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初めての紀伊半島1周 フルムーンパスの旅~14

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オーシャンアローと呼ばれる車両の「くろしお」



5日目
新大阪(07:33)→紀伊勝浦(11:33) くろしお1号 グリーン車
紀伊勝浦(12:24)→名古屋(16:10) 南紀6号 グリーン車
名古屋(16:19)→新大阪(17:26) ひかり517号 グリーン車


この日の朝は早いのです。

07:33新大阪発の「くろしお1号」に乗るために、6時には起き出します。JR西日本の在来線特急に乗る際に、一番問題になるのが車内販売がないということ。したがって、自分で弁当や飲み物などを持ち込む必要があります。旅の楽しさが落ちてしまう、このJR西日本の方針には鉄道ファンからは今まで何度も激しくブーイングが出続けています。もちろん、実際には採算が取りにくいのはわかりますが…。

幸い、新大阪駅には改札内外に、それぞれ6時半からオープンしている弁当屋さんがありますし、セブン-イレブンなどのコンビニも。またカフェも7時には開いている店が数軒。実際に事前に購入する時間さえあれば、困ることはありません。

ただ、本日の旅は07:33に乗車して、16時の名古屋下車まで、ずっと車内販売のない区間を走ります。従って、朝食と昼食の両方を準備して乗り込まねばなりません。そこで、新幹線改札斜め前の「旅弁当」で「ひっぱりだこ飯」と「三宝飯」を。さらに「菊太屋米穀店」でおにぎりを1個。ついでに暖かいコーヒーも。そこで新幹線改札前のセブンイレブンに。コンビニ、万能ですねぇ。最近ではそこそこおいしいホットコーヒーを買うことができます。カップ二つを持つのが大変だなぁと思ったら、ちゃんと、こぼれないように袋に入れる紙製のスタンドもつけてくれました。ここで朝食用のサンドイッチも購入。

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津波の際の対応が書かれたパンフレットにドキッとします。


この日の朝は昨日までと違って冷え込んでいます。気温が9度。くろしお1号は始発駅だから、早めにホームに来てドアがあいているだろうと踏んだのですが、残念ながら、折り返しで清掃に。ホーム待合室で待つことになります。

オーシャンアローという愛称を持つ283系車両は空と海をイメージしたエメラルドグリーンが特徴の車両です。先頭のイルカに良く形が似たグリーン車は展望。我々の座席も比較的前の方である3列のAとBです。

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グリーン車、座席と運転台はガラスで仕切られています。


乗り込んでみると、さっそく全面展望のガラス窓の真ん中に50代くらいの太った中年紳士が貼り付いて立っています。手にはビデオカメラ。最前列のお客さんのようですが、どうやら、自分の座席に座っていると、運転士さんが撮影の邪魔になるのでしょうね。そこで立ち上がって、展望窓の真ん中に陣取るというわです。他のお客さんが景色を見る妨げになるというのは考えられないくらい興奮していらっしゃるのでしょう。この後、しばらく立ったり座ったり。気持ちはわかります…が、もう少し大人の対応をしたいところですね…と思っていたら、途中駅で乗り込んでこられたファミリー。息子さんが知的障害をお持ちの方のようです。嬉しそうに先頭部に走り、そして、その男性と同じようにガラス面に貼り付いて立って景色を眺めています。ややあって、追いかけてきたお母様が…「ほかの方の邪魔になるから座ってね」と優しく諭し、息子さん、座席に座ります。その横にいた中年紳士も、やっと気づいたのか、それ以降は立ち上がることはありませんでした。

さて、荷物を下ろしてみて気づいたのですが、この車両、コンセントがありません。そう、この先、乗り換える予定の特急「南紀」もそのようです。コンセントで充電できるさ!と昨日までの体験からついつい気がゆるみ、カメラはバッテリーを持ってくるのを忘れています。ああ、今日は節電モードとなりそうです。

定刻通り、新大阪駅を出発。環状線を走る特急。これは楽しいですね!通勤でそろそろ混雑しはじめた駅のホームを横目で見ながらのゆったり旅行はなんだか優越感でうれしいものです。

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山全体がミカン畑…。ミカンも梅も、そして海産物も。
和歌山県は豊かです。


この日は快晴。出発してまもなく、左手にまだ高度の低い太陽が。熱烈に元気な太陽がまぶしいのです。したがって、乗客のほとんどがカーテンをおろします。我々もそうしたいのですが、せっかくの眺めが…。この時間、しかも冬の時期、和歌山方向に向かって左の窓側に座った方はキビシイかもしれません。同様に逆方向だと、今度は反対側がこの季節、午後3~4時、午後の太陽からの日差しがもろに当たり、これもキビシイという話を聞いた事があります。こればかりは…。天気に左右されることですが、晴れ男のKAY2の場合は次に利用するときには時間をずらした方が無難なようです。

途中の駅ではホームに並んだ遠足の子供たちがみなこち等の方を指さして歓声をあげている様子が見えます。

車内、グリーン席は空いていますが、自由席は満席状態。指定席も9割近く埋まっているようです。

和歌山を過ぎて、車内の電光掲示場を見るとそろそろ海が見え隠れするとの表示が出てきます。その通り、青い海が左側の車窓に見え隠れしてきました。今日は雲一つない快晴。海の青さも引き立ちます。

さらに左の山肌には一面のミカンが!これだけの数のミカン畑はいままで伊豆でも見たことがありません。ミカン畑って、あの色合いを見ているだけで暖かい感じがするのですね。暖かい紀州のイメージ通りです。

ミカン、梅、そして海の幸と和歌山の食の豊かさを考えます。この地に古く人々が集まり、そして、地域を発展させていき、また、歴史の中で多くの人を輩出してきたのもわかる気がします。ひるがえって、今でこそ様々な取り組みがあるものの、元々、資源の乏しい島根県西部に育った人間としては「こりゃ、かなわんなぁ…」いう気持ちになります。

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このおにぎりは美味しかった!


途中、新大阪駅で買ったおにぎりを。これがおいしい!海苔の味わいといい、ご飯のおいしさといい、そして、たらこの大きさ。これはいいですね!リピ有り!

乗車して2時間半ちょっと。白浜の駅で運転士さんが3度目の交代をします。名前のイメージと違い、白浜、駅から海は見えないのですねぇ…。(笑)

車内から見るホームの雰囲気は一昔前の国鉄時代を彷彿とさせます。かつての長距離列車のなごりでしょうか、ホームがやや長いのも印象的です。

これもまた昭和の雰囲気満載な串本駅を過ぎるとやがて、車窓に近畿大学の文字が。あの有名な近大マグロはここで養殖しているのでしょうか?

その後も海が見え隠れしながら、海岸を走ります。やがて、新大阪を発車してピッタリ4時間後の11:33、紀伊勝浦に到着します。我々は終点まで乗らずにこちらで、一端下車します。

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気温、朝は新大阪駅の8度から今や19度の世界へ!


ところで、カメラのバッテリー、なんとこの時点で電圧が低く、アウトとなってしまいます。前述のようにこの日はコンセントがあるだろうと油断して予備バッテリーをホテルにおいたままにしています。おまけに途中で動画も撮ったせいでいつもよりもバッテリーの消費が激しかったのでしょう。そこで、コンビニで乾電池の緊急充電器を購入することに。コンビニ、紀伊勝浦の駅周辺には2軒ありますが、いずれも、徒歩で数分かかります。

駅での次の特急への接続時間は50分ほどとってあり、その間に港をみたりという計画をたてていましたが、とりあえず、駅の観光協会の人にコンビニの場所を確認して急ぎます。

途中、一端駅の反対方向に出て商店街を歩いてみましたが、昨今の地方商店街の例にたがわず、シャッターが降りた店などがあり、静かで寂しげな雰囲気でした。ただ、駅に降りる観光客の数は平日の昼にも関わらず多く、ここでも外国人観光客の多さが目を引きました。我々日本人でも、紀伊勝浦に旅行しようとはなかなか思いませんから、いまどきの外国人観光客のみなさん、相当「ニホン通」ですねぇ…。

歩いて5分ほどのところにローソンがありました。幸い必要としている単三電池でのモバイルバッテリー充電器、2種類置いてあり、電流の大きい方を選んでおきます。さらに、駅にはKIOSKが今年8月31日で閉店したとのハリガミがあったので、ビールなどの飲み物やつまみ類もここで買っておきます。再び駅に戻り、バッテリーの充電を試みたら、見事OK。よかったよかった。

当駅始発の「南紀6号」、発車までまだ20分ほどありますが、すでに清掃が終わり乗車可能とのアナウンスが聞こえてきます。そこで、乗り込むことにしました。

つづく。

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「くろしお」での旅はもちろん海が間近に!






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素敵な志のキャランキャトル フルムーンパスの旅~13

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こちらがお店の外見です。



大阪滞在も3回目の夜となりました。

この日の夜はどうしよう?

