スポンサードリンク


これは掛け値無しに楽しい!関鉄ビール列車。

beertrain2017_01wm.jpg

電光掲示板に「非日常」的な表示が。

え?良く見えない?拡大してみましょう…。

beertrain2017_06wm.jpg


ああ、昨日は楽しかった!と呟きながら翌朝起きる…。こんな体験って、なかなかあるものではありません。「ああ、今日は楽しかった」ならちょいちょいあるKAYSですが、それが翌日まで…となると。

でも、久し振りにそんな体験をしてきました。

列車でお酒…と勝手にシリーズ化をもくろむKAY2。先日の「北信濃バワインレー列車」に続いて、今回、参加したのは、茨城県内を走る私鉄、関東鉄道による「関鉄ビール列車」です。

このビール列車、車内でビールが飲み放題。しかも、夏だけでなく、不定期ですが他の季節も行っています。ただ、人気のため、早々に満員となってしまうので、行きたいと思ったら早めに予約をすることが必要です。ちなみに10月も2度行われましたがどちらも満席でした。

前回の記事(こちら)で書いた通り、「鉄道旅館」を経由し、睡魔も落ち着いたKAY2、常磐線の取手駅で先に来ていたKAY1と合流します。

取手駅って、もしかして、降りたのは生まれて初めてかも知れません。「取手って大きいんだよ!」と先に来て歩き回ったKAY1です。さて、とりあえず、駅ビルの中にある成城石井を見てみます。本日乗り込むビール列車、ビールが飲み放題で、おつまみの弁当も付くのですが、それ以外にも好きなお酒や食べ物の持ち込みは自由、という大らかな列車です。何か、持ち込めるものはないかと物色。

おお、明らかに、我々と目的が一緒!と思われるグループがいくつも!

皆さん、焼酎や日本酒や…、買っていますねぇ…。

さらに、次に駅ビルの階下にある惣菜売り場「TORIDE MARCHE」を覗いてみますが、こちらにも「同好の士」と思われる方が沢山。乾き物を中心に買い物籠にいろいろと入れていらっしゃいます。このビール列車、地元への経済効果も結構あるようですよ。我々も「じゃがチーズ」フライやじゃがりこを購入。

そのビール列車、13時30分には改札内の受付が始まりますが、受付をすませて、その後、外に出ても大丈夫。我々も、列車が入ってくる時間までは再び外に出て、いろいろと物色していました。受付では今は懐かしい硬券をもらいます。これが、なにげに嬉しかったりする「鉄夫婦」です。

beertrain2017_05wm.jpg
昔懐かしい「硬券」(固い紙の切符)だなんて、
嬉しいじゃないですか!


さて、いよいよ時間が近づき、ホームに降りてみます。おお、乗り込む前からすでに赤い顔で「できあがって」いる人もいますねぇ。

でも、気になりません。だって、これから乗り込む列車は全員がへべれけになるために乗る列車なのですから。1時間後には我々も赤い顔になるはず。

ホームでは「関東鉄道の寅次郎」で有名な方が、パフォーマンスをしています。そしてそれを取り囲む乗客。

そう、列車が入るまでの時間もまた楽しませようというサービスなんですね。でも、茨城の取手でなぜ寅さん?「うーん」、と考え込むKAYS。ま、しいて言えば、関東鉄道の親会社が「京成電鉄」だからでしょうか。くわしい事情を知らないKAYSでしたが、その後ネットで見ると、事情がわかりました。興味のある方はこちらをどうぞ。

ホームに掲げられている電光掲示板には「臨時 ビール列車」の文字が。

やがて入ってきたビール列車。ロングシートの通勤車両3両ですが、車内に入って驚きました。提灯やキラキラのモールなどで飾り付けられています。これが通勤電車?と非日常な光景に目がクラクラします。ビールのポスターなども…。そして、車端部にはビールサーバー!普段の日でも、こんな通勤列車が来たら喜んで乗っちゃうのになぁ…と思うKAYSです。

beertrain2017_02wm.jpg
すでにビールがカップにつがれて
テーブルに置かれています。


テーブルにはそれぞれクロスが敷かれ、そしてそれぞれにティッシュの箱、弁当と、すでに注がれたビールが。え?もう飲んじゃっていいの?

14時23分、キハ2300形は気動車特有のエンジン音をとどろかせて出発です。

お弁当は常総市にある割烹「ふか川」さんのもの。焼き鳥や海老フライ、肉団子、煮物などビールに合うつまみばかり!多くが県内産の食材を使っています。そしてもちろんご飯もついており、こちらも、県内産のコシヒカリ。

beertrain2017_03wm.jpg
これがそのお弁当。


対面ロングシートで、テーブルが並び、その間が狭いながらも通路となっていますから、「ビールのおかわり下さい!」と叫んだらスタッフさんがその間を通り、運んでくれるという風になっています。

実際、スタッフさんたち、その後、ビールを持って走る走る…。揺れる車内でのサービス、大変です。

このスタッフさん達は日頃は鉄道業務を行っている社員さん達のようです。でも、こんな嬉しそうな笑顔で一杯のお客さんたちを相手にするのって、日頃なかなかないでしょうから、楽しそうです。もちろん、トラとなった酔客の相手は大変だと思いますが…。

関東鉄道のビール列車、実は行う回ごとにキリンとアサヒが入れ替わるようです。沿線に二つのビール工場がある関係で、かわりばんこなんですね。今回はキリンビールの回。一番搾りのプレミアム。これは美味しくて大好きなビールです。

改めて寅さんの発声で乾杯!

いやぁ、皆さん、よく飲む飲む…。おかわりを持ってくるスタッフさんも大忙しです。

そして、車窓はいつのまにか田園風景。黄金色の稲穂を見ていると、ああ、実りの秋だなぁ…と思います。そしてやがて筑波山が見えてきます。そんな中を列車は我々酔客を乗せて走ります。

beertrain2017_04wm.jpg
黄金色の田んぼと遠くに筑波山が。
手前は列車の影です。


さて、車内、皆さんいい具合に酔っぱらってくると、お互いに知らない人同志が仲良くなっていきます。これもまた楽しいビール列車の一コマ。参加されているかたも地元の方もいれば、遠方の方も、さらには、海外の方。

白人の体格のよい方に、別のお客さんが声をかけます。

「アメリカ人?」

「カナダ人だよ」と答える彼。そう、日本では白人と見ればみな「アメリカ人?」と声をかける。彼もいままで何度もそういう体験をしているでしょうが、さすが慎み深いカナダ人。笑顔で答えています。彼、日本人の友人と一緒に乗り込んでいますが声が大きいので会話が聞こえてきます。ミャンマーのロヒンギャ問題だったり、結構、時事的な内容が多く、話題は高尚。

あとで、彼の方から話しかけてきてくれましたが、この人、実は大変なビール好きで全国の地ビール生産者の元を訪ねているようでした。また、カナダで暮らしたことのあるKAY2、彼の出身であるトロントの居酒屋の話で盛り上がったり…。こんな出会いもあるのがビール列車の楽しみですね。

弁当、本当にビールのみの心をくすぐる内容です。ぺろっと食べてしまい、次に購入してきた「じゃがチーズ」、これが美味しい!もっと買っとくんだった!

下妻で折り返しです。映画「下妻物語」を見ていた我々。駅を降りてみると、本当に何も無い街に「うあぁ、映画で描かれていた通りだ!」と感心します。

スタッフさんに車両をバックに記念撮影をしてもらいますが、あまりの顔の赤さにここではお見せできないのが残念。でも、二人とも、実に幸せそうな笑顔です。

9月とはいえ、暑い日となりました。ホームから列車に乗り込むとクーラーの涼しい風に「幸せ~」さらに、ビールを飲んで「幸せ~」の「二乗」を味わいます。

帰りはやや傾きかけた午後の太陽を受けながら、列車は取手に向かいます。

帰りの車内、皆さん、ホントによく飲みます。一向にピッチが下がらないのです。KAY1はすでに撃沈して眠っています。

取手駅に到着して、降りるのが本当に名残惜しくて…。

調布市から参加するのは多少遠いのですが、それでも、また乗りたい!と思わせる素敵な体験でした。

この秋は先日の「濃ワインバレー列車」といい、こうした食の列車、いろいろと乗ってみようと思います。これからの記事もお楽しみに!

beertrain2017_00wm.jpg
ヘッドマークの「ビール列車」の文字に心躍ります。
(折り返しの下妻駅にて)



関鉄ビール列車
  ランク:A+
  予約先:関東鉄道 鉄道部ビール列車係(029-822-3718)月~金8:30~17:30
      もしくは ウェブサイト「https://kantetsu.co.jp/event/beer.html
  運行日:不定期
  時間:14:23取手発~17:22取手着 別コースもあり 
  値段:5、000円
  食事:あり(犀北館監修のおつまみセット)
  飲み物:ビール、ソフトドリンクなど飲み放題
  支払い:
  Homepage:https://kantetsu.co.jp/event/beer.html
  その他:車内禁煙





KAYSのホームページはこちら http://kays1998.web.fc2.com/


ENOTECA Online(ワイン通販 エノテカ・オンライン)



通勤電車をホテル(仮眠施設)として活用してみた

railwayhotel2017_02wm.jpg
常磐線快速のグリーン。昔のグリーン車の無かった
イメージをいまだに持っていると不思議な気分に。


後日、このブログで紹介するあるイベントに参加することになりました。

そのイベント、日曜日の午後14時過ぎに茨城県取手市で開始です。

ところが、その日は前日より徹夜で仕事をしなければならないことがわかっています。日曜日午前8時に都心で仕事が終了。そこから仙川の自宅に帰って風呂を浴びたら、おそらく10時半ごろ就寝。そして、11時半ごろには起きて、茨城県に…。え?1時間睡眠?

