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こんな贅沢な旅が!~長野電鉄のワイン列車

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小田急をかつて走っていた車両がワイン列車に!


全国の列車から食堂車が次々と消えて久しくなります。遠距離の列車に乗るとお酒を飲みたくなる「呑み鉄」のKAYSにとっては、悲しいことです。

ところが、最近は、食そのものを目的としたという、全く新しいコンセプトの列車が続々と登場してきました。JR九州の「ななつ星」を嚆矢とした高級クルーズトレインは憧れますが、しょせん我々庶民には高嶺の花。でも、KAYSにも手の届くものはないかなぁ…と思っていたら、尊敬する友人のH君に、九州の様々なイベント列車を紹介した本をいただきました。昨年のこと。

見ていると、どうにかありそうなんです。我々が乗れそうな列車が…。

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ワインが美味しいのんびり号、まもなく発車です!


はて?JR九州にこんな列車があるということは、他の地域でも、食事を目的とした列車があるのでは…と調べてみると、いや、あるんですよ。これが!でも、その多くは土曜日か日曜日に営業が限定されるものがほとんど。

普段、土日に仕事があるKAY2には無理…と、指をくわえていたら…、偶然ある土曜日、仕事がオフになることになりました。

おっ、これはチャンス!ということで、調べた中で特に気になった列車。

それは長野電鉄が実施している、「北信濃ワインバレー列車~のんびり号」なんです。

長野から、温泉の町、湯田中まで、通常は50分程度の距離を、わざとゆっくりと1時間半かけてのんびりと走る特急列車(特急なのに各停よりも遅い!)。そして、中では長野県内、沿線4つのワイナリーから提供されたワインが赤白あわせて6~8種類を飲み放題!おつまみとして、あの有名な「ホテル犀北館」の総料理長が監修した地元食材を使ったランチボックスセットが…。毎週土曜日の運行です。お値段はおひとり7千円。長野県は山梨と並び、美味しい日本ワインが数多く生産されています。しかも、原産地呼称管理制度の導入など、意欲的な取り組みでも知られます。

これは良いなぁ…。

ネットでも予約できるので、KAY1と相談して決めちゃいました。

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車内に入ると、テーブルにはおつまみセットと、
プラスチックのワイングラスが2脚。


そして当日。早朝に起きて新幹線で長野まで。普段は寝坊助のKAY2も、こうした楽しいイベントとなると早朝に目が覚めるのですから現金なものです。

長野県には今までも何度も旅していますが、長野市はあまり行く機会がありません。意外と我々にとっては未知の場所だったりします。後で、実はバスを利用すれば、安上がりになること、新幹線もうまくルートを変えれば少し安く行けることもわかったのですが。まぁ、それはそれ。

早めに長野駅に到着した我々は、ひとまず善光寺参りとなり、印象深い経験をしましたが、その話はまた別の機会に。

ところで、この列車、予約しても、ネット予約の場合は、事前に切符が送られてくるわけではありません。少し心配して前日電話で予約の確認をしちゃいました。

当日、駅の窓口に行き、「ネットで申し込んだんですが…」と話せば、名前を確認して即座に切符を出してもらえます。電話で直接長野電鉄に申し込んだ場合は、事前に切符が送られてくるようです。

長野駅は地下にあります。とはいえ、地方私鉄らしい、素朴な雰囲気の駅です。そして、11時01分の発車ですから、10分前に、そこからさらに地下のホームに降りていくと…。

おお、懐かしい!小田急のロマンスカーだ!

そうなんです。この「のんびり号」に使われているのは、小田急でかつてフラッグシップだったハイデッカー車、10000系という名前の車両です。実はこの車両、現在小田急を走っているLSE車と呼ばれる一番古いロマンスカーよりもずっと後に登場したのに、こうして、小田急からは引退しています。バリアフリーに問題があったためとか。それにしても懐かしい!配色も当時のままのようです。

そして、隣には東急の見慣れた車両も。8500系ですねぇ。半蔵門線で良く乗りました。このほかにも日比谷線を走っていた営団の3000系、そして、なんとJR東日本の成田エクスプレス、253系も!鉄心をくすぐる私鉄です。

そして、この小田急の10000系、長野電鉄では4両を1編成にして運行しています。

ワインを振る舞ってもらえるのはその中の3号車のみ。他の号車のお客さんにはそのサービスはなし。むろんそちらは通常の特急料金で乗っているわけですが…。

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ひざまずいての説明にドギマギするKAYSです。
ご覧のようにネットでは満席でしたが、実に余裕の空間!


さて、乗ってみると、広い車両にボックスを8席ほど設けているようです。ちなみにこのボックスお客さんが1人でもボックスは1つを占用。相席にはしないという太っ腹な方針だそうです。そして、その真ん中のボックスをつぶして、そちらはワインをサーブする係りの人のカウンターがあります。そして、並べられたグラスとオツマミボックスを見て見ると、本日乗車するのは我々含め、3組。つまり6人のみ。

あれ?ネットの予約状況では満席だったのに…。

ふと全体を見渡して、また気付きます。車両の進行方向右側は全部空けてある。

そうなんです。実はこれだけ座席があっても、どうやら、お客さんは通路の左側席だけで、右側席は使わない。右よりも左の眺めがいいからでしょうか。あるいは、右側は陽が当たってしまうからカナ。いずれにしても、一回に乗る乗客の数は本当に限られるのですね。なんと贅沢な!逆に言えば、ゆとりはあるので、もしネット販売で、「×」が表示されていても、長野電鉄に直接電話で申し込めば、意外と予約がOKとなるのかもしれません。右側は使うこともある…とスタッフさんはおっしゃっていたので。

さて、アテンダントさんが、我々の元にやってきて、挨拶してくださり、説明も。なんとわざわざひざまづいての説明にドギマギしてしまう、気の弱いKAYSです。

そして、発車の5分前には、ワインのサービス開始!

この、わずかなフライングがうれしい、飲兵衛のKAYSです!

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手前が赤ワイン、奥が白ワイン。
そして、右手に生ビールのサーバーが!


この日は4種類のワイナリーのワインが提供されていますが、それに加え、地ビールの「志賀高原ビール」からもペールエールのタップ(生ビール)が!ワイン党であると同時にビール党でもあるKAYS、これもうれしい!

というわけで、ワイン列車なのに二人ともビールから。ほぉ、しっかりとした苦みがありながら、芳醇な香りのすてきなペールエールです。

そして食事のボックスを開けてみると…、いいですねぇ。白、赤の両方にあう洋食のつまみが詰まっています。そして小さなサンドイッチも。

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ワインに合うつまみばかり!よく考えられたメニューです。


さて、この電車のもう一つの魅力。それは沿線案内です。「おいでなし隊」と名付けられたアテンダントさんが、車窓に移る眺めの説明をしてくださるですが、これがなかなか名調子。しかも出発から到着までの長時間、ずっと事細かに案内してくださるのです。時に笑わせ、観光バスのガイドさんさながら。眺めだけでなく、鉄道のマニア心をくすぐる説明も。こうした案内を列車で受けることはあまりなく、新鮮です。「本日の運転は***。日頃慣れないスピードですが、頑張って、精一杯ゆっくり走ります!」と最初の言葉でも他のお客さんからも笑みがこぼれます。

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こんなのんびりした車窓を目にワインを…。


さぁ、ビールも飲み干し、いよいよワインに。

実は、この日提供されるワインを事前にホームページで調べたところ、その中のあるワインはなかなか手に入らないものだと言うことを知りました。これは飲んでみたい。通常は軽めのワインから始めて重いワインにと移るのが常道ですが、今回は逆。まず、その目指す重めのワインから…。

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これ、めちゃ美味しい!


これが…!すばらしい!

シャルドネでしたが、ぶどう本来の魅力も高いですが、樽香がほどよく、日本のワインとしてはあまりないタイプのバランスの良さです。驚きました。

ワイン用の高品質な葡萄の名産地でありながら、高山村にはこれまでワイナリーが無かったのだそうですが、やっと初めてできたワイナリーだそうです。小さなファミリービジネスのワイン。これはメルローもおいしいだろうなぁと、赤ワインをいただくと…。そう、見事に思ったとおり、こちらもすてきなメルローです。そもそも長野のワインはメルローで大成功した歴史があります。

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メルローもさすが!


もちろん、そのほかのワインも、美味しくて、長野のワインのすばらしさを実感しました。

途中でアテンダントさんに「遠くからもお客さんがいらっしゃるのですか?」と尋ねてみると、「つい先日、広島からこの列車に乗りに来てくださった方がいました。多分、私がお話した方では一番遠くからになりますね」

うん。ワイン好きならば、わざわざそのために遠方からっやって来る価値はある列車です。

その後、途中の古い駅舎を見学したりしながら、ゆっくりと列車は進みます。千曲川の鉄橋では、わざわざ列車を止めてくれ、しっかりと眺めを楽しませてくれます。緑がいっぱいの北信濃。そして、青空が広がります。ああ、贅沢だなぁ…。

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鉄橋ではわざわざ停車。ゆっくりと千曲川を眺めます。


ワインもすべての種類を飲み尽くし、さらに、一番気に入ったワインはおかわりし…、さらにビールをチェーサー代わりに(何という贅沢!)頼んだり。もちろん、希望すればお水もいただけます。

1時間半の旅はあっという間でした。

その後は駅に併設の温泉につかり…そこで電車の中でお話しした他のご夫婦とさらに仲良くなってお話ししたり…。

このワイン列車、昨年12月に始まったのだそうです。今まで知らなかったなんて…。もっと早く知るべきでした…と、もうリピートの事を考えているKAYSです。

ワイン好きの方にはものすごくオススメですよぉ!