実はKAY2には以前から大阪に来たら行きたいというお店があったのです。大阪在住のある方から、ご近所にあるフレンチがスゴイと聞かされていました。そこそこの値段ながら、ものすごく料理がおいしいと。つまり、コストパフォーマンスがすばらしい…、大阪では最高のホメ言葉でしょう。

そこで、ダメもとで電話をかけてみたら…、OKでした。その際、電話を受けてくれた女性の方、とても丁寧な言葉で「10人ほどの団体さんがいらっしゃるので、もしかしたら、声などが多少うるさくお感じになるかもしれませんが…」と、きれいな標準語での応対です。いえいえ心配ご無用。地元の人たちの会話を聞くのも大好きです。

ということで夜7時45分に予約です。そして、夜はコース料理のみで、三種類ある中から、4,800円のコースを選んでおきます。。

場所は北浜。そう、「大阪のウォール街」の一角に。大阪証券取引所からも歩いてすぐです。

笑顔のマダムに迎えられて入ったお店の内装にまず感心します。料理の値段からすると、ビストロというイメージですが、たいがいのビストロが狭いスペースに小さなテーブルで…というのに対して、こちらのお店、天井も高く、そして、テーブルもまばらに設置されています。これはもっと高級なレストラン価格でもおかしくないスペース。

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テーブルに飾られたお花も素敵です。


そして、テーブルの上に飾られたお花や、ちょっとした内装に、落ち着いた、大人の時間を過ごせるようにとの心遣いを感じます。うん。この内装を見ただけでお店の方向性や考え方が伝わってきます。これは良い店だ!

すぐにそれが確信に変わります。

とにかくマダムの心遣いがすばらしいのです。我々が東京で一番大好きな初台の「シラノ・ド・ベルジュラック」の奥様に匹敵します。

メニューを見て、メインとデザートのチョイスを。KAY1はメインに羊、そしてKAY2は和牛を頼みます。

そしてワインについても相談します。メニューのワインリスト、決して種類は多くはありませんが安価なものから高級なものまで、それぞれの価格帯で良いワインが揃っているようです。

今日のディナー、最初から最後までボトル1本で…と考えると、やはり泡かな…と思っていると、マダムも「泡か白ですね」。そして、オススメのシャンパンをいただくことになりました。「ギィ・ド・サン・フラヴィー(Guy de Saint-Flavy)」どんな料理にもあうタイプのものを探し出してきたということで、実際にいただいて見ると、クセのない、どちらかといえばライトなタイプのシャンパーニュでした。泡も細かく、「ツルツル」と飲めてしまいます。実際、メインの前に飲みきってしまい、その後は赤ワインをグラスで頼んじゃったほどでした(カステッリ・デル・ドゥーカ ロッソ)。ちなみに白や赤をチョイスした場合、このみのブドウの種類などを言えば、それで、チョイスしてもらえるようです。

さて、4,800円のコースの内容は…二人の内容を紹介しますね。

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・アミューズ・ブーシュ 赤貝のシークァーサーソースかけと、プチシューにピーツ
シークァーサーの酸味、そしてシューのクリームの酸味はシャンパーニュにぴったりでした。

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・アントレ ボタン海老、生きくらげとつるむらさきの冷製
 海老のカクテル風。グラスの底はカリフラワーのムース。上につるむらさきと、プチトマト。これまた美味、海老の甘さがすばらしく、素材の新鮮さを物語っています。

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・オアントレ アナゴと赤茄子の冷製 ベルガモットのヴィネグレット
 アナゴがあっさりした味付け、そして下に敷いてある茄子のスモーキーな香りがよいコンビネーションとなっています。それに加えて、アールグレーの香りがソースからは漂ってきます。これもシャンパーニュにぴったり。

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・ポワソン 鮮魚のポワレ銀杏とオニオンのコンデュマン 
いさきのポワレ。そしてオニオンを煮詰めた甘いソースがかかっていて、お酒が進みます。それに加えて銀杏は季節感をとてもよく出しているだけでなく、サイドに添えられたハスイモとともに、その甘いソースの後口をさっぱりとさせてくれます。

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・ヴィヤンド 子羊背肉(オーストラリア)のロースと ラヴィッジのソース
 羊は臭みが全くなく、肉もとてもやわらかく、今まで食べたどんな子羊よりもおいしいとKAY1。香草の入ったラヴィッジのソースと、グレービーのような煮詰めたソースの2種類がかかっており、2種類の味わいがそれぞれ楽しめるのもまた贅沢ですね。

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・ヴィヤンド 黒毛和牛フィレ肉のステーキ 赤ワインソース
 鹿児島産の黒毛和牛はフォークをあてると、そのまま崩れるような柔らかさ。もちろん濃いめの味のソースもぴったり!

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・デセール  洋なしコンポート、赤ワインソース
 洋なしも秋というシーズンを意識したとのこと。

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・デセール 徳島産栗のクレームブリュレ
 秋を意識したもう一つは栗。栗をペーストにし、それをブリュレしたもの。香りはなんとも「和」のたたずまいなのに対して、味わいはしっかりと「洋」。この和洋の組み合わせが楽しいですね。

 どちらもコーヒーとともにいただきました。

・プティ・フール
 最後にカヌレのようなお菓子と、はぶたえもちのようなお菓子でフィニッシュです。

お店の持つすばらしい力に脱帽です。シェフの力量も素晴らしいし、奥様の対応、最後までお見事でした。

良い食事は食事そのものとサービスのマリアージュ、ご夫婦、本当に、文字通り良いマリアージュ(ワインの相性を意味しますが、フランス語で「結婚」の意味です)だなぁと感心です。本当に良い仕事をされています。今度大阪に来るときにもぜひおじゃましたいと思いました。

ああ、この日もまた素敵な夜でした!


キャランキャトル(44)
  ランク:AA
  電話:06-6228-4444
  住所:大阪府大阪市中央区北浜1-5-10
  時間:11:30~15:00
     17:30~23:00
  定休:日曜日
  値段:5、000円位~(ディナー)
  場所:京阪本線北浜駅より徒歩1分
  地図はこちら
  メニュー例:
  クレジットカード:可
  HP:
  その他:完全禁煙






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大阪から北へ…城崎に フルムーンパスの旅~12

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城崎駅の小さな駅舎にかかる独特の書体の看板。


4日目
新大阪(09:04)→城崎温泉(11:52) こうのとり3号 グリーン車
城崎温泉(14:35)→新大阪(17:26) こうのとり18号 グリーン車



今回の旅、フルムーンパスで新大阪を拠点に東西南北。「東」は海を越えて北海道に。「西」はこれまた海を越えて、さらに南下し鹿児島に。今日、4日目の旅は「北」です。まっすぐ日本海を目指し、城崎温泉です。

この日のスタートはゆっくり。9時4分発の「こうのとり3号」ですから、8時半に階下におりて弁当を買い乗り込むことにします。

8時にKAY1が「起きてぇ!」と声をかけますが、「あと5分」とKAY2。少々飲み過ぎたせいか眠いのです。5分後、「あと5分!」と、出発20分前にようやく起き出してくるKAY2です。それでもその時間に身繕いが終わってしまうのが男の身軽さですねぇ。

さて、ホテルの階下に降ります。いつもは目の前の新幹線の改札を通るのですが、今日は今回の旅で初めての在来線。通勤ラッシュの時間帯、ものすごい人の波をかきわけて、在来線の改札にたどり着き、ようやく中に入れました。

お弁当のお店は朝6時台から営業しているお店もありますし、この時間であれば、結構様々なお店を利用出来ます。昨夜、下見をしておいたおかげで、KAY1はタイ料理のお弁当屋さん「チャンロイ」でガッパオ弁当を買い求め、KAY2は和総菜のお店「和saiの国」で厚切りのカツサンドを。

飲み物はコンビニで…とセブンイレブンを覗くと長ぁい行列が。これはちょっと…とホームの自販機で買い求めることに。

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これが特急「こうのとり」です。


さて、始発駅ということで、9時4分発の「こうのとり3号」は10分前にはすでに扉をあけて待っています。グリーン車に入ってみますが、人っ子一人…いませんねぇ。ガラガラ。二人の完全貸し切り状態です。

3列の席で、シートも大きく立派。我々の乗る3号は287系というタイプだそうで、2011年に登場した比較的新しい車両です。車両の前方に「クモロハ286」という表示があります。「ロ」というのはグリーン車を意味します。普段グリーン車に乗ることがない我々にとってこの記号がとても新鮮に映ります。

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グリーンは三列。シートは大きめでゆったり。


発車し、淀川を渡り、ほどなく大阪駅に。ホームに行列ができています。え?この人たち、みんなこの列車を待っていた?

