっかけで精神世界に目覚め(よくあるパターンですが)、瞑想を始めたんです。知り合いの手引きがあったものですから。一日に朝と晩、規則正しく目を閉じて瞑想していました。するとそれから何年も風邪を「全く」ひかなくなりました。おもしろいくらいに!

が、結婚を機に瞑想から遠ざかると(瞑想そのものは自分で良いと思っていたのですが、その瞑想を教えていた「団体」とその「宗教性」に馴染めないものを感じていたこともあり次第に遠ざかりました…宗教についてはいろいろと考えてしまうKAY2です)再び風邪ひきさんに…。今考えると、あれって瞑想の効果だったんですかねぇ。

で、今回、実は胃の痛みでふと目覚めたときなど、手をそこに当ててあの頃の瞑想の呼吸やマントラなどを思い出してやってみると…痛みが一時的に消えるんです。不思議ですねぇ…。これは確かに瞑想の効果。毎日の瞑想、復活させてもいいかもしれません。


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