うーん、これはツライ。

そんな状況で考えられるのは、たとえば、都心にあるカプセルホテル。3千円ほど出せばデイユースでゆっくり出来ます。

でも、徹夜明けでしょ。薄暗くしたカプセルでしっかりと寝たら、寝過ごしてしまう恐れが…。

そこで、隠れ(どこが!というツッコミ)「鉄っちゃん」であるKAY2。ある手段に出ます。

「列車ホテル」です。

寝台車?いえいえ。普通の電車にのって、時間を過ごすのです。始発駅から乗れば座れますし、休日であれば770円~980円だせば、グリーンに乗れちゃいます。それで都心から2時間くらいの場所まで往復すれば、睡眠はとれる。しかも、片道の目的地をその列車の終着駅にすれば、万が一起きられなくても駅員さんが起こしてくれる…という寸法です。

すぐに「えきから時刻表」「Yahoo路線」とにらめっこ。

おお、ちょうど良い電車がありました。

それが、

08:49上野発 常磐線 11:05勝田着(乗車時間2時間16分)
11:39勝田発 常磐線 13:15取手着(乗車時間1時間36分)


というもの。3700円ほど料金がかかります。カプセルホテルのデーユースとさして値段は変わりません。

そして、往路、復路ともにどちらも始発駅からの乗車ですから、確実に座れます。しかも、別料金を払ってグリーンであれば楽ちん!

そう、行きは2時間ちょっと眠り、帰りも1時間ちょっとは眠れるというワケです。

もう一つ言えば、常磐線はとても良い思い出のある路線。KAY2の大学時代からの大親友にH君がいます。彼は学生時代、土浦の実家に住んでいたので、KAY2は常磐線を利用してよく遊びに行っていたのです。そうそう、彼のお母さんにもとても良くしてもらいました。懐かしいなぁ…。

railwayhotel2017_03wm.jpg
グリーン車の座席はリクライニングも
かなりの角度となり、快適。


さて、当日。

仕事を終えてフラフラの体をいたわりつつ上野駅に。

日曜日朝とはいえ、上野駅、電車が到着するたびに結構な人混みとなります。

駅中のエキュート、様々なお店が早朝から営業しており、後ろ髪を引かれます。ああ、「たいめいけん」もいいなぁ…、「二八蕎麦」もいいなぁ…。いやいや、そんなにゆっくりする時間はありません。

あれ?紀ノ国屋があるの?

と、フラフラと吸い込まれるKAY2。出てきた時にはビール2缶とワインのミニボトルがしっかりと手に握られています。

おいおい、電車に乗り込んだら寝るんじゃなかったんだっけ?

さらに、デリカの「eashon」でローストビーフも!

ああぁ。これじゃ、「列車ホテル」じゃなくて「列車居酒屋」に。

ま、復路で眠ればいいから…。

railwayhotel2017_04wm.jpg
贅沢な宴会気分です。


というわけで、ホームでパスモにグリーン情報を書き込み、乗り込んだグリーン車。そう、常磐線快速、グリーンが連結されて数年、こんな時に助かりますねぇ。日曜日郊外へ向かう電車の乗車率、さほど高くはないです。グリーン車も乗客は3人だけ。ああ、贅沢な空間!

さっそくビールのタブをプッシュっとあけます。同時に買ったワイン、これ、実はプラスチックグラスつきでした。というわけで、そちらにビールをつぎ、そして、ローストビーフを頂きます。結構強烈なニンニクソースですが、幸い、他のお客さんは離れた場所…。さほど匂いが広がらずに安堵します。

ビールを飲み干し、ソーヴィニヨンブランを飲んでいたら、意識を失います。

気がつけば、もう水戸。いやぁ、よく寝た!

railwayhotel2017_05wm.jpg
こんな目的がなければ多分ご縁のなかった勝田駅。


勝田駅を降りるとすでに元気いっぱい。

なんと快適な「鉄道旅館」、いいなぁ…。これ。

だだっ広い勝田駅ですが、実はすぐそばに大企業「日立」の関連会社もあり、ビジネスマン利用が多いせいでしょうか、駅周辺には魅力的な飲食店があります。うん、これはまたこれで、ゆっくりと訪れてみたいものだなぁと思います。

実はここのコンビニである発見をしたのですが…。それはまた別の記事にしましょう。

駅で30分ちょっと過ごし、再び車上の人に。さすがに「完徹」の威力はすさまじく再び寝込んでしまいます。

それでも、目を開けると筑波山の美しい山並みが見えたり、あるいは、羽鳥駅の昭和な駅舎を眺めて懐かしい思いになったりと、結構贅沢な旅でした。

13時15分、定刻通り取手駅到着。ここで、KAY1と合流。この日の楽しいイベントへと向かいます。その内容もまた後日、このブログでご紹介しますね。

通勤電車ホテル、ちょっとした贅沢ですが、都心からだと、勝田の他にも、高崎、熱海、成田などなど、いろいろとコースはありそうです。

皆さんもぜひどうぞ!

railwayhotel2017_06wm.jpg
車窓はのどかな田園風景が…。






KAYSのホームページはこちら http://kays1998.web.fc2.com/


ENOTECA Online(ワイン通販 エノテカ・オンライン)



4時間で4種類のロマンスカーを味わう道楽!


このパンフレットがきっかけでした。


ある日、小田急の駅で見つけたパンフレットに心を動かされてしまいました。

「特急ロマンスカー夢リレー」、夏休み限定の企画です。ロマンスカー登場60周年を記念して、現在走っている4種類の車両に乗車し、その使用済みの特急券を送ると、抽選で車両基地見学招待などの賞品が当たるというのです。

いや、賞品に惹かれたわけではありません。

プチ夏休み。そう。炎の料理人こと、KAY2はかわいそうなことに、この夏、休みが全くありませんでした。1日くらい、夏休みらしく過ごしたい!そうだ、電車に乗ろう!という単純な発想に、このパンフレットが火をつけたわけです。

1日ロマンスカー三昧!朝から晩まで!

といきたいところですが、、やっぱり休みはなく…。

ん?

短距離でもいいから4種類乗ってみたら?午前中仕事して、それから仕事は休みにして午後乗ればいいじゃん。必要だったら、また夕方から仕事すればいいし…。(^^;)

そこで、ネットの時刻表とにらめっこ。「ロマンスカー@PC」であれば、それぞれの特急がどの車両を使っているかの表示もしてくれます。そこで、効率よく、4種類の車両に乗るには…。

次のプランをたてました。これなら4時間ちょっとで4種類のロマンスカーに乗ることができます。いや、本当は小田原~箱根湯本間を往復すれば、もっとも効率良いのですが、この企画、箱根登山鉄道線は除外なのです。

11時30分 新宿発  はこね19号(LSE) 11時57分 町田着
12時27分 町田発  はこね12号(MSE) 12時58分 新宿着
13時30分 新宿発  はこね29号(VSE) 14時07分 海老名着
14時36分 海老名発 はこね24号(EXE) 15時18分 新宿着 


前日まで悩みます。普段だったらネットで特急券を予約し、切符を持つことなく乗車するのですが、今回の規定は切符を発券して、それを使用した後に送らなければいけません。そこで、当日駅に行き、一気に発券。そこで、もし満席ならばあきらめるという…そんなやや消極的なプランでした。

さて、当日、天気はやや曇りがちですが、太陽も時折顔をのぞかせます。曇りはありがたい。晴れるとブラインドを下げるお客さんが多く、車窓が楽しめません。

新宿駅に着いて、まず発券。無事、すべてのチケット、窓側がとれました。平日のおかげですね!

でも、ホームに上がって見ると、大勢のお客さんが。乗車口には行列を作って待っています。

romancecarzanmai02wm.jpg
ロマンスカーといえばこの配色…
という世代の方もいらっしゃいますよね!


やがて、目指す「はこね19号」。懐かしいウルトラマンの配色、LSE車(7000型)と呼ばれる車両が入ってきます。ああ、これこれ、これがロマンスカーのイメージだよねと、昭和生まれのオヤジであるKAY2は懐かしさを覚えます。

乗り込むと、周囲のお客さんたちからも「昭和だね!」の声が。そう、座席のモケットだったり、天井の直接照明、そして、扉のガラスデザインなどなど、随所に昭和のデザインを感じるのです。壁にあるガラスの灯りのデザインも昭和40年代に喫茶店などでよく見かけた形をしています。そういえば、ドアが折り戸なのも懐かしい!

およそ8割~9割の乗車率でしょうか。

11時30分、発車。

走り出して、すぐにお弁当のにおいが立ちこめます。そう、発車をみなさん心待ちにして、発車したとたん、お弁当のフタを開き、昼食に。車窓を眺めながらの駅弁はやっぱり最高ですからねぇ。

もっとも中には通勤でこの電車を使っている人もいるでしょう。焼鳥や唐揚げなど、様々な香りが立ちこめる車内で仕事に向かうというのも、また、独特な気分でしょうね。

聞こえてくるのは、圧倒的に韓国語、中国語と外国語です。ロマンスカー、外国人観光客に人気なのですね。お隣は韓国のご家族でした。

お、あの車掌さんは以前乗った時に、あることで大変お世話になった人だ…と思い出します。親切にしていただいた事って、よく覚えているKAY2です。もっとも、車掌さんはあまりに多くのお客さんを相手にするので、覚えていらっしゃるはずはないのですが、なんとなく、こちらから黙礼をしてしまいます。

旅行の気分を味わうのに、やっぱりこのレトロな昭和感が素敵。旅の始まりにはぴったり。もっとも、新しい車両に比べれば、モーター音など、車内は結構にぎやかな音に満ちています。それもまた、レトロということで、懐かしく感じるKAY2。

あれ?もう町田?

そうなんです。わずか、27分の乗車というのは、あわただしく、モッタイナイ気がします。

11時57分、町田到着。

さて、何年ぶりかで降り立った町田。いや、下手をするともう20年くらい降りていなかったかも。あまりの様変わりに、戸惑います。え?どこに何があるの?どこが出口?

とりあえず、出てみたら、にぎやかなほうではなく、比較的殺風景な小さな出口に。目の前に吉野家。

えっと、ここでは何分滞在できるんだっけ?

romancecarzanmai03wm.jpg
こんな昼食も非日常では楽しい!


次のロマンスカーは12時27分発の「はこね12号(MSE)」ですから、ちょうど30分ほどあります。昼食を食べたいところですが、時間的にゆっくりできません。そうなると…、そう、目の前の吉野家がちょうどいい!嬉しい事に吉野家、ちょうどキャンペーン中でビールと牛皿のセットがワンコイン。小腹を満たすにはぴったり。お店に入って、注文します。

店員さん、申し訳なさそうな表情で、「すみません、今、生ビールが提供できなくて、瓶ビールですが、いいですか?」

おお!望むところです。中ジョッキの生ビールは内容量が350ml程度。瓶ビールなら500ml!オトクでっせ!