その通りでした。我々の貸し切り状態は新大阪から大阪まで。ここで、車内は結構な乗車率となります。6~7割くらいでしょうか?

今回の旅では、前半、福知山線を走ります。実は福知山線は本当に久しぶり。若い頃夜行の急行「だいせん」で大阪に行ったとき以来でしょうか。

それにしても、昨日までの新幹線三昧とはひと味もふた味もちがいます。

まず、客層の違い。新幹線は圧倒的にビジネスマンが多く、車内に軽い緊張感がみなぎっていました。が、「こうのとり」の車内は観光客が目立ちます。のんびりとしたムードが漂います。

列車もスピードは新幹線とくらべるとゆっくり。車窓の流れもゆったりとしており、KAY1が窓の外を指さして、あ、あれ!と叫び、KAY2が見て間に合います。写真を撮ることも!

なんというか、地に足が着いているというか、そんな旅の実感なのです。

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懐かしい山陰の風景~鉛色の空に。


阪急宝塚駅の立派なたたずまいを左の車窓に見ると、やがて、三田。電車の風景はやがて、紅葉の山並み。そして、谷川と、伯備線での山越えと同じ様な風景が見えてきます。植生も同じ感じなので、「あなたの故郷みたいね!」とKAY1。だって、近いもん!さらに途中の山越えで快晴の空が突然鉛色に。再び「あなたの故郷みたいね!」とKAY1。そりゃ、近いもの!そして、寂しげな山間の寒村を見ると、「あなたの故郷みたいね!」。だからぁ、近いしぃ、田舎なのっ!!!

「それにしてもおもしろいわね。高速でKAY2の実家に帰省するときも思うけど、本当に山を越えると、突然、空の色が鉛色になって、天気が悪くなるのよね。」

山陰というくらいなのだから、我々は日陰の民族。山陽とは180度違うのですよ。子供の頃、親戚が住む山陽側の街を訪れて、その太陽のまぶしさに、頭がクラクラしたもんねぇ。この人たち、絶対トクしている!我々山陰はソンしている!と思わずすねてしまったもの。あれからウン十年、すっかりと日向生活になれてしまっているけど、メンタリティはやっぱりいまだに日陰かもねぇ…。熊本生まれながら、福山育ちという、まさに日向の山陽で子供の頃を過ごしたKAY1の明るさと脳天気さを見て、シミジミ思うKAY2です。

福知山駅はかつて通っていたときは深夜に夜行で通過していたので、昼の様子を見たことがありません。意外と大きな街なのだなあ…とびっくり。この列車の同じホームの反対側には乗り換えに便利なように天橋立方面の特急が止まっています。

さて、お昼ごはん!

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これは満足!厚切りカツのサンド。


特急の車内でタイ料理のガッパオご飯が食べられるというのも時代の変化を感じさせるものですが、厚切りトンカツのサンド、この厚切りも、KAYSが子供の頃にはなかったような気がします。豪勢な厚切り、それにタルタルソースのような卵のソースがからまり、おいしさに感激します。車窓からの紅葉の眺めという素敵なおかずもあり、実に贅沢な食事となりました。

城崎が近づくにつれて暗い雲が見え始めます。「うわぁ、やっぱりKAY2のふるさとと一緒だぁ!」

さらに、路面を見ると雨が…。

ぬかった!

「弁当忘れても傘忘れるな」の生活信条を東京でも守り抜いているKAY2、この日に限って「降水確率20%」という気象庁を信じてしまい、持ってこなかったのです。

11時52分に到着。小じんまりした城崎温泉駅を降りると、雨、降っています。無情。晴れ男のKAY2の力も雨女KAY1の威力に負けました。

こうなると、動き回るのはふさわしくありません。さっさと温泉に入ってしまいましょう。城崎温泉には7つの温泉があり、1200円のパスを買えば、自由に出入りすることができます。

駅前の通りを歩いてみると、意外とおしゃれな若い人向けの店も多い事に気づきます。城崎というと、かなり古い町のイメージでしたが、旧来の温泉街からの脱却を試みているのかもしれません。

そして、偶然ですが、カニが解禁になって2週間。いまだにお客さんが多いのはちょうどそれもあるようです。あとでお風呂でお話をしてくださった方によると、カニ解禁の週はとんでもない込み具合になるそうです。で、彼女はその混雑が収まり始めた二週間後、つまり今くらいに毎年来るそうで、それがちょうどいいと話してくれていました。

さて、お風呂です。前述のように、城崎温泉は温泉宿のほかに7つの外湯と呼ばれる公衆浴場があります。そして、それを1日で全部回れるように「パス」を1200円で発行しています。KAYSの城崎温泉滞在は2時間半。入れたとしても2軒。無理する必要はないので、1軒だけでいいいや…と考えました。

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地蔵湯さんの建物は個性的です。


駅からもほど近い「地蔵湯」におじゃましてみました。

三階建ての立派な建物です。入り口で入湯券を求めます。1200円のパスにするかどうかを尋ねられますが、1回券と答え、1人600円を。万が一、もう1軒行くことになっても600円なら2軒でちょうど同じとふんだのですが…あとで気づきますが、7つの外湯、すべてが同額ではなかったのです。結果的にトクする機会を失ったのですが、その話は後ほど…。

故郷に温泉の多いKAY2にとっては、ひどく懐かしさを覚える公衆浴場の雰囲気です。建物は古いですが、清潔に保たれています。

休憩所で出てくる時間を決め、それぞれに脱衣所に向かいます。

男性の方は時間の平日の昼過ぎということで、なんと貸し切り状態。最初に男性が一人だけいましたが、早々に出ていってしまわれます。広い湯船に一人。むむむ。贅沢ですねぇ。

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待合室も綺麗に清掃が行き届いています。



そして、身体を洗って、湯船に身体をつけたとたん驚きます。

「熱い!」

普段、箱根や伊豆の温泉を利用していると、この温度はひどく熱く感じます。あわてて湯船を飛び出し、今度はゆっくり、ゆっくりと、身体を慣らすようにして沈めていきます。

温度は7つの外湯共通で、42度ということですが、もう少し高いのではないでしょうか?それとも外の寒さがそう感じさせるのか。皮膚を刺すような痛みを感じる熱さです。それでも、ゆっくりと慣らしていったおかげで、次第に長い時間温泉につかることができるようになりました。

大きな湯船に一人。

ああ、気持ちいい…。

この温泉は湯船が二つ。露天もなくシンプルな作りです。さすがに30分も入っていると、飽きてきました。ふむ。この分だともう1軒いけるなぁ…。

そのころ、KAY1は女湯で、近所の方とお話をしていました。KAY1、温泉にしてもプールにしても、水のあるところで、昔から、いろんな人に声をかけられる不思議な習性をもっています。この日もそうで、そばにいた女性がいろいろと親切に話しかけてくれるのです。

それによると平日午前中から昼までは地元の方がこの地蔵湯を使っているそうです。午後は観光客の方がほとんどなので、地元の人はこないとのこと。

ちなみに地元の人で一番人気があるのは「一の湯」だそうです。それにくらべると「地蔵湯」も良いのだけれど、ぬるいから…との説明にKAY1もびっくり!これでぬるいって、「一の湯」、どれだけ熱いのでしょう!?

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手前の建物から続くさとの湯さんの建物は巨大です。


さて、お湯からあがって、すぐに今度はもう1軒、時間の関係と雨のこともあるので、駅の横にある「さとの湯」さんに移動。

さて、600円…と用意していて、あれ?ここ800円。しまった!あのときパス買っておけばよかった!と後の祭りでした。

「さとの湯」、「地蔵湯」とは対照的です。足湯もあれば、露天もあり、サウナは数種類ある…まぁ、至れり尽くせりのお風呂。これなら、長時間楽しめます。さすがに、こちらはお客さんに地元の方は少ないようでした。駅もそばにあるので、もし城崎温泉で7つの外湯めぐりをするのであれば、ここを最後に持ってくれば電車の時間調整にちょうどいいでしょう。

ここでも女湯で話しかけられるKAY1、尼崎からやってきているという女性から、「アタシはこの露天が気持ちええから、いつも来る度に「さとの湯」を利用するねん…」とのこと。また、前述のカニ情報もこの女性が教えてくれたものでした。

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城崎といえばこの風景…ですね。


さて、駅を降りたときから感じたのですが、このエリアも本当に海外からのお客さんが多いのですね。観光案内所にも白人の方が英語で案内をしていらっしゃいました。お風呂で感じましたが、今時はほとんどの方がまず身体を洗ってから、湯船に。すっかりと日本のルールが浸透してきているのですね。関係者のみなさんのいままでの啓蒙の努力に感謝です。