ちなみに、この日の予定では、湯田中で温泉めぐりの「手形」を1,200円で買い、日帰り温泉を3軒楽しもうという計画でしたが、KAY1がどうしても小布施に行きたいというので、1時間ほどの滞在で、各駅停車に乗り、小布施まで戻ることにしたのですが…。ああ、見事なヨッパライ二人組。電車に乗って、目を閉じて…気づけばもう終点、長野まで戻っていました。(笑)

というわけで帰りの新幹線、乗車変更をして予定より2時間以上も早く帰宅となりました。

でも、今回の旅、充実感はものすごくありましたねぇ。再び訪れるのが楽しみです。で、次こそは酔っぱらいすぎないで、その後は小布施に行きましょう!

そう言えば、まもなく廃止されてしまう、KAY2の地元の三江線も、こんな企画があったら廃止されなかったかもしれませんねぇ…。江の川の車窓の眺めも、負けず劣らず素敵なのに…。(^^;)
 
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終点湯田中では駅併設の日帰り温泉に…。


北信濃ワインバレー列車特急ゆけむり「∼のんびり号∼」
  ランク:A+
  予約先:長野電鉄運輸課(026-248-6000)
      もしくは ウェブサイト「VISIT NAGANO
  運行日:毎週土曜日
  時間:11:01長野発~12:24湯田中着 
  値段:7、000円
  食事:あり(犀北館監修のおつまみセット)
  飲み物:ワイン6~8種(時期により地ビールも)
  支払い:電話の場合は銀行振込、ウェブの場合はカード可
  Homepage:こちら
  その他:完全禁煙





KAYSのホームページはこちら http://kays1998.web.fc2.com/


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遅延時、京王アプリの意外な効用

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これがそのアイコン。


京王線利用者の方、最近、車内で「京王アプリ」の広告を見ることが多いでしょう。京王グループの各ショップのクーポンを利用できるのが、おそらく利用価値としては認識されていると思うのです。

が、実はこのアプリ、先鋭的な機能があります。

それが、「電車走行位置確認サービス」電車位置情報。京王線、井の頭線を走っている電車の現在位置が路線図上にすべてリアルタイムで表示されます(情報更新は手動です)。しかも、各電車ごとに定刻なのか、それとも例えば2分遅れなどの情報がわかるのです。

これ、単に電車マニア向けの機能と思っていらっしゃる方いません?

何を隠そう、KAYSもその程度の認識だったんです。

が、ある日、その真の価値を体験しちゃいました。

1日の仕事があと少しというとき、携帯が鳴ります。これも京王の別サービス、電車運行情報のメールです。

なになに…、人身事故のため現在京王線はストップ!?

はて。このまま1時間後に仕事を終えて駅に向かっても、おそらく、電車運行は再開したとしても、もの凄い混雑だろうなぁ…。

ということで、予定変更。後回しにしていた仕事を先に片づけることにします。そして、その2時間後、仕事場を後にします。電車の運行はすでに再開しています。井の頭線で明大前の駅に降り立ちます。さぁ、京王線への乗り換えです。

問題は、電車がどう動いているか。

そう。電車の運行再開直後というのは、京王線で折り返すはずの電車が次々に新宿駅に入ろうとするのですが、新宿駅、ホームが3線しかないため、それをさばくのに時間がかかり、電車の間隔にムラが出来るのです。すると…、各駅には運転再開を待っていたお客さんがあとからあとからやってきます。ところが、電車の方は、等間隔ではなくなるため、1本来て、お客さんを乗せた後、延々来ない。その間にホームはお客さんであふれかえる。やっと到着した電車はぎゅうぎゅう詰めに。ところが、その直後に、間隔を空けずに次の電車がやってきて、そちらはガラガラ。余裕のスペースで楽ちん帰宅…ということもあるのです。

それを判断するのは、いま、それぞれの電車がどの位置にいて、どんな動きをしているのか…。そう、目の前のぎゅうぎゅう詰めの電車に乗るべきかどうか。このアプリを見てみると…。

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お、すでに次の電車が隣駅を出ている。じゃ、無理して目の前の電車に乗る必要がない!という判断ができます。

逆に、次の電車はまだ3駅離れた所にいる…となれば、次の電車も相当混雑するはず。であれば、この目の前の電車に無理してでも乗ってしまおうか…という判断も。あるいは、その3駅先の電車のすぐ後ろにはもう1つ電車が。ああ、これなら多少は空いている可能性があるね。それを待とう!とか。

と言う具合に判断できます。

実際、その日、明大前から乗るときに、京王アプリで確かめたところ、すぐに後続の電車がやってくることがわかりました。そこで、目の前の混雑した電車に乗らず、1本送って乗った電車、かなり空いており、楽に帰宅することができました。

そうして、もう一つ便利な使い方が。

その日、KAY2は仕事から帰ってくるKAY1と仙川駅で待ち合わせをしていました。自宅を出て先に駅に到着したKAY2。ところが時間になっても、改札をKAY1が出てこないのです。仙川駅は掘り割りの中を鉄道が走るため、地上の駅舎の外では電車の出入りの動きがわかりません。

そこで、取り出したのが、この京王アプリ。開いてみると、彼女の乗った電車、5分遅れで、今、仙川に到着しようとしていることがわかります。隣の千歳烏山にいることがわかります。なら、もうすぐに出てくるなぁと安心。そう、こんな使い方もあるのです。

というわけで、京王アプリ、意外と便利なのです。

無料のアプリです。京王線、井の頭線ご利用の方はダウンロードしてみてはいかがでしょう?KAYSはオススメします。


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旅のまとめ フルムーンパスの旅~20

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フルムーンパスの車内広告。


さて、最後に今回の旅を振り返って、このシリーズ、〆としましょう…。

まず、予約に関して、

えきねっとでの予約、絶対楽です。今後はこの方法をとることになるでしょう。

そして、一度予約した上で、その後、シートマップを使い、車内の混雑具合をみて、予約変更でシートを好きな場所に変更するというのもポイントになります。えきねっとでの予約、予約開始時、JR側でお客さんを車内の特定の場所に固めてしまう傾向にあると思われるからです。

料金について一つ。

7日間のフルムーンパスでの旅行。行き帰りだけグランクラスで別料金を払いましたが、それをグリーンにしておけば、2人で本来のフルムーンパスの料金、102,750円ですみます。ちなみに我々が乗った区間、通常の料金で払うとどれくらいになるのか、ざっくり計算してみると、435,200円となります。そう、ざっくり言えば、驚くべき事に、4分の1で旅行できたことになります。

ちなみに今回の旅行の3日目、新大阪から鹿児島中央までグリーンでの往復。通常であれば、2人で12万円かかります。ということはこれ1日だけで実はフルムーンパス7日券の元は取れていることになる計算です。いかに、お得な切符かということがわかります。

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北海道から九州、あるいは金沢と、全国を
またにかけての移動にはありがたかった新幹線。


そして、新幹線について一つ。

今回途中でも書きましたが、やはり新幹線は在来線特急と違い、なぜか疲労度が大きいです。原因は不明ですが、どうもあの独特の車内の気密性が原因なのではなないかと思うのです。飛行機に乗ったときと非常に良く似た疲れを感じます。これはKAY2だけでなくKAY1も同様に感じると言っていました。在来線のグリーンでのんびりと…という方を自分たちは今後は選んで行く気がします。

お酒に関して…、

あとお酒はほどほどに…。今回、連日の豪勢な料理とワインに、さすがに帰宅した翌日、胃袋が悲鳴を上げてしまい、胃けいれんのような症状が起きてしまいました。ま、あれだけ飲むとね!これはKAYSだけの教訓ということで(笑)。翌日、自宅での夕食で、白菜と豚肉、出汁だけのシンプルな鍋がどれだけありがたかったか…。

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常に冷たいビールが飲みたい!
というときにはこれでしたね!


車内の飲食に関して、

今どきは車内販売のない特急の多いこと!というわけで、できれば、事前に弁当などを購入する場所を調べておくこと。そして、ビールなどは冷えたまま数時間もたせるために、保冷バッグなどを持つといいですねぇ。あと、プラスチックのワイングラスなどを持ち込むとリッチな気分で旅が味わえます。

旅の拠点について、

7日間の旅、やはり1箇所ベースがあると便利です。例えばホテルでクリーニングに出せたり、色々と生活上の細々としたことの利便性が向上するためです。今回は大阪を拠点としました。が、これ、考えると東京の自宅を拠点にしても良いわけです。あるいは、東京と大阪の2箇所を拠点に、あるいは、大阪の代わりに福岡を…という風に、臨機応変に考えていけば良いと思います。

というわけで、今後、毎年1回の旅行。フルムーンパス利用が「定番」になりそうな我々です。

以上、長々と20回に分けてお伝えした酔狂な旅行記録。食の欲望全開というあさましい旅ではありますし、真剣に旅をなさる方からは「風上にも置けない連中」だと思われるかもしれません。

そして、単なる私的な備忘録のような味も素っ気もないメモ書きで恐縮でしたが、おつきあいいただき、ありがとうございました!