平日のお昼時、サラリーマンに混じって、牛皿をつつき、ビールを飲み干す。あぁ、この「背徳感」に満ちた幸せ。

立ちあがると、次のロマンスカーまであと数分。ホームに急ぎます。

さて、ここから新宿までの短い旅。「はこね12号」は小田急で一番新しいロマンスカー、地下鉄に乗り入れることを主目的に作られたMSE車(60000型)と呼ばれる車両です。

間接照明と静寂さ。この雰囲気は「超」モダンです。

romancecarzanmai04wm.jpg
賛否別れるこの座席のクッション。


ただ、座席のクッションはやや固め。LSEのような柔らかさがないのが残念です。特に背もたれに固さを感じます。その一方でリクライニングの微調整がきくのはLSEよりも快適ですね。背もたれは高く、頭を預けても余裕。さらに、目の前には傘かけがあるのも便利。小さなテーブルはVSEを踏襲したデザインです。

ただ、背もたれの高さ故、逆に車内が見通せないというのは賛否両論かもしれません。言ってみれば、小さな個室ブース的な雰囲気なんですね。新しい車両だけに、冷房効率も良いようで、涼しさが車両の隅々まで行き渡っています。足元も広いですねぇ…。快適快適…。

6割程度の乗車率。窓際はほぼ埋まっています。というわけで、キョロキョロと車内を見渡しているうちにあっという間に新宿到着です。

romancecarzanmai05wm.jpg
新宿到着のMSE車。前面右には60周年のマークが。


さて、新宿で30分強、時間を潰して再びホームへ。

人気の車種、白いVSE車(50000型)に乗り込みます。「はこね29号(VSE)」です。この日、奇跡的に後ろの展望席が1席だけ空いており、そちらに座ります。進行方向とは逆向きですが、一応展望。とはいえ、最前列ではなく、4列目となると、背もたれの高さがたたって、さほど眺めがないのが恨めしく感じます。ただ、展望席ならではの日光の明るさが注ぎ込むのが特別な雰囲気を作り出します。そう、いつの間にか雲が晴れて、夏の太陽がまぶしくなってきます。

romancecarzanmai06wm.jpg
現在のフラッグシップといえるVSE車。


13時30分、新宿発車。

展望席は子供さんをつれた家族連れのお客さんが多いのが特徴。小学校などはすでに8月末、学業が始まっているところもあるけれど、まだ夏休みのところもあるのでしょう。

ふと気づきますが、このVSE、窓の位置が比較的高いのですね。小さなお子さんが座って眺めを楽しむのは、ちょっとつらいかもしれません。

逆向きに引っ張られているのですが、やっぱり楽しいのは間違いないですね。発車してまもなく、子供達の歓声があがります。

車内の印象としては、静けさ。そしてほのかな暗さと、MSEと同じです。ただ、展望席は陽が照りつけると、冷房が負けてしまうのですね!少し冷房の効きが悪く感じました。乗車率は3割程度。

romancecarzanmai07wm.jpg
ロマンスカーと言えば、この展望席。
逆向きでも嬉しい!


14時07分、海老名到着。

考えてみれば、海老名、生まれて初めて降りたことになります。改札を出てみると、人工的でだだっ広い景色が続きます。相模平野の広がりを感じます。そして駅前、七重の塔が近代的な建物の中にポツリと取り残されたように立っているのが非常に印象的です。

先ほどの牛皿だけではお腹が一杯にならず、少し小腹が空いてきました。改札に入り、構内の蕎麦屋さんに。そして、ミニカレーを頂きます。野菜もお肉も見えないルーのカレー。ああ、立ち食いならではですねぇ…。お客さんは9割がた、ご高齢の方々です。これは都心の「駅蕎麦」では見られない光景ですね。

romancecarzanmai08wm.jpg
ビルの谷間に七重の塔という不思議。


ホームに降りていきます。海老名駅はホームの隣が車両基地。これは鉄っちゃんとしてはうれしいですね。ちょうど、旅を終えてきたばかりのMSEが車庫に入っていくのが見えます。さらに、よく考えれば海老名は相鉄、JRも通り、意外と鉄道の町でもあるんですね。

やがてドッドッドッと大きな騒音が。上空を軍用のヘリが飛んで行きます。そっか、座間基地も近いですよね。そんないつもと違う環境に、ちょっとした旅を意識します。

それにしても、この日は暑い!照りつける太陽が容赦なく、ホームに立っていてもクラクラしてきます。ああ、再びビールでもぐびっと飲み干したいですねぇ。いや、さっき飲んだばかり。ここは一つ我慢、我慢。

そしてやってきたのがEXE車(30000型)。

romancecarzanmai09wm.jpg
KAY2はEXE車、好きです。


14時36分、海老名を発車。

乗り込んですぐのタイミングで、車内販売が来ちゃいます。そうなると、何のことはないのです。「缶ビール一つお願いしますっ!」

ああ、結局頼んでしまいます!ついでにコップも…と思い、おねぇさんに頼んでみると「紙コップは10円です」と一言。おお、小田急さん、しっかりと商売しているなぁ…。あきらめます。

後ろの親子が我々の会話を聞いていて「紙コップが別売で10円なんだって!」と驚きの声を上げています。いやいや、缶ビールを注文して紙コップを頼む酔狂な人は滅多にいませんから…と、心の中で車販さんを擁護します。次回からプラスチックのカップを持参しましょう(缶ビールはコップに入れたときに一番良いガス圧になるように調整されているのです…と、あくまで独り言…)。

この日最後のロマンスカーとなるEXE(エクセと読みます)、実は鉄道ファンや子供達にはあまり人気がありません。というのも、実利一辺倒で、おもしろみに欠けるのです。実際、歴代ロマンスカーの中で唯一この車両だけが、優秀な鉄道車両に与えられる「ブルーリボン賞」の受賞を逃しています。

ただ、通勤にロマンスカーを使うビジネスマンからは根強い支持があります。というのは、この車両、シートが「ふかふか」なのです。背もたれに身体を預けたときの感じも良いですし、足下はVSEほどではありませんが、それでも、十分な広さがあります。旅の最後にEXEは正解でした。

romancecarzanmai10wm.jpg
このシートがお気に入り!


冷房も程良く効き、静寂さもある程度保たれていてとっても快適。確かに普段乗りであれば、EXEが一番良いかもしれないですね。しかも、最近、内装の更新が進んでいるようなので、いつか、そのリノベーション車両(EXEα)に乗ってみたいものだと思います。

6割程度は埋まっている「はこね24号(EXE)」、途中駅でもお客さんが乗り込み、15時18分、定刻通りに新宿に到着しました。

4時間ほどかけて4種類すべてのロマンスカー車両に乗るという「酔狂」な旅、無事に終了です。

さて、特急券4枚を小田急に郵便で送ります。

3週間後、嬉しい封筒が小田急さんから。

開けてみると、見事当選のお知らせ!1000円の特製QUOカードが添付されていました。

それを眺めながら、今度は旅の思い出に浸る贅沢なひとときを味わいました。

素敵なイベントを企画してくださった、小田急さんに感謝です!

romancecarzanmai11wm.jpg
苦労が…いや、楽しみが報われるというこの幸せ!






KAYSのホームページはこちら http://kays1998.web.fc2.com/


ENOTECA Online(ワイン通販 エノテカ・オンライン)




こんな贅沢な旅が!~長野電鉄のワイン列車

winevalley201709_02wm.jpg
小田急をかつて走っていた車両がワイン列車に!


全国の列車から食堂車が次々と消えて久しくなります。遠距離の列車に乗るとお酒を飲みたくなる「呑み鉄」のKAYSにとっては、悲しいことです。

ところが、最近は、食そのものを目的としたという、全く新しいコンセプトの列車が続々と登場してきました。JR九州の「ななつ星」を嚆矢とした高級クルーズトレインは憧れますが、しょせん我々庶民には高嶺の花。でも、KAYSにも手の届くものはないかなぁ…と思っていたら、尊敬する友人のH君に、九州の様々なイベント列車を紹介した本をいただきました。昨年のこと。

見ていると、どうにかありそうなんです。我々が乗れそうな列車が…。

winevalley201709_01wm.jpg
ワインが美味しいのんびり号、まもなく発車です!


はて?JR九州にこんな列車があるということは、他の地域でも、食事を目的とした列車があるのでは…と調べてみると、いや、あるんですよ。これが!でも、その多くは土曜日か日曜日に営業が限定されるものがほとんど。

普段、土日に仕事があるKAY2には無理…と、指をくわえていたら…、偶然ある土曜日、仕事がオフになることになりました。

おっ、これはチャンス!ということで、調べた中で特に気になった列車。

それは長野電鉄が実施している、「北信濃ワインバレー列車~のんびり号」なんです。

長野から、温泉の町、湯田中まで、通常は50分程度の距離を、わざとゆっくりと1時間半かけてのんびりと走る特急列車(特急なのに各停よりも遅い!)。そして、中では長野県内、沿線4つのワイナリーから提供されたワインが赤白あわせて6~8種類を飲み放題!おつまみとして、あの有名な「ホテル犀北館」の総料理長が監修した地元食材を使ったランチボックスセットが…。毎週土曜日の運行です。お値段はおひとり7千円。長野県は山梨と並び、美味しい日本ワインが数多く生産されています。しかも、原産地呼称管理制度の導入など、意欲的な取り組みでも知られます。

これは良いなぁ…。

ネットでも予約できるので、KAY1と相談して決めちゃいました。

winevalley201709_03wm.jpg
車内に入ると、テーブルにはおつまみセットと、
プラスチックのワイングラスが2脚。


そして当日。早朝に起きて新幹線で長野まで。普段は寝坊助のKAY2も、こうした楽しいイベントとなると早朝に目が覚めるのですから現金なものです。

長野県には今までも何度も旅していますが、長野市はあまり行く機会がありません。意外と我々にとっては未知の場所だったりします。後で、実はバスを利用すれば、安上がりになること、新幹線もうまくルートを変えれば少し安く行けることもわかったのですが。まぁ、それはそれ。

早めに長野駅に到着した我々は、ひとまず善光寺参りとなり、印象深い経験をしましたが、その話はまた別の機会に。

ところで、この列車、予約しても、ネット予約の場合は、事前に切符が送られてくるわけではありません。少し心配して前日電話で予約の確認をしちゃいました。

当日、駅の窓口に行き、「ネットで申し込んだんですが…」と話せば、名前を確認して即座に切符を出してもらえます。電話で直接長野電鉄に申し込んだ場合は、事前に切符が送られてくるようです。

長野駅は地下にあります。とはいえ、地方私鉄らしい、素朴な雰囲気の駅です。そして、11時01分の発車ですから、10分前に、そこからさらに地下のホームに降りていくと…。

おお、懐かしい!小田急のロマンスカーだ!