湯上がりに休憩所で今夜の食事の相談をしたら、駅に向かいます。

駅の売店でビールとつまみでも…と見るのですが、小さな売店、残念ながらさほど品ぞろえがありません。KAY1が「通りにスーパーがあったよね!」と思い出します。そうだそうだ、あそこなら総菜も買えるぞ!ということでスーパー「ミニフレッシュ城崎店」に。覗いてみると、小さなスーパーながらお菓子などそこそこの品ぞろえがあります。お酒もありますし、もう少しお腹が空いていれば、陳列されているフライドチキンに手が伸びていたことでしょう。

帰りの「こうのとり18号」はすでにそこそこ乗客で埋まっています。来たときと同じタイプの車両で、号車、席番号ともに偶然往路と一緒です。

14時35分、城崎温泉発車。温泉帰りのお客さんでにぎやかな帰りとなります。

車窓には「山陰コンクリート」という看板が見えます。兵庫県の会社です。そうなんです。現在では山陰といえば、島根と鳥取両県を指すことが多いですが、広義の山陰は兵庫県と京都府の北部も含むのです。故郷との近さをあらためて感じます。

温泉に2つもつかり、身体が水分を渇望しています。買ってきたビールを飲んだらあっという間に睡眠という極楽に…。現実社会に舞い戻ったのは篠山口でした。そして、いままでの雨模様がウソのよう三田では夕暮れが…。

出発時は朝日の中の淀川でしたが、今はくれたあとの淀川を渡り、17時:26分、新大阪駅に。旅の出発地に戻ってきました。

ところで、今回の旅で実感していますが、座席に電源コンセントがあるのはありがたいですねぇ!本当に手持ちのカメラや、iPhone、iPad miniなどなど、あっという間に電池残量が減っていきます。それを心配することなく過ごせるのですから。

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座席の腕置きの前にあるコンセント。






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大阪の夜再び フルムーンパスの旅~11

あけましておめでとうございます!

2017年、皆さんにとって、素敵な旅になりますように。

今年も「へんてこ」な二人、KAYSをよろしくお願いします。

では、これまた「へんてこ」なフルムーンパスの旅、続けます…。


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ん?ヴェルサイユ宮殿って、お菓子屋さん?
いや、よぉく店名を見てみると…。


鹿児島までの往復を済ませた我々。「食の大阪」、二日目の夜はどこで食べましょう?

外に出る前、とりあえず駅の中を散策してみます。徐々にお店が増えている新大阪。駅ナカも充実しています。在来線の駅ナカには弁当コーナー、飲食店も次々に出来ています。

そんなコーナーを覗いていたら…。あれ?お菓子屋さん?可愛らしいコミック調の女性が壁に描かれたコーナーが。「ヴェルサイユ宮殿」ってまたベタなネーミングやなぁ…と陳列棚を覗くと様子が変です。

へ?おでん?ちくわ?

なになに?

あらためて壁の店名、見ると下に「by カネテツ」とあります。我々の世代では「中島らも」さんのイラストの広告でお馴染みの練り製品の会社です。で、よぉく目を皿にしてお店の名前を見ると、「ルサイユ宮殿」。ありゃりゃ、やられた~~~~。

おっちゃんの負けや…。

くぅ~、これだから大阪、恐るべし。

全身脱力感につつまれつつ、さらに歩き続けます。

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こんなお店にも惹かれますねぇ。


さて、夕食、何にしましょう。

昨夜は「だるま」で串カツを食べ、「赤白(コウハク)」でおでんを食べ、へべれけになりながら、新大阪駅周辺を散歩。西中島南方のあたりでお客さんであふれかえる台湾料理のお店を見つけていました。これほどお客さんが入っているのなら、相当おいしいのだろうな…と、どうしても気になったKAY1です。

一応、「今日もまただるまと赤白でもええよ」と関西チックなイントネーションで話すKAY2ですが、お店はどちらも行列。そこで、台湾料理のお店に電話をしてみます。今日はお客さんは少ないそうで、席はあるようです。「行こう!」とKAY1。従うKAY2です。

それにしても、西中島南方、歩いていると、客引きの女性達の多い事多い事。ここは歌舞伎町?と、びっくりしてしまいます。KAY2が一人で歩いていたら大変なことになっていたことでしょう。新大阪からこの辺りにかけてはIT関係の会社が多いという風に聞いていたので、てっきりビジネス街かと思ったのですが、ちょっと歩く場所がズレたのか、それとも夜になると様変わりするのか…。

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定番の酢豚…


さて、目指すお店は…、「一路發(イロハ)」。今日は空いていました。昨日の様子がウソのよう。我々のほかにはお客さんは2グループ。いずれも、日本人ですが、お店を仕切る男性との会話に中国語が。それもえらく流ちょう。しばらく聞き耳をたててわかりましたが、お一人は台湾への旅行を企画される旅行会社の方。もう一つのグループは台湾との商売をなさる商社の方のようです。なるほど、仕事で台湾によく行っている台湾通の方が通う店なのですね。これは本格派です!

実際、メニューでのオススメは我々がよく目にする中華料理よりも、屋台料理の方がこのお店の特徴が出ていると、店員さんが話して下さいます。

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この「台湾そうめん」が最高!
屋台料理が人気のお店なんです。


そうアドバイスを受けても長年の食習慣は変わらないもの。我々の定番の「ピータン」、「酢豚」、「鶏肉とカシューナッツ炒め」などを頼み、うん、そこそこ外さない味だね…なんと言っていたのですが、最後にオネーサンの強いオススメにしたがって、KAY1が頼んだ「台湾そうめん」は中にホルモンと牡蠣が入った独特のもの。この組合わせが屋台ならでは!そしてお味は「秀逸」。

ああ、そう言うことだったんですね!このお店では最初から屋台メニューを頼むべきでした。

ふと周りを見渡してみると、皆さん、そう。

次回はきっと!と燃えるKAYSです。

笑顔を絶やさないお店を仕切るオジサマは表の看板に肖像画(イラストと言うよりは本格的な絵なので…)が描かれている店主、陳さんの息子さん。なるほど、目元が似ていますねぇ。「男前のDNAを受け継ぎまして…」と、ご本人。冗談なのか本気なのか…。(笑)

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これ、お店の看板。右側にお父様のイラストが…。


「♪腹も膨れたしぃ…。」と、ナニワの昭和歌謡女王、大西ユカリセンセの歌の一節を口ずさみながら新大阪駅に向かって歩きます。この日はよほどおなかがイッパイだったのか、いつものコースである、つまみとワインの買い物も、めずらしく「さきいか」などを買ってしまいます。昨日のマックとエライ違いや…。

その後、深夜0時頃、爆睡です。






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目的はむじゃきにかつ寿 フルムーンパスの旅~10

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これが鹿児島中央駅


3日目
新大阪(08:04)→鹿児島中央(12:13) さくら547号 グリーン車
鹿児島中央(14:34)→新大阪(18:42) さくら560号 グリーン車


フルムーンパスの旅、昨日は新函館北斗から新大阪に移動。そして、本日3日目は新大阪から鹿児島中央に移動し、ようやく到着しました。

改札を出ます。実は帰りの新幹線までわずか2時間ほどの滞在時間です。

事前リサーチで、鹿児島では昼食とデザートを食べて大阪に戻るというこれまた「酔狂」な内容。真剣に旅行される方からは怒られそうな内容です。昼食は鹿児島ラーメンか鹿児島の黒豚を使ったトンカツのどちらにするか迷いますが、当日、朝食抜きだったことから、おなかが空いており、トンカツに…ということで、これまた駅直結のビル、「アミュプラザ」の地下にある「かつ寿」さんにおじゃまします。12時過ぎでしたが、幸い並ぶことなく入れました。通路には沢山の椅子が並べられていたので、おそらく休日は相当人が並ぶのでしょう。もっとも我々が入った直後に行列ができていたので、我々がたまたまラッキーだったのかもしれません。

店内は大きなコの字型のカウンターが目をひきます。その一番端に座ります。可愛らしい女性の店員さんがお茶を注いでくれます。

それぞれに黒豚のロースとヒレを頼みます。いつもは味噌汁とご飯のおかわりが自由だそうですが、本日はキャベツもおかわり自由。まず最初に出されたキャベツにダイダイの和風ドレッシングをかけていただきます。

お味噌汁は白味噌。KAY1は「久しぶりに白味噌のお味噌汁をいただいたわぁ!」とうれしそう。

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豚の脂の甘さ!そして柔らかさ。
さすが鹿児島の黒豚。


ややあって登場したトンカツ。見た目はやや濃い色に揚がっています。そして、切られた断面を見ると、ヒレの方は中心部がピンク色。ミディアムレアのような揚がり具合です。お肉に自信があるのでしょう。

口にいれてみると…ほぉ!これはやわらかい!そして肉のうまみが口の中に広がります。

ロースの方は脂身が口の中で甘く溶け出します。これもおいしい!