そして、今回の旅のきっかけを作ってくれたH君、あらためて感謝です!

最後に今回乗車したルートです。

1日目
新宿(08:02)→東京(8:27) 成田エクスプレス11号 グリーン車
東京(10:20)→新函館北斗(14:37) はやぶさ13号 グランクラス

2日目
新函館北斗→(09:31) 東京(14:04) はやぶさ16号 グリーン車
東京(14:33)→新大阪(17:26) ひかり517号 グリーン車

3日目
新大阪(08:04)→鹿児島中央(12:13) さくら547号 グリーン車
鹿児島中央(14:34)→新大阪(18:42) さくら560号 グリーン車

4日目
新大阪(09:04)→城崎温泉(11:52) こうのとり3号 グリーン車
城崎温泉(14:35)→新大阪(17:26) こうのとり18号 グリーン車

5日目
新大阪(07:33)→紀伊勝浦(11:33) くろしお1号 グリーン車
紀伊勝浦(12:24)→名古屋(16:10) 南紀6号 グリーン車
名古屋(16:19)→新大阪(17:26) ひかり517号 グリーン車

6日目
新大阪(10:46)→(13:17)金沢 サンダーバード17号 グリーン車

7日目
金沢(11:56)→東京(14:52) はくたか562号 グランクラス
東京(15:15)→新宿(15:28) かいじ113号 グリーン車


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指定特急券がこんな厚さに!



今までの記事のリンクは以下からどうぞ。

きっかけと準備 フルムーンパスの旅~01
1ヶ月前の準備 フルムーンパスの旅~02
こんな利用方法が!? フルムーンパスの旅~03
1日目、旅行に出発! フルムーンパスの旅~04
乗車前のグランクラスの特権 フルムーンパスの旅~05
・グランクラスに乗車! フルムーンパスの旅~06
来たぞ、北海道! フルムーンパスの旅~07
函館~大阪まで一気に! フルムーンパスの旅~08
一路、九州へ酔狂な旅 フルムーンパスの旅~09
目的はむじゃきにかつ寿 フルムーンパスの旅~10
大阪の夜再び フルムーンパスの旅~11
大阪から北へ…城崎に フルムーンパスの旅~12
素敵な志のキャランキャトル フルムーンパスの旅~13
初めての紀伊半島1周 フルムーンパスの旅~14
南紀号と旅のヒント フルムーンパスの旅~15
連続フレンチ、あの店へ フルムーンパスの旅~16
・サンダーバードで金沢へ フルムーンパスの旅~17
3連続フレンチ フルムーンパスの旅~18
グランクラスで東京へ フルムーンパスの旅~19
旅のまとめ フルムーンパスの旅~20





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グランクラスで東京へ フルムーンパスの旅~19

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やっぱりこのシートは凄い!


「あのぉ、KAYSさん、フルムーンパスの旅シリーズ、尻切れトンボになっていません?」

あ、そうでした!最終目的地の金沢到着を書いたら、もう、すっかり終わった気分になっちゃって!すみませんねぇ。では、あと2回分ありますので、続けます。


7日目
金沢(11:56)→東京(14:52) はくたか562号 グランクラス
東京(15:15)→新宿(15:28) かいじ113号 グリーン車



ついにやってきた旅行の最終日、この日ホテルは12時のチェックアウト。ですから、ゆっくりと9時頃、起き出して来ます。少し早く起きたKAY1は近所の散歩に。そして、KAY2は眠い目をこすりながら、コーヒーを飲み、旅行の記録をまとめます。

部屋に戻ってきたKAY1、「お腹空いた!」と叫びます。いつもハングリー精神に溢れる女性です…って、意味が違う?

先日、KAY1が酒に酔った勢いで「カップヌードル食べたい!」と買ったのに、部屋に帰ったとたんに酔いつぶれて、食べずにいたのを思い出します。そこで、鞄から出してきて、お湯をわかし…。何年ぶりでしょうか。カップヌードル。こうした旅の〆にはなんとなく、カレーとか、ラーメンとか、そういうチープな日常の食べ物を欲するのですねぇ…、なぜか。

その後、簡単に荷造りをして、部屋を出ます。新幹線乗車の20分前。ホテルが駅直結だと本当に楽です。

「はくたか562号」。最後尾の12号車がグランクラス。旅の最後にと、これも、本来は「フルムーンパス」では乗車券部分しかサービスに含まれません。したがって、特急料金、グランクラス料金と必要になりますので、かなり高額な出費となりますが、行き帰りの贅沢。しかも北海道新幹線とはまた少し違うサービスを受けてみたい!という思いで乗車したのです。

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和のデザインが印象的!


乗ってみるとまず車両のデザインの違いに「なるほど!」。加賀の伝統工芸のイメージがそこかしこに。そして、グランクラスの内装も落ち着いた色合いです。

軽食サービスもまた、行きの北海道新幹線と同様、和軽食は地元の和食店によるもの。そして、洋軽食はNREによるサンドイッチです。ビールとワインも同一です。スパークリングのみ、梅酒のスパークリングとなっている点が異なります。

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梅酒のスパークリング、美味しくておかわりを!


さて、グリーン車では変な人(ある種迷惑な方々)に出会う確率が高いというお話を以前しましたが、グランクラスでもそれは同様です。今回も妙なクセを持たれる方が複数いらっしゃいました。ま、KAY2だって、相当に変な人ではありますが…。

お一人はやたらと新聞をくしゃくしゃと音を立てながら読まれる方で、1時間近く、ずっと新聞を丸めたり、ほどいたり…。読んでおられるというより、新聞をクシャクシャに丸めるという行為に夢中になっていらっしゃるような不思議な方でした。

もうお一人は顔をタオルで隠しながらキョロキョロと不審な動きをされる方…。不快に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、KAYS的には、うーん、面白い!

グランクラスは人間動物園的な、興味深い空間です。空間が広く取られているから余計に、その人の行動が目立つというのは意外でした。でも、面白い!旅行というのはそもそも人間観察。不思議な人がいればいるほど旅としては充実するというもの。そして、それを求めて非日常を移動するのが旅の醍醐味。

若い頃の自分だったら「ウルサイオッサンやなぁ。静かにしてんかぁ…」と自分自身が快適な旅でないと文句を言っていたのですが、歳をとってくると、旅に快適さを求めるのはお門違いではないか…。そう思えるようになったのです。もちろんビジネスで旅をされる方は快適さが必要でしょうが…。こうして経験を重ねてくると、誤解をあえて恐れずに言えば、静けさや快適さを求める方はグリーンよりも、かえって普通の指定席の方が快適かもしれませんよ。(笑)

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鴨のオレンジソースはワインにぴったり!


3時間着で東京到着。やっぱり旅行時間としては短い!グランクラス、もっと乗っていたい!!と思いますねぇ。

そして、いよいよ本当に最後、東京~新宿まで、「かいじ113号」のグリーン車で…。わずか13分の乗車で、そそくさと新宿で降り立つ我々を他のお客さん達は不思議そうな顔で見ていました。乗り間違えたんだな…そう思ったに違いありません。ま、そりゃそうですよね!(笑)

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かいじで新宿到着。新宿で降りるのは我々だけ!





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徹夜仕事明けの贅沢~箱根で温泉とビュッフェ

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素敵な料理をほんの少しずつ…の楽しみ。


徹夜仕事が終わった日曜日早朝。毎週のことですが、開放感でいっぱいです。

十数時間、徹夜でぶっ通し働いた後なので、若い頃のようにそのまま1日遊ぶというのは、もう50代のこの年齢では不可能。

ですから、出来ることはといえば、限られます。

このブログに今まで何度か書いてきたように、渋谷にある朝からやっている居酒屋で一杯飲んで帰るのも幸せ。あるいは高尾山まで足を伸ばして温泉(極楽湯)に入って帰るのも幸せ。仙川まで戻り、「ゆけむりの里」に行くのも楽しいですし、自宅でコンビニで買った総菜とワインというのも幸せ、いずれにしても、最高に幸せな瞬間。

あるとき、高尾山口駅直結の温泉につかりながら、ふと思います。

どうせここまで温泉につかりに来るのなら、箱根に行っても同じかなぁ…。

そう、電車で新宿から1時間かけて高尾山口に来るのも、1時間半かけてロマンスカーで箱根湯本まで行くのも、仕事の完徹明けですから結局は車中寝てしまうわけで、そうなると、箱根まで足を伸ばすのもそれほど、体への負担は変わりないように思います。

幸い、箱根湯本には以前電車書斎に関する記事でも書いた、古風ながらも素敵な日帰り温泉「和泉」があります(こちら)。日曜日の午前中は空いているはず。

さらに…、以前訪れたときに気になっていた、駅そばの「富士屋ホテル」。ランチにビュッフェをやっており、以前ふらっと立ち寄った時にポスターを見て気になりました。比較的嗅覚のきくKAYS。ネットで実際に調べてみたら、この評判がすごくいいのです。そうなると、あとは実行に移すのみ。

小田急のロマンスカーのチケットをとるのは楽です。「ロマンスカー@クラブ」というサイトに無料の会員登録さえすれば、オンラインで予約がとれます。しかも、画面で好きな席を選ぶこともできます。さっそくアクセスしてみると、旅行のピークシーズンを外していることもありますし、2日後、日曜朝の新宿発はまだ余裕があります。そこで、席を予約。