そうなんです。この「のんびり号」に使われているのは、小田急でかつてフラッグシップだったハイデッカー車、10000系という名前の車両です。実はこの車両、現在小田急を走っているLSE車と呼ばれる一番古いロマンスカーよりもずっと後に登場したのに、こうして、小田急からは引退しています。バリアフリーに問題があったためとか。それにしても懐かしい!配色も当時のままのようです。

そして、隣には東急の見慣れた車両も。8500系ですねぇ。半蔵門線で良く乗りました。このほかにも日比谷線を走っていた営団の3000系、そして、なんとJR東日本の成田エクスプレス、253系も!鉄心をくすぐる私鉄です。

そして、この小田急の10000系、長野電鉄では4両を1編成にして運行しています。

ワインを振る舞ってもらえるのはその中の3号車のみ。他の号車のお客さんにはそのサービスはなし。むろんそちらは通常の特急料金で乗っているわけですが…。

winevalley201709_04wm.jpg
ひざまずいての説明にドギマギするKAYSです。
ご覧のようにネットでは満席でしたが、実に余裕の空間!


さて、乗ってみると、広い車両にボックスを8席ほど設けているようです。ちなみにこのボックスお客さんが1人でもボックスは1つを占用。相席にはしないという太っ腹な方針だそうです。そして、その真ん中のボックスをつぶして、そちらはワインをサーブする係りの人のカウンターがあります。そして、並べられたグラスとオツマミボックスを見て見ると、本日乗車するのは我々含め、3組。つまり6人のみ。

あれ?ネットの予約状況では満席だったのに…。

ふと全体を見渡して、また気付きます。車両の進行方向右側は全部空けてある。

そうなんです。実はこれだけ座席があっても、どうやら、お客さんは通路の左側席だけで、右側席は使わない。右よりも左の眺めがいいからでしょうか。あるいは、右側は陽が当たってしまうからカナ。いずれにしても、一回に乗る乗客の数は本当に限られるのですね。なんと贅沢な!逆に言えば、ゆとりはあるので、もしネット販売で、「×」が表示されていても、長野電鉄に直接電話で申し込めば、意外と予約がOKとなるのかもしれません。右側は使うこともある…とスタッフさんはおっしゃっていたので。

さて、アテンダントさんが、我々の元にやってきて、挨拶してくださり、説明も。なんとわざわざひざまづいての説明にドギマギしてしまう、気の弱いKAYSです。

そして、発車の5分前には、ワインのサービス開始!

この、わずかなフライングがうれしい、飲兵衛のKAYSです!

winevalley201709_06wm.jpg
手前が赤ワイン、奥が白ワイン。
そして、右手に生ビールのサーバーが!


この日は4種類のワイナリーのワインが提供されていますが、それに加え、地ビールの「志賀高原ビール」からもペールエールのタップ(生ビール)が!ワイン党であると同時にビール党でもあるKAYS、これもうれしい!

というわけで、ワイン列車なのに二人ともビールから。ほぉ、しっかりとした苦みがありながら、芳醇な香りのすてきなペールエールです。

そして食事のボックスを開けてみると…、いいですねぇ。白、赤の両方にあう洋食のつまみが詰まっています。そして小さなサンドイッチも。

winevalley201709_05wm.jpg
ワインに合うつまみばかり!よく考えられたメニューです。


さて、この電車のもう一つの魅力。それは沿線案内です。「おいでなし隊」と名付けられたアテンダントさんが、車窓に移る眺めの説明をしてくださるですが、これがなかなか名調子。しかも出発から到着までの長時間、ずっと事細かに案内してくださるのです。時に笑わせ、観光バスのガイドさんさながら。眺めだけでなく、鉄道のマニア心をくすぐる説明も。こうした案内を列車で受けることはあまりなく、新鮮です。「本日の運転は***。日頃慣れないスピードですが、頑張って、精一杯ゆっくり走ります!」と最初の言葉でも他のお客さんからも笑みがこぼれます。

winevalley201709_07wm.jpg
こんなのんびりした車窓を目にワインを…。


さぁ、ビールも飲み干し、いよいよワインに。

実は、この日提供されるワインを事前にホームページで調べたところ、その中のあるワインはなかなか手に入らないものだと言うことを知りました。これは飲んでみたい。通常は軽めのワインから始めて重いワインにと移るのが常道ですが、今回は逆。まず、その目指す重めのワインから…。

winevalley201709_08wm.jpg
これ、めちゃ美味しい!


これが…!すばらしい!

シャルドネでしたが、ぶどう本来の魅力も高いですが、樽香がほどよく、日本のワインとしてはあまりないタイプのバランスの良さです。驚きました。

ワイン用の高品質な葡萄の名産地でありながら、高山村にはこれまでワイナリーが無かったのだそうですが、やっと初めてできたワイナリーだそうです。小さなファミリービジネスのワイン。これはメルローもおいしいだろうなぁと、赤ワインをいただくと…。そう、見事に思ったとおり、こちらもすてきなメルローです。そもそも長野のワインはメルローで大成功した歴史があります。

winevalley201709_09wm.jpg
メルローもさすが!


もちろん、そのほかのワインも、美味しくて、長野のワインのすばらしさを実感しました。

途中でアテンダントさんに「遠くからもお客さんがいらっしゃるのですか?」と尋ねてみると、「つい先日、広島からこの列車に乗りに来てくださった方がいました。多分、私がお話した方では一番遠くからになりますね」

うん。ワイン好きならば、わざわざそのために遠方からっやって来る価値はある列車です。

その後、途中の古い駅舎を見学したりしながら、ゆっくりと列車は進みます。千曲川の鉄橋では、わざわざ列車を止めてくれ、しっかりと眺めを楽しませてくれます。緑がいっぱいの北信濃。そして、青空が広がります。ああ、贅沢だなぁ…。

winevalley201709_10wm.jpg
鉄橋ではわざわざ停車。ゆっくりと千曲川を眺めます。


ワインもすべての種類を飲み尽くし、さらに、一番気に入ったワインはおかわりし…、さらにビールをチェーサー代わりに(何という贅沢!)頼んだり。もちろん、希望すればお水もいただけます。

1時間半の旅はあっという間でした。

その後は駅に併設の温泉につかり…そこで電車の中でお話しした他のご夫婦とさらに仲良くなってお話ししたり…。

このワイン列車、昨年12月に始まったのだそうです。今まで知らなかったなんて…。もっと早く知るべきでした…と、もうリピートの事を考えているKAYSです。

ワイン好きの方にはものすごくオススメですよぉ!

ちなみに、この日の予定では、湯田中で温泉めぐりの「手形」を1,200円で買い、日帰り温泉を3軒楽しもうという計画でしたが、KAY1がどうしても小布施に行きたいというので、1時間ほどの滞在で、各駅停車に乗り、小布施まで戻ることにしたのですが…。ああ、見事なヨッパライ二人組。電車に乗って、目を閉じて…気づけばもう終点、長野まで戻っていました。(笑)

というわけで帰りの新幹線、乗車変更をして予定より2時間以上も早く帰宅となりました。

でも、今回の旅、充実感はものすごくありましたねぇ。再び訪れるのが楽しみです。で、次こそは酔っぱらいすぎないで、その後は小布施に行きましょう!

そう言えば、まもなく廃止されてしまう、KAY2の地元の三江線も、こんな企画があったら廃止されなかったかもしれませんねぇ…。江の川の車窓の眺めも、負けず劣らず素敵なのに…。(^^;)
 
winevalley201709_11wm.jpg
終点湯田中では駅併設の日帰り温泉に…。


北信濃ワインバレー列車特急ゆけむり「∼のんびり号∼」
  ランク:A+
  予約先:長野電鉄運輸課(026-248-6000)
      もしくは ウェブサイト「VISIT NAGANO
  運行日:毎週土曜日
  時間:11:01長野発~12:24湯田中着 
  値段:7、000円
  食事:あり(犀北館監修のおつまみセット)
  飲み物:ワイン6~8種(時期により地ビールも)
  支払い:電話の場合は銀行振込、ウェブの場合はカード可
  Homepage:こちら
  その他:完全禁煙





KAYSのホームページはこちら http://kays1998.web.fc2.com/


ENOTECA Online(ワイン通販 エノテカ・オンライン)



遅延時、京王アプリの意外な効用

keioapp1.jpg
これがそのアイコン。


京王線利用者の方、最近、車内で「京王アプリ」の広告を見ることが多いでしょう。京王グループの各ショップのクーポンを利用できるのが、おそらく利用価値としては認識されていると思うのです。

が、実はこのアプリ、先鋭的な機能があります。

それが、「電車走行位置確認サービス」電車位置情報。京王線、井の頭線を走っている電車の現在位置が路線図上にすべてリアルタイムで表示されます(情報更新は手動です)。しかも、各電車ごとに定刻なのか、それとも例えば2分遅れなどの情報がわかるのです。

これ、単に電車マニア向けの機能と思っていらっしゃる方いません?

何を隠そう、KAYSもその程度の認識だったんです。

が、ある日、その真の価値を体験しちゃいました。

1日の仕事があと少しというとき、携帯が鳴ります。これも京王の別サービス、電車運行情報のメールです。

なになに…、人身事故のため現在京王線はストップ!?