トンカツのソースは「あまくち」と「からくち」の二種類がありますが、KAY2は「あまくち」の方が好みでした。

そしてお店のカウンターには大根を薄く切った千枚漬けのようなものが取り放題で置かれていますが、これ、トンカツの油を見事に中和してくれ、抜群の相性なのです。KAYSはカツのおいしさもさることながら、これにハマりました。

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お店の外観です。


さて、それとなくお店の中を見渡してみるのですが、お客さんは観光客もいますが、圧倒的に地元の方が多いようです。そして、みなさんおしなべて顔立ちが濃い!さすが九州だと感心します。

3,000円ちょっとのお会計をカードですませます。今日は偉いぞ!昼間からお酒を飲まなかった!!そんなん自慢しても誰もほめてくれませんよねぇ…。

さぁ、今度はデザートだいっ!

「かつ寿」さんの数十メートル先に、我々が食べたかったデザートが。それは「白くま」!

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むじゃきという不思議な名前。


我が家では定番のアイスクリーム。よくコンビニで買って食べるのは以前、このブログでも紹介しました(こちら)。でも、本来はかき氷。そして、中でも有名なお店は鹿児島市内にある「むじゃき」というお店のもの。諸説あるようですが、こちらも元祖を名乗っているようです。これはぜひ本場を食べてみたいじゃないですか!そのお店の系列店がそこにあるのです。ちなみに「むじゃき」さんでの表記は「白くま」ではなく「白熊」。

というわけで、食後、一端休憩をはさんでお店に。

お店にはいると、昼下がり、お客さんはまばらです。地元の女性一人客とおぼしき方は焼きそばを召し上がっていらっしゃいます。そう、「むじゃき」って、実はお好み焼きや焼きそばなどを提供するお店なんですね。

そして、出張中のビジネスマン風の男性は白熊を!

スモールサイズにしてはやや大ぶりなかき氷ではありますが、一人でいけないことはない!ということで、スモールサイズを注文。KAY1は王道の「白熊」。KAY2は「ストロベリー白熊」です。

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これが鹿児島名物、白熊。


しばらくして出てきた白熊。なぁるほど。上から見れば確かに。目と口があって…。そして、一口味わうと…。

おおおおお!この、かき氷のやわらかいふわふわ感!こりゃ、未体験ゾーンに全身をどぷりと浸した感じです。これ、いいなぁ!そして、人気の秘密である練乳ミルクの味わいもまた魅力。

これを体験したいがためにわざわざ新幹線で鹿児島に来たようなもの。KAYSは二人とも念願かなって幸せをかみしめます。思わず無言で中年の二人がかき氷をすすっているの図…。さまになりませんねぇ…。でもいのです。二人が幸せならば。

その後、駅の外に出て、しばらく市内を散策し、再び駅に戻ってきます。2時間ちょっとの滞在。胃袋は大満足。こんな旅でいいのでしょうか?鹿児島県民のみなさん、すみません。真剣に観光名所を紹介せずに…。

さて、買うつもりはなくともおみやげやさんは散策しないと…。はらごなしもあるし…といいながら、試食コーナーでしっかりとまたおなかを満たし始めるKAY1です。(笑)考えてみると、黒豚も有名ですが、さつまあげも…。焼酎のつまみに事欠かない鹿児島です。

それにしても、駅構内のおみやげどころ。かなりの数のお店がはいっており、働いている店員さんの数も多いですが、実はみなさん、美女ぞろいなのです。こんなに大勢の美しい人が働いている場所って、KAY2は今までの長い人生で見たことがありません。もう、KAY2はキョロキョロ、キョロキョロ&キョロキョロ。買うつもりないのに店員さんに話しかけたり…鹿児島は美人の産地なのでしょうか?

「熊本もよっ!」とお隣、熊本県出身のKAY1が睨んでいます。おお、コワイ。

さて、先ほど到着時に見た弁当角ウチのコーナーに後ろ髪をひかれつつ、ホームへ急ぐKAYSでした。14:34の発車10分前にはふたたび、グリーン車の人となり、午睡、読書、そしてガラポンTVで録画した「逃げるは恥だが、役に立つ」を楽しみながら、新大阪へと向かいます。途中徳山で、工場越しに瀬戸内海に沈む夕日がきれいでした!そして18:42、新大阪到着。

さて、フルムーンパスの旅、まだまだ続きます。乞うご期待。

そして、2016年は明日1日で終わります。どうぞみなさん、よい新年をお迎えください!


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やっぱり気になるホーム階段を下りた先の「PATIO鹿児島」






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一路、九州へ酔狂な旅 フルムーンパスの旅~09


新大阪駅の一番端にあるホームからの出発です。


3日目
新大阪(08:04)→鹿児島中央(12:13) さくら547号 グリーン車
鹿児島中央(14:34)→新大阪(18:42) さくら560号 グリーン車



快晴の空に恵まれます。相変わらず晴れ男のKAY2です。何せホテルが駅直結なので、ぎりぎりまで眠っています。そして、列車出発の15分前に部屋を出ます。

駅のエスカレーター、関西方式である右側に立つのにまだ慣れず、つい左で立ち止まりそうになります。

九州新幹線、ホームは一番端にある20番線ホームの出発です。すでにドアは開いており、乗り込みます。

もしかして、車内販売がないかも…、との根拠のないKAY2の言葉に「え?それ最初に言って欲しい!」と不機嫌そうなKAY1です。が、もちろん、乗り込むと目の前に車内販売員さんが立っています。車内販売は2名はいらっしゃるようでした。

車両はJR西日本のもの。グリーン車がついているのはJR西日本車輌のみです。グリーンの旅に「こだわる」と水戸岡鋭治さんデザインのJR九州車両には出会えないのが残念です。

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グリーン車のシート!


08:04出発。山陽新幹線はトンネル区間が多く、眺めがあまり楽しめないので、読書となります。この日も、iPadに入れておいた今まで読めなかった本を読み続けます。

やがて昨日の青函トンネルについで、3日連続の海底トンネル体験。今度は関門トンネルです。昔は海の底を走るなんて…と思い、ドキドキしながら乗っていたものですが、53キロ以上にも及ぶ青函トンネルを経験すると、3.6キロは本当にあっという間!できた当時は最先端の技術で不可能を可能にしたトンネルなのですが、ここでも時代を感じます。

さて、博多を過ぎるといよいよ九州新幹線。まずなんといっても、揺れが少ない!北海道新幹線で感じた事がここでも。比較的新しい路線っていいですねぇ

ただ、眺めは…。トンネルと高いコンクリート壁のオンパレード。これは残念です。特に今日のように空は快晴、そして、海もときおり、透き通ったような青い海が見え隠れするだけに残念。

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遠くに雄大な雲仙普賢岳が…。


九州出身のKAY1は時折車窓に現れる山と平原の眺めを見て、「ああ、九州の眺め!」と喜んでいます。何気ない風景ですが、おそらく植生などの違いから、懐かしさを感じるのでしょう。

それにしても、博多を出ると、すぐに新鳥栖。久留米と立て続けに停車します。新幹線だと本当に駅間が短くあっという間。まるで通勤電車のようです。

そして熊本に到着です。車窓に広がるのはのどかなはずの住宅街ですが、地震の爪痕が残っており、まだブルーシートを屋根に敷いて、不自由な生活を強いられている方が多くいらっいます。一日も早く、皆さんが元の生活に戻られるよう心の中で祈ります。新幹線も地震の影響で、速度を落として運転しています。

遠くに雲仙普賢岳が見えています。

車内販売でコーヒーを買いますが、その際、パーサーさんに写真を撮ってもらいます。素敵な笑顔の方でした。紙コップのツバメのマークが印象的です。

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紙コップにもキャンディーにも
レトロで懐かしいツバメマークが。


その後、八代海が見え隠れし、出水を通過。

12:13に鹿児島中央駅に到着です。4時間ちょっとの旅で、ついに新幹線の南端に到着したことになります。駅ではカメラの自撮棒をとりつけて、KAY1といっしょに列車の先端部へと急ぎます。そしてそれを見ていたパーサーさん、なんと駆け寄ってきてくださいます。「写真、お撮りしますよ!」なんと親切な!沢山お礼を言ってお別れしました。ここでも「よい旅を!」と挨拶してもらえました。

それにしても、暖かい!

何と気温が22度。昨日の函館の朝の気温が3度でしたから20度近い温度差があるのです。

ホームをの階段を降りると、そこには「PATIO鹿児島」と表示された一角、弁当屋さんと蕎麦屋さんがあるのですが、その背後の壁には無数の焼酎が…。そして、それぞれ520円などと値札が…。これ、実は角ウチもしているようなのです!なぁるほど!酒飲みにはコタエられない仕組みですねぇ。弁当をアテに焼酎!?

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気になる右側の「立呑み」の文字…。


今日は昼間は飲まない!と決めているので、がまんがまん…。それにしても、鹿児島の人って、ホントにお酒好きなんですねぇ…。

そして、この日、わざわざ日帰りまでして、鹿児島に来た目的は…。

次回に続く。乞うご期待!