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乗り心地の良い特急、「EXE」です。


さらに、温泉もホームページで臨時休業がないかを確かめ、営業時間を再確認。

さらに富士屋ホテルにも電話をかけ、ランチの予約をしておきます。

旅の旅程はこうなります。

08:30(新宿発)→09:53(箱根湯本着) はこね71号 EXE
10:00~11:00 温泉「和泉」
11:00~11:30 湯本を散歩
11:30~13:30 富士屋ホテルでランチビュッフェ
13:30~14:10 駅に移動し、土産物を物色
14:21(箱根湯本発)→15:58(新宿着) はこね26号 VSE


さて、当日。座席に多少の余裕はあるとはいえ、新宿駅のロマンスカー発着ホームは結構な人で賑わっています。そして、やはり外国人観光客が多いようで、みなさん、大きなスーツケースを引きずっています。

EXEと呼ばれる車両は小田急の特急では一番人気のない車両なので、他の特急に比べれば空席が目立ちます。でも実はKAYSは嫌いではありません。というのも、シートがしっかりと深く、他のロマンスカーに比べ、圧倒的に座り心地が良いのです。眠るにはピッタリ!(この春から一部、「EXE α(アルファ)」というリニューアル車が走り始めています。一度乗って乗り心地を試してみたいものですね)

我々の大好きな「おだむすび」とお茶を買い込んで乗車。発車とともに、いただき、すぐにKAY2は眠りにつきます。

気がつくと、すでに電車は小田原に近づいています。途中、他のお客さんたちの賑やかな声で眠れないことも想定し、ヘッドホンを持ってきていました。これで静かな音楽を聴きながら眠りにつくというわけですが、狙い通り、1時間近く熟睡したことになります。

ほどなく箱根湯本に。うん、これは「超」楽ちんな旅ですねぇ。乗り換えがないというのは実に気が楽です。普段の京王線で高尾に行くのと実際、そう変わらない。いや、京王線では普通の通勤用ロングシートですが、ロマンスカーなら、ゆったりとリクライニングで座れますから楽です。

時間もまだ10時前。ホテルのチェックアウトをしたお客さんで駅周辺がごった返す前。日中は混雑する湯本の歩道も、さほどでもなく、すぐに最初の目的地、日帰り温泉に到着。

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いかにも「昭和」ですが、素敵なお湯が楽しめます。


「和泉」は古い「ザ・昭和」的な建物ですが、清潔に掃除され、居心地の良さは今までの体験から折り紙付き。以前一緒に来たKAY2の母、島根県の石見地方に暮らし、温泉が周囲に沢山あり、日常入り慣れているはずですが、彼女も気に入った温泉です。小さいですし、食事処もない素朴な施設ですが、なんといっても、その透明で肌にやさしいお湯は、少し入っただけでも、肌がすべすべに…。まさに美人湯です。湯上がりのKAY1も美人に見えます、あっ、いえ、いつも美人ですが、より美人に見えます…と、この小さな配慮が夫婦関係の潤滑油。(笑)

この日は奇跡的に、男湯も女湯も1時間、ずっと貸し切り状態でした。こんなこともあるのですねぇ。日曜日の朝一番、良いものです。

そして、風呂上がり、ゆっくりと街を散策し、「湯本富士屋」ホテルに。

丘の上にあるホテルは大きな施設です。階段を上っていっても良いのですが、徹夜勤務明けだとついつい楽したい…と、エレベーターに乗ってしまいます。

こんな時間でも屋外エレベーターはホテルのロビーに向かう人で満員。みなさん、もしかしてビュッフェ?と思います。事前に調べたときに知ったのですが、このビュッフェ、本当に評判がいいのです。そして、予約が直前になると満員で取れなくなることもよくあるそうです。

ビュッフェ会場であるロビー奥にある「姫沙羅」というレストラン、夜は和食のお店です。昼だけ、中華と洋食を加えたビュッフェをサービスしているのです。到着したのはビュッフェ開始の10分前でしたが、入口から相当な行列が出来ているのに驚きます。

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こんなに並びます!


一緒に並んでオープンを待ってもいいのですが、ここでも徹夜明けの体。ま、いいか…とソファに座り込み、待ちます。

そして、いよいよ開店。

ところが、この行列、なかなか進まないのです。グループごとに名前を確認して、案内していくのですが、結構時間がかかります。やがて立ち上がって、列の最後についた我々がお店の中のテーブルについたのはすでに15分が経過したころでした。そして、見渡してみると、すでにいくつかのお皿は空っぽに!

一瞬KAY1の表情がこわばります。

まぁまぁ、どうせ補充されるから!とのんびり屋のKAY2。

そうなんです。すぐに空になったお皿にはまもなく再び料理が並び…ということで、皆さんもご利用の際にはご安心ください。(^^)

一人2,900円のランチビュッフェというのはホテルのビュッフェとしては決して高いわけではありません。しかし、こうしたホテルの立派な料理を前にしてみると、うん、これはちょっと贅沢で良いねぇ…と思えるのです。そして、我々、年をとったせいか、以前ほどビュッフェで「満腹したい!」という思いはありません。むしろ、美味しい料理をちょっとずつ楽しみたいという風に嗜好が変わってきています。そんなとき、和洋中がそろった、ホテルのビュッフェというのはありがたいですし、それがまた、それぞれにしっかりとした調理をされた料理であれば、また、楽しみも格別。

そして、何と言ってもワイン!

いや、これはちょっと贅沢過ぎるのですが…、グラスのワインをいただくことにします。湯本富士屋ホテル、驚いた事にワインはあの勝沼醸造のものを赤と白、グラスで用意しているんです。これは結構通好みですねぇ。

すると、ワインと色々な料理を試してみると、「あ、これは合うね!」「え、この料理と赤ワインが合うの?」何て感じで、まるでワインの勉強会のような楽しみ方が!ワインは種類は選べませんが、どんな料理が赤に合い、どんな料理が白に合うのかという実験ができてしまいます。たとえば鰹のタタキ、魚とは言え、その味わいから下手な白ワインだと臭みがでたり、負けたりしてしまいます。むしろ軽めの赤が良いと言われます。実際、マスカットベイリーAなどで出来た「アルガーノ・クラン」は重すぎず、ぴったりと合います。こういう組み合わせ、我が家では冒険でなかなか出来ないのですが、こうして、ビュッフェでは料理も実験感覚で少しだけ取ってくればいいので、気軽に試してみることが出来ます。

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鰹のタタキに赤ワイン。


そんなこんなでいろんな料理とワインの組み合わせを試して1時間半、楽しかった!そう、ビュッフェは手軽なワインスクール!

そしてお腹が一杯になったところで、お会計をすませ、ゆっくりと駅に向かいます。駅では土産や弁当を色々と眺めて時間をつぶし、ロマンスカー、「はこね26号」に乗り込みます。一番人気のVSEという白い車両。一番後ろの車両。展望席こそとれませんでしたが、それに準じるようなすぐ後ろの席が空いていたので、眺めをそれなりに楽しむことが出来ました…と言いたいのですが、徹夜明け。またもや爆睡。気がつくと、すでに多摩川を渡り、東京都内に。

なんだか、すごく贅沢な徹夜明け…。

みなさんも、徹夜明けといわず、普段の日曜日にいかがでしょう?


和泉(早雲足洗の湯~箱根湯本)
  ランク:A+
  電話:0460-85-5361
  住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本657
  時間:11:00~21:00(土日祝は10:00~)
     土日祝のみ上記に加え、17:00~20:00(LO)
  定休:火曜日、および12月31日、1月1日
  但し月によっては月曜日が休館日になったり火曜日が営業日
  になる場合があります。HPにはその月の営業についてのお知
  らせがありますので、ぜひご確認ください。

  値段:大人 1、250円(平日はHPのクーポン利用で1050円)
  場所:
  地図はこちら
  公式HP:こちら
  その他:

湯本富士屋ホテル~姫沙羅
  ランク:A+
  電話:0460-85-6111
  住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本256-1
  時間:ランチ営業は11:30~14:00
  定休:無し
  値段:大人2,900円
  場所:箱根湯本駅より徒歩5分
  地図はこちら
  メニュー例:生ビール 720円
  クレジットカード:可
  HP:http://www.yumotofujiya.jp/dayplan/lunchbuffet/index.html
  その他:完全禁煙





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3連続フレンチ フルムーンパスの旅~18

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このお店にノックアウトされたKAYS


20年振りの金沢。その町の変貌ぶりに驚きます。まず巨大な駅舎に驚きましたが、駅前に並ぶビルの数々も。えっと、ここ、どこでっしゃろ?金沢?ほんまかいな?というぐらい。

巨大な地下のスペースにも圧倒されます。しかし、そこには北鉄の駅。そこで懐かしい井の頭線の車両に出会った瞬間、ちょっと心が和みます。

すごい人の波。あちらこちらから外国語の会話が聞こえてくるのはこちらも同じです。

駅のみどりの窓口も長蛇の列。ただ、見ていると、窓口の数も多いので、行列も比較的スムーズに流れており、待ち時間はそれほどでもないようです。

駅構内のおみやげ物屋さんが並ぶ百番街もすごい人。最初、金沢駅に降りたって、このおみやげ物屋さんの人の群れを見て、どうしようと案じていましたが、実はその後近江町市場に向かい散歩しましたが、その際、向かいにある黒門小路に入ると比較的空いており、こちらで快適におみやげの買い物ができました。