はて。このまま1時間後に仕事を終えて駅に向かっても、おそらく、電車運行は再開したとしても、もの凄い混雑だろうなぁ…。

ということで、予定変更。後回しにしていた仕事を先に片づけることにします。そして、その2時間後、仕事場を後にします。電車の運行はすでに再開しています。井の頭線で明大前の駅に降り立ちます。さぁ、京王線への乗り換えです。

問題は、電車がどう動いているか。

そう。電車の運行再開直後というのは、京王線で折り返すはずの電車が次々に新宿駅に入ろうとするのですが、新宿駅、ホームが3線しかないため、それをさばくのに時間がかかり、電車の間隔にムラが出来るのです。すると…、各駅には運転再開を待っていたお客さんがあとからあとからやってきます。ところが、電車の方は、等間隔ではなくなるため、1本来て、お客さんを乗せた後、延々来ない。その間にホームはお客さんであふれかえる。やっと到着した電車はぎゅうぎゅう詰めに。ところが、その直後に、間隔を空けずに次の電車がやってきて、そちらはガラガラ。余裕のスペースで楽ちん帰宅…ということもあるのです。

それを判断するのは、いま、それぞれの電車がどの位置にいて、どんな動きをしているのか…。そう、目の前のぎゅうぎゅう詰めの電車に乗るべきかどうか。このアプリを見てみると…。

keioapp2.jpg


お、すでに次の電車が隣駅を出ている。じゃ、無理して目の前の電車に乗る必要がない!という判断ができます。

逆に、次の電車はまだ3駅離れた所にいる…となれば、次の電車も相当混雑するはず。であれば、この目の前の電車に無理してでも乗ってしまおうか…という判断も。あるいは、その3駅先の電車のすぐ後ろにはもう1つ電車が。ああ、これなら多少は空いている可能性があるね。それを待とう!とか。

と言う具合に判断できます。

実際、その日、明大前から乗るときに、京王アプリで確かめたところ、すぐに後続の電車がやってくることがわかりました。そこで、目の前の混雑した電車に乗らず、1本送って乗った電車、かなり空いており、楽に帰宅することができました。

そうして、もう一つ便利な使い方が。

その日、KAY2は仕事から帰ってくるKAY1と仙川駅で待ち合わせをしていました。自宅を出て先に駅に到着したKAY2。ところが時間になっても、改札をKAY1が出てこないのです。仙川駅は掘り割りの中を鉄道が走るため、地上の駅舎の外では電車の出入りの動きがわかりません。

そこで、取り出したのが、この京王アプリ。開いてみると、彼女の乗った電車、5分遅れで、今、仙川に到着しようとしていることがわかります。隣の千歳烏山にいることがわかります。なら、もうすぐに出てくるなぁと安心。そう、こんな使い方もあるのです。

というわけで、京王アプリ、意外と便利なのです。

無料のアプリです。京王線、井の頭線ご利用の方はダウンロードしてみてはいかがでしょう?KAYSはオススメします。


KAYSのホームページはこちら http://kays1998.web.fc2.com/


ENOTECA Online(ワイン通販 エノテカ・オンライン)


旅のまとめ フルムーンパスの旅~20

fullmoon201620_00wm.jpg
フルムーンパスの車内広告。


さて、最後に今回の旅を振り返って、このシリーズ、〆としましょう…。

まず、予約に関して、

えきねっとでの予約、絶対楽です。今後はこの方法をとることになるでしょう。

そして、一度予約した上で、その後、シートマップを使い、車内の混雑具合をみて、予約変更でシートを好きな場所に変更するというのもポイントになります。えきねっとでの予約、予約開始時、JR側でお客さんを車内の特定の場所に固めてしまう傾向にあると思われるからです。

料金について一つ。

7日間のフルムーンパスでの旅行。行き帰りだけグランクラスで別料金を払いましたが、それをグリーンにしておけば、2人で本来のフルムーンパスの料金、102,750円ですみます。ちなみに我々が乗った区間、通常の料金で払うとどれくらいになるのか、ざっくり計算してみると、435,200円となります。そう、ざっくり言えば、驚くべき事に、4分の1で旅行できたことになります。

ちなみに今回の旅行の3日目、新大阪から鹿児島中央までグリーンでの往復。通常であれば、2人で12万円かかります。ということはこれ1日だけで実はフルムーンパス7日券の元は取れていることになる計算です。いかに、お得な切符かということがわかります。

fullmoon201620_01wm.jpg
北海道から九州、あるいは金沢と、全国を
またにかけての移動にはありがたかった新幹線。


そして、新幹線について一つ。

今回途中でも書きましたが、やはり新幹線は在来線特急と違い、なぜか疲労度が大きいです。原因は不明ですが、どうもあの独特の車内の気密性が原因なのではなないかと思うのです。飛行機に乗ったときと非常に良く似た疲れを感じます。これはKAY2だけでなくKAY1も同様に感じると言っていました。在来線のグリーンでのんびりと…という方を自分たちは今後は選んで行く気がします。

お酒に関して…、

あとお酒はほどほどに…。今回、連日の豪勢な料理とワインに、さすがに帰宅した翌日、胃袋が悲鳴を上げてしまい、胃けいれんのような症状が起きてしまいました。ま、あれだけ飲むとね!これはKAYSだけの教訓ということで(笑)。翌日、自宅での夕食で、白菜と豚肉、出汁だけのシンプルな鍋がどれだけありがたかったか…。

fullmoon201620_02wm.jpg
常に冷たいビールが飲みたい!
というときにはこれでしたね!


車内の飲食に関して、

今どきは車内販売のない特急の多いこと!というわけで、できれば、事前に弁当などを購入する場所を調べておくこと。そして、ビールなどは冷えたまま数時間もたせるために、保冷バッグなどを持つといいですねぇ。あと、プラスチックのワイングラスなどを持ち込むとリッチな気分で旅が味わえます。

旅の拠点について、

7日間の旅、やはり1箇所ベースがあると便利です。例えばホテルでクリーニングに出せたり、色々と生活上の細々としたことの利便性が向上するためです。今回は大阪を拠点としました。が、これ、考えると東京の自宅を拠点にしても良いわけです。あるいは、東京と大阪の2箇所を拠点に、あるいは、大阪の代わりに福岡を…という風に、臨機応変に考えていけば良いと思います。

というわけで、今後、毎年1回の旅行。フルムーンパス利用が「定番」になりそうな我々です。

以上、長々と20回に分けてお伝えした酔狂な旅行記録。食の欲望全開というあさましい旅ではありますし、真剣に旅をなさる方からは「風上にも置けない連中」だと思われるかもしれません。

そして、単なる私的な備忘録のような味も素っ気もないメモ書きで恐縮でしたが、おつきあいいただき、ありがとうございました!

そして、今回の旅のきっかけを作ってくれたH君、あらためて感謝です!

最後に今回乗車したルートです。

1日目
新宿(08:02)→東京(8:27) 成田エクスプレス11号 グリーン車
東京(10:20)→新函館北斗(14:37) はやぶさ13号 グランクラス

2日目
新函館北斗→(09:31) 東京(14:04) はやぶさ16号 グリーン車
東京(14:33)→新大阪(17:26) ひかり517号 グリーン車

3日目
新大阪(08:04)→鹿児島中央(12:13) さくら547号 グリーン車
鹿児島中央(14:34)→新大阪(18:42) さくら560号 グリーン車

4日目
新大阪(09:04)→城崎温泉(11:52) こうのとり3号 グリーン車
城崎温泉(14:35)→新大阪(17:26) こうのとり18号 グリーン車

5日目
新大阪(07:33)→紀伊勝浦(11:33) くろしお1号 グリーン車
紀伊勝浦(12:24)→名古屋(16:10) 南紀6号 グリーン車
名古屋(16:19)→新大阪(17:26) ひかり517号 グリーン車

6日目
新大阪(10:46)→(13:17)金沢 サンダーバード17号 グリーン車

7日目
金沢(11:56)→東京(14:52) はくたか562号 グランクラス
東京(15:15)→新宿(15:28) かいじ113号 グリーン車


fullmoon201620_03wm.jpg
指定特急券がこんな厚さに!



今までの記事のリンクは以下からどうぞ。

きっかけと準備 フルムーンパスの旅~01
1ヶ月前の準備 フルムーンパスの旅~02
こんな利用方法が!? フルムーンパスの旅~03
1日目、旅行に出発! フルムーンパスの旅~04
乗車前のグランクラスの特権 フルムーンパスの旅~05
・グランクラスに乗車! フルムーンパスの旅~06
来たぞ、北海道! フルムーンパスの旅~07
函館~大阪まで一気に! フルムーンパスの旅~08
一路、九州へ酔狂な旅 フルムーンパスの旅~09
目的はむじゃきにかつ寿 フルムーンパスの旅~10
大阪の夜再び フルムーンパスの旅~11
大阪から北へ…城崎に フルムーンパスの旅~12
素敵な志のキャランキャトル フルムーンパスの旅~13
初めての紀伊半島1周 フルムーンパスの旅~14
南紀号と旅のヒント フルムーンパスの旅~15
連続フレンチ、あの店へ フルムーンパスの旅~16
・サンダーバードで金沢へ フルムーンパスの旅~17
3連続フレンチ フルムーンパスの旅~18
グランクラスで東京へ フルムーンパスの旅~19
旅のまとめ フルムーンパスの旅~20





KAYSのホームページはこちら http://kays1998.web.fc2.com/


ENOTECA Online(ワイン通販 エノテカ・オンライン)



グランクラスで東京へ フルムーンパスの旅~19

fullmoon201619_01wm.jpg
やっぱりこのシートは凄い!


「あのぉ、KAYSさん、フルムーンパスの旅シリーズ、尻切れトンボになっていません?」

あ、そうでした!最終目的地の金沢到着を書いたら、もう、すっかり終わった気分になっちゃって!すみませんねぇ。では、あと2回分ありますので、続けます。


7日目
金沢(11:56)→東京(14:52) はくたか562号 グランクラス
東京(15:15)→新宿(15:28) かいじ113号 グリーン車



ついにやってきた旅行の最終日、この日ホテルは12時のチェックアウト。ですから、ゆっくりと9時頃、起き出して来ます。少し早く起きたKAY1は近所の散歩に。そして、KAY2は眠い目をこすりながら、コーヒーを飲み、旅行の記録をまとめます。

部屋に戻ってきたKAY1、「お腹空いた!」と叫びます。いつもハングリー精神に溢れる女性です…って、意味が違う?