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函館~大阪まで一気に! フルムーンパスの旅~08




2日目
新函館北斗→(09:31) 東京(14:04) はやぶさ16号 グリーン車
東京(14:33)→新大阪(17:26) ひかり517号 グリーン車



フルムーンパスの旅、2日目となる函館です。

夜中、ものすごい音で目が覚めます。雷です。おそらく、つい近所に落ちたのでしょう。しかし、東京あたりで聞く雷の音と違い、音が反響せずに、拡散していくためか、とても乾いた音がします。しかも、その音の大きさたるや、思わず地球の終わりかと錯覚して飛び起きました。

が、アルコールの力は偉大です。それにもかかわらず再び爆睡。次に目が覚めたのは午前7時ごろでした。KAY1は先に一足先に起きてお風呂に向かいます。中国の方お二人が先客。「おはようございます!」と挨拶するとあちらも何やら中国語で返してくれたそうで、短い国際交流を楽しみます。

食事はビュッフェスタイル。広大な体育館のようなホールですが、窓の外には駒ヶ岳。幸い、夜に降った雨も止み、頂上こそ望めませんが、その雄大な山体は眺めることができました。

また、入口にはコーヒーマシンが置いてあり、紙コップに入れて、お部屋に持ち帰ることもできます。我々のような珈琲飲みにはとても良いサービスですね!


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お部屋からの眺めはまさに北海道の大自然!


部屋に帰り、荷造り。そして、起き出してきたKAY2が食事。そして、二人でフロントに向かい精算します。

ホテルの前にやってきた新函館北斗に向かう大沼交通のバス、今回は完全貸し切りでした。

駅に到着したら、まず弁当確保。今日はグランクラスではなくグリーン車です。本来のフルムーンパスの利用法。ですから、自分たちで食事を確保する必要があります。向かったのは昨日「あたり」をつけておいた「BENTO CAFE 41°GARDEN」です。平熱36.4°のKAY2にはちょっと熱すぎるサービスですが(シツコイ?(笑))、豚丼、ウニ&イクラ丼、それにサラダのセットを一つの箱に入れてもらいます。笑顔のないスタッフさんですが、こちらからボケをかまながら話しかけると、やがて素敵な笑顔に。こちらもプリンスホテル仕様(!)のようです。(^^;)

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これが新幹線

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そして、これが掃除機


駅の構内を掃除しているおばちゃん、床を磨く大きな機械にも北海道新幹線の配色が…。おもわずカメラを向けると、大サービスで、身体が写らないようにと、後ずさり。「あ、ありがとうございます!」と思わずこちらでもお話ししてしまいます。

ホームのサッポロ寄りから先を眺めると、線路が途中でとぎれて行き止まり。この先を旅するときはいつになるのかなぁ…などと感慨に耽ります。

列車は始発ということで、09:31発車の20分前には乗り込めます。東京の時のような、出発時のあわただしさがないのはありがたいですね。昨日は大枚はたいてのグランクラスでしたが、今日はグリーン車。さすがにファーストクラスのような座席ではありませんが、それでも、足はシッカリと伸ばせて、十分な空間です。自由にグリーンが使えるフルムーンパスのありがたさです。

まずは読書。しばらく読みたくても仕事が忙しくてつんどくになっていた本を旅行前、一気に自炊して電子書籍化したので、iPad miniで読み始めます。食堂のおばちゃんで有名な山口恵似子さんの「おばちゃん街道」は傑作。なんだか元気が出てくる本です。

読み終えたところで、本日も昼前からお酒。車内販売で「とれたてホップ」と、モンデの白ワインを購入。このワイン、こちらはカップもついており便利ですねぇ。甲州のきりっとしたワインです。そして、先ほど買い込んだ弁当の登場!

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お弁当、美味しかった!


これがね…、すごくおいしいのです!

ポテトサラダが大人の味付けでお酒が進みますねぇ。そして、贅沢なイクラとウニの寿司ですが、ゆずの香りが高く、これまたおいしい!

これ、今後も新函館北斗を利用するのであれば「リピあり」ですね!こうして、気に入った弁当を食べていれば案外、食事が決まっているグランクラスよりも、むしろグリーン車や普通車の方が楽しいかもしれません。そう、食事を選べる楽しさも旅行においては大きいのです。

それと、一つ気づいたのですが、車内販売でビールを買い求める際のポイント。北海道新幹線直通の東北新幹線、時間あたりの本数が少ないこともあり、結構な混雑です。車内販売の需要も高いのでしょう、いったん、10号車のベースを出たら1号車まで行き、再びグリーン車に戻ってくるまでに相当な時間がかかります。するとビールなどは冷えが悪くなってきます。したがって、ビールを買い求めるのは、まずベースを出た直後にした方が良いようです。

あと、盛岡で連結のために停車時間が結構あります。その時にホームの売店で買い求めるというのも。売店、ホームに数カ所にあるので、便利です。もちろん、グリーン車のすぐそばにも。

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車窓からの眺めは飽きることがありません…。


車窓は紅葉の山並みが広がります。気づくともうすでに東北を通り抜け、関東に。

そして地下トンネルに入り、上野、東京終点と、4時間半にわたる旅の前半は今回もあっという間です。14:04到着。いったん改札を出ます。フルムーンパス、必ず有人の改札を出なければならないのだけは面倒です。時間に余裕をもって行動するようにしましょうね。

グランスタでさらにお酒のつまみを…。今度は「鳥麻」で高級な地鶏を3本買い求めます。これだけでさきほどの弁当に匹敵するお値段ですから、これまた超贅沢なおつまみ。そして、お酒は、先日場所を移動した「長谷川酒店」で、缶のスパークリングとハーフのピノノワール。これで次の車内飲み会も完璧です!

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このところ「のぞみ」ばかりで、
「ひかり」に乗るのは久し振り!


東海道新幹線は「のぞみ号」が使えないというルールがありますから、「ひかり号」です。新大阪までのひかり、本数が少ないので、時間や行動がやや制限されます。さらに、停車駅が多く、時間もかかります。それでもまぁ、何と言ってもグリーン車利用ですから。より長い時間乗っていたいという我々にとっては好都合。ちなみに、名古屋から先はすべての駅に止まります。

14:33発車。北海道、東北新幹線に比べると、随分と振動を感じます。さすがに半世紀以上もたつ路線ですから。歴史ですね…。

そして乗り込むと、安心感が。帰省にもよく使う東海道新幹線はホームグランドという雰囲気です。やっぱりそれにくらべると東北、北海道新幹線はKAYSにとってはまだまだアウェー感がありました。

再び読書&お酒ざんまい。空も暗くなり始めます。

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超高級な焼き鳥と安いスパークリングのマリアージュ。


新大阪駅には17:26到着です。ホームからエスカレーターで降りるお客さんの列。右側に立って並んでいる姿を見て、大阪に来たなぁ…と実感します。

ところで新幹線、通路を挟んだ隣は、中年のカップルでした。スラリとした長身できりっとした顔立ちの美人女性と、竹中直人風の男性。男性は英語の論文を読み込んだりしています。会話は少な目。長年つれそった夫婦なのかなぁ…と思っていたのですが、なんと、京都に到着すると、わざわざ二人で車両の別方向の出口から降りていきます。ふーむ、不倫カップル?そういえば、東京から京都の移動で「のぞみ」ではなく、あえて「ひかり」というのもアヤシイかも。学会かなにかで、京都に行き、そこに不倫の相手を連れていった。で、当然、京都では仲間などもいる可能性があるので、あえて、分かれて出て行った…と、こんな筋書きが浮かんできます。KAYSの二人はあーでもない、こーでもないと、どんどんストーリーを膨らませていきます。人を見るだけでも、色々なドラマが想像できて楽しいですよね。だから、旅行はやめられないのです。

さて、今回、宿に選んだのは新大阪駅直結の「レム新大阪」です。駅の改札を出てすぐ。雨に濡れずに駅と行き来できる直結の便利な宿で、我々の昨年の大阪旅行でも利用しました。人気があるらしく、今回、数ヶ月前の予約でしたがその時点ですでに金曜日だけは満室。旅行が決まったら、早めの予約が必要です。

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ホテルの外観です。新大阪駅直結!