その近江町市場のにぎわいにも圧倒されました。そう、今日は土曜日。紅葉のシーズンですし、カニも解禁され、観光客も多いはずです。

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のどぐろって、山陰地方の言い方だったよね。
確か20年前の金沢の記憶ではアカムツと呼んでいたような…。


さて、ホテルに戻って、しばらく旅の記録を書いたり、本を読んだりしながら数時間を過ごします。

そして、いよいよ今回の旅のフィニッシュを飾るお店に。KAYS、生まれて初めてフレンチ3連チャンの夜です。そう、フレンチの名店、「ビストロ・デ・ラ・コンティ」。

夕方6時の予約ということで、お店に入ると、他にお客さんはまだいない様子。シェフ自らが案内してくださいます。お店の中は狭い通路が入り組んでおり、まるで迷路のよう。そしてその先に通されたのは二人だけの小部屋のような空間!部屋には様々なワインに関するオブジェ、ボトル、壁一面のエチケットなど、ワイン好きにはたまらない空間です。オレンジ色に塗られた電球がムードを高め、さらにBGMのエディット・ピアフが、「ここはどこ?的」雰囲気を醸し出しています。小さな手作り感満載の、夢の中の世界のようなお店です。

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この雰囲気!


「東京からですか?それとも大阪」と尋ねられます。新幹線が開通した今、金沢ならではの旅人への質問です。窮して「両方です!」と思わず答えてしまいます。

そう、金沢、大阪圏からだけでなく東京圏からも気軽に観光客が訪れる場所となったのですね。しかも、このお店、実は東京にはもう存在しないような古いヴィンテージ(バックヴィンテージと呼ぶ方もいらっしゃいます)のワインがたくさん在庫として置かれていることでも有名。そのために東京からワインファンが訪れるお店でもあるのです。

お店は「ワイン居酒屋」を標榜していることもあり、気軽にワインバーとしても利用してほしいという店主の願いから、カウンターでのおひとりの客も大丈夫なようです。

ちなみにシェフのブログ、かなりハッキリした個性の持ち主の方らしく、読んでいると爽快な気分に。「クリスマスディナー、やりません」「おまかせコース、やりません。ほかの店でどうぞ」「ボージョレーヌーボー、取り扱いません」云々。いいなぁ、この潔さ。

さて、シェフ、お顔も雰囲気も我々が大好きな「シラノ・ド・ベルジュラック」の加藤シェフそっくりなのに、まずビックリします。これは…と後に料理を見ると、その方向性もかなり似ているのに再びビックリ。

このお店では料理1皿のポーションが半端でなく大きいという評判です。我々、食べきれるかなぁ…。そこで、シェフに相談してみると、前菜は1つ、メインを2品というくらいでちょうど良さそうです。

前菜は肉のオードブルの盛り合わせ…。少し恐れをなして、「食べきれますか?」「大丈夫ですよ。大したことありません」との言葉に安心します。

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ワインのリストは小さな文字がびっしりと…


そしてワイン。1本で最後までいきたいのですが、と相談すると、「お客様のメインのお肉も白ワインで軽い味わいですから、最後まで白1本で良いと思います。」そしてメニューを指さし、「こちらなら良いと思います。この2008年はもうすでに出しているお店も他にはないでしょうし」と指したのはブルゴーニュ・ブラン(シャルドネ)。「マルキ・ダンジェルヴィーユ Domaine Marquis D'Angerville(6,580円)」 というヴォルネイの老舗である作り手さんのもの。

テイスティングしてみると、ふわっと香りが立ち上り、しっかりした酸味が印象的です。8年前の白ワインとは思えない力強さ。これは美味しいですね!お肉料理にもバッチリという印象です。

「ワインはどうぞご自由におつぎください」と置いていってくれます。呑兵衛である我々、ついついグラスが空になるのが早くて。よく気づくソムリエさんならいいのですが、そうでないときはやきもきしてしまうもの。任されると嬉しいですね。

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8年前のシャルドネ。美味しい!


ほどなく出てきた「肉のオードブルの盛り合わせ(1,980円)」。生ハム、サラミ、フォアグラのパテ、鶏レバームースののったバゲット、自家製ハムが所狭しと並べられています。う~~~~ん、「大したことありません」どころか、大したもんです。分量はしっかりと多いです!しかし、自家製のハムなど、美味しくて、気がつくとぺろっと平らげてしまいます。

そして次にお魚。「すずきのポワレ(2,190円)」。これもびっくり。すずきの身の分量が…普通の3倍はありそう。そして、その下に敷かれた野菜の美味しさ。特にサツマイモのほっこりとした感触に、嬉しくなります。バターソースの味も、しっかりとして美味しい。

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お魚の大きさにまたびっくり!


さらにメインのお肉。「能登豚ロースのポワレ(2,190円)」、ぶっ、ぶ厚い!

白ワインで蒸しており、パン粉(アーモンドクルート)にしみたやや酸味のある味わいがまさに、年月を経て熟成したブルゴーニュ・シャルドネにぴったりと寄り添います。

思うにシェフ、ご自身が本当に料理好きなのでしょうね!そうでなければ、こんなに素材&客に愛情一杯の料理は出てこないでしょう。

いや、もうお腹いっぱいです。そして会計をして、あらためてこのコストパフォーマンスに驚きます。これは凄いお店ですねぇ…。

この日、シェフが厨房に入られてから後、サーブし下さったのは初々しい青年でした。お話ししてみると、なんと大学生のバイトさん。しかも今日が初日!ういういしさは別としても、しっかりとサービスをこなしていました。思わず「頑張ってね!」と声をかけてしまいたくなる素直な青年で、好感を持てました。

お店を出てホテルまでの夜道は、昼間とは全く印象が違います。様々な飲食店が目立ち、なかなかに魅惑的です。ああ、この店も、あ、あちらの店も…とついいついお店の入口で立ち止まってしまいます。ちなみに「レストラン・エンヌ」、日本ワイン専門の「ZAWAMON」さんなどが特に気になりました。あと、おでんのお店が多いのも金沢の特長でしょうか。おかげで、ホテルまで帰るのにずいぶんと時間がかかってしまいました。(笑)

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お肉もこの通り!お腹も心も満たされます。



ビストロ・デ・ラ・コンティ
  ランク:A+
  電話:076-255-3418
  住所:石川県金沢市玉川町5-4
  時間:18:00~23:00
  定休:日曜日、第1月曜日
  値段:4、000円位~
  場所:金沢駅より徒歩15分 武蔵ヶ辻、南町のバス停より徒歩5分
  地図はこちら
  メニュー例:天然真鯛のポワレ 2190円
  クレジットカード:可
  HP:http://la-conti.com/
  ブログ:http://la-conti1998.jugem.jp/
  その他:完全禁煙






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サンダーバードで金沢へ フルムーンパスの旅~17

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サンダーバードが入線!



6日目
新大阪(10:46)→(13:17)金沢 サンダーバード17号 グリーン車



大阪を離れる日になりました。朝はゆっくりと9時過ぎに起きてきます。本日10:46発のサンダーバード17号で金沢に行く日です。

昨夜飲み過ぎて、目が腫れているKAY2です。その目をこすりながら、準備。考えてみるとホテルのチェックアウト時間が12時までOKなので、もっと遅いサンダーバードにしても良かったのですが…。

荷造りを手早くすませ、10時過ぎにホテルを出ます。

今日は車内で弁当を食べようと思っているので、駅弁を買おうと、「旅弁当」を覗いてみます。が、前日にチェックしてお目当ての「くまモンのごちそう弁当」が入荷待ち。神戸松蔭女子学院大学の学生さんのアイディアを淡路屋さんが実現したというもの。食べたかったなぁ…。


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鶏太郎は心強い味方です。


そこで駅ナカに入り、「エキマルシェ新大阪」に。こちらでも弁当売場をのぞいてみますが、混雑ぶりにおそれをなしてしまいます。さらに、KAY1が「ひっぱりだこ、また今日も食べたいなぁ…」とつぶやきます。でも、残念ながら売り切れ。「だったら、この前、城崎に行ったときのタイ料理の弁当、今日も食べたい!」とのことで、「チャンロイ」に向かいます。今回も再び「カッパオ」を。その数件先には「鶏太郎」があるのを見つけ、KAY2は1,100円の「そぼろ弁当」を。「お作りするのに3分ほど時間いただきます!」うれしいですね。暖かい弁当が食べられるのですから。KAY2の次に頼んでいた人は「4~5分時間をいただきます…」。次々にお客さんが来るのですから、ガラスの向こうの厨房は大忙しです。

そして弁当を抱えた二人の正面に「淡路屋」さんの弁当コーナーが。そして、「ひっぱりだこ弁当」が山積みに…。ああ、ここにあったか!