先日、KAY1が酒に酔った勢いで「カップヌードル食べたい!」と買ったのに、部屋に帰ったとたんに酔いつぶれて、食べずにいたのを思い出します。そこで、鞄から出してきて、お湯をわかし…。何年ぶりでしょうか。カップヌードル。こうした旅の〆にはなんとなく、カレーとか、ラーメンとか、そういうチープな日常の食べ物を欲するのですねぇ…、なぜか。

その後、簡単に荷造りをして、部屋を出ます。新幹線乗車の20分前。ホテルが駅直結だと本当に楽です。

「はくたか562号」。最後尾の12号車がグランクラス。旅の最後にと、これも、本来は「フルムーンパス」では乗車券部分しかサービスに含まれません。したがって、特急料金、グランクラス料金と必要になりますので、かなり高額な出費となりますが、行き帰りの贅沢。しかも北海道新幹線とはまた少し違うサービスを受けてみたい!という思いで乗車したのです。

fullmoon201619_02wm.jpg
和のデザインが印象的!


乗ってみるとまず車両のデザインの違いに「なるほど!」。加賀の伝統工芸のイメージがそこかしこに。そして、グランクラスの内装も落ち着いた色合いです。

軽食サービスもまた、行きの北海道新幹線と同様、和軽食は地元の和食店によるもの。そして、洋軽食はNREによるサンドイッチです。ビールとワインも同一です。スパークリングのみ、梅酒のスパークリングとなっている点が異なります。

fullmoon201619_03wm.jpg
梅酒のスパークリング、美味しくておかわりを!


さて、グリーン車では変な人(ある種迷惑な方々)に出会う確率が高いというお話を以前しましたが、グランクラスでもそれは同様です。今回も妙なクセを持たれる方が複数いらっしゃいました。ま、KAY2だって、相当に変な人ではありますが…。

お一人はやたらと新聞をくしゃくしゃと音を立てながら読まれる方で、1時間近く、ずっと新聞を丸めたり、ほどいたり…。読んでおられるというより、新聞をクシャクシャに丸めるという行為に夢中になっていらっしゃるような不思議な方でした。

もうお一人は顔をタオルで隠しながらキョロキョロと不審な動きをされる方…。不快に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、KAYS的には、うーん、面白い!

グランクラスは人間動物園的な、興味深い空間です。空間が広く取られているから余計に、その人の行動が目立つというのは意外でした。でも、面白い!旅行というのはそもそも人間観察。不思議な人がいればいるほど旅としては充実するというもの。そして、それを求めて非日常を移動するのが旅の醍醐味。

若い頃の自分だったら「ウルサイオッサンやなぁ。静かにしてんかぁ…」と自分自身が快適な旅でないと文句を言っていたのですが、歳をとってくると、旅に快適さを求めるのはお門違いではないか…。そう思えるようになったのです。もちろんビジネスで旅をされる方は快適さが必要でしょうが…。こうして経験を重ねてくると、誤解をあえて恐れずに言えば、静けさや快適さを求める方はグリーンよりも、かえって普通の指定席の方が快適かもしれませんよ。(笑)

fullmoon201619_04wm.jpg
鴨のオレンジソースはワインにぴったり!


3時間着で東京到着。やっぱり旅行時間としては短い!グランクラス、もっと乗っていたい!!と思いますねぇ。

そして、いよいよ本当に最後、東京~新宿まで、「かいじ113号」のグリーン車で…。わずか13分の乗車で、そそくさと新宿で降り立つ我々を他のお客さん達は不思議そうな顔で見ていました。乗り間違えたんだな…そう思ったに違いありません。ま、そりゃそうですよね!(笑)

fullmoon201619_05wm.jpg
かいじで新宿到着。新宿で降りるのは我々だけ!





KAYSのホームページはこちら http://kays1998.web.fc2.com/


ENOTECA Online(ワイン通販 エノテカ・オンライン)



徹夜仕事明けの贅沢~箱根で温泉とビュッフェ

yumotofujiya01wm.jpg
素敵な料理をほんの少しずつ…の楽しみ。


徹夜仕事が終わった日曜日早朝。毎週のことですが、開放感でいっぱいです。

十数時間、徹夜でぶっ通し働いた後なので、若い頃のようにそのまま1日遊ぶというのは、もう50代のこの年齢では不可能。

ですから、出来ることはといえば、限られます。

このブログに今まで何度か書いてきたように、渋谷にある朝からやっている居酒屋で一杯飲んで帰るのも幸せ。あるいは高尾山まで足を伸ばして温泉(極楽湯)に入って帰るのも幸せ。仙川まで戻り、「ゆけむりの里」に行くのも楽しいですし、自宅でコンビニで買った総菜とワインというのも幸せ、いずれにしても、最高に幸せな瞬間。

あるとき、高尾山口駅直結の温泉につかりながら、ふと思います。

どうせここまで温泉につかりに来るのなら、箱根に行っても同じかなぁ…。

そう、電車で新宿から1時間かけて高尾山口に来るのも、1時間半かけてロマンスカーで箱根湯本まで行くのも、仕事の完徹明けですから結局は車中寝てしまうわけで、そうなると、箱根まで足を伸ばすのもそれほど、体への負担は変わりないように思います。

幸い、箱根湯本には以前電車書斎に関する記事でも書いた、古風ながらも素敵な日帰り温泉「和泉」があります(こちら)。日曜日の午前中は空いているはず。

さらに…、以前訪れたときに気になっていた、駅そばの「富士屋ホテル」。ランチにビュッフェをやっており、以前ふらっと立ち寄った時にポスターを見て気になりました。比較的嗅覚のきくKAYS。ネットで実際に調べてみたら、この評判がすごくいいのです。そうなると、あとは実行に移すのみ。

小田急のロマンスカーのチケットをとるのは楽です。「ロマンスカー@クラブ」というサイトに無料の会員登録さえすれば、オンラインで予約がとれます。しかも、画面で好きな席を選ぶこともできます。さっそくアクセスしてみると、旅行のピークシーズンを外していることもありますし、2日後、日曜朝の新宿発はまだ余裕があります。そこで、席を予約。

yumotofujiya05wm.jpg
乗り心地の良い特急、「EXE」です。


さらに、温泉もホームページで臨時休業がないかを確かめ、営業時間を再確認。

さらに富士屋ホテルにも電話をかけ、ランチの予約をしておきます。

旅の旅程はこうなります。

08:30(新宿発)→09:53(箱根湯本着) はこね71号 EXE
10:00~11:00 温泉「和泉」
11:00~11:30 湯本を散歩
11:30~13:30 富士屋ホテルでランチビュッフェ
13:30~14:10 駅に移動し、土産物を物色
14:21(箱根湯本発)→15:58(新宿着) はこね26号 VSE


さて、当日。座席に多少の余裕はあるとはいえ、新宿駅のロマンスカー発着ホームは結構な人で賑わっています。そして、やはり外国人観光客が多いようで、みなさん、大きなスーツケースを引きずっています。

EXEと呼ばれる車両は小田急の特急では一番人気のない車両なので、他の特急に比べれば空席が目立ちます。でも実はKAYSは嫌いではありません。というのも、シートがしっかりと深く、他のロマンスカーに比べ、圧倒的に座り心地が良いのです。眠るにはピッタリ!(この春から一部、「EXE α(アルファ)」というリニューアル車が走り始めています。一度乗って乗り心地を試してみたいものですね)

我々の大好きな「おだむすび」とお茶を買い込んで乗車。発車とともに、いただき、すぐにKAY2は眠りにつきます。

気がつくと、すでに電車は小田原に近づいています。途中、他のお客さんたちの賑やかな声で眠れないことも想定し、ヘッドホンを持ってきていました。これで静かな音楽を聴きながら眠りにつくというわけですが、狙い通り、1時間近く熟睡したことになります。

ほどなく箱根湯本に。うん、これは「超」楽ちんな旅ですねぇ。乗り換えがないというのは実に気が楽です。普段の京王線で高尾に行くのと実際、そう変わらない。いや、京王線では普通の通勤用ロングシートですが、ロマンスカーなら、ゆったりとリクライニングで座れますから楽です。

時間もまだ10時前。ホテルのチェックアウトをしたお客さんで駅周辺がごった返す前。日中は混雑する湯本の歩道も、さほどでもなく、すぐに最初の目的地、日帰り温泉に到着。

yumotofujiya04wm.jpg
いかにも「昭和」ですが、素敵なお湯が楽しめます。


「和泉」は古い「ザ・昭和」的な建物ですが、清潔に掃除され、居心地の良さは今までの体験から折り紙付き。以前一緒に来たKAY2の母、島根県の石見地方に暮らし、温泉が周囲に沢山あり、日常入り慣れているはずですが、彼女も気に入った温泉です。小さいですし、食事処もない素朴な施設ですが、なんといっても、その透明で肌にやさしいお湯は、少し入っただけでも、肌がすべすべに…。まさに美人湯です。湯上がりのKAY1も美人に見えます、あっ、いえ、いつも美人ですが、より美人に見えます…と、この小さな配慮が夫婦関係の潤滑油。(笑)

この日は奇跡的に、男湯も女湯も1時間、ずっと貸し切り状態でした。こんなこともあるのですねぇ。日曜日の朝一番、良いものです。

そして、風呂上がり、ゆっくりと街を散策し、「湯本富士屋」ホテルに。

丘の上にあるホテルは大きな施設です。階段を上っていっても良いのですが、徹夜勤務明けだとついつい楽したい…と、エレベーターに乗ってしまいます。

こんな時間でも屋外エレベーターはホテルのロビーに向かう人で満員。みなさん、もしかしてビュッフェ?と思います。事前に調べたときに知ったのですが、このビュッフェ、本当に評判がいいのです。そして、予約が直前になると満員で取れなくなることもよくあるそうです。

ビュッフェ会場であるロビー奥にある「姫沙羅」というレストラン、夜は和食のお店です。昼だけ、中華と洋食を加えたビュッフェをサービスしているのです。到着したのはビュッフェ開始の10分前でしたが、入口から相当な行列が出来ているのに驚きます。

yumotofujiya03wm.jpg
こんなに並びます!


一緒に並んでオープンを待ってもいいのですが、ここでも徹夜明けの体。ま、いいか…とソファに座り込み、待ちます。

そして、いよいよ開店。

ところが、この行列、なかなか進まないのです。グループごとに名前を確認して、案内していくのですが、結構時間がかかります。やがて立ち上がって、列の最後についた我々がお店の中のテーブルについたのはすでに15分が経過したころでした。そして、見渡してみると、すでにいくつかのお皿は空っぽに!