コンパクトな機能的なデザインのお部屋は好き嫌いが分かれると思いますが、我々にとっては居心地がよくて、好みのホテルです。

荷解きをしたらすぐにまたエレベーターで駅に向かいます。実は、KAYSが大阪に来たときにはまず儀式のようにはしごするお店が、新大阪駅構内にあるのです。それは「だるま」と「赤白(コウハク)」。いずれも、過去の記事(こちら)をごらんの方はおなじみでしょう。串カツ「だるま」は新世界の人気店。それが数年前に新大阪の改札内にできて人気。さらに、昨年、新大阪駅の飲食街にももう1店舗進出したのです。ここでビールと串カツはマスト。そして、「赤白」はワインの立ち飲み屋さん。グラスワインが豊富な種類あり、しかも、立ち飲みとはいうにはもったいない料理も出てきます。梅田のホワイティのお店ですが、こちらにも昨年開店。店舗の数も次第に増えてきているようです。

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そして、いつもの「だるま」に…。(笑)


「だるま」でビールを2杯とアツアツの串カツをはふはふ…。そして、「赤白」でワインを3杯と洋風おでんをいただき、さらにマックでチーズバーガーとナゲットをお持ち帰りでホテルに…。気がついたら、再び撃沈でした。あぁ、毎日同じ終わり方だ…。(笑)









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来たぞ、北海道! フルムーンパスの旅~07

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こちらが現在の終点、新函館北斗駅です。


フルムーンパスの旅、1日目の続きです。

酔っぱらって爆睡しているあいだにあっけなく着いてしまった新函館北斗です。

宿泊する予定のプリンスホテル、ウェルカムカウンターが駅構内にあります。そして、そこでバスのチケットが購入できますから、あらかじめ買っておき、ゆっくりと駅の構内を散歩します。

明日の上りの新幹線はさすがにグランクラスではないので、食事は車内販売か、事前に駅で弁当を購入することになります。そこで下調べとして弁当を物色。新函館北斗の駅構内、残念ながら弁当売場が充実していないという評価がネットなどでは多いようです。改札内外に2カ所のKIOSKがあり、そこの小さな1画に弁当が。確かに幅広いセレクションというわけにはいきませんし、人が集中すれば、すぐに売り切れそうです。

が、実はもう1カ所、おしゃれな弁当屋さんが構内2階に。「BENTO CAFE 41° GARDEN」というお店です。カフェスタイルで、店内で食べることもできますし、持ち帰りも。ここ、非常におしゃれなお店で、お弁当も、少々割高ながら、小さなポーションを2~3個組み合わせる、斬新なスタイルとなっています。ウニ弁をちょっと、それにロースとビーフ丼をちょっと、さらにサラダをちょっとという具合に選んでいきます。これはオツマミにも最適ですねぇ!41°というのは体温にしては熱すぎないか…と、ボケたつっこみをしてしまうKAY2です。「本当ねぇ」とKAY1。むろん正解は函館の緯度から来ています。北緯41度46分。

駅の外に出てみます。駅前の温度計は12度。数日前には雪が北海道で広範囲に降ったのですが、今日は東京と変わりない温度で安心します。

やがて大沼交通のバスがやってきて乗り込みます。ほとんど貸し切り状態のハイデッカー車。一番前の席に座り観光気分です。惜しむらくはガラス窓がなぜか、網の目のようなシート張りになっており、景色がさほど楽しめなくなっていること。これは防寒のためでしょうか?せっかくなのに、残念です。それでもその網目越しに大沼を見ることができました。そして先のとがった火山も。「おお、羊蹄山だねぇ」と思わず口にしたKAY2に「そんなわけないでしょ。あれは駒ヶ岳」と冷静なKAY1です。

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ホテルの部屋からも駒ヶ岳が。


20分ほどで大沼プリンスホテルに到着。数年前にリニューアルしたとかで、とてもきれいな内装です。プリンス独特の雰囲気で、スタッフのみなさん、笑顔が「ない」のが特徴的&印象的。労働環境が厳しいのでしょう。でも、みなさん、こちらから話しかけると素敵な笑顔になるのです。これ、全国のプリンス共通の特徴。ですから、プリンスホテルを利用するときは最初にこちらから積極的に話しかけると滞在が楽しくなります。みなさんもぜひ!

お部屋もきれいで清潔。そして、窓に広がる羊蹄山、じゃなかった、駒ヶ岳の雄大さに息をのみます。荷物を整理してすぐ外に。ホテルの周辺を散策。白樺林を見て、北海道を感じます。

館内の売店にはアルコール類も置いてありますし、電子レンジも。重宝する方もいらっしゃるでしょう。

夕食の予約をしておき、お風呂に…。お風呂は自然の池を利用して、外の露天風呂はその池に直接面する形となっています。KAY2が入った時は貸し切り状態。湯船に使って澄んだ空気を吸い込みます。深呼吸をすると気持ちイイ~~~!

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貸し切り状態の露天風呂。
池の向こうには駒ヶ岳。湯気で景色がかすみます…。


透明な温泉はKAY2の故郷、有福温泉と同じタイプのアルカリ温泉でしょうか?肌にも優しい、いわゆる美人湯のようです。

サウナなどの施設はありませんが、そのぶん、直球勝負。湯船に使ってゆったりと。ああ幸せですねぇ…。

部屋に戻り一休みしたら、いよいよ食事です。今日はKAY1の誕生日。そして、KAY2母からはお祝いにと金一封をもらっています。ありがとう、お母さん!ということで、それを軍資金にホテルのメインダイニングでコース料理をいただくことになりました。

しかも、実は、このホテルのワインリストを事前にHPで見ていたのですが、シャンパンがオトクなのです。一つは「ルイ・ロデレール・ブリュット・プルミエ」、酒屋さんでの販売価格は通常6,800円となります。すると普通にホテルのレストランで頼むと、通常3倍くらいになりますから、1本2万円前後になります。とても我々が飲めるものではありません。

が、このレストランでは1本9,800円で提供しているのです。そう半額!さらにいえば、北海道のセイコーマートが独自輸入している格安シャンパーニュである「モントーブレ・ブリュット」も提供。ただしこちらは店舗での販売価格は2,350円という激安!それがこちらのレストランでは8,500円。うーん、こっちは3倍以上の値付けだ…。それなら1,300円の差で通称「ルイロデ」が飲めるのなら、そっちが絶対オトク!というわけです。

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本当に久し振りにこれが飲める~!


コースは「シェフセレクト膳」という5,500円のものにしました。

最初に我々のテーブルについてくれた若い男性はまだ、新人さんなのか、気の毒になるほど緊張されており、シャンパンのコトもあまりよく分かっていない様子。途中で、別の方に代わったら、おそらくワイン好きなのでしょう…語る語る!ワイン好きは全国共通、本当に雄弁です。うれしくなって、こちらも一緒になって語る語る…(笑)。

まず、一の膳として「秋刀魚の燻製カルパッチョ仕立て グリーンマスタードソース」、「海の幸お造り(イカソーメン造りと増毛産甘海老の盛り合わせ)」が出てきます。サンマのソース、美味しい!さすが、外していませんねぇ。燻製のさんまの香りも高く、秋の味覚が味わえます。

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秋の味覚、サンマ!


そして、二の膳では「蝦夷アワビの昆布醤油バター焼き」、「牛ロースのポアレ 和風オニオンソース」。さすがに我が田舎の大ぶりの鮑とはにつかぬかわいらしさですが、身は締まっており、噛めば噛むほどうまみが口に広がります。牛ロースも可愛い大きさ!

その後、「ヅケマグロとイクラのこぼれ寿司」に椀、そして、デザート。

料理は決して分量は多くありません。若い頃の我々なら、このあとラーメン!と叫んでいたでしょう。が、年相応。この分量で十分…となります。

ルイ・ロデレール本当においしかった!

グラスワインも追加して、この日再びしこたま酔っぱらったKAYS、帰る途中の売店でついついポテトチップス二袋とビールを買い込み、部屋にもどって宴会。空を見上げると、雲の合間にスーパームーンがしっかりと見えます。

21時過ぎに撃沈したようで記憶がありません。いつものことですね!(笑)

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この日はスーパームーンでした…。






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グランクラスに乗車! フルムーンパスの旅~06


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このロゴです!


ご注意:
今回の記事、グランクラスについては、フルムーンパスでの利用は対象外です。従って、グランクラスの料金だけでなく、特急料金も必要となります。さらにグランクラスはJRの会社を2社にまたがるとその分、別々に料金が発生します。従って、非常に割高になります。その点、皆さんもご注意下さいネ。(JR、分割しない方が良かったのに…と、こういう時に思います)



グランクラス、以前1度だけ乗ったことがあります。でもそのときは仙台から東京まで、ごく短時間だったので「もっと乗っていたい!新幹線が函館までのびたら絶対!」と思っていましたから、今回はその念願がかなうことになります。(車内の詳しい様子は数年前に書いたこちらの記事をお読み下さい)

ホームに上がると、20番線にはすでに新幹線「はやぶさ」が到着し、折り返しの清掃中です。

自由席の前には長蛇の列が出来ていますが、グランクラスの前は人もまばら。列を作るでもなく、みなさん所在なげに立っていらっしゃいます。ただ、特徴的なのは、巨漢の会社社長という雰囲気の人や、マネージャーがあれこれと世話をしている芸能人さんとか、普通ではないお客さんが多い事。これは独特の雰囲気ですね。その中にフツーの人である我々は違和感を感じ、萎縮してしまいます。まぁ、一生に何度もあることではにし…、と自分を納得させます。

折り返しで忙しい新幹線ダイヤ。ドアが開き、乗り込むと発車まで3分ほど。荷物を棚に上げたりしていると、すぐに発車です。旅の期待に胸躍らせて、発車の瞬間を楽しむ余裕もなく、気づくと動いている車窓に、「あ、もう出発している!」あわてて、腰を下ろします。新幹線、揺れないので、ホント発車に気づきません。でも、この出発の慌ただしさだけは、掃除のスタッフの皆さんのミラクルな頑張りがあっても、構造上解決できないので残念ですね。


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飛行機の上級クラスの椅子のようですよね!