ホームの待合室に腰をおろします。サンダーバード、お隣の大阪駅が始発。到着時間まで待ちます。誰もいないイスにおみやげの紙袋が。誰かが場所取りをしているのかなぁと最初は思ったのですが、ついに最後まで取りに来ず。結局忘れ物のようです。おみやげ、忘れてきっと持ち主は慌てていることでしょう。今回の我々の旅行、昨日の財布といい、よく忘れ物に出会う旅です。おまけに最後は自分たちも忘れものをしてしまうのですから…。あ、その話はまた後日。

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電光掲示板にサンダーバードの文字が。
運行本数の多さがわかります。


我々が乗り込むのはサンダーバード17号です。サンダーバード1号から5号まではテレビの人気人形劇でよく見てましたが、17号は初めてです…というボケはやめましょうね。(笑)

数分遅れでやってきます。「サンダーバードっていう名前にあこがれて、一度乗りたかったの。珍しいネーミングよね」とうれしそうなKAY1。KAY2が夢を打ち砕くような一言を。「もともと特急「雷鳥」だよ。それを英語にしただけやんか。」「え?そうなの?ウソ!雷鳥って、昔の特急よね。それの名前が変わっただけやったん?」と悔しそうです。大阪滞在も4日目になると、夫婦の会話にも関西風のイントネーションが入ってきます。不思議なものです。

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サンダーバードのグリーン座席。


サンダーバードの車内、JR西日本が昨年よりサービス向上につとめているようで(こちら)、座席やトイレの改善、電源の増設などに取り組んでおり、グリーン車は全席電源あり。昨日のようなきわどい思いをしなくてすみます。また、廊下には不思議なガラス扉のスペースが。人が一人入れるくらい。表示を見ると携帯電話でお話しする場合にお使いくださいとあります。なるほど…これは知っておくと便利なスペースですね。

車両の全面壁にある形式番号。「クロ683-4511」、再び系式クイズということでKAY1をいろいろといじくります。さらに、交流直流などのマメ知識も。「ふーん」と言いながら頷いているKAY1、どこまで興味をもってくれているやら。

京都では停車したのが0番線。「ねね、なんで0番線なんてあるの?」という質問に丁寧に答えるKAY2です。


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車窓!紅葉がちらほらと…。


やがて、電車は湖西線に入ります。いつもは新幹線でちらっとだけ琵琶湖が見えますが、今日は、琵琶湖の反対側から、しかも、新幹線とちがい、湖をしっかりと見ることができます。車窓を眺めて数十分、本当に飽きることがありません。

車内のアナウンスで、右に琵琶湖、そして左に紅葉の山々が楽しめることを伝えています。今日は天気が悪いのだけが残念ですが。車窓の楽しみ度という点で湖西線はかなり得点高い路線と言えます。

そして山を越えて、福井県に入ります。ここでKAY2は鞄からヘッドホンを取り出します。以前からやってみたかったことをココで。

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サンダーバードとブラックサンダーの組み合わせ(笑)。
そしてヘッドホンからは「サンダーバード」のテーマ曲が。


Bluetooth接続されたiPhoneを操作し、ヘッドホンから流れてきた音楽は…。テレビシリーズ「サンダーバード」のマーチ。そうです。サンダーバード車内でサンダーバードを聞く。それを実現したかったのです。それでご満悦なのですから、まぁ、これまた「酔狂」…というより「アホ」ですねぇ。

車窓は城崎同様、先ほどからKAY2のふるさと島根県の出雲地方にとても良く似た風景が流れています。もしこの場に築地松があれば、絶対に出雲と間違えてしまいそう。鉛色の空も一緒ですし…。

その中をサンダーバードは終始、高速で運転しています。車内は快適。

そもそもこの列車、京都を出たら福井まで止まらないのです。はじめから大都市と観光地を結ぶ特急という位置づけになっています。止まらないことの快適さの一方で、ウチに止まってほしい!という地元の方もきっといらっしゃるでしょうねぇ…。

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車内~かなりな乗車率でした。
土曜日ということもあり、指定券はほぼ満席とのこと。


そして、金沢の手前、2つの「温泉」を駅名に冠した駅に止まります。一つは「芦原温泉」。「あしはら温泉」と思ったら、不正解。なんと「あわら温泉」が正解。初めて聞く名前です。文字と音声を聞くと、なるほどとは思うけれど、やや難読駅名ですねぇ。

車内で我々の前の列に座っている女性三人組。おばあちゃん、娘、孫のようです。この3世代での組み合わせを今回の旅ではよく見かけました。娘さんはもう20代に見えるので、おばあちゃんは7~80代なのでしょう。男同士で3世代の旅というのはあまり聞きませんが、女同士というのは気兼ねなくていいのかもしれませんね。

13:17、金沢に到着です。乗車時間は2時間31分と、昨日に比べると短い旅でした。

金沢、実に20年ぶりです。前回訪れた当時は北陸新幹線の開通に向けて工事を行っている最中。金沢駅はまさに「工事現場」がそのまま「駅」という趣でした。

その20年後の金沢駅に降り立つとまさに「隔世の感」です。まったく初めての場所に来たかのよう。そして、あまりの人の多さに驚きます。その多くが海外からの観光客。まさにインターナショナルな観光都市なのですね!

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20年前の面影が全く無い巨大な金沢駅構内。
我々はすっかり今浦島です…。






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連続フレンチ、あの店へ フルムーンパスの旅~16


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一見さんは絶対に入ってこない雰囲気の入口です。


旅の5日目、その夜です。

この日のディナーは大阪最後の夜を飾る食事。となれば奮発しましょう!KAY2母がKAY1に送ってくれた誕生日祝いの軍資金もまだ残っているし!(お母さん、ありがとう!…KAY1談)ということで、1ヶ月前から予約をしていました。「なにわの至宝」ことソムリエの樋口誠さんのお店「そむりえ亭」です。昨年以来1年ぶり。こちらの記事にそのときの記録が…。そう、ブリの料理を出しながら、「久しブリ~」というダジャレの帝王でもある樋口さん。フレンドリーで飾らない人柄ですが、実は最近まで日本ソムリエ協会の副会長という要職についていらっしゃったソムリエ会の重鎮。

このお店の特徴はとにかく、料理にあわせて、一品ずつ、それぞれに素敵なグラスワインを出してくれること。樋口さんのダジャレ連発で、わかりやすい説明を聞きながらの食事は「超楽しいワインスクール」のようなもの。

前回と変わらず、暖かい笑顔で迎え入れてくれる樋口さん。お客さんのこともよく記憶してらして、1年前の来店時、KAYSは隣にいたお客さんとお話ししたのですが、その方がそれからも「KAYSさん来てはります?」と尋ねてくださっているとか、あるいは、このお店を教えてくれた我々夫婦の友人であるYさんのダンナさんが昨夜来ていたとか…そんな話でいきなり盛り上がります。KAY1と同じ、熊本県出身の若いソムリエさんもニコニコと笑顔で話しかけてくださいます。故郷の熊本の話題になり、地震の話になりましたが、幸い彼の家には被害はなかったようです。

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くまモンバッジをつけてみました!


彼の胸にはくまモンのバッチが。これはソムリエ協会が出している熊本地震に義援金を送るための物です。尋ねてみると、今も販売していらっしゃるとのこと。そこで、KAY1と二人分、購入。さっそくジャケットにつけておきました。

さてこの日、アラカルトのチョイスは料理は

・本日の前菜~ハム
・冷たい前菜~鰤、菊菜
・暖かい前菜~フォアグラ、薩摩芋、栗
・魚介料理~本日の魚料理~ちびき
・肉料理~牛、牡蠣、法蓮草


としてみました。相変わらずメニューはユニークで、食べ物の素材名しか書いてありません。それをソムリエさんから詳しく調理法を聞くというスタイルです。すべて予め二人分シェアして出していただくことに。

では、飲み物を…。最初に前回は泡で…ということだったのですが、今回はボジョレーの解禁日の翌日。まだボジョレーヌーボーが残っているということでいただく事にします。

今年のボジョレーヌーボーはいかがですか?と樋口さんに尋ねると、今年は「一言で言えば、バランスが良い…になりますね」とのことで、実際に飲んでみても、かぐわしいベリーの香りと味わいがバランスよく、確かに飲みやすいですねぇ。しかも軽く冷やしてあるので、最初に出てきたアミューズのザクロの実が入った「エクレア」にもぴったりでした。「もう一つオクレヤァ…」と樋口さん、こうしてすぐに出てくるのは、まごう事なきダジャレシャワーや!

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ハムです!その場で削って出してくださいます。


そして前菜のハモン・セラーノが登場。若いソムリエのKさん、「堅いので2~30回は噛んで食べてくださいね。かめばかむほど味わいが出てきます…。」こちらはダジャレではない、真剣なアドバイスです。念のため…(-_-;)

しっかりと噛みますが、そんなに噛まなくとも、すぐに滋味溢れる味わいに。

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久しぶり~のブリと菊菜。


次の前菜は鰤(ブリ)と菊菜。恒例の「お久しブリ」に始まり「そんなこと、いちいち菊菜!」と、ダジャレのシャワーは全開です。

この前菜にはイタリアのピエモンテのワインが登場です。単一種によるものですが、ワインの名前はもともと甘いという意味のイタリア語だそうで、実際に甘いというわけではなく、酸味が弱いためだとのこと。ボジョレーヌーボーの後ではむしろ渋みを感じるでしょうとの説明です。

魚には白ワイン、とよく言われますが、鰤に関しては「血合い」があるということで、実は白ワインはそれに負けてしまい、臭みが出てしまいます。そのため、むしろ赤ワインの方が相性が良いというのは去年説明を受けていましたが、あらためて、赤ワインとの相性に頷きます。お皿への盛りつけ、これも本当にまるで生け花のようなアートです。

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美味しいゲヴェルツトラミネール。


さて、ワイン、今度はアルザスのゲヴェルツトラミネール。昨年はマルセル・ダイス(Marcel Deiss)の名品でしたが、今回はフレデリック・マロ(Frederic mallo)という人気の作り手。世界のマーケットを視野に、エチケット(ラベル)も英語表記です。


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そりゃもう、ゲヴァルツにはフォアグラですがな…。


そのワイン、これが…ウマイ!実に濃厚なライチの香りと上品な味わい。これ、本当にステキです。そして、フォアグラ登場!一度はフォアグラとゲヴェルツをあわせたいと以前から言っていたKAY1。大喜びです。当然、その相性は「最高やねん!」。フォアグラの底にしきつめてあるのは、栗のムース。ああ、これもまたワインと素晴らしき相性!