一瞬KAY1の表情がこわばります。

まぁまぁ、どうせ補充されるから!とのんびり屋のKAY2。

そうなんです。すぐに空になったお皿にはまもなく再び料理が並び…ということで、皆さんもご利用の際にはご安心ください。(^^)

一人2,900円のランチビュッフェというのはホテルのビュッフェとしては決して高いわけではありません。しかし、こうしたホテルの立派な料理を前にしてみると、うん、これはちょっと贅沢で良いねぇ…と思えるのです。そして、我々、年をとったせいか、以前ほどビュッフェで「満腹したい!」という思いはありません。むしろ、美味しい料理をちょっとずつ楽しみたいという風に嗜好が変わってきています。そんなとき、和洋中がそろった、ホテルのビュッフェというのはありがたいですし、それがまた、それぞれにしっかりとした調理をされた料理であれば、また、楽しみも格別。

そして、何と言ってもワイン!

いや、これはちょっと贅沢過ぎるのですが…、グラスのワインをいただくことにします。湯本富士屋ホテル、驚いた事にワインはあの勝沼醸造のものを赤と白、グラスで用意しているんです。これは結構通好みですねぇ。

すると、ワインと色々な料理を試してみると、「あ、これは合うね!」「え、この料理と赤ワインが合うの?」何て感じで、まるでワインの勉強会のような楽しみ方が!ワインは種類は選べませんが、どんな料理が赤に合い、どんな料理が白に合うのかという実験ができてしまいます。たとえば鰹のタタキ、魚とは言え、その味わいから下手な白ワインだと臭みがでたり、負けたりしてしまいます。むしろ軽めの赤が良いと言われます。実際、マスカットベイリーAなどで出来た「アルガーノ・クラン」は重すぎず、ぴったりと合います。こういう組み合わせ、我が家では冒険でなかなか出来ないのですが、こうして、ビュッフェでは料理も実験感覚で少しだけ取ってくればいいので、気軽に試してみることが出来ます。

yumotofujiya02wm.jpg
鰹のタタキに赤ワイン。


そんなこんなでいろんな料理とワインの組み合わせを試して1時間半、楽しかった!そう、ビュッフェは手軽なワインスクール!

そしてお腹が一杯になったところで、お会計をすませ、ゆっくりと駅に向かいます。駅では土産や弁当を色々と眺めて時間をつぶし、ロマンスカー、「はこね26号」に乗り込みます。一番人気のVSEという白い車両。一番後ろの車両。展望席こそとれませんでしたが、それに準じるようなすぐ後ろの席が空いていたので、眺めをそれなりに楽しむことが出来ました…と言いたいのですが、徹夜明け。またもや爆睡。気がつくと、すでに多摩川を渡り、東京都内に。

なんだか、すごく贅沢な徹夜明け…。

みなさんも、徹夜明けといわず、普段の日曜日にいかがでしょう?


和泉(早雲足洗の湯~箱根湯本)
  ランク:A+
  電話:0460-85-5361
  住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本657
  時間:11:00~21:00(土日祝は10:00~)
     土日祝のみ上記に加え、17:00~20:00(LO)
  定休:火曜日、および12月31日、1月1日
  但し月によっては月曜日が休館日になったり火曜日が営業日
  になる場合があります。HPにはその月の営業についてのお知
  らせがありますので、ぜひご確認ください。

  値段:大人 1、250円(平日はHPのクーポン利用で1050円)
  場所:
  地図はこちら
  公式HP:こちら
  その他:

湯本富士屋ホテル~姫沙羅
  ランク:A+
  電話:0460-85-6111
  住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本256-1
  時間:ランチ営業は11:30~14:00
  定休:無し
  値段:大人2,900円
  場所:箱根湯本駅より徒歩5分
  地図はこちら
  メニュー例:生ビール 720円
  クレジットカード:可
  HP:http://www.yumotofujiya.jp/dayplan/lunchbuffet/index.html
  その他:完全禁煙





KAYSのホームページはこちら http://kays1998.web.fc2.com/


ENOTECA Online(ワイン通販 エノテカ・オンライン)



3連続フレンチ フルムーンパスの旅~18

fullmoon201618_01wm.jpg
このお店にノックアウトされたKAYS


20年振りの金沢。その町の変貌ぶりに驚きます。まず巨大な駅舎に驚きましたが、駅前に並ぶビルの数々も。えっと、ここ、どこでっしゃろ?金沢?ほんまかいな?というぐらい。

巨大な地下のスペースにも圧倒されます。しかし、そこには北鉄の駅。そこで懐かしい井の頭線の車両に出会った瞬間、ちょっと心が和みます。

すごい人の波。あちらこちらから外国語の会話が聞こえてくるのはこちらも同じです。

駅のみどりの窓口も長蛇の列。ただ、見ていると、窓口の数も多いので、行列も比較的スムーズに流れており、待ち時間はそれほどでもないようです。

駅構内のおみやげ物屋さんが並ぶ百番街もすごい人。最初、金沢駅に降りたって、このおみやげ物屋さんの人の群れを見て、どうしようと案じていましたが、実はその後近江町市場に向かい散歩しましたが、その際、向かいにある黒門小路に入ると比較的空いており、こちらで快適におみやげの買い物ができました。

その近江町市場のにぎわいにも圧倒されました。そう、今日は土曜日。紅葉のシーズンですし、カニも解禁され、観光客も多いはずです。

fullmoon201618_02wm.jpg
のどぐろって、山陰地方の言い方だったよね。
確か20年前の金沢の記憶ではアカムツと呼んでいたような…。


さて、ホテルに戻って、しばらく旅の記録を書いたり、本を読んだりしながら数時間を過ごします。

そして、いよいよ今回の旅のフィニッシュを飾るお店に。KAYS、生まれて初めてフレンチ3連チャンの夜です。そう、フレンチの名店、「ビストロ・デ・ラ・コンティ」。

夕方6時の予約ということで、お店に入ると、他にお客さんはまだいない様子。シェフ自らが案内してくださいます。お店の中は狭い通路が入り組んでおり、まるで迷路のよう。そしてその先に通されたのは二人だけの小部屋のような空間!部屋には様々なワインに関するオブジェ、ボトル、壁一面のエチケットなど、ワイン好きにはたまらない空間です。オレンジ色に塗られた電球がムードを高め、さらにBGMのエディット・ピアフが、「ここはどこ?的」雰囲気を醸し出しています。小さな手作り感満載の、夢の中の世界のようなお店です。

fullmoon201618_03wm.jpg
この雰囲気!


「東京からですか?それとも大阪」と尋ねられます。新幹線が開通した今、金沢ならではの旅人への質問です。窮して「両方です!」と思わず答えてしまいます。

そう、金沢、大阪圏からだけでなく東京圏からも気軽に観光客が訪れる場所となったのですね。しかも、このお店、実は東京にはもう存在しないような古いヴィンテージ(バックヴィンテージと呼ぶ方もいらっしゃいます)のワインがたくさん在庫として置かれていることでも有名。そのために東京からワインファンが訪れるお店でもあるのです。

お店は「ワイン居酒屋」を標榜していることもあり、気軽にワインバーとしても利用してほしいという店主の願いから、カウンターでのおひとりの客も大丈夫なようです。

ちなみにシェフのブログ、かなりハッキリした個性の持ち主の方らしく、読んでいると爽快な気分に。「クリスマスディナー、やりません」「おまかせコース、やりません。ほかの店でどうぞ」「ボージョレーヌーボー、取り扱いません」云々。いいなぁ、この潔さ。

さて、シェフ、お顔も雰囲気も我々が大好きな「シラノ・ド・ベルジュラック」の加藤シェフそっくりなのに、まずビックリします。これは…と後に料理を見ると、その方向性もかなり似ているのに再びビックリ。

このお店では料理1皿のポーションが半端でなく大きいという評判です。我々、食べきれるかなぁ…。そこで、シェフに相談してみると、前菜は1つ、メインを2品というくらいでちょうど良さそうです。

前菜は肉のオードブルの盛り合わせ…。少し恐れをなして、「食べきれますか?」「大丈夫ですよ。大したことありません」との言葉に安心します。

fullmoon201618_04wm.jpg
ワインのリストは小さな文字がびっしりと…


そしてワイン。1本で最後までいきたいのですが、と相談すると、「お客様のメインのお肉も白ワインで軽い味わいですから、最後まで白1本で良いと思います。」そしてメニューを指さし、「こちらなら良いと思います。この2008年はもうすでに出しているお店も他にはないでしょうし」と指したのはブルゴーニュ・ブラン(シャルドネ)。「マルキ・ダンジェルヴィーユ Domaine Marquis D'Angerville(6,580円)」 というヴォルネイの老舗である作り手さんのもの。

テイスティングしてみると、ふわっと香りが立ち上り、しっかりした酸味が印象的です。8年前の白ワインとは思えない力強さ。これは美味しいですね!お肉料理にもバッチリという印象です。

「ワインはどうぞご自由におつぎください」と置いていってくれます。呑兵衛である我々、ついついグラスが空になるのが早くて。よく気づくソムリエさんならいいのですが、そうでないときはやきもきしてしまうもの。任されると嬉しいですね。

fullmoon201618_05wm.jpg
8年前のシャルドネ。美味しい!


ほどなく出てきた「肉のオードブルの盛り合わせ(1,980円)」。生ハム、サラミ、フォアグラのパテ、鶏レバームースののったバゲット、自家製ハムが所狭しと並べられています。う~~~~ん、「大したことありません」どころか、大したもんです。分量はしっかりと多いです!しかし、自家製のハムなど、美味しくて、気がつくとぺろっと平らげてしまいます。

そして次にお魚。「すずきのポワレ(2,190円)」。これもびっくり。すずきの身の分量が…普通の3倍はありそう。そして、その下に敷かれた野菜の美味しさ。特にサツマイモのほっこりとした感触に、嬉しくなります。バターソースの味も、しっかりとして美味しい。

fullmoon201618_06wm.jpg
お魚の大きさにまたびっくり!


さらにメインのお肉。「能登豚ロースのポワレ(2,190円)」、ぶっ、ぶ厚い!