10時20分、定刻の発車です。

ふと後ろを見ると、例のマネージャーさんつきの年輩の女性タレントさんとおぼしき方。もの凄くビッグな雰囲気です。自分自身は座ったままで、無言のままで、男性に靴を脱がせてもらったり、DVDプレーヤーをセットしてもらったり。本当にもの凄いお世話ぶりです。終始無言と思いきや、時折、男性を厳しく叱る言葉が…。珍しい光景を見せてもらいました。

その方、なぜか出発時から、すでにグランクラスでサービスされる和軽食を食べ始めています。我々はこれから食事の案内があるのですが…。どんな有名人なんだろうと興味津々。疎いKAY2はまったくわかりませんでしたが、その後彼女の鞄の中身がちらっと見え、3~4冊のドラマ台本と思われるものが入っていました。あ、名前が見えちゃった!なんと、あの有名なタレントさんでした。メガネを外せば確かにあの顔だ!この方の所属する芸能プロダクション、上下関係が厳しいことで知られています。そして彼女はそのトップクラスの存在。だからここまでマネージャーさんは文字通り「奴隷」のような働き方をする…。これが日常なんですね。


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飲み放題のビール。
グラスにもしかりとグランクラスのロゴ。


いずれにしても、彼女の食べている姿を見ていると、おなかが空いてきました。残念なことに我々の座席は後ろより。アテンダントさんは前から順々にお客さんにリクエストを丁寧に聞いていきますから、我々のところに来るのは相当先になりそうです。お客さんの状況に応じていろいろな希望に答えてくださるようで、我々の前の女性二人は「軽食は11時半ごろに持ってきてくれる?」というリクエストにも笑顔で答えていました。件の女性も実は途中駅下車で時間が限られるために早めの食事をマネージャーさんがリクエストしてあげたようです。

我々は和・洋それぞれの軽食をリクエスト。おかきとパウンドケーキも!全部持ってきて!というあさましさです。(笑)

飲み物はビールとシードル。運ばれてきたビールはエビス。うーん、高級志向ですねぇ!発車して25分。ついに食事が運ばれてきます。二人で乾杯の写真を自撮棒で…。昨年買った自撮棒、本当に便利ですねぇ!


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和軽食です。


和軽食は「NRE大増」と製造者が書かれています。「日本ばし大増」ですね。全体に上品な味わいです。寿司もおいしいし、煮物も美味。これはお酒が進む!対してサンドイッチ主体の洋軽食、今一つ高級感が足りずに一般の評判は和軽食には劣るのですが、実際に口にするとおいしい!とくに、岩手産のハムを使ったサンドイッチはメチャおいしくて、たぶんKAY2がいままでウン十年の人生で食べた中で、最高においしいサンドイッチの一つだったかも。アテンダントさんに尋ねてみると、製造はNREでグランクラス専用に作られたものだそうです。したがって、他では食べられないのが残念!


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サンドイッチとワイン。
このサンドイッチが秀逸!


飲み物は五一の白ワイン(セーベル種)、井筒の赤ワイン(マスカットベイリーA種)と進みます。このあと、KAY2はさらにビールに戻り、トータルで6缶は飲んだでしょうか?もうほとんどベロベロです。気がつくと、青函トンネルを走っています。

新幹線の中、長時間の旅なのであれもしたい、これもしたい…と思っていたのですが、タダ酒ほどカラダに&脳にキくものはありませんねぇ(グランクラスではアルコールも含め、飲み物はおかわり自由なのです)。結局飲んだくれて爆睡といういつものKAYSらしい展開となりました。一度だけ、盛岡での「こまち」との切り離し時、ホームに降りて、酔いを覚ましましたが、また飲んでしまい…。

それにしてもグランクラス、革張りのイスの心地よさもさることながら、防音もかなりのもので、他の車両にくらべると圧倒的に静かです。この静寂が疲れを軽減させてもいるのでしょう。


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新函館北斗のホームから札幌方面を見たところ。
この先を新幹線が走るのは2031年の予定です。





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乗車前のグランクラスの特権 フルムーンパスの旅~05


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待ち時間をこんな余裕の空間で!


さて、前回は旅の始まりに通勤電車を避け、新宿から東京までの僅かな距離を特急のグリーンでという、フルムーンパス利用ならではの、ものすごい贅沢を紹介しましたが、この後、もう一つ、これまた贅沢な楽しみが。

中央線の混雑を避けたいがために、特急のグリーンで豪勢に!ということでしたが、残念なことに、この時間、新宿~東京間を走る列車、本数がきわめて少ないのです。すると、我々が予約している北海道新幹線直通「はやぶさ」の時間まで、2時間近い待ち時間が東京駅でできます。それを決してマイナスととらえずに、なにか活用する方法は?とネットで情報収集していたら、あることに気づきます。

我々、フルムーンパスだけでなく、今回、差額を払って、行き帰りだけ、グランクラスを利用します。すると、実は、東京駅から利用する場合に一つ特権があるのです。

ビューラウンジ!

へ?それなぁに?と思った人、KAYSと一緒ですね。

我々も知りませんでした。ほら、飛行機に乗る人で、ファーストクラスやビジネスクラスとかだと、空港の特別なラウンジ(休憩室)が利用出来るじゃないですか。

実はJRにもあったんです。本来はJRのクレジットカード、「ビューカード」のゴールドクラス(年会費が1万円以上します!)の会員でグリーン車を当日利用する人のみが利用できるものなのです。つまり、使用できる人は非常に制限されます。ところが、東京駅発のグランクラス利用者にかぎり、カード会員でなくても使えるのです。出発時間の90分前からの利用。ソフトドリンクが楽しめて、ソファーでゆっくり。そして、雑誌類も置いてあり、これは実に優雅!本来のカード会員もグリーン車利用でないと利用できないというプレミアムな場所なのです。


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入口はひっそりと、知る人だけが知るヒミツの場所。


東京駅の八重洲中央口を出てすぐ。向かいにひっそりとたたずんでいます。気づかないで通り過ぎてしまう人もいるでしょう。

受付で荷物を預けます。若い女性二人に深々と頭を下げられて、ドギマギするKAY2です。こんなに深く頭を下げられた事って、今までの人生あったかな?自分は他人によく下げるけど…、「ごめんなさい!」って謝りながら…(笑)。

そして通されたラウンジは全部で34席ということで、広くはありませんが、ソファにゆったりと座って時間をすごすことができます。なにより、空港も含めて、未だかつて人生で「ラウンジ」などというものを経験したことがないので、ちょっとソワソワ。落ち着かなくて不審な動きをしてしまいます。(笑)

席に着くと暖かいおしぼり。そして飲み物のメニューを渡されます。コーヒーやジュースなど、おかわりも自由。このあたりでやっと気持ちが落ち着き、頂いたペリエにライムを搾って飲みます。

それぞれのテーブルにコンセントもありますし、トイレも綺麗!

いやぁ、快適、快適!

見ていると、最大にお客さんが入った時でも10人程度のものでした。それも、割合、短時間で入れ替わっていきます。

残念ながら道路に面しているため広い窓にはカーテンがかかって、外は眺められませんが、ゆったりとできる環境はありがたいですね。電源もありますし。

ソファでこの記録を書いていたら、あっという間に1時間が過ぎてしまいます。目指す「はやぶさ」発車時刻の20分前、いよいよホームへ向かいます。


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ドリンクと茶菓子です。


追記:

素敵なラウンジですが、ぜひサービス向上をお願いしたい面も2つほど。

・オープン時間が午前8時というのは遅すぎると思います。朝7~8時台の新幹線を利用するビジネスマンや旅行客は多いと思いますが、その人達が利用出来ないのは返す返すも残念。実際、KAYSはその後、7時台にラウンジまで荷物を抱えてきて、「!」と驚き、残念な表情で戻っていく旅行客を何人も見ています。

・スタッフの皆さんはその日ハイヒールでした。歩く音がラウンジに響きます。静かな環境のためには、履き物は配慮した方がいいと思います。





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