「美味しいゲヴェルツのあとはどのワインを出したらええのやろ…と悩みます…」というのが、樋口さんの昨年の名言。今年もきっとそうでしょう。でも、今回、次に出てきたサンセールにノックアウト。ものすごく強いかぐわしき青リンゴの香り!サンセールでここまで香りの豊かなものは今まで飲んだことがありませんでした。

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このワインにはノックアウト!


しかも、こんなにキリリっと冷やしてあるのに…、とつぶやくと、樋口さん、「このタイプのワインはね、逆なんです。冷やした方がむしろ香りが立つんです!」

知らなかった。本当に来る度に新しい事を学べます。

そして「ちびき」という魚のポワレが出てきます。そして、ポイントはアオサのソース。

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ちびき~ちび太とチビキはヒビキが似ていますが…。(笑)


「ソーヴィニヨンブランと海草の相性はとてもいいんですよ。」

本当に!

そうそう、そうでした、我がワインの師匠である、Sさんも「ソーヴィニヨンブランとかっぱ巻きが最高です」と常々言っていました。普通ならワインと合わないはずの胡瓜、それが、海苔のおかげで実に見事なマリアージュになるというのは、師匠の教えで体験していました。なるほどと深く、深く頷く二人です。

再び赤ワイン。このように白赤と縦横無尽に突っ走るのが「樋口流」。白の後は赤、そのあとはデザートワインという定番をひっくり返しても素晴らしく美味しい!

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牛肉の赤とほうれん草ソースの緑、
そして、サツマイモの黄色の組み合わせが見事。


今度はフランスからアメリカに飛びます。太平洋岸、ワシントン州で作られるメルロー。アメリカといえども緯度でいえばフランスと同じワシントン州。こちらのメルローはカリフォルニアワインがグラマーな女性に対して、エレガントな女性。深みもあるし、すばらしきワインです。それに会わせる料理が牛肉!薩摩芋との相性は抜群ですし、底にあるのはほうれん草のソース。こちらに、オイスターソースが入っているところがまた、赤ワインとの相性を高めるわけですね…。

とうわけでとんでもなく幸せな2時間でした。

酔い醒ましで、本町まで歩きます。この時点でKAY1意識がなくなっていたそうです。

大阪最後の夜ということで、KAY2は無理矢理KAY1をつれて、「だるま」で串カツとビール。そして閉店時間間際の「赤白(コウハク)」でグラスのシャンパーニュを…。

部屋に入ると同時にKAY1はベッドに倒れ込み寝息を…。

改めて関西の食を満喫した、「すごい」としか言いようのない夜でした。

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やっぱり本日も〆はだるまに…。






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初めての紀伊半島1周 フルムーンパスの旅~14

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オーシャンアローと呼ばれる車両の「くろしお」



5日目
新大阪(07:33)→紀伊勝浦(11:33) くろしお1号 グリーン車
紀伊勝浦(12:24)→名古屋(16:10) 南紀6号 グリーン車
名古屋(16:19)→新大阪(17:26) ひかり517号 グリーン車


この日の朝は早いのです。

07:33新大阪発の「くろしお1号」に乗るために、6時には起き出します。JR西日本の在来線特急に乗る際に、一番問題になるのが車内販売がないということ。したがって、自分で弁当や飲み物などを持ち込む必要があります。旅の楽しさが落ちてしまう、このJR西日本の方針には鉄道ファンからは今まで何度も激しくブーイングが出続けています。もちろん、実際には採算が取りにくいのはわかりますが…。

幸い、新大阪駅には改札内外に、それぞれ6時半からオープンしている弁当屋さんがありますし、セブン-イレブンなどのコンビニも。またカフェも7時には開いている店が数軒。実際に事前に購入する時間さえあれば、困ることはありません。

ただ、本日の旅は07:33に乗車して、16時の名古屋下車まで、ずっと車内販売のない区間を走ります。従って、朝食と昼食の両方を準備して乗り込まねばなりません。そこで、新幹線改札斜め前の「旅弁当」で「ひっぱりだこ飯」と「三宝飯」を。さらに「菊太屋米穀店」でおにぎりを1個。ついでに暖かいコーヒーも。そこで新幹線改札前のセブンイレブンに。コンビニ、万能ですねぇ。最近ではそこそこおいしいホットコーヒーを買うことができます。カップ二つを持つのが大変だなぁと思ったら、ちゃんと、こぼれないように袋に入れる紙製のスタンドもつけてくれました。ここで朝食用のサンドイッチも購入。

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津波の際の対応が書かれたパンフレットにドキッとします。


この日の朝は昨日までと違って冷え込んでいます。気温が9度。くろしお1号は始発駅だから、早めにホームに来てドアがあいているだろうと踏んだのですが、残念ながら、折り返しで清掃に。ホーム待合室で待つことになります。

オーシャンアローという愛称を持つ283系車両は空と海をイメージしたエメラルドグリーンが特徴の車両です。先頭のイルカに良く形が似たグリーン車は展望。我々の座席も比較的前の方である3列のAとBです。

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グリーン車、座席と運転台はガラスで仕切られています。


乗り込んでみると、さっそく全面展望のガラス窓の真ん中に50代くらいの太った中年紳士が貼り付いて立っています。手にはビデオカメラ。最前列のお客さんのようですが、どうやら、自分の座席に座っていると、運転士さんが撮影の邪魔になるのでしょうね。そこで立ち上がって、展望窓の真ん中に陣取るというわです。他のお客さんが景色を見る妨げになるというのは考えられないくらい興奮していらっしゃるのでしょう。この後、しばらく立ったり座ったり。気持ちはわかります…が、もう少し大人の対応をしたいところですね…と思っていたら、途中駅で乗り込んでこられたファミリー。息子さんが知的障害をお持ちの方のようです。嬉しそうに先頭部に走り、そして、その男性と同じようにガラス面に貼り付いて立って景色を眺めています。ややあって、追いかけてきたお母様が…「ほかの方の邪魔になるから座ってね」と優しく諭し、息子さん、座席に座ります。その横にいた中年紳士も、やっと気づいたのか、それ以降は立ち上がることはありませんでした。

さて、荷物を下ろしてみて気づいたのですが、この車両、コンセントがありません。そう、この先、乗り換える予定の特急「南紀」もそのようです。コンセントで充電できるさ!と昨日までの体験からついつい気がゆるみ、カメラはバッテリーを持ってくるのを忘れています。ああ、今日は節電モードとなりそうです。

定刻通り、新大阪駅を出発。環状線を走る特急。これは楽しいですね!通勤でそろそろ混雑しはじめた駅のホームを横目で見ながらのゆったり旅行はなんだか優越感でうれしいものです。

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山全体がミカン畑…。ミカンも梅も、そして海産物も。
和歌山県は豊かです。


この日は快晴。出発してまもなく、左手にまだ高度の低い太陽が。熱烈に元気な太陽がまぶしいのです。したがって、乗客のほとんどがカーテンをおろします。我々もそうしたいのですが、せっかくの眺めが…。この時間、しかも冬の時期、和歌山方向に向かって左の窓側に座った方はキビシイかもしれません。同様に逆方向だと、今度は反対側がこの季節、午後3~4時、午後の太陽からの日差しがもろに当たり、これもキビシイという話を聞いた事があります。こればかりは…。天気に左右されることですが、晴れ男のKAY2の場合は次に利用するときには時間をずらした方が無難なようです。

途中の駅ではホームに並んだ遠足の子供たちがみなこち等の方を指さして歓声をあげている様子が見えます。

車内、グリーン席は空いていますが、自由席は満席状態。指定席も9割近く埋まっているようです。

和歌山を過ぎて、車内の電光掲示場を見るとそろそろ海が見え隠れするとの表示が出てきます。その通り、青い海が左側の車窓に見え隠れしてきました。今日は雲一つない快晴。海の青さも引き立ちます。

さらに左の山肌には一面のミカンが!これだけの数のミカン畑はいままで伊豆でも見たことがありません。ミカン畑って、あの色合いを見ているだけで暖かい感じがするのですね。暖かい紀州のイメージ通りです。

ミカン、梅、そして海の幸と和歌山の食の豊かさを考えます。この地に古く人々が集まり、そして、地域を発展させていき、また、歴史の中で多くの人を輩出してきたのもわかる気がします。ひるがえって、今でこそ様々な取り組みがあるものの、元々、資源の乏しい島根県西部に育った人間としては「こりゃ、かなわんなぁ…」いう気持ちになります。

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このおにぎりは美味しかった!


途中、新大阪駅で買ったおにぎりを。これがおいしい!海苔の味わいといい、ご飯のおいしさといい、そして、たらこの大きさ。これはいいですね!リピ有り!

乗車して2時間半ちょっと。白浜の駅で運転士さんが3度目の交代をします。名前のイメージと違い、白浜、駅から海は見えないのですねぇ…。(笑)

車内から見るホームの雰囲気は一昔前の国鉄時代を彷彿とさせます。かつての長距離列車のなごりでしょうか、ホームがやや長いのも印象的です。

これもまた昭和の雰囲気満載な串本駅を過ぎるとやがて、車窓に近畿大学の文字が。あの有名な近大マグロはここで養殖しているのでしょうか?

その後も海が見え隠れしながら、海岸を走ります。やがて、新大阪を発車してピッタリ4時間後の11:33、紀伊勝浦に到着します。我々は終点まで乗らずにこちらで、一端下車します。

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気温、朝は新大阪駅の8度から今や19度の世界へ!


ところで、カメラのバッテリー、なんとこの時点で電圧が低く、アウトとなってしまいます。前述のようにこの日はコンセントがあるだろうと油断して予備バッテリーをホテルにおいたままにしています。おまけに途中で動画も撮ったせいでいつもよりもバッテリーの消費が激しかったのでしょう。そこで、コンビニで乾電池の緊急充電器を購入することに。コンビニ、紀伊勝浦の駅周辺には2軒ありますが、いずれも、徒歩で数分かかります。

駅での次の特急への接続時間は50分ほどとってあり、その間に港をみたりという計画をたてていましたが、とりあえず、駅の観光協会の人にコンビニの場所を確認して急ぎます。

途中、一端駅の反対方向に出て商店街を歩いてみましたが、昨今の地方商店街の例にたがわず、シャッターが降りた店などがあり、静かで寂しげな雰囲気でした。ただ、駅に降りる観光客の数は平日の昼にも関わらず多く、ここでも外国人観光客の多さが目を引きました。我々日本人でも、紀伊勝浦に旅行しようとはなかなか思いませんから、いまどきの外国人観光客のみなさん、相当「ニホン通」ですねぇ…。

歩いて5分ほどのところにローソンがありました。幸い必要としている単三電池でのモバイルバッテリー充電器、2種類置いてあり、電流の大きい方を選んでおきます。さらに、駅にはKIOSKが今年8月31日で閉店したとのハリガミがあったので、ビールなどの飲み物やつまみ類もここで買っておきます。再び駅に戻り、バッテリーの充電を試みたら、見事OK。よかったよかった。

当駅始発の「南紀6号」、発車までまだ20分ほどありますが、すでに清掃が終わり乗車可能とのアナウンスが聞こえてきます。そこで、乗り込むことにしました。

つづく。

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「くろしお」での旅はもちろん海が間近に!






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素敵な志のキャランキャトル フルムーンパスの旅~13

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こちらがお店の外見です。



大阪滞在も3回目の夜となりました。

この日の夜はどうしよう?

実はKAY2には以前から大阪に来たら行きたいというお店があったのです。大阪在住のある方から、ご近所にあるフレンチがスゴイと聞かされていました。そこそこの値段ながら、ものすごく料理がおいしいと。つまり、コストパフォーマンスがすばらしい…、大阪では最高のホメ言葉でしょう。

そこで、ダメもとで電話をかけてみたら…、OKでした。その際、電話を受けてくれた女性の方、とても丁寧な言葉で「10人ほどの団体さんがいらっしゃるので、もしかしたら、声などが多少うるさくお感じになるかもしれませんが…」と、きれいな標準語での応対です。いえいえ心配ご無用。地元の人たちの会話を聞くのも大好きです。

ということで夜7時45分に予約です。そして、夜はコース料理のみで、三種類ある中から、4,800円のコースを選んでおきます。。

場所は北浜。そう、「大阪のウォール街」の一角に。大阪証券取引所からも歩いてすぐです。

笑顔のマダムに迎えられて入ったお店の内装にまず感心します。料理の値段からすると、ビストロというイメージですが、たいがいのビストロが狭いスペースに小さなテーブルで…というのに対して、こちらのお店、天井も高く、そして、テーブルもまばらに設置されています。これはもっと高級なレストラン価格でもおかしくないスペース。

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テーブルに飾られたお花も素敵です。


そして、テーブルの上に飾られたお花や、ちょっとした内装に、落ち着いた、大人の時間を過ごせるようにとの心遣いを感じます。うん。この内装を見ただけでお店の方向性や考え方が伝わってきます。これは良い店だ!

すぐにそれが確信に変わります。

とにかくマダムの心遣いがすばらしいのです。我々が東京で一番大好きな初台の「シラノ・ド・ベルジュラック」の奥様に匹敵します。

メニューを見て、メインとデザートのチョイスを。KAY1はメインに羊、そしてKAY2は和牛を頼みます。

そしてワインについても相談します。メニューのワインリスト、決して種類は多くはありませんが安価なものから高級なものまで、それぞれの価格帯で良いワインが揃っているようです。

今日のディナー、最初から最後までボトル1本で…と考えると、やはり泡かな…と思っていると、マダムも「泡か白ですね」。そして、オススメのシャンパンをいただくことになりました。「ギィ・ド・サン・フラヴィー(Guy de Saint-Flavy)」どんな料理にもあうタイプのものを探し出してきたということで、実際にいただいて見ると、クセのない、どちらかといえばライトなタイプのシャンパーニュでした。泡も細かく、「ツルツル」と飲めてしまいます。実際、メインの前に飲みきってしまい、その後は赤ワインをグラスで頼んじゃったほどでした(カステッリ・デル・ドゥーカ ロッソ)。ちなみに白や赤をチョイスした場合、このみのブドウの種類などを言えば、それで、チョイスしてもらえるようです。

さて、4,800円のコースの内容は…二人の内容を紹介しますね。

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・アミューズ・ブーシュ 赤貝のシークァーサーソースかけと、プチシューにピーツ
シークァーサーの酸味、そしてシューのクリームの酸味はシャンパーニュにぴったりでした。

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・アントレ ボタン海老、生きくらげとつるむらさきの冷製
 海老のカクテル風。グラスの底はカリフラワーのムース。上につるむらさきと、プチトマト。これまた美味、海老の甘さがすばらしく、素材の新鮮さを物語っています。

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・オアントレ アナゴと赤茄子の冷製 ベルガモットのヴィネグレット
 アナゴがあっさりした味付け、そして下に敷いてある茄子のスモーキーな香りがよいコンビネーションとなっています。それに加えて、アールグレーの香りがソースからは漂ってきます。これもシャンパーニュにぴったり。

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・ポワソン 鮮魚のポワレ銀杏とオニオンのコンデュマン 
いさきのポワレ。そしてオニオンを煮詰めた甘いソースがかかっていて、お酒が進みます。それに加えて銀杏は季節感をとてもよく出しているだけでなく、サイドに添えられたハスイモとともに、その甘いソースの後口をさっぱりとさせてくれます。

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・ヴィヤンド 子羊背肉(オーストラリア)のロースと ラヴィッジのソース
 羊は臭みが全くなく、肉もとてもやわらかく、今まで食べたどんな子羊よりもおいしいとKAY1。香草の入ったラヴィッジのソースと、グレービーのような煮詰めたソースの2種類がかかっており、2種類の味わいがそれぞれ楽しめるのもまた贅沢ですね。

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・ヴィヤンド 黒毛和牛フィレ肉のステーキ 赤ワインソース
 鹿児島産の黒毛和牛はフォークをあてると、そのまま崩れるような柔らかさ。もちろん濃いめの味のソースもぴったり!

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・デセール  洋なしコンポート、赤ワインソース
 洋なしも秋というシーズンを意識したとのこと。

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・デセール 徳島産栗のクレームブリュレ
 秋を意識したもう一つは栗。栗をペーストにし、それをブリュレしたもの。香りはなんとも「和」のたたずまいなのに対して、味わいはしっかりと「洋」。この和洋の組み合わせが楽しいですね。

 どちらもコーヒーとともにいただきました。

・プティ・フール
 最後にカヌレのようなお菓子と、はぶたえもちのようなお菓子でフィニッシュです。

お店の持つすばらしい力に脱帽です。シェフの力量も素晴らしいし、奥様の対応、最後までお見事でした。

良い食事は食事そのものとサービスのマリアージュ、ご夫婦、本当に、文字通り良いマリアージュ(ワインの相性を意味しますが、フランス語で「結婚」の意味です)だなぁと感心です。本当に良い仕事をされています。今度大阪に来るときにもぜひおじゃましたいと思いました。

ああ、この日もまた素敵な夜でした!


キャランキャトル(44)
  ランク:AA
  電話:06-6228-4444
  住所:大阪府大阪市中央区北浜1-5-10
  時間:11:30~15:00
     17:30~23:00
  定休:日曜日
  値段:5、000円位~(ディナー)
  場所:京阪本線北浜駅より徒歩1分
  地図はこちら
  メニュー例:
  クレジットカード:可
  HP:
  その他:完全禁煙






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