白ワインで蒸しており、パン粉(アーモンドクルート)にしみたやや酸味のある味わいがまさに、年月を経て熟成したブルゴーニュ・シャルドネにぴったりと寄り添います。

思うにシェフ、ご自身が本当に料理好きなのでしょうね!そうでなければ、こんなに素材&客に愛情一杯の料理は出てこないでしょう。

いや、もうお腹いっぱいです。そして会計をして、あらためてこのコストパフォーマンスに驚きます。これは凄いお店ですねぇ…。

この日、シェフが厨房に入られてから後、サーブし下さったのは初々しい青年でした。お話ししてみると、なんと大学生のバイトさん。しかも今日が初日!ういういしさは別としても、しっかりとサービスをこなしていました。思わず「頑張ってね!」と声をかけてしまいたくなる素直な青年で、好感を持てました。

お店を出てホテルまでの夜道は、昼間とは全く印象が違います。様々な飲食店が目立ち、なかなかに魅惑的です。ああ、この店も、あ、あちらの店も…とついいついお店の入口で立ち止まってしまいます。ちなみに「レストラン・エンヌ」、日本ワイン専門の「ZAWAMON」さんなどが特に気になりました。あと、おでんのお店が多いのも金沢の特長でしょうか。おかげで、ホテルまで帰るのにずいぶんと時間がかかってしまいました。(笑)

fullmoon201618_07wm.jpg
お肉もこの通り!お腹も心も満たされます。



ビストロ・デ・ラ・コンティ
  ランク:A+
  電話:076-255-3418
  住所:石川県金沢市玉川町5-4
  時間:18:00~23:00
  定休:日曜日、第1月曜日
  値段:4、000円位~
  場所:金沢駅より徒歩15分 武蔵ヶ辻、南町のバス停より徒歩5分
  地図はこちら
  メニュー例:天然真鯛のポワレ 2190円
  クレジットカード:可
  HP:http://la-conti.com/
  ブログ:http://la-conti1998.jugem.jp/
  その他:完全禁煙






KAYSのホームページはこちら http://kays1998.web.fc2.com/


ENOTECA Online(ワイン通販 エノテカ・オンライン)



サンダーバードで金沢へ フルムーンパスの旅~17

fullmoon201617_01wm.jpg
サンダーバードが入線!



6日目
新大阪(10:46)→(13:17)金沢 サンダーバード17号 グリーン車



大阪を離れる日になりました。朝はゆっくりと9時過ぎに起きてきます。本日10:46発のサンダーバード17号で金沢に行く日です。

昨夜飲み過ぎて、目が腫れているKAY2です。その目をこすりながら、準備。考えてみるとホテルのチェックアウト時間が12時までOKなので、もっと遅いサンダーバードにしても良かったのですが…。

荷造りを手早くすませ、10時過ぎにホテルを出ます。

今日は車内で弁当を食べようと思っているので、駅弁を買おうと、「旅弁当」を覗いてみます。が、前日にチェックしてお目当ての「くまモンのごちそう弁当」が入荷待ち。神戸松蔭女子学院大学の学生さんのアイディアを淡路屋さんが実現したというもの。食べたかったなぁ…。


fullmoon201617_03wm.jpg
鶏太郎は心強い味方です。


そこで駅ナカに入り、「エキマルシェ新大阪」に。こちらでも弁当売場をのぞいてみますが、混雑ぶりにおそれをなしてしまいます。さらに、KAY1が「ひっぱりだこ、また今日も食べたいなぁ…」とつぶやきます。でも、残念ながら売り切れ。「だったら、この前、城崎に行ったときのタイ料理の弁当、今日も食べたい!」とのことで、「チャンロイ」に向かいます。今回も再び「カッパオ」を。その数件先には「鶏太郎」があるのを見つけ、KAY2は1,100円の「そぼろ弁当」を。「お作りするのに3分ほど時間いただきます!」うれしいですね。暖かい弁当が食べられるのですから。KAY2の次に頼んでいた人は「4~5分時間をいただきます…」。次々にお客さんが来るのですから、ガラスの向こうの厨房は大忙しです。

そして弁当を抱えた二人の正面に「淡路屋」さんの弁当コーナーが。そして、「ひっぱりだこ弁当」が山積みに…。ああ、ここにあったか!

ホームの待合室に腰をおろします。サンダーバード、お隣の大阪駅が始発。到着時間まで待ちます。誰もいないイスにおみやげの紙袋が。誰かが場所取りをしているのかなぁと最初は思ったのですが、ついに最後まで取りに来ず。結局忘れ物のようです。おみやげ、忘れてきっと持ち主は慌てていることでしょう。今回の我々の旅行、昨日の財布といい、よく忘れ物に出会う旅です。おまけに最後は自分たちも忘れものをしてしまうのですから…。あ、その話はまた後日。

fullmoon201617_04wm.jpg
電光掲示板にサンダーバードの文字が。
運行本数の多さがわかります。


我々が乗り込むのはサンダーバード17号です。サンダーバード1号から5号まではテレビの人気人形劇でよく見てましたが、17号は初めてです…というボケはやめましょうね。(笑)

数分遅れでやってきます。「サンダーバードっていう名前にあこがれて、一度乗りたかったの。珍しいネーミングよね」とうれしそうなKAY1。KAY2が夢を打ち砕くような一言を。「もともと特急「雷鳥」だよ。それを英語にしただけやんか。」「え?そうなの?ウソ!雷鳥って、昔の特急よね。それの名前が変わっただけやったん?」と悔しそうです。大阪滞在も4日目になると、夫婦の会話にも関西風のイントネーションが入ってきます。不思議なものです。

fullmoon201617_07wm.jpg
サンダーバードのグリーン座席。


サンダーバードの車内、JR西日本が昨年よりサービス向上につとめているようで(こちら)、座席やトイレの改善、電源の増設などに取り組んでおり、グリーン車は全席電源あり。昨日のようなきわどい思いをしなくてすみます。また、廊下には不思議なガラス扉のスペースが。人が一人入れるくらい。表示を見ると携帯電話でお話しする場合にお使いくださいとあります。なるほど…これは知っておくと便利なスペースですね。

車両の全面壁にある形式番号。「クロ683-4511」、再び系式クイズということでKAY1をいろいろといじくります。さらに、交流直流などのマメ知識も。「ふーん」と言いながら頷いているKAY1、どこまで興味をもってくれているやら。

京都では停車したのが0番線。「ねね、なんで0番線なんてあるの?」という質問に丁寧に答えるKAY2です。


fullmoon201617_08wm.jpg
車窓!紅葉がちらほらと…。


やがて、電車は湖西線に入ります。いつもは新幹線でちらっとだけ琵琶湖が見えますが、今日は、琵琶湖の反対側から、しかも、新幹線とちがい、湖をしっかりと見ることができます。車窓を眺めて数十分、本当に飽きることがありません。

車内のアナウンスで、右に琵琶湖、そして左に紅葉の山々が楽しめることを伝えています。今日は天気が悪いのだけが残念ですが。車窓の楽しみ度という点で湖西線はかなり得点高い路線と言えます。

そして山を越えて、福井県に入ります。ここでKAY2は鞄からヘッドホンを取り出します。以前からやってみたかったことをココで。

fullmoon201617_05wm.jpg
サンダーバードとブラックサンダーの組み合わせ(笑)。
そしてヘッドホンからは「サンダーバード」のテーマ曲が。


Bluetooth接続されたiPhoneを操作し、ヘッドホンから流れてきた音楽は…。テレビシリーズ「サンダーバード」のマーチ。そうです。サンダーバード車内でサンダーバードを聞く。それを実現したかったのです。それでご満悦なのですから、まぁ、これまた「酔狂」…というより「アホ」ですねぇ。

車窓は城崎同様、先ほどからKAY2のふるさと島根県の出雲地方にとても良く似た風景が流れています。もしこの場に築地松があれば、絶対に出雲と間違えてしまいそう。鉛色の空も一緒ですし…。

その中をサンダーバードは終始、高速で運転しています。車内は快適。

そもそもこの列車、京都を出たら福井まで止まらないのです。はじめから大都市と観光地を結ぶ特急という位置づけになっています。止まらないことの快適さの一方で、ウチに止まってほしい!という地元の方もきっといらっしゃるでしょうねぇ…。

fullmoon201617_02wm.jpg
車内~かなりな乗車率でした。
土曜日ということもあり、指定券はほぼ満席とのこと。


そして、金沢の手前、2つの「温泉」を駅名に冠した駅に止まります。一つは「芦原温泉」。「あしはら温泉」と思ったら、不正解。なんと「あわら温泉」が正解。初めて聞く名前です。文字と音声を聞くと、なるほどとは思うけれど、やや難読駅名ですねぇ。

車内で我々の前の列に座っている女性三人組。おばあちゃん、娘、孫のようです。この3世代での組み合わせを今回の旅ではよく見かけました。娘さんはもう20代に見えるので、おばあちゃんは7~80代なのでしょう。男同士で3世代の旅というのはあまり聞きませんが、女同士というのは気兼ねなくていいのかもしれませんね。

13:17、金沢に到着です。乗車時間は2時間31分と、昨日に比べると短い旅でした。

金沢、実に20年ぶりです。前回訪れた当時は北陸新幹線の開通に向けて工事を行っている最中。金沢駅はまさに「工事現場」がそのまま「駅」という趣でした。

その20年後の金沢駅に降り立つとまさに「隔世の感」です。まったく初めての場所に来たかのよう。そして、あまりの人の多さに驚きます。その多くが海外からの観光客。まさにインターナショナルな観光都市なのですね!

fullmoon201617_06wm.jpg
20年前の面影が全く無い巨大な金沢駅構内。
我々はすっかり今浦島です…。






KAYSのホームページはこちら http://kays1998.web.fc2.com/


ENOTECA Online(ワイン通販 エノテカ・オンライン)





スポンサードリンク
プロフィール

KAYS1998

Author:KAYS1998
KAYSとは二人のKAYのこと。
KAY1:くいしんぼなお姉さん
KAY2:自称「炎の料理人」
詳しくはKAYSの
ホームページで!
どうぞよろしく!!






島根県をコッソリ応援!
島根県の公式「裏」サイト
「リメンバ~しまね」です。


京都の旅行情報
京都の旅行情報
KAYSはトリップアドバイザーさんのお勧めブロガーに認定されました!

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索
スポンサードリンク
KAYSホームページの内容
リンク
